2024年のJリーグが開幕を迎えた2月23日。Anker フロンタウン生田では、長谷工プレミアリーグU-11が行われ、川崎フロンターレU-12の5年生(新6年生)が、FCパーシモン、カルペソール湘南との試合に臨みました。
この記事では、そのうちの最初の試合、FCパーシモンとの試合について、つづっていきます。
【川崎フロンターレU-12(5年) アイリスオーヤマプレミアリーグU-11 vs FCパーシモン】
2月23日(金)午後2時30分 雨 Anker フロンタウン生田 Nebulta Field 15分×3 8人制
15分×3という形式で行われる試合。
1本目、フロンターレは、GK16吉川翔貴、最終ラインは右から15下地勇人、キャプテンの3藤田日向輝、2上口大遥、中盤に8片山瑛人、右に9小坂空大、11安永唯人、前線には10岩田陸叶。
新5年生の下地がメンバーに入りました。
冷たい雨が降り、週の初めの季節外れの暖かさから一転して、真冬の寒さのAnker フロンタウン生田。
それでも、多くの両チームの選手の家族らが集まり、時折FCパーシモンの下の年代の選手たちが声援を送るなか、試合は行われました。
立ち上がり、フロンターレはうまく間につけながら前に。小坂がうまくドリブルで前に運び、上口が左サイドから持ち上がり、中央の片山へ。
片山が前に持ち上がり、中央下がり目で、岩田陸叶がキープ。その一方で片山が高い位置に顔を出すなどしていきます。
すると5分、フロンターレは間で受け、中央に持ち出した小坂がスルーパス。それに正面へ抜け出したのは岩田陸叶。シュートを打つとこれが決まり、1-0。
先制点はフロンターレへ。
さらに6分には、下地が右サイドを持ち上がり、正面へ速いパス。これをおさめた岩田がエリア内へ進入。GK21をかわしてシュートを打つと、これも決まり、2-0。
立て続けのゴールでフロンターレが突き放します。
FCパーシモンも、左サイドに展開。9へつなげていきますが、藤田がカット。藤田が右サイドに展開すると、岩田陸叶につながり、岩田陸叶から正面へ動き出した安永へ。
安永のシュートは、GK21の好守で右コーナーキックに。
片山が右足でボールを入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレは、下地から左へ展開。ここはFCパーシモンの守備も、集中しており、シュートにこそいけませんでしたが、フロンターレが相手陣内での時間を重ねていきます。
8分には、FCパーシモン、浮き球のパスに38がエリア正面へ。好パスにいい動き出しでゴールに迫りましたが、吉川が前に出てこれを阻む好守。
再びフロンターレの攻勢となり、9分には、右サイド、背後を取った小坂が高い位置から折り返すと、エリア内、正面入り込んだ安永が相手の寄せに遭いながらも、粘ってシュート。これが決まり、3-0。
さらにフロンターレは、安永が左サイドから中央に持ち込み、また下がり目でボールをものにした岩田陸叶のスルーパスに、片山がエリア正面へ飛び出すなど、ゴールに迫る場面をつくっていき、左サイドでは上口、安永が連係
14分には、下地から片山とつながり、片山のパスに、左サイド、抜け出した上口はエリア左への仕掛け。ここはFCパーシモンも体を張りブロック。
左コーナーキックとなり、片山が右足でボールを入れると、岩田陸叶がヘディングシュート。しかし、右に。
直後には中央、片山のパスに、小坂が右サイドから正面へ。小坂がパスを出すと、正面へ岩田陸叶、安永が飛び出しますが、FCパーシモンの守備に遭い、シュートは打てず。
一方のFCパーシモンも右サイドからのパスに、38が正面へ。ここは下地がカバー。下地から左サイド、安永へ。安永は吉川に戻し、吉川から受けた下地を経由し、小坂が右サイドの高い位置へ。しっかりつながりを持って、プレーをしていきます。
1本目は3-0でタイムアップとなります。
2本目、フロンターレはGK1森際陸、最終ラインは4岩田東偉道、5小滝悠仁、中盤は14渡邉一輝、6川埜蒼真、右に7穂積樹、左に13千葉朝陽、前線には18新堀葵。
新5年生の新堀がメンバー入り。
立ち上がりには、フロンターレ、中央、うまく間で受けた川埜が右サイドを突くパス。lこれに抜け出した穂積がドリブルで仕掛け、エリア外右へ。
シュートを打ちますが、右に。
一方のFCパーシモン、2分には正面右に38が抜け出しシュート。しかし、枠はとらえられず。
するとセカンドボールを拾ったフロンターレは、千葉が左サイドからエリア外左へ持ち込み、シュート。これは枠はとらえられませんでしたが、フロンターレは速い攻めからゴールに迫る場面をつくっていきます。
小滝、岩田東偉道が開き、間に渡邉が顔を出しながら、ボールをつないでいくフロンターレ。
3分には、中央で受けた新堀から右サイド、穂積へ。穂積はドリブルで高い位置に持ち込み、折り返し。セカンドボールを拾ったフロンターレは、渡邉のパスに、再び穂積が右サイドを仕掛け、エリア正面右へ。左足でシュートを打ちますが、これは枠をとらえられず。
さらに小滝から岩田東偉道とつながり、穂積から中央に寄った渡邉へ。渡邉から受けた川埜が高い位置へ持ち上がり、ゴールに迫る場面をつくっていきます。
GKの森際も中央、間に顔を出した渡邉に正確につなげ、組み立てに加わっていくフロンターレ。中央に持ち出した小滝がスルーパス。それに川埜が動き出すなどしていきます。
FCパーシモンも、中央でテンポの良いパス回しを見せ、フロンターレのゴールの前に迫っていきますが、中央を川埜がカバー。
8分には、中央でカットしたFCパーシモン、エリア右、26につながりますが、岩田東偉道が寄せていき、シュートは森際がセーブします。
さらに間にボールをつけ、前に出ていこうとするFCパーシモン。しかし、フロンターレは新堀が中盤に下り、プレスバックからマイボールに。
中央に寄って受けた穂積が左サイドに浮き球のパス。これに抜け出した千葉に対しては、FCパーシモンのGK21が好カバーを見せ、左コーナーキックに。
キッカーは川埜。左足でボールを入れると、エリア右、ボールをおさめた岩田東偉道がシュート。こぼれ球にエリア左、穂積がシュートを打つもこれはポストをたたきます。
フロンターレは、千葉が最終ラインの左、小滝が中盤、川埜が左に位置を入れ替え。
中央に新堀が顔を出し、千葉がエリア左へ顔を出すなど、位置を入れ替えながら、前に出ていきます。
12分には、川埜の縦パスに、新堀が正面へ。しかし、シュートはGK21が手を伸ばしながらも阻む好守。
14分には、千葉が左サイドから中央に持ち出し、エリア前に。FCパーシモンはこれを阻むも、ボールを奪い返した川埜が、エリア前でシュート。しかし、左に。
さらに小滝が中央を持ち運び、中央、川埜から渡邉へ。渡邉のスルーパスに、穂積が抜け出し、仕掛けていきますが、パーシモンは粘り強く対応。
2本目もゴールに迫ったフロンターレでしたが、得点には至らず。スコアは、3-0のまま、3本目へ。、
3本目、フロンターレはGK1森際陸、最終ラインは右から5小滝悠仁、キャプテンの③藤田日向輝、2上口大遥、中盤は6川埜蒼真、右に9小坂空大、左に11安永唯人、前線には10岩田陸叶。
立ち上がり、フロンターレは左サイド、安永から中央の岩田陸叶へ。岩田陸叶のパスに抜け出した小坂がエリア右へ。ここはGK31が阻んで、右コーナーキックに。
キッカーは川埜。左足でボールを入れると、直接ゴールをとらえそうになりますが、惜しくもポスト。
後ろからしっかりつないでいこうとするFCパーシモンに対し、岩田陸叶や川埜らが前から連動してプレス。簡単には前にはいかせないフロンターレ。
最終ラインの小滝が持ち上がり、縦パスを入れると、中央に寄って受けた小坂は鋭い切り返しから、うまくエリア前に持ち込み、ゴールに迫る場面をつくっていきます。
テンポの良いパス回しから、小滝がエリア前に飛び出すなど、ゴールに迫っていくフロンターレ。
中央に下りておさめた岩田陸叶から受けた上口がエリア前に持ち込み、また、藤田も中央まで運び、そこから左サイドに展開していくなど、最終ラインの選手たちも攻撃に厚みを加える動きを見せていきます。
5分には、小滝のパスをうまく間で受けた川埜が、前に運んで、ミドルシュート。しかし、上に。
FCパーシモンも中央の43が前に持ち上がり、右へ展開、26から19とつながり、19はエリア右へ持ち込もうとしていきますが、上口が粘り強く体を入れ、シュートは打たせず。
6分には、6が正面へ。フロンターレの守りが阻んだところ、エリア外右、19が抜け出し、シュート。しかし、これは上。
直後にはフロンターレ、川埜から左サイド、安永へ。安永が中央へ運び、藤田に預けると、藤田のスルーパスに、安永がエリア内へ動き出しますが、ここはFCパーシモンの守りが阻んでいきます。
FCパーシモンも、右サイドから持ち込むと、正面に抜け出した43がシュートを打ちますが、これは左。
フロンターレも、その直後には右サイドからの攻めに。小坂が右サイドから持ち込み、折り返すと、正面でおさめた安永がシュート。しかし、上に。
さらに上口、藤田、小滝と最終ラインで動かし、縦パスに小坂が高い位置へ持ち込んでいくも、FCパーシモンは粘り強く守り、シュートにはつながらず。
8分フロンターレとFCパーシモンはエンドを入れ替え。フロンターレは、GK1森際陸、最終ラインは右から4岩田東偉道、キャプテンの3藤田日向輝、2上口大遥、中盤は14渡邉一輝、右に9小坂空大、左に18新堀葵、前線には11安永唯人。
すると10分にはフロンターレ、右サイド、小坂がクロスを入れると、遠いサイドで新堀がヘディングシュート。4-0。
ついにフロンターレが突き放します。
11分には、岩田東偉道の縦パスに、小坂がエリア外右へ。小坂が低い弾道のシュートを打つと、ゴール左へ決まり、5-0。
立て続けの得点で突き放します。
フロンターレは安永に代わり13千葉朝陽が前線へ。
12分には、上口から中央の渡邉、渡邉から左の新堀とつながり、新堀は中央へ運んで、右サイド、岩田東偉道から小坂へ。
小坂がクロスを入れると、千葉が飛び込みますが、シュートは惜しくも右。
FCパーシモンも、右サイド、26が仕掛けていきますが、上口が粘り強く寄せていき、前にはいかせず。
再び新堀が左サイドから仕掛けるなどしていくフロンターレ。奪われても、新堀がすぐさま奪い返し、渡邉へつなげ、渡邉から右に開いた小坂へ。
小坂のパスに、エリア右へ岩田東偉道が飛び出しますが、シュートはGK31の好セーブで、右コーナーキックに。
キッカーは小坂。右足でボールを入れると、遠いサイド、シュートを打ったのは藤田。これがGK31にあたりながらも、決まり、6-0。
3本目はタイムアップとなり、6-0。
メンバーを入れ替えながら、多くのチャンスをつくったフロンターレ。この日の初戦を勝利しました。
①3-0
得点:岩田陸叶2、安永唯人
メンバー:16吉川翔貴 15下地勇人 3藤田日向輝(c) 2上口大遥 8片山瑛人 9小坂空大 11安永唯人 10岩田陸叶
②0-0
メンバー:1森際陸 4岩田東偉道 5小滝悠仁 14渡邉一輝 6川埜蒼真 7穂積樹 13千葉朝陽 18新堀葵
③3-0
得点:新堀葵 小坂空大 藤田日向輝
メンバー:1森際陸 5小滝悠仁 3藤田日向輝(c) 2上口大遥 14渡邉一輝 9小坂空大 11安永唯人 10岩田陸叶
/ 1森際陸 4岩田東偉道 3藤田日向輝(c) 2上口大遥 14渡邉一輝 9小坂空大 18新堀葵 11安永唯人→13千葉朝陽
(文中敬称略)
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