12月27日、前日に続いて埼玉スタジアム第四グラウンドへ。GO FOR WORLD CUPは三日目。ここまで2勝2敗の川崎フロンターレU-18はまずはアルビレックス新潟U-18との試合に臨みました。
【川崎フロンターレU18 GO FOR WORLD CUP vsアルビレックス新潟U-18】
12月27日(火)午前10時半キックオフ 埼玉スタジアム第四グラウンド 雨 35分ハーフ
フロンターレの先発はGK16早坂勇希、DFは右から14小川真輝、4伊従啓太郎、34高吉正真、22新井秀明、ボランチに15池谷祐輔が入ってその前には18村田聖樹と13奥山璃空、右MF29横田大祐、左MF17大曽根広汰、FW31上野綜太
アルビレックスの先発はGK21池田快陽、DFは右から33木村瑞紀、26岡本將成、20吉田光希、27押久保汐音、ボランチは19青野夏波、6丸山壮大、右MF25五十嵐新、左MF32坂本陸、トップ下24本間至恩、FW29木村海渡
強くはないものの冷たい雨が降り続いていく中、試合は始まりました。
フロンターレもアルビレックスもともにボールを持てば後ろからしっかりつないで、組み立てを図る立ち上がりに。相手のボールになるとフロンターレは上野や村田、奥山、横田、大曽根らが連動して前から圧力を加えていきます。8分にはアルビレックス、パスに木村が左サイドから抜け出してゴールへ迫りますが、伊従と小川がうまく囲い込んでシュートには至らず。
フロンターレも15分には左サイドから攻勢に出ると、高い位置まで上がった新井のクロスがエリア右へ。横田がシュートを打ちますが、右へ。
フロンターレは池谷に奥山や村田がかかわってパス交換を繰り返しながらゴールをうかがっていきますが、アルビレックスも中盤や最終ラインでよくボールをカット。少しパスがずれて、うまく連動できず。アルビレックスの攻勢を受けそうになりましたが、伊従が読みよくカットし、ゴールには近づかせず。
20分にはフロンターレ、池谷、奥山と縦パスが通りエリア右、奥山のパスに上野が抜けてゴールの前へ。しかし、アルビレックスの粘り強い守備にシュートにはつながらず。
フロンターレは30分には池谷に代わって7桝谷岳良が入りボランチに。34分には人数をかけて前へ。右から横田が斜めに入る動きでエリア内へ抜け出しますがブロックに阻まれて決めることはできず。
一方のアルビレックスも五十嵐がエリア右でボールを奪い本間がエリア右へ抜け出てシュートを打つもこちらも決められず。前半は0-0でタイムアップとなります。
後半のフロンターレは上野に代わって30島崎元が入り、GK早坂、DFは右から島崎、伊従、高吉、新井、ボランチに小川、その前には奥山、村田、右MF横田、左MF桝谷、FW大曽根という形に。
アルビレックスも青野が下がって28川崎俊輔が入ってFW、木村海渡が右MF、五十嵐がボランチに。立ち上がりには丸山がボールをカットして右からミドルシュートを打つもこれは早坂の正面。
一方のフロンターレは新井がパス交換から左へ抜け出るもオフサイド。アルビレックスもここまでGO FOR WORLD CUPで対戦してきた多くのチームと同様に最終ラインが高い位置に。フロンターレはそのうらを狙うも多くオフサイドをとられることに。
4分にはアルビレックス、エリア右へフィードが通ると木村海渡が抜け出て1対1に、という場面になりそうになるもここは早坂がすばやく飛び出してシュートは打たせず。
フロンターレは小川に村田や奥山がかかわり、新井が高い位置へ、島崎も機を見て前へ出るなどしてアルビレックスのゴールをうかがっていき、ボールがアルビレックスにわたると、池田や岡本、吉田らが後ろから回して組み立てを図っていくのに対して、横田や桝谷、大曽根が前から連動してプレスをかけていきます。
10分には人数をかけてパスを回して大曽根のパスにエリア右へ、横田が飛び出しますがGK池田が対応。さらにパスを回してゴールへ迫りますが、アルビレックスの守りもよくシュートにはつながらず。
さらに13分には新井が左サイドの高い位置でボールをカットしてエリア右へ送ると、横田が抜け出てシュートを打ちますがGK池田が対応。
一方のアルビレックスも、本間がフロンターレの選手たちをかいくぐって、左サイドから中へ仕掛けてシュートを打ちますが、早坂がニアを狙ったシュートに対応。さらにアルビレックスは五十嵐がボールを奪ってエリア右へパスを出すと、木村海渡がシュートを打つもここもまた早坂が好守。さらにコーナーキックのこぼれ球、エリア前でアルビレックスの選手が拾って決定的な場面になりそうになりますが、伊従がクリア。24分には丸山が高い位置でボールを奪いエリア右へ。シュートを打つもボールはポストに。
一方のフロンターレも26分にはセカンドボールを拾って、大曽根が左サイドから中へ仕掛けてミドルシュートを打つも、GK池田のもとに。さらにボールをエリア前で奪ったところから、横田がシュートを打つも、ここもまた池田が対応。決めきれないでいましたが、直後にも横田の前からの守備をきっかけに、ボールは大曽根へ。エリア前からシュートを打つとゴール左へ決まって1-0。先制点はフロンターレへ。
アルビレックスは木村海渡に代わって34柴崎太一。
フロンターレはさらに島崎が高い位置から横田と連動してエリアへ迫るなど攻勢に。31分にはエリア前、村田が抜け出てシュートを打ちますが、GK池田のセーブに遭って決めることはできず。試合は1-0でタイムアップ。
今季の公式戦で先発することが多かった選手がスタメンに多く名前をつらねたなか、これまでと少し違った形で臨んで、まだまだ積み上げていく段階という印象。この大会を3勝2敗として、この日15時からのグループリーグ最後の試合、浦和東戦に臨むことになりました。
前半0-0 後半1-0 計1-0
得点:大曽根広汰
フロンターレの先発:16早坂勇希、14小川真輝、4伊従啓太郎、34高吉正真、22新井秀明、15池谷祐輔、18村田聖樹、13奥山璃空、29横田大祐、17大曽根広汰、31上野綜太
交代:池谷→7桝谷岳良 上野→30島崎元
アルビレックスの先発:21池田快陽、33木村瑞紀、26岡本將成、20吉田光希、27押久保汐音、19青野夏波、6丸山壮大、25五十嵐新、32坂本陸、24本間至恩、29木村海渡
交代:青野→28川崎俊輔 木村海渡→24野本太一
(文中敬称略)
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