12月26日、GO FOR WORLD CUPに参加している川崎フロンターレU-18は、埼玉スタジアム第四グラウンドにて、興國高校戦に続いて、四日市中央工業との試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-18 GO FOR WORLD CUP vs四日市中央工業】
12月26日(月) 埼玉スタジアム第四グラウンド くもり 35分ハーフ
フロンターレの先発はGK19韓東焌、DFは右から30島崎元、20森陽平、24養日幹大、23デューク・カルロス、ボランチは27小川達也、25古岡佑斗、右MF31上野綜太、左MF29横田大祐、トップ下32古屋雄帆、FW28山田新
四日市中央工業の先発はGK1伊藤龍世、DFは右から6鈴木太郎、26渡邉潤之介、34瀬戸隆晟、3江口和磨、ボランチは17矢田聖真、17川尻裕吏、右MF9長谷川翔大、左MF4浅野瑞稀、FW9中村健人、10尾崎竜也
太陽が雲に隠れ、朝よりも冷え込むなか、試合は始まりました。立ち上がりにゴールへ迫ったのは四日市中央工業。コーナーキックを得ると右から矢田がボールを入れてきますが韓がこれをキャッチ。すばやく前へスローを送ると受けた山田が左サイドを仕掛けて一気に前へ。そして、エリア左の横田へパスを出すと、エリア外から放ったシュートがGK伊藤の頭上を抜き、ゴールネットを揺らします。鮮やかなカウンターで1-0。先制点はフロンターレへ。
フロンターレは古岡や小川に森や養日もかかわってテンポよくボールを回して優勢に。6分には横田のパスにエリア右、デュークが抜け出てシュートを打つも右へ。さらに古屋からボールを受けた山田がエリア右へパスを送ると上野が抜け出ますが、GK伊藤が寄せてシュートにはつながらず。
四日市中央工業も8分には左サイド、浅野にボールがわたり仕掛けてきますが、島崎が後ろからボールを奪う好守。11分にはフロンターレ、横田のフリックしたボールに抜け出たデュークがエリア左へ仕掛けてエリア内へ送ったボール、山田が合わすもシュートは上に。13分には山田が前線でボールを奪い左へ展開。デュークのクロスに上野が合わせますがボールはサイドネットへ。
四日市中央工業も22分には中村がシュートに持ち込むも右へ。直後にはフロンターレ、古岡のスルーパスに山田がエリア右へ抜け出て、山田からのパスに森がシュートに持ち込むも上へ。
フロンターレは切り替えも速く古屋、横田や上野も守備に戻って、対応。四日市中央工業の攻撃をしのいでいきます。両サイドの裏を狙ったパスに対してはデュークや森がカバーしていきます。
32分には右サイドの高い位置に抜け出した島崎がエリア内へ送ったボール、山田が反応するもGK伊藤のブロックに阻まれて、枠へは打てず。それでも直後に次の1点もフロンターレへ。横田から左サイドへ展開すると、受けたデュークの左クロスに山田がエリア内ダイレクトで合わせてゴールネットが揺れます。前半は2-0でタイムアップとなります。
後半のフロンターレはメンバーはそのままに、GK韓、DFは右から森、小川達也、養日、島崎、ボランチは横田と古屋、デュークが右MF、古屋が左MF、FWは上野、山田と位置を入れ換えてのスタートとなります。
後半立ち上がりには前へ出てきた四日市中央工業に押し込まれますが、小川や養日が粘り強く守ってしのいでいきます。3分にはフロンターレ、古岡の浮き球に山田がエリア右へ抜け出てシュートに持ち込むも上へ。一方の四日市中央工業もエリア外左でファールを受けると浅野が左足で狙ってきますが、シュートは落ちきらずにゴールの上へ。
フロンターレは8分には人数をかけて前へ。こぼれ球を上野がエリア左で拾い山田を経由してエリア右へボールがわたると、受けたデュークが仕掛けてエリア内へ。シュートを放つとゴールネットを揺らします。3-0。
四日市中央工業は浅野の左サイドの仕掛けからゴールへ向かってきますが森が粘り強く対応。左に開いた尾崎のクロスも韓がキャッチ。
17分にはフロンターレ、森との連係からデュークがエリア右へ仕掛け、シュート。これは四日市中央工業に阻まれますが、エリア内左へこぼれたボールを古屋が拾いシュートを打つとゴールへ決まって4-0。
畳み掛けていくフロンターレは、古岡のスルーパスに森が抜け出てシュートを打つもGK伊藤が対応。22分にはエリア前でボールを奪った山田がエリア内へ。シュートを打つもGK伊藤がブロック。さらに島崎もいいタイミングで前へ出て攻撃に厚みを加えていきます。27分には高い位置から島崎が上げたボールにエリア内へ古屋が抜け出るもオフサイド。
一方の四日市中央工業も30分には浅野の左クロスがファーへ流れてこぼれ球を拾いシュートを打つも養日が枠へ飛んだシュートをスライディングしながら防ぐ好守。
フロンターレはコンパクトにいい距離感を保ちながら、ボールを奪うと山田を起点にさらに攻勢に出ながら試合を進めて、4-0でタイムアップ。この大会の成績を2勝2敗としました。
前半と後半で違うポジションに複数の選手が入って試行錯誤を重ねるなか、最後まで攻守によくプレーをしていったフロンターレ。これから試合を重ねてどうなっていくのか、期待が高まります。
前半2-0 後半2-0 計4-0
得点:横田大祐、山田新、デューク・カルロス、古屋雄帆
フロンターレの先発:19韓東焌、30島崎元、20森陽平、24養日幹大、23デューク・カルロス、27小川達也、25古岡佑斗、31上野綜太、29横田大祐、32古屋雄帆、28山田新
四日市中央工業の先発:1伊藤龍世、6鈴木太郎、26渡邉潤之介、34瀬戸隆晟、3江口和磨、17矢田聖真、17川尻裕吏、9長谷川翔大、4浅野瑞稀、9中村健人、10尾崎竜也
(文中敬称略)
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