11月23日は、神奈川県立スポーツセンターへ。

全日本U-12サッカー選手権大会神奈川県大会は、最終日を迎え、川崎フロンターレU-12は前回覇者のSCH FCとの準決勝に臨みました。

 

なお、当日写真を撮影することができなかったため、写真は以前に使用したものを使っています。

【川崎フロンターレU-12　全日本U-12サッカー選手権大会神奈川県大会準決勝 vs SCH FC】
11月23日(木)　午前11時キックオフ　神奈川県立スポーツセンター　晴れ　20分ハーフ　8人制

横浜F・マリノスプライマリーが、バディーSCに5-0で勝利した第1試合に続いての第2試合。

フロンターレの先発は、GK1中島嵩登、最終ラインは右から9時松隼跳、3望月輝夢、キャプテンの5上野煌士郎、中盤に8我妻光、右に7新堀隼、左に10吉澤映杜、前線に6永田怜大。

好天に恵まれた神奈川県立スポーツセンターには、多くの選手の家族らが詰め掛け、フロンターレU-12の5年生らも応援に。


熱のこもったいい雰囲気のなか、キックオフの時を迎えました。

立ち上がりは、SCH、前線で2がポストプレー。受けた20がミドルシュートを打ちますが、枠はとらえられず。
さらにスローインの流れから9がエリア右へ。抜け出して折り返しますが、中島がセーブしていきます。

フロンターレも、吉澤や我妻、時松とつながり、うまく右サイド、新堀隼へ。新堀隼の仕掛けは、SCHが阻むも、ピッチの両サイドを使いながら、機会をうかがっていきます。

3分には、SCHがカウンターに持ち込み、2が縦へ仕掛けていきますが、望月が体を粘り強く入れていき、シュートは打たせず。こぼれ球を拾った19がエリア右へ、進入。しかし、折り返すことはできず。

フロンターレは、上野が最終ラインから中盤へうまく持ち出し、右へ展開。新堀隼が高い位置へ仕掛け、SCHが阻んだところ、セカンドボールを拾った時松が縦パスを入れるなど、切り替え良く
前に出て、SCHがカットし、フロンターレ陣内へ入り込もうとしても、望月がカバーしていきます。

5分には、吉澤から正面を突くパス、これを永田がおさめ、シュートを打とうとしますが、SCHの守りも集中しており、粘り強い寄せ。
直後には、新堀隼が正面を持ち上がり、左へ展開すると、我妻が高い位置へ。永田も正面へ迫り、決定的な場面となりますが、SCHの守りが阻んでいきます。

8分には、SCH、右サイドからのフィードに、20がエリア左へ。しかし、時松がカバー。
右コーナーキックとなりますが、これをしのいだフロンターレ。カウンター―に持ち込み、吉澤がエリア外正面へ。吉澤のスルーパスに、時松がエリア左へ抜け出し、シュート。しかし、GK1が好セーブ。

さらに10分には、上野から望月、時松と最終ラインで動かし、時松のパスに、新堀隼がエリア正面右へ。しかし、GK1がセーブ。

SCHも最後のところで素晴らしい守備を見せていきます。

14分には、スローインの流れから永田がエリア左へ。これもGK1が阻んだところ、セカンドボールを拾い、吉澤がエリア左へ。折り返すと、永田がシュートを打ちますが、サイドネットに。

直後には、SCHがカウンターに。エリア外正面右、9が抜け出しますが、フロンターレの帰陣も速く、シュートコースを限定。シュートは中島がセーブ。

SCHのコーナーキックをしのぎ、次第にボールを持つ場面が増えてきたSCHに対しても、コンパクトにフロンターレは対応。少し、ボールを握れない時間もありましたが、それでも最後のところで体を張り、しのいでいきます。

18分には、SCH、うまく間で受けた8のスルーパスに、2がエリア右へ。しかし、シュートはブロック。
右っコーナーキックとなりますが、これはシュートにはつながらず。

前半は0-0でタイムアップとなります。


後半フロンターレは、永田、時松が下がり、2志田龍彦、18岩田陸叶がピッチへ。

GK中島、最終ラインは右から新堀隼、望月、上野、中盤は我妻、右に岩田、左に志田、前線には吉澤。

立ち上がりには、フロンターレ、新堀隼から我妻とつながり、我妻の浮き球のパスをエリア正面左で吉澤がおさめ、そのスルーパスに、我妻がエリア正面左へ。
我妻はシュートを打ちますが、GK1がこれを止める好守。

一方のSCHも3分には、左サイドからのパスを、うまく正面でおさめた2がシュート。しかし、フロンターレは体を張りブロック。
セカンドボールを拾ったSCHは、偉い正面から右へ展開。しかし、上野が体を張り、これを阻む素晴らしいプレー。

5分には、フロンターレにファールがあり、SCHがエリア外左でフリーキック。キッカーの20は右足で直接狙いますが、枠はとらえられず。

さらに6の間を縫うような縦パスを、エリア外左で2が受けますが、シュートには至らず。

すると7分には、フロンターレ、左サイド、上野から志田とつながり、志田はエリア左へ。志田が巧みに相手を剝がし、そのパスを吉澤がエリア正面左でおさめ、折り返すとゴール右、押し込んだのは岩田。
1-0。フロンターレが素晴らしい崩しから先制点を挙げます。

直後には、上野から中央の我妻へつながると、我妻は左サイド、志田へ展開、志田からそれを追い越した上野、上野から吉澤とつながり、吉澤は高い位置で粘り、左コーナーキックに。

コーナーキックは、シュートにはつながりませんでしたが、うまく連係し、局面局面で技術の高さも見せながら、フロンターレが相手陣内でチャンスをつくっていきます。

フロンターレは岩田が前線、吉澤が右とポジションを入れ替え。

8分には、高い位置で岩田がカット。そのパスを正面で受けた吉澤がシュート。しかし、惜しくもポスト。
直後にはSCH、スルーパスに、8がエリア右へ。しかし、中島が前に出て、これを阻む勇気のある、素晴らしい守り。
9分には、エリア外左でフリーキックを得たSCH。20が右足で放ったシュートは枠をとらえますが、中島が弾き出し、ゴールとはさせず。

フロンターレは11分、志田が左サイドから中央へうまく持ち出し、そのスルーパスに岩田がエリア左へ。これはオフサイド。
直後にはSCH、エリア前に浮き球を入れると、セカンドボールを拾った20がエリア正面左へ。シュートを打ちますが、右に。

すると、12分右サイドから正面へ持ち込んだのは吉澤。うまくスペースに入り込み、シュートを打つと、ゴール右へ決まり、2-0。
フロンターレが突き放します。

SCHも直後には、右サイドからのパスに、2が抜け出しそうになりますが、上野が体を入れていき、シュートは打たせず。

15分には、左サイドから中央へ13が運び、エリア外正面で9がミドルシュート。しかし、右に。
SCHはさらに中央へパスを入れていきますが、望月が相手陣内へ、しっかりクリアし、しのいでいきます。

SCHが左サイドに展開していく場面では、新堀隼や吉澤が囲い込むように、厳しい寄せを見せ、しのいでいくフロンターレ。

16分には、うまく正面で吉澤がおさめ、そのスルーパスに、志田が左サイドへ。志田はエリア左へ持ち込み、ゴール右を狙い、シュート。これはわずかに枠はとらえられず。


フロンターレは我妻に代わり11北田章将が入り、右に。吉澤が中盤へ。

17分には、右サイドへ流れた新堀隼が作ったスペースを使い、吉澤が中央を仕掛け、そのパスに志田がエリア左へ。志田に対しては、SCHの対応があり、左コーナーキックに。
ここでフロンターレは、吉澤に代わり14笠倉蓮央。

左コーナーキック、キッカーは笠倉。左足でボールを入れると、上野がヘディングシュート。これはポストを叩くも、こぼれ球を最後は上野が押し込み、3-0。
フロンターレが突き放します。


フロンターレはここで中島に代わり16酒寄壮。岩田に代わり13渋谷昇汰。

GK酒寄、最終ラインは右から新堀隼、望月、上野、中盤は笠倉、右に渋谷、左に志田、前線には北田に。

SCHの攻めに対しても、しっかり囲い込むように対応。上野が渋谷につながるようなかたちで、守備から攻撃へつなげるなどしていきます。

アディショナルタイムには、20がエリア外正面右へ抜け出す場面をつくりますが、酒寄が外に出て、これをクリアする素晴らしい守備。
22分には、左サイドからの折り返しが正面へ入りますが、望月が対応。

試合は3-0でタイムアップ。

フロンターレが勝利。決勝進出を決めました。

前半0-0 後半3-0 計3-0

得点：岩田陸叶　吉澤映杜　上野煌士郎

フロンターレの先発：1中島嵩登　9時松隼跳　3望月輝夢　5上野煌士郎(ｃ)　8我妻光　7新堀隼　10吉澤映杜　6永田怜大
交代：永田→18岩田陸叶　時松→2志田龍彦　我妻→11北田章将　吉澤→14笠倉蓮央　中島→16酒寄壮　岩田→13渋谷昇汰
控え：15藤田日向輝　27安永唯人

11月23日、最終日を迎えた全日本U-12サッカー選手権大会神奈川県大会。準決勝、SCH FCに3-0で勝利した川崎フロンターレU-12は、横浜F・マリノスプライマリーとの決勝に臨みました。

【川崎フロンターレU-12 全日本U-12サッカー選手権大会神奈川県大会決勝 vs 横浜F・マリノスプライマリー】
11月23日(木)　午後2時キックオフ　神奈川県立スポーツセンター　晴れ　8人制　20分ハーフ

バディーSCがSCH FCに4-0で勝利した3位決定戦に続いての試合。

フロンターレの先発は、GK1中島嵩登、最終ラインは右から9時松隼跳、3望月輝夢、キャプテンの5上野煌士郎、中盤は8我妻光、右に7新堀隼、左に10吉澤映杜、前線には6永田怜大。

 

好天に恵まれ、青空に時折白い雲が見える過ごしやすい陽気の神奈川県立スポーツセンター。
スタンドには、多くのフロンターレU-12の5年生らが詰め掛け、チャントやコールで、素晴らしい雰囲気をつくりだす中、キックオフの時を迎えました。


立ち上がり、マリノスの前線、9に対しては望月・我妻がいい距離感で対応。さらに右サイド、高い位置へ仕掛けていく11に対しては、吉澤や上野がしっかり寄せていき、守備でしっかり対応していくフロンターレ。

2分には、マリノスの7が縦パスを入れてきたところ、上野がカット。上野はすぐさま、中央に下りた永田へつけると、永田のスルーパスに、新堀隼がエリア内へ。これに対しては、マリノスの2が足を粘り強く伸ばし、ボールを奪い取る素晴らしいプレー。しかし、フロンターレがうまく間につけ、息の合った連係からチャンスをつくっていきます。

上野や我妻、望月らがうまく間にボールを付けながら、前に出ていくフロンターレ。3分には、左サイドから個人技で仕掛けた吉澤がエリア外正面左へ持ち込むと、ミドルシュートは枠をとらえますが、GK1がセーブ。
直後には、エリア外正面への縦パス、永田がうまく入れ替わり、エリア正面左へ進入。しかし、マリノスの8の対応に遭い、シュートには至らず。

4分には、中央で新堀隼がカット。そのスルーパスに、永田がエリア正面へ。しかし、シュートは上に。
立て続けにチャンスをつくるフロンターレ。惜しい場面が続いていきます。

最終ラインの上野もボールを預けたところから、高い位置へ顔を出し、厚みを加えていくフロンターレ。
6分には、新堀隼に対してファールがあり、フロンターレはすばやくリスタート。左サイド、吉澤が仕掛け、折り返すと、ニアに永田が反応しますが、マリノスの守備に遭い、左コーナーキックに。

左コーナーキック、キッカーの新堀隼は右足で遠いサイドへボールを供給。これに上野が飛び込みますが、惜しくもさわることはできず。

すると7分、マリノスは2が左サイドを突破。クロスを入れると、遠いサイド、11が合わせ、0-1。マリノスが最初の決定機をものにして、先制します。

追いかけるフロンターレは、後ろからしっかりつないでいき、吉澤が中央に寄り、ボールをうまく受けるなどし、そこから前に。8分には、左サイド、高い位置へ吉澤が抜け出し、折り返すも、マリノスの守備に遭い、左コーナーキックに。
キッカーの新堀隼は、またも遠いサイドに供給。これに上野が飛び込みますが、さわることはできず。

フロンターレは、左サイド、高い位置で吉澤がキープ。最終ラインの上野が縦に付けたところから高い位置へ上がるなど、攻勢を強めていきます。

14分には、上野の縦パスに、吉澤が左サイド、高い位置へ抜け出し、エリア左への仕掛け。しかし、タッチが長くなり、惜しくもシュートまでは行けず。
さらに16分にも吉澤が、うまく相手をいなして、エリア左へ進入しますが、マリノスの守りも堅く、シュートまでは行けず。

マリノスも、17分には、下がり目で受けた10から右サイドに展開。11が高い位置へ上がり、クロスを入れていきますが、上野が対応していきます。


18分には、中島から正面で受けた望月が持ち上がり、左サイドに展開すると、またも吉澤が仕掛け、マリノスの守備が阻んで、左コーナーキックに。
フロンターレはここで永田に代わり18岩田陸叶。

コーナーキックのセカンドボールを拾い、フロンターレはさらにエリア前でのプレーを続行。
我妻が粘り、右コーナーキックに。

「レッツゴー」「レッツゴー！」。フロンターレU-12の下の学年の選手たちのチャントのなか、ゴールを狙うフロンターレ。
右コーナーキックのキッカーは我妻。上野が折り返すと、エリア右、望月がシュートを打ちますが、ここでもマリノスの最後のところの堅い守りが阻んでいきます。
前半は0-1。マリノスがリードして、ハーフタイムへ。

後半立ち上がりには、フロンターレ、エリア外正面やや右で受けた時松が、左足でのミドルシュート。しかし、これはわずかに上。
すると直後にはマリノス、2が左サイドを仕掛け、クロスを入れると、遠いサイド、9が押し込み、0-2。先制点に続いて、左サイドから2が入れたボールが、ゴールへ結びつき、マリノスが突き放します。

最終ラインを4枚に、中盤を2人、前線に9を残し、守りを固めてくるマリノス。
フロンターレは、それでも、4分には、左サイド、吉澤から中央の我妻へ。我妻は岩田に預け、エリア左へ進入。ここはマリノスの守りが阻みますが、うまく連係しながら、ゴールに迫っていきます。

5分には、右サイド、新堀隼がドリブルで仕掛け、一気にエリア右へ。しかし、マリノスのコンパクトな守りが阻んでいきます。

フロンターレは、最終ラインを上野、望月の2枚に。時松が我妻とともに中盤に入り、攻めに厚みを出そうとしていきますが、マリノスもこれにしっかり対応。
7分には、マリノスの7がカットし、右に展開すると、正面でフリーでおさめた9がシュートを打ちますが、フロンターレもゴールの前で必死の守り。

再び前に出ていくフロンターレ。左サイドから岩田が中央へ持ち出し、右サイドの新堀隼へ。中央で受けた吉澤は最終ラインに戻し、持ち上がった望月が縦に速いパスを入れていきますが、マリノスの読みも良く、カットされてしまいます。

フロンターレは8分、時松に代わり11北田章将。吉澤が中盤、北田が左へ。

10分には、新堀隼が右サイドからエリア外正面やや右へ仕掛けると、マリノスがファール。フロンターレはフリーキックを得ます。
フロンターレはここで新堀隼に代わり14笠倉蓮央。

キッカーは笠倉。左足で直接放ったシュートはわずかに上。惜しくもゴールとはならず。

フロンターレも、直後には4が持ち上がり、枠をとらえたミドルシュート。しかし、中島がセーブ。

さらに高い位置でボールをカット、正面に顔を出した4がまたもミドルシュートを打ちますが、これは上。

フロンターレはここで上野に代わり再び新堀隼がピッチへ。最終ラインに笠倉が入り、新堀隼は右に入ります。

笠倉や望月、中島も加わり、後ろから回していくフロンターレ。受けた吉澤が中央をうまく仕掛けるなどしてきますが、マリノスのコンパクトな守りにシュートまでは行けない時間が続いていきます。


13分には、マリノス、9から左へ展開。2がクロスを入れると、エリア内で中島がマリノスの選手と接触。
痛めた中島が外へ。代わってGKに16酒寄壮が入ります。

ややボールがつながらない場面が増えていく中、それでも、ゴールを目指していくフロンターレ。15分には、我妻がスルーパス。エリア左、岩田が抜け出しますが、シュートには至らず。
さらに酒寄から望月とつながり、望月から受けた吉澤は、“裏街道”で仕掛け、エリア右へ。スタンドのどよめきを生みますが、マリノスの堅い守りが阻んでいきます。

17分には、吉澤が中央からスルーパス、エリア右、抜け出した北田から右サイドに展開すると、受けた新堀隼はエリア右へ仕掛ける動き。
しかし、マリノスの守備が阻んで、フリーキックに。

キッカーは笠倉。直接狙ったフリーキックは枠をとらえますが、GK1がセーブ。

20分には望月の縦パスを、エリア正面で受けた吉澤が、ボールを浮かせながら、シュートに持ち込む素晴らしいプレー。しかし、GK1がセーブ。


あきらめない、スタンドのフロンターレの選手たち声援を背に、ゴールに迫っていくフロンターレ。
アディショナルタイムには、酒寄が右サイドへ。スロー。新堀隼がドリブルで仕掛け、最後は岩田が右サイドから折り返し。しかし、ここでもマリノスの集中した守りに、シュートは打てず。
試合はタイムアップとなり、0-2。

マリノスが優勝。フロンターレは準優勝でこの大会を終えることになりました。

全国大会には一歩届かなかったフロンターレ。しかし、選手それぞれが持つ技術の高さは確かなもの。
勝つことができなかった。ゴールを奪うことはできなかった。その悔しさを胸に、これからどうなっていくのか、とても楽しみにしています。


前半0-1 後半0-1 計0-2

フロンターレの先発：1中島嵩登　9時松隼跳　3望月輝夢　5上野煌士郎(ｃ)　8我妻光　7新堀隼　10吉澤映杜　6永田怜大
交代：永田→18岩田陸叶　時松→11北田章将　新堀隼→14笠倉蓮央　上野→新堀隼　中島→16酒寄壮
控え：2志田龍彦　13渋谷昇汰　15藤田日向輝　27安永唯人

(文中敬称略)



　

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