4月2日は、等々力第一サッカー場へ。
新たにU-15年代の新1年生を対象に、川崎市内のクラブチームと、Jクラブや市外の強豪クラブが競い合う、川崎市サッカー協会主催の大会「川崎市ルーキーフェスティバル」が開幕。
川崎フロンターレU-15生田と、川崎フロンターレU-15等々力の1年生たちも試合に臨みました。
2回目を迎えた今大会は、ホストチームとして、川崎市内を拠点とするFC Kanaloa、FC川崎CHAMPジュニアユース、AC等々力、和光ユナイテッド川崎FCの4チームが参加。
招待チームとして、フロンターレ生田、フロンターレ等々力に加え、東京ヴェルディジュニアユース、横浜F・マリノスジュニアユース、横浜F・マリノスジュニアユース追浜、浦和レッズジュニアユース、横浜FCジュニアユース、三菱養和SC調布ジュニアユース、横河武蔵野FC U-15、三菱養和SC巣鴨ジュニアユース、ジェフユナイテッド市原・千葉U-15が参加。
初日は3チームずつ、5グループに分かれ、予選リーグが行われ、各グループの首位5チームと、2位の上位3チームの計8チームが上位トーナメントに進出。
そのほかの2位となった2チームと、各グループの3位の上位2チームが中位トーナメントへ。残りの3位のチームは下位リーグへ回ります。
川崎フロンターレU-15生田は、FC Kanaloa、三菱養和SCジュニアユース調布と同じグループEに入り、初戦はFC Kanaloaと対戦しました。
【川崎フロンターレU-15生田(1年) 川崎市ルーキーフェスティバル 予選リーグ第1戦 vs FC Kanaloa】
4月2日(火) 午前9時キックオフ 等々力第一サッカー場 晴れ 20分ハーフ
フロンターレ生田の先発は、GKキャプテンの50中島嵩登、最終ラインは右から2徳政岬、3望月輝夢、5上野煌士郎、13志田龍彦、ボランチは14髙橋一真、8笠倉蓮央、右MF17中島温、左MF7新堀隼、前線には9保坂俊哉、10吉澤映杜。
青空の広がった春らしい等々力第一サッカー場。多くの選手の家族らが見守る中、始まった試合は、立ち上がりには、フロンターレ生田、徳政が高い位置へ持ち込みクロス。
これはKanaloaのGK14がセーブ。
しかし、さらにフロンターレ生田は、徳政が縦に仕掛けるのではなく、中央へうまく持ち運び、最終ラインの上野へつなげると、上野の縦パスに、新堀が高い位置への動き出し。これはうまくつなげることはできなかったものの、フロンターレ生田がいい立ち上がりを見せていきます。
3分には、高い位置で徳政がボールを奪うと、スルーパスに保坂が正面へ。うまく前に持ち出した保坂から、中島につながり、中島から高い位置へ顔を出した徳政へ。
徳政は巧みにキープ。最後はKanaloaの粘り強い対応に遭い、決定的な場面までは至りませんでしたが、高い位置でのプレーを続けていきます。
一方のKanaloaも、4分には、エリア正面右、うまく抜け出した27がシュート。しかし、髙橋がブロック。
するとフロンターレ生田は、間に髙橋が顔を出し、笠倉もかかわってボールを動かし、上野から受けた徳政が高い位置へ持ち込み、スルーパスを試みるなどしていきます。
Kanaloaもフロンターレ生田がつないでいこうとするところでボールを奪う場面をつくりますが、徳政がすぐさま奪い返し、そこから後ろからの組み立てに。
上野、望月が開いて、間に笠倉が顔を出し、テンポよくボールを回していきます。
11分には、新堀から吉澤と中央でつながり、吉澤の縦パスに徳政が右サイド、高い位置へ。徳政がエリア外右へ持ち込み、折り返すとKanaloaは体を張り、ブロックするもエリア正面右、おさめた中島温がシュート。これが決まり、1-0。フロンターレ生田が先制します。
左サイドから志田が斜めに中央へ持ち込み、そこから左サイド、高い位置の新堀へつなげるなどしていくフロンターレ生田。
Kanaloaも、間にうまくパスを差し入れていきますが、笠倉がブロック。
13分には、Kanaloa、16がエリア右へ持ち込むと、正面で19がシュート。しかし、フロンターレ生田はこれを体を張り、ブロック。
さらにKanaloaが、ボールを動かす時間をつくるも、フロンターレ生田はコンパクトにこれに対応。
すると再びボールをものにしたフロンターレ生田。上野が前に持ち出し、中央の髙橋へ。髙橋のパスに、左サイド、高い位置へ抜け出した志田に対しては、Kanaloaの守りがあり、右コーナーキックに。それをしのいだKanaloahaはカウンターに持ち込もうとしますが。徳政がカバー。
すると18分、フロンターレ生田は右サイド、中島が仕掛け、クロス。これに飛び込んだのは新堀。ボールはゴールのなかへ。
2-0。フロンターレ生田が突き放します。
直後には、右サイド、徳政のスルーパスに、保坂がエリア正面右へ。これはKanaloaの20が体を張り、ブロック。
右コーナーキックとなり、笠倉が左足でボールを入れると、セカンドボールを正面で拾った保坂は、右サイド、高い位置へ残っていた笠倉へパス。
ダイレクトで笠倉がクロスを入れると、エリア内、中島温がおさめますが、Kanaloaはクリアしていきます。
しかし、20分にはさらにフロンターレ生田、中島温が高い位置へ持ち込み、右クロス。これを吉澤が頭ですらすと、エリア正面、抜け出したのは保坂。
シュートを打つとこれが決まり、3-0。
前半は3-0でタイムアップとなります。
後半フロンターレ生田はGKキャプテンの51根岸佑成、最終ラインは右から13志田龍彦、4藤崎琉久、3望月輝夢、15月見里遥希、ボランチは8笠倉蓮央、14髙橋一真、右MF7新堀隼、左MF18都島ダヒル光真、前線には9保坂俊哉、11佐藤慶。
立ち上がり、ラインを高めてくるKanaloaに対し、フロンターレ生田は、うまく間に差し込み、前に。
2分には保坂が間で受け、そのパスに新堀が右サイドから中央へ。新堀のパスにエリア正面左、髙橋が抜け出しシュートを打ちますが、これは上。
フロンターレ生田は、やや中央寄りに月見里が顔を出し、吉澤や都島とかかわり、都島の縦パスに、佐藤が動き出すなどしていきます。
3分には、プレスバックからマイボールにした保坂が粘り、そこから左へ展開したフロンターレ生田。月見里の縦パスに、都島が高い位置へ宇抜け出し、クロス。
ボールを拾った月見里が左サイド、高い位置から折り返すと、新堀がエリア内へ飛び込みますが、Kanaloaの守りが阻んでいきます。
しかし、5分にはフロンターレ生田、藤崎が持ち上がり、縦へ付けると新堀とのパス交換から志田が右サイドから折り返し。
これにエリア内、うまく抜け出したのは都島。シュートを打つとこれが決まり、4-0。フロンターレ生田が突き放します。
月見里がうまく前に持ち出し、中央の笠倉や高橋がかかわって前に出て言う晄とするフロンターレ生田。
Kanaloaも中央でマイボールにすると、エリア内へきわどい浮き球を入れていきますが、フロンターレ生田はこれに対応していきます。
GKの18や最終ラインの36、48がかかわり、組み立てを図るKanaloaに対し、前から厳しくプレス。そこからボールをものにしていくフロンターレ生田。
Kanaloaの最終ラインの守りも集中しており、それに対応していきますが、さらに前から連動して奪いに行きます。
8分には、月見里から正面の保坂へつながり、保坂の縦パスに佐藤が高い位置へ。
これはKanaloaの守備の対応に遭うも、高い位置で佐藤がボールをカット。ここはKanaloaが体を張り阻んで左コーナーキックに。
それをしのいだKanaloaは、35が左サイド、高い位置から正面へ持ち込んでいきますが、フロンターレ生田の切り替えが速く、シュートは打たせずに対応。
すると再びボールを最終ラインから間に入れ、前に出ていくフロンターレ生田は、9分には藤崎から中央の髙橋へつながり、髙橋はするーぱす。
エリア内へ佐藤が動き出したところ、kanaloaのGK18が阻みますが、チャンスをつくっていきます。
10分には、月見里が左サイドから中央へ持ち込み、エリア右を突くパス。これに新堀が抜け出しますが、ここでもKanaloaの体を張った守りが阻みます。
12分には、都島から左へ流れた佐藤へつながり、佐藤から中央に寄った月見里から正面の保坂へ。保坂から右サイド、高い位置へ抜け出した新堀へつながり、新堀は折り返しますが、ここでもエリア内での堅い守りを見せたKanaloa。シュートは打たせずにしのいでいきます。
多くの選手を入れ替えたKanaloaは、13分には、前からボールを奪いに行き、中央でマイボールに。スペースを突くパスから前に出ていこうとしますが、中島嵩登がエリア内へ出て、カバー。
すると14分にはフロンターレ生田、左サイド、都島のスルーパスに、佐藤がエリア左へ。佐藤は交代で入ったGK33をかわすも、うまくおさめることはできず。
惜しくも追加点とはならず。
それでも、フロンターレ生田は、新堀が中央に顔を出し、マイボールに。佐藤も下がってボールをおさめ、Kanaloaが高い位置でボールを奪う場面では、藤崎が体を入れ、マイボールに。16分には、Kanaloaが右サイド、高い位置から持ち込む場面をつくりますが、都島が低い位置をカバーしていきます。
髙橋や笠倉がかかわり、志田が間を縫うように前に持ち出すなどしていくフロンターレ生田。相手の攻めにもしっかり対応しながら、ボールを動かしていきます。
すると20分には月見里が前に持ち出し、都島につながると、都島のパスにエリア左、抜け出したのは佐藤。シュートを打つとこれが決まり、5-0。
フロンターレ生田が突き放します。
試合はタイムアップとなり、5-0。
フロンターレ生田が勝利しました。
前半3-0 後半2-0 計5-0得点:中島温、新堀隼、保坂俊哉、都島ダヒル光真、佐藤慶
フロンターレ生田の先発:50中島嵩登(c) 2徳政岬 3望月輝夢 5上野煌士郎 13志田龍彦 14髙橋一真 8笠倉蓮央 17中島温 7新堀隼 9保坂俊哉 10吉澤映杜
後半のメンバー:51根岸佑成(c) 13志田龍彦 4藤崎琉久 3望月輝夢 15月見里遥希 8笠倉蓮央 14髙橋一真 7新堀隼 18都島ダヒル光真 9保坂俊哉 11佐藤慶
(文中敬称略)
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