5月5日は等々力陸上競技場へ。
川崎市の春季のU-12年代の大会、斎藤旗争奪第45回川崎市春季少年サッカー大会は、最終日を迎え、3位決定戦と決勝を開催。
川崎フロンターレU-12は、バオムFC川崎との決勝に臨みました。
【川崎フロンターレU-12 斎藤旗争奪第45回川崎市春季少年サッカー大会決勝 vs バオムFC川崎】
5月5日(金) 午前11時6分キックオフ 等々力陸上競技場 晴れ 20分ハーフ 11人制
東住吉SCブルーがFCパーシモンホワイトに3-1で勝利した3位決定戦に続いての決勝。
フロンターレの先発は、GKキャプテンの1中島嵩登、最終ラインは右から7新堀隼、15藤田日向輝、3望月輝夢、4土本琉斗、ボランチは9時松隼跳、8我妻光、右MF11北田章将、左MF6永田怜大、前線には18岩田陸叶、2志田龍彦。
五年生の藤田、岩田が入りました。
空には雲が見当たらない五月晴れの等々力陸上競技場は、初夏のような陽気に。
開放されたメインスタンドから、選手の家族らやチーム関係者、さらにはサッカー少年らが見守る中、試合は始まりました。
立ち上がり、GK40に最終ラインの20、21、中盤の14や9がかかわってつないでいこうとするバオムFC川崎。
しかし、フロンターレは我妻がカット。そのパスに、永田が左サイド、高い位置へ。仕掛けた永田に対しては、バオムがクリアにいき、シュートにまではいけませんでしたが、奪ったところから相手陣内に展開し、ゴールへ向かう姿勢を見せていきます。
2分にはフロンターレ、間で時松がうまく受け、前に持ち出し、右サイドに展開。北田が仕掛け、エリア右へ。
バオムの体を張った守りが阻んだところ、こぼれ球を拾い、左サイド、土本へ。土本のミドルシュートは枠をとらえますが、GK40がセーブ。
フロンターレは、さらに最終ライン、望月から藤田とつながり、藤田から新堀隼へ。新堀隼はいったん北田に預け、パス交換からエリア右へ。バオムの守りが阻むも、こぼれ球を拾い、エリア外正面で時松がミドルシュート。
GK40が阻むも、こぼれ球に詰めた志田が押し込み、1-0。フロンターレが先制します。
直後にはバオム、11が左サイドから斜めに仕掛け、右へ展開。7が高い位置へ抜け出しそうになりますが、永田がカバー。
ふたたび自分たちでボールを回していくフロンターレ。
6分には、中盤の時松、我妻とつながり、我妻から正面の志田へ。志田のパスに、エリア左、抜け出したのは岩田。シュートを打つとこれが決まり、2-0。
フロンターレが突き放します。
直後にもフロンターレ、土本から永田と左サイドへつながり、永田は中央へ向かい、持ち出していき、エリア外右へパスを送ると、抜け出した北田がシュート。しかし、右に。
ゴールとはなりませんでしたが、うまく間を突き、いい動き出しからチャンスをつくっていきます。
8分には、藤田が出足よく前に出てカット。そこから左サイド、土本、土本から中央の時松、再び受け直した土本からさらに時松とつながり、時松から左サイド、永田へ。
永田は縦に仕掛け、左コーナーキックに。
キッカーの新堀隼はショートコーナーを選択。最後は、土本がミドルシュートを打つも、バオムはブロック。
セカンドボールを藤田が拾い、右へ展開。北田が右サイドからエリア内へ向かい仕掛けていき、相手に阻まれるも、新堀隼が正面でこぼれ球を拾い、再び右サイド、高い位置の北田へ。
北田の仕掛けに対しては、バオムもしっかり寄せていき、シュートにこそ行けませんでしたが、相手エリア近くでの時間が続いていきます。
12分には、右サイド、北田から間で我妻が受け、エリア外正面で受けた時松が、ミドルシュート。しかし、バオムの体を張った守りに遭います。
さらに、ラインを高く保ち、時には藤田がボールを預けたところから前に行く姿勢を見せるなどし、フロンターレがボールを回す時間が続いていきます。
14分には、左サイド、土本から永田とつながり、永田から正面の岩田へ。岩田のパスに、エリア外右、うまくフリーで受けた新堀隼はミドルシュート。しかし、上に。
バオムは、前に浮き球を入れていきますが、望月が我妻につながるようなかたちで対応していきます。
16分には、右サイド、開いた志田が前に持ち出し、スルーパス。エリア右、抜け出した岩田のシュートは枠をとらえますが、バオムはライン上でブロックする好守。
バオムも粘り強く、すばらしい守りを見せていきます。
バオムは、フロンターレが後ろから回していこうとするところ、高い位置で奪う場面をつくっていきますが、フロンターレは、藤田、土本が囲い込むようにしてカバー。
ここでも前に行かせずに対応していきます。
望月から間で受けた永田から右へ展開し、北田や志田、新堀隼がかかわり、右サイドの高い位置でボールを動かすなどしていくフロンターレ。
21分には、間で受けた新堀隼がパス交換からエリア外右へ。スルーパスに志田が抜け出しそうになりますが、バオムはクリア。
前半は2-0でタイムアップとなります。
後半、フロンターレはGK1中島嵩登、最終ラインは右から7新堀隼、9時松隼跳、3望月輝夢、28千葉朝陽、ボランチは6永田怜大、その前に22小坂空大、20川埜蒼真、右に2志田龍彦、左に27安永唯人、前線には13渋谷昇汰。
千葉、小坂、川埜、安永と4人の五年生が入る構成に。
立ち上がりには、バオムが右サイドから正面に仕掛け、ゴールに迫るも、フロンターレは、望月・千葉の連係から前に行かせずクリア。
右コーナーキックとなりますが、これをしのぎ、安永が一気にエリア左へ。
それをカットしたバオムは、再び右サイドから持ち込んでいきますが、望月が奪い取り、川埜とのパス交換から高い位置へ。
シュートにこそ行けませんでしたが、攻守に切り替えの良さを見せていきます。
相手にボールを奪われても、永田や川埜、小坂が囲い込み、奪い返していくフロンターレ。
5分には、時松が持ち上がり、右へ展開。志田がスルーパスを出すと、渋谷がエリア右へ。シュートを打つとこれが決まり、3-0。
フロンターレが突き放します。
直後には、バオム、うまく中央にボールを差し込み、エリア正面で23がシュートを打ちますが、中島がセーブ。
フロンターレは、中盤、間で受けた小坂や川埜がうまく前を向き、テンポよくボールを動かし、相手に渡っても渋谷がプレスバック。
高い位置で、永田や川埜がボールをものにする場面につなげていきます。
バオムも、7分には右サイドから攻勢に持ち込んでいきますが、永田がカバーし、前に行かせず。
フロンターレは9分、中島に代わり16酒寄壮がGKに。永田に代わり8我妻光が入り、右のCB、時松がボランチに。
時松から右サイド、新堀隼とつながり、志田が斜めに正面へ動き出すなどしながら、前に出ていこうとするフロンターレ。
最終ラインの望月、千葉も多くボールに触れ、間で受けた小坂が斜めに正面へ持ち出していくなどし、相手陣内で時間をつくっていきます。
13分には、エリア外正面で千葉がカット。そのまま前に持ち出し、シュートを打ちますが左に。
フロンターレは志田に代わり11北田章将、新堀隼に代わり4土本琉斗。
フロンターレは、中盤に上がった時松がうまく間で受け、ボールを前に持ち出し、右サイドでは土本、北田が連係。
左SBの千葉が、中央にも顔を出し、受けた安永がパス交換から前に仕掛ける動きを見せるなどしていきます。
バオムもしっかりブロックを組んで、対応するため、なかなかシュートにまでは行けませんでしたが、相手陣内でさらにプレーを重ねていきます。
19分には、安永から望月、間で受けた時松から受け直した望月が前に持ち上がり、望月から中盤の川埜へ。川埜の左サイドを突くパスに、安永が抜け出し、エリア左へ。
安永はシュートを打ちますが、交代で入ったGK45がセーブ。
アディショナルタイム、フロンターレは時松や小坂、川埜が中盤で受けるなどし、ボールを動かしていき、奪われても、安永のプレスバックで奪い返すなどしていきます。
試合はタイムアップとなり、3-0。
最後まで攻守に、切り替えよくプレーを重ねたフロンターレ。藤田や岩田、千葉や川埜、小坂、安永と多くの五年生も好プレーを見せ、見事に優勝を勝ち取りました。
前半2-0 後半1-0 計3-0
得点:志田龍彦、岩田陸叶、渋谷昇汰
フロンターレの先発:1中島嵩登(c) 7新堀隼 15藤田日向輝 3望月輝夢 4土本琉斗 9時松隼跳 8我妻光 11北田章将 6永田怜大 18岩田陸叶 2志田龍彦
フロンターレの後半のメンバー:1中島嵩登(c) 7新堀隼 9時松隼跳 3望月輝夢 28千葉朝陽 6永田怜大 22小坂空大 20川埜蒼真 2志田龍彦 27安永唯人 13渋谷昇汰
交代:中島→16酒寄壮 永田→8我妻光 志田→11北田章将 新堀隼→4土本琉斗
(文中敬称略)
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