11月18、19日関東大学サッカーリーグは最終節を迎え、また、東海学生サッカーリーグ1部上位リーグも延期となっていた試合を開催。
川崎フロンターレアカデミー出身の選手たちも、それぞれの試合に臨みました。
この記事では、そのほかの関西ステップアップリーグや、関東大学サッカー新人戦、北信越大学サッカー新人戦といった試合も含め、そういった選手たちのことをつづっていきたい、と思います。
【関東大学サッカーリーグ1部】
・第22節
関東大学サッカーリーグ1部第22節には、柘植大のMF浅倉廉、MF田鎖勇作、桐蔭横浜大のMF山内日向汰、日本大のDF栗田悠巨、MF田中慶汰、FW五木田季晋、中央大のFW田中幹大が試合に臨みました。
11月18日(土)
〇東京国際大 vs 拓殖大●
前半1-0 後半0-0 計1-0
◇拓殖大
MF8 浅倉廉 (4年) フロンターレU-15→静岡学園 先発
MF6 田鎖勇作 (2年) フロンターレU-18 先発
東京国際大戦に臨んだ拓殖大。加入が内定している藤枝MYFCでの活動が続いていた浅倉は、後半戦初めて先発に入り、フル出場。
また、田鎖も先発し、フル出場しました。
試合は東京国際大が、29分尾崎岳人のゴールで先制。これが決勝点となり、東京国際大が勝利しています。
拓殖大は11位でリーグ戦を終え、来季は2部で戦うことが決まりました。
●桐蔭横浜大 vs 日本大〇
前半1-2 後半1-3 計2-5
◇桐蔭横浜大
MF8 山内日向汰 (4年) フロンターレU-18 先発 1ゴール
◇日本大
DF4 栗田悠巨 (4年) フロンターレU-18 先発
MF14 田中慶汰 (2年) フロンターレU-18 途中出場
FW18 五木田季晋 (1年) フロンターレU-18 先発 1アシスト
桐蔭横浜大 vs 日本大では、桐蔭横浜大は山内、日本大は栗田が先発フル出場。五木田は先発。また、田中慶汰は60分から出場しました。
試合は2-5。日本大が勝利。五木田は先制ゴールをアシスト。山内は1-5の後半、90+6分にゴールを決めました。
すでに全日本大学サッカー選手権大会出場を決めている日本大は、久しぶりの1部を4位でフィニッシュ。
桐蔭横浜大は7位でシーズンを終えることになりました。
〇中央大 vs 流通経済大●
前半1-0 後半1-1 計2-1
◇中央大
FW11 田中幹大 (2年) フロンターレU-18 途中出場
流通経済大戦に臨んだ中央大。しばらくメンバー外が続いていた田中幹大は、74分から出場。
試合は2-1。中央大が勝利。
自動降格圏の11位だった中央大は、順位をひとつ上げ、10位に。2部の3位山梨学院大との1部参入プレーオフを戦うことが決まりました。
【関東大学サッカーリーグ2部】
・第22節
関東大学サッカーリーグ2部第22節では、早稲田大のDF森璃太、DF神橋良汰、産業能率大のFW猪狩祐真、関東学院大のDF佐々木輝大、日本体育大のMF鈴木大登、GK青山海が試合に臨みました
11月18日(土)
●順天堂大 vs 早稲田大〇
前半0-1 後半1-1 計1-2
◇早稲田大
DF2 森璃太 (4年) フロンターレU-18 途中出場
DF27 神橋良汰 (3年) フロンターレU-18 先発
順天堂大戦に臨んだ早稲田大。森は39分から出場。神橋は先発フル出場。
試合は1-2。早稲田大が勝利。早稲田大は5位でシーズンを終えることになりました。
●産業能率大 vs 駒澤大〇
前半0-4 後半1-1 計1-5
◇産業能率大
FW10 猪狩祐真 (3年) フロンターレU-15→日大藤沢 先発
駒澤大戦に臨んだ産業能率大。猪狩は先発フル出場。
試合は1-5。駒澤大が勝利しています。
産業能率大は8位でシーズンを終えることになりました。
〇山梨学院大 vs 関東学院大●
前半0-0 後半2-1 計2-1
◇関東学院大
DF22 佐々木輝大 (2年) フロンターレU-18 SUB
山梨学院大戦に臨んだ関東学院大。佐々木は控えに入りました。
試合は2-1で山梨学院大が勝利。
関東学院大は、山梨学院大に勝ち点で並ばれたものの、得失点差で上回り、2位に。初の1部昇格が決まりました。
〇立教大 vs 日本体育大●
前半1-1 後半1-0 計2-1
◇日本体育大
MF13 鈴木大登 (3年) フロンターレU-18 SUB
GK12 青山海 (2年) フロンターレU-18 SUB
立教大戦に臨んだ日本体育大。鈴木大登、青山は控えに入りました。
試合は2-1で立教大が勝利。
MF宮本ディアウ勇守歩(4年)=フロンターレU-18=やDF道間雄生(4年)=フロンターレU-18、MF戸澤龍人(3年)=フロンターレU-15→東海大相模=のいる立教大は、7位、日本体育大は6位でシーズンを終えました
【関東大学サッカーリーグ3部】
・第22節
関東大学サッカーリーグ3部第22節では、慶應義塾大のFW茅野優希が試合に出場しました。
11月18日(土)
●慶應義塾大 vs 東京農業大〇
前半0-1 後半0-1 計0-2
◇慶應義塾大
FW29 茅野優希 (3年) フロンターレU-15→慶應義塾高 途中出場
東京農業大戦に臨んだ慶應義塾大。茅野優希は54分から出場。試合は0-2。東京農業大が勝利しています。
慶應義塾大は3位でリーグ戦を終え、昇格を懸け、2部10位の青山学院大との2部参入プレーオフに臨むことが決まりました。
このほか、MF澤田泰大(4年)=フロンターレU-18、MF内海太瑚(3年)=フロンターレU-18、DF柴崎蒼(3年)=フロンターレU-15→市立橘、MF中村荘太(1年)=フロンターレU-15→桐蔭学園=のいる明治学院大は、9位で3部残留を決めています。
なお、11月19日に行われた関東大学サッカーリーグの表彰式では、2部のアシスト王(11)のDF森璃太が選出。
2部のベストイレブンには、DF森璃太、得点ランキングトップタイの14ゴールを挙げた猪狩祐真がMFとして選出されています。
【東海学生サッカーリーグ1部上位リーグ】
・第4節(延期分)
延期となっていた東海学生サッカーリーグ1部上位リーグ第4節では、東海学園大のMF常安澪が出場しました。
11月18日(土)
●静岡産業大 vs 東海学園大〇
前半0-0 後半0-1 計0-1
◇東海学園大
MF13 常安澪 (4年) フロンターレU-18 先発
3位静岡産業大戦に臨んだ東海学園大。常安は先発フル出場。
試合は、0-1。東海学園大が勝利。
この結果、東海学園大は静岡産業大を抜き、3位に。全日本大学サッカー選手権の出場権を獲得しました。
【関西ステップアップリーグ】
関西のJクラブと、関西学生選抜が競う関西ステップリーグでは、立命館大の戸水利紀が出場しました。
11月18日(土)
〇セレッソ大阪 vs 関西学生サッカー選抜●
前半2-0 後半2-1 計4-1
◇関西学生サッカー選抜
MF14 戸水利紀 (3年) フロンターレU-18 先発
セレッソ大阪戦に臨んだ関西学生サッカー選抜。戸水は前半のみ出場。試合は4-1。セレッソ大阪が勝利しています。
11月26日(日)
●京都サンガF.C. vs 関西学生選抜〇
前半0-3 後半0-0 計0-3
◇関西学生選抜
MF14 戸水利紀 (3年) フロンターレU-18 先発、1ゴール
戸水は京都サンガ戦にも、関西学生選抜のメンバーとして先発。45分にチーム3点目となるゴールを決め、前半のみで退きました。
試合は0-3。関西学生選抜が勝利しています。
【関東大学サッカーリーグ新人戦】
・3位決定戦
関東大学サッカーリーグ新人戦3位決定戦には、日本大のMF田中慶汰、FW五木田季晋が出場しました。
11月23日(木)
〇筑波大 vs 日本大●
前半0-0 後半1-0 計1-0
◇日本大
MF36 田中慶汰 (2年) フロンターレU-18 先発
FW66 五木田季晋 (1年) フロンターレU-18 先発
筑波大との試合に臨んだ日本大。田中慶汰は先発フル出場。先発した五木田は88分まで出場しました。
試合は1-0で筑波大が勝利。全日本大学サッカー選手権大会、インディペンデンスリーグ全日本大学サッカーフェスティバルに続いて、全日本大学サッカー新人戦出場を狙った日本大でしたが、あと一歩及びませんでした。
関東からは、筑波大のほか、優勝の明治大、準優勝、GK宮地健輔(1年)=フロンターレU-18=のいる早稲田大の3チームが全日本大学サッカー新人戦に出場します。
【北信越大学サッカー新人戦】
・決勝
北信越大学サッカー新人戦決勝には、新潟経営大のMF入江流星が出場しました。
11月23日(木)
●北陸大 vs 新潟経営大〇
前半0-2 後半1-0 計1-2
◇新潟経営大
MF7 入江流星 (1年) フロンターレU-18 先発
北陸大との試合に臨んだ新潟経営大。入江は先発フル出場。
試合は1-2。新潟経営大が勝利。全日本大学サッカー新人戦出場を決めました。
【インディペンデンスリーグ1部昇格プレーオフ】
インディペンデンスリーグの1部昇格プレーオフには、明治学院大のMF内海太瑚が出場しました。
11月26日(日)
●明治学院大U-22A vs 国士舘大U-22D〇
前半0-2 後半1-3 計1-5
◇明治学院大
MF 内海太瑚 (3年) フロンターレU-18 SUB
インディペンデンスリーグ1部Aブロックで9位に終わり、国士舘大U-22Dとのプレーオフに臨んだ明治学院大U-22A。
内海は控えに入りました。試合は1-5。国士舘大が勝利しています。
各地で大学サッカーのリーグ戦は終わりました。
12月に入っても、関東では、1部から3部までの参入プレーオフが行われるなど、12月に入っても、チームや選手たちの、これからを占うような大切な試合が続いていきます。
それぞれがピッチで出したものが、いい結果につながっていきますように。
川崎そだちは、これからも選手たちそれぞれを応援しています。
(文中敬称略)
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