10月30日は群馬県高崎市、前橋育英高崎グラウンドへ。川崎フロンターレU-13が関東ユース(U-13)サッカーリーグ、前橋FC戦に臨みました。
【川崎フロンターレU-13 関東ユース(U-13)サッカーリーグvs前橋FC】
10月30日(日)正午キックオフ くもりのち晴れ 前橋育英高崎グラウンド 30分ハーフ
フロンターレはここまで1勝1分け7敗、8チーム中8位。一方の前橋FCは消化試合が少なく2勝1分け4敗、7位。
フロンターレの先発はGK1青山海、DFは右から15高畠捷、3田鎖勇作、13田中慶汰、20中原健太、ボランチは8小室愛樹、6秋葉拡人、右MF17入江流星、左MF14田中幹大、トップ下に4山田新己、FW10五十嵐太陽
曇り空に次第に太陽がのぞき始め次第に暖かくなるなか始まった試合。フロンターレは3分には五十嵐がボールを奪い右へパスを出すと抜け出した山田がGK21番を交わしてエリア外右から無人のゴールへシュートを打ちますがボールは右へ。ラインを割って決めることはできません。
すると直後には前橋FC。左サイドからエリア外右へボールが出るとうまく23番が抜け出してミドルシュートを打つと、GK青山の反応をすり抜けるようにゴール左すみに決まり、0-1。先制点は前橋FCへ。
フロンターレは小室がCBの間に下りて青山もかかわり高畠、中原の両SBが高い位置へ上がって後ろから組み立てていきます。6分には右サイドで高畠が粘ったところからコーナーキックを得ると秋葉の入れたボールのこぼれ球を拾い田中慶がシュートを打ちますが左へ。9分にはゴール前右から秋葉が直接フリーキックで狙うもGK21番がキャッチ。
前橋FCもフロンターレの足元へのパスを狙ってボールを奪ったところから前へボールを出すと巧みな動き出しが光るFWの23番とスピードのある24番を起点にフロンターレのゴールへ迫っていきますが、田鎖や田中慶が粘り強く対応していきます。
11分には右SBの6番の浮き球に23番がうまく抜け出しますが1対1になりそうなところをGK青山が前へ出て交錯しながらもボールに触り最後は前橋FCのファールに。シュートには持ち込ませず、好守を見せます。
フロンターレは14分には五十嵐が右から仕掛けてクロスを上げるとエリア左田中幹が合わせますが前橋FCの選手のブロックに阻まれて決めることはできず。
それでも秋葉や小室、山田がうまくボールを回してボールを保持。前橋FCのゴールへ迫っていきます。17分には左サイドから攻めるとボールを拾った秋葉がエリア外左からミドルシュートを打つもGKの正面。さらに右から高畠、入江に小室がかかわって攻勢に出るも前橋FCの選手も1対1に強さを見せるなどして一進一退の状況に。20分には五十嵐の縦パスからエリア内左、田中幹が抜け出しますが前橋FCのクリアに阻まれてシュートを打つには至らず。
21分にはショートコーナーから秋葉がうまくエリア右へ進入すると角度のないところからシュートを打つもGK21番が反応。直後には山田がセカンドボールを拾い秋葉からボールを受けた五十嵐がミドルシュートを打つもGK21番が対応。なかなか決めることはできませんでしたが、前橋FCの前線の選手に対しては田鎖がうまく前へ出て起点をつくらせずいい距離感で攻撃につなげていきます。
すると25分小室が左サイドをドリブルで仕掛けてエリア外左へ。前橋FCの選手を引き付けてエリア右へパスを送ると入江がGKと1対1に。エリア内へ進入するとこれを制してゴールへ流し込み1-1。フロンターレは追い付きます。
直後には前橋FCもエリア外左でフリーキックを得ると18番が直接シュートを打ちますがGK青山がしっかりキャッチ。前半は1-1でタイムアップとなります。
後半もボールを失うと前からうまく連動してプレスをかけ、切り替え速く試合を進めていくフロンターレ。五十嵐も時には前線から自陣へ戻ってボールを奪っていきます。8分には6番に右サイドから仕掛けられるとエリア内へボールを送られますが小室がカバー。シュートにはつなげさせず。
9分には田中幹が左サイドへ抜け出してリターンを受けた小室がミドルシュートを打つも左へ。一方の前橋FCもルーズボールに抜け出した23番がうまく頭でボールをコントロールして前へ出るとエリア外右からシュートを打つも青山がキャッチ。
フロンターレはここで入江に代えて9石原央脩が入り、山田が左MF、田中幹が右MFに。前橋FCは23番、24番を前線に残して起点をつくろうとしますが、フロンターレは田鎖と田中慶がうまく対応。小室がうまくボールにかかわり、高畠、中原が両サイドから起点となって攻勢に。
前へ人数をかけて押し込んでいくと20分左コーナーキックのセカンドボールを拾い、小室が左からエリア外正面へ仕掛けて右足を振り抜くとこれがゴールネットを揺らします。2-1。ついにリードを奪ったフロンターレ。
その後も小室がよくセカンドボールを拾い、秋葉や山田がうまくかかわって攻守の切り替えのよさを出していきます。24分にはフロンターレのカウンター、石原から山田とボールが渡りエリア右から秋葉がシュートを打つもワンタッチあり、決まらず。それでも直後の左からのコーナーキック、秋葉のボールをファーで折り返すと最後は田鎖が押し込んで3-1。突き放します。
27分には前橋FCもエリア右で24番がフリーとなり、フロンターレのゴールへ迫りますがここは田中慶が戻り粘り強く対応し、ブロック。好守を見せてシュートは打たせず。
すると次の1点もフロンターレへ。石原とのパス交換から高畠が右サイドをかけ上がるとエリア内へ送ったボール、五十嵐がダイレクトで合わせてゴールネットが揺れます。4-1。ここでフロンターレは山田に代わり7南暖。五十嵐が左MF、南が前線へ。
さらに畳み掛けるフロンターレは左から石原がドリブルでうまくボールを運んでエリア内へ。最後はエリア右から田中幹がボールを押し込み5-1。ここでフロンターレは田中幹に代わり18久保匠未、秋葉に代わり22安江海ラウル。安江がCBに、田中慶がボランチへ。
その後の前橋FCの反撃をうまくしのいだフロンターレ、見事に逆転でこのリーグ戦の2勝目を飾りました。
リーグ戦は残り4試合。この日のような戦いをしていけばきっと結果もついてくるはず。これからどんな試合をしていくのか、楽しみにしています。
前半1-1 後半4-0 計5-1
得点:入江流星、小室愛樹、田鎖勇作、五十嵐太陽、田中幹大
フロンターレの先発:1青山海、15高畠捷、3田鎖勇作、13田中慶汰、20中原健太、8小室愛樹、6秋葉拡人、17入江流星、14田中幹大、4山田新己、10五十嵐太陽
交代:入江→9石原央脩 山田→7南暖 田中幹→18久保匠未 秋葉→22安江海ラウル
(文中敬称略)
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