J1ファーストステージ第5節鹿島アントラーズ戦を控えた4月1日。麻生グラウンドにて、トップチームの練習をすこし見たあとは、鶴川駅から徒歩15分ほどの和光大学の第一グラウンドへ。川崎フロンターレU-13が和光・町田カップに臨みました。
新しくできたこの大会は和光大学を拠点に活動する和光ユナイテッド川崎FCが主催、4月1日から2日までの二日間にわたって行われ、フロンターレのほかに、横浜F・マリノス、横浜F・マリノス追浜、横浜FC、東京ヴェルディ、FC町田ゼルビア、東京武蔵野シティ、三菱養和巣鴨、和光ユナイテッド川崎FCの9チームが参加、3チームずつ3グループに分かれて、初日に予選リーグを行い、二日目に各グループの1位、2位、3位同士のリーグ戦が行われます。
フロンターレは横浜F・マリノス、和光ユナイテッド川崎FCと同じAグループに入りました。
【川崎フロンターレU-13 和光・町田カップ予選リーグvs横浜F・マリノスジュニアユース】
4月1日(金)午前11時51分キックオフ 和光大学第一グラウンド くもり 20分ハーフ
初戦の相手は横浜F・マリノスジュニアユース。フロンターレの先発はGK1青山海、DFは右から22安江海ラウル、3田鎖勇作、15高畠捷、13田中慶汰、中盤の底に8小室愛樹が入り、その前に9石原央脩と5甲斐翔大、右に10五十嵐太陽、左に4山田新己、FWは17入江流星。
試合は2分、フロンターレがマリノスが自陣でボールを失ったところを突き、エリア右へボールが渡ると入江流星がゴールネットを揺らして1-0。早々に先制します。
8分にはマリノスもエリア右から縦パスを入れて19番がシュート、さらにこぼれ球を拾い20番がエリア内へ迫りますがここは高畠がカバーに入り、しのいでいきます。
高畠や田鎖に、最終ラインに小室が下がり時には青山も前へ出て、後ろから組み立てていくフロンターレ、11分には石原から山田、小室と中央のスペースを縦パスをつないぎ、最後はエリア右から五十嵐がシュートを放ちますがここはマリノスの選手たちがブロックします。
その後も後ろからボールを回していくフロンターレでしたが、13分最終ラインの連係ミスを突かれてボールがマリノスに渡るとエリア内20番に決められて少しもったいない形で1-1。追い付かれてしまいます。
後半は安江海ラウルに代わり14田中幹大が右SBに入ってのスタート。立ち上がりから高い位置でプレスをかけて攻勢に出るフロンターレ、7分に石原がエリア内でボールを奪うと、いったんはマリノスのGK1番のブロックに防がれるものの、エリア内左で山田がボールを拾いシュート、これもマリノスのDFに防がれますがこぼれ球に詰めた石原が押し込み2-1。勝ち越しはフロンターレ。
ここでフロンターレは山田に代わり6秋葉拡人、入江に代わり23レオニ楓真が入り、さらに田中幹大に代わり2佐々木輝大が入って、最終ラインは右から佐々木、田鎖、高畠、田中慶汰、中盤の底に小室、その前に秋葉と石原、右にレオニ、左に甲斐、FWは五十嵐に。
高い位置で連動してプレッシャーをかけていくフロンターレは11分に相手陣内でボールを奪うと、エリア左から秋葉が決めて3-1。
直後にもややマリノスの中盤のスペースが空いたところ、エリア前正面で石原がボールを受けると、マリノスのGKが前へ出ているところを石原がミドルシュートで狙うとこれがゴールネットを揺らして4-1。突き放します。
ここでフロンターレは五十嵐に代わり7南暖、さらには石原と甲斐に代わり11山本蒼己、18久保匠未と次々に選手が交代。終盤にはマリノスもコーナーキックから反撃に出てきますが、枠内のシュートにもいい位置取りで青山がしっかりと対応。試合は4-1でタイムアップとなりました。
前半1-1 後半3-0 計4-1
得点:入江流星、石原央脩2、秋葉拡人
フロンターレの先発:1青山海、22安江海ラウル、3田鎖勇作、15高畠捷、13田中慶汰、8小室愛樹、9石原央脩、5甲斐翔大、10五十嵐太陽、4山田新己、17入江流星
交代:安江海ラオル→14田中幹大 山田→6秋葉拡人 入江流星→23レオニ楓真 田中幹大→2佐々木輝大 五十嵐→7南暖 石原→11山本蒼己 甲斐→18久保匠未
【川崎フロンターレU-13 和光・町田カップ予選リーグvs和光ユナイテッド川崎FC】
4月1日(金)午後1時43分キックオフ 和光大学第一グラウンド くもり 20分ハーフ
予選最後の相手は和光ユナイテッド川崎FC。フロンターレの先発はGK1青山海、最終ラインは右から23レオニ楓真、2佐々木輝大、13田中慶汰、中盤の底に3田鎖勇作、その前に11山本蒼己、6秋葉拡人、右に14田中幹大、左に15高畠捷が入り、前線には18久保匠未、7南暖。
立ち上がりから両サイドが高い位置に取ったフロンターレ、最終ラインは佐々木と田中慶汰のほぼ2バックのような状態で相手ボールになると、レオニや高畠がうまくスライドして最終ラインへ降りて対応していきます。
押し込んでいくフロンターレでしたが、和光ユナイテッド川崎FCのGK23番の好守もありなかなかゴールネットを揺らすことはできず。9分には秋葉の左コーナーキック、こぼれ球を拾い田中慶汰がシュートを放ちますがブロックに阻まれてしまい、14分には右サイドをレオニがドリブルで仕掛けると、中へ入れたボールが流れてきたところを、エリア前で拾った秋葉がうまく前を向いてシュートを放ちますがGKの好守がこれを防ぎます。
17分にも高い位置でボールを奪うと秋葉がエリア外左からシュートを放ちますがまたもGK23番が横っ飛びで防ぐ好守。
しかし、18分にはエリア前、秋葉から南とつないで、エリア左へボールが出ると抜け出した久保のシュートがゴール右へ決まり1-0。ついに先制します。
19分には秋葉から右のスペースへボールが出ると田中幹大がエリア右からシュートを放ちますがこれは右へ。前半は1-0でタイムアップとなります。
後半は田鎖に代わり5甲斐翔大が入り最終ラインに、田中慶汰が中盤に上がってのスタート。
2分には田中慶汰のパスに抜け出した秋葉がエリア内でGKと1対1になるとこれを制して2-0。
9分には高畠に代わり4山田新己、田中慶汰に代わり9石原央脩。最終ラインがレオニ、佐々木、甲斐、久保となり、石原を中盤の底に、山本と秋葉がその前に、右に田中幹大、左に山田、FWは南に。
13分にはエリア内へ山田がボールを入れるとこれをエリア前で拾った石原がうまく相手選手をかわしてエリア内左へ。シュートを放ちますがこれはポストに。
ここでフロンターレは南に代わり10五十嵐太陽がFWに。
ラインを高く攻守の切り替えの早いフロンターレは16分にも山田が相手陣内でボールを奪うと右のスペースへ。これを受けた田中幹大がエリア右からシュートを放つとこれが決まり3-0。
ここでフロンターレは秋葉に代わり17入江流星。
さらに攻勢に出るフロンターレは、18分にも相手のエリア前でのミスを突くと最後は田中幹大がエリア右からゴールネットを揺らして4-0。19分にはエリア前へ人数をかけて攻勢に出ると混戦となったところから、エリア外から入江が放ったループシュートが決まり5-0。
最後までいい距離感で攻守にペースを握ったフロンターレ、予選リーグは2連勝となりました。
二日目はトップチームの試合と重なるため、川崎そだちで記すことができるのは初日のみ。今年からフロンターレに加わった選手も攻守に活躍する姿を見られたのが大いに印象に残りました。
(文中敬称略)
前半1-0 後半4-0 計5-0
得点:久保匠未、秋葉拡人、田中幹大2、入江流星
フロンターレの先発:1青山海、23レオニ楓真、2佐々木輝大、13田中慶汰、3田鎖勇作、11山本蒼己、6秋葉拡人、14田中幹大、15高畠捷、18久保匠未、7南暖
交代:田鎖→5甲斐翔大 高畠→4山田新己 高畠→9石原央脩 南→10五十嵐太陽 秋葉→17入江流星
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