4月6日各地で大学サッカーのリーグ戦が始まります。
開幕を前にした3月には、各都道府県で天皇杯の予選、夏の総理大臣杯につながる「アミノバイタル®」カップの予選などがあり、川崎フロンターレアカデミー出身の選手たちも試合に出場するなどしています。
この記事では、そうした選手たちのことをつづっていきたいと思います。
◎天皇杯予選
【東京都サッカートーナメント学生系の部】
天皇杯の東京都予選、「東京都サッカートーナメント」に出場する大学の2チームを決める「東京都サッカートーナメント学生系の部」には、早稲田大のDF神橋良汰、日本大のMF田中慶汰、拓殖大のMF田鎖勇作、DF高畠捷が出場しました。
◇日本大
MF14 田中慶汰 (3年) フロンターレU-18
3月28日(木) 1回戦 vs 法政大 〇3-2 途中出場
3月31日(日) 代表決定戦 vs 中央大 〇1-0 途中出場
日本大の田中慶汰は、1回戦の法政大戦、代表決定戦の中央大戦にいずれも途中出場。日本大は東京都サッカートーナメントの出場権を得ました。
◇拓殖大
3月28日(木) 1回戦 vs 中央大 ●0-1
MF6 田鎖勇作 (3年) フロンターレU-18 先発
DF15 高畠捷 (3年) フロンターレU-18 先発
1回戦で中央大と対戦した拓殖大は、田鎖勇作、高畠捷が先発フル出場。昨年3月20日に前十字靭帯断裂のけがを負った高畠にとっては復帰戦。
試合は、試合終了間際に湯谷杏吏が決勝点を決め、中央大が勝利しています。
◇早稲田大
DF4 神橋良汰 (4年) フロンターレU-18
3月28日(木) 1回戦 vs 国士館大 〇1-0 先発
3月31日(日) 代表決定戦 vs 駒澤大 〇2-0 先発
早稲田大の神橋良汰は、1回戦の国士館大戦、代表決定戦の駒澤大戦のいずれにも先発フル出場。早稲田大は東京都サッカートーナメント出場を決めています。
【神奈川県サッカー選手権大会】
神奈川県の天皇杯予選、神奈川県サッカー選手権大会には、桐蔭横浜大のDF信澤孝亮が、関東サッカーリーグに参戦する桐蔭横浜大学FCの選手として、出場しました。
◇桐蔭横浜大学FC
DF17 信澤孝亮 (2年) フロンターレU-18
3月3日(日) 1回戦 vs 専修大 ●0-5 先発
専修大との1回戦に先発した信澤は71分まで出場。試合は0-5。専修大が勝利しています。
【愛知県学生サッカー選手権大会】
天皇杯予選の愛知県サッカー選手権大会に出場する大学を決める「愛知県学生サッカー選手権大会」では、中京大のDF元木湊大が出場しました。
◇中京大
DF26 元木湊大 (1年) フロンターレU-18
3月24日(金) 2回戦 vs 至学館大 〇12-0 先発
3月26日(火) 3回戦 vs 中部大 〇2-0 SUB
元木は、中京大にとっての初戦となった2回戦で先発し中京大での公式戦デビュー。54分まで出場しました。試合は12-0で中京大戦が勝利。
3回戦の中部大戦では控えに入り、試合は2-0で中京大が勝利。
中京大は、準決勝では愛知学院大に2-0、決勝では東海学園大に2-1で勝利。愛知県サッカー選手権大会出場を決めました。
【京都学生サッカー選手権大会】
京都府の天皇杯予選「京都FAカップ」に出場する大学2チームを決める「京都学生サッカー選手権大会」には、立命館大のMF戸水利紀が出場しました。
◇立命館大
MF10 戸水利紀 (4年) フロンターレU-18
3月21日(木) 準々決勝 vs 京都先端科学技術大 〇3-1 先発 1ゴール
3月24日(日) 準決勝 vs 京都大 〇4-0 先発 1ゴール1アシスト
3月31日(日) 決勝 vs 京都産業大 ●2-3 先発
準々決勝から登場となった立命館大。戸水は、3試合すべてのキャプテンとして先発し、準々決勝の京都先端科学技術大戦では1ゴール、準決勝の京都大戦では1ゴール1アシストを記録。準優勝となった立命館大は、京都FAカップの出場権を得ています。
◎総理大臣杯予選
【「アミノバイタル®」カップ関東大学サッカートーナメント東京都予選】
総理大臣杯の関東地区の予選、「アミノバイタル®」カップ関東大学サッカートーナメントの東京都予選では、創価大のDF鈴木康平、日本大文理学部のMF南暖、MF城田優、MF松尾凜久の4選手が試合に臨みました。
◇創価大
DF5 鈴木康平 (4年) フロンターレU-15→創価高
3月17日(日) 1回戦 vs 日本大生物資源科学部 〇3-0 先発
3月24日(日) 2回戦 vs 帝京大 ●0-2 先発
1回戦では日本大生物資源科学部に3-0で勝利。2回戦では帝京大に0-2で敗れた創価大。
鈴木康平はいずれも先発し、フル出場。
◇日本大文理学部
3月17日(日) 1回戦 vs 武蔵野大 〇2-0
MF8 南暖 (3年) フロンターレU-15→日大藤沢 先発
MF4 城田優 (2年) フロンターレU-15→日大藤沢 先発
3月24日(日) 2回戦 vs 東京大 〇2-1
MF8 南暖 (3年) フロンターレU-15→日大藤沢 先発
MF4 城田優 (2年) フロンターレU-15→日大藤沢 先発
MF12 松尾凜久 (2年) フロンターレU-15→日大藤沢 SUB
3月31日(日) 代表決定戦 vs 帝京大 ●1-5
MF8 南暖 (3年) フロンターレU-15→日大藤沢 先発
MF4 城田優 (2年) フロンターレU-15→日大藤沢 先発
MF12 松尾凜久 (2年) フロンターレU-15→日大藤沢 途中出場
大学2年目のシーズンを迎えるMF城田優、MF松尾凜久に、2年のブランクを経て、MF南暖が加わった日本大文理学部。
南と城田は3試合いずれも先発。松尾は2回戦の東京大戦で控えに入ると、代表決定戦の帝京大戦では、途中出場しました。
【「アミノバイタル®」カップ関東大学サッカートーナメント神奈川県予選】
神奈川県の「アミノバイタル®」カップの予選には、横浜商科大のGK福田開人が出場しています。
◇横浜商科大
GK20 福田開人 (2年) フロンターレU-18
3月15日(金) 1回戦 vs 横浜市立大 〇4-3
3月24日(日) 代表決定戦 vs 横浜国立大 ●1-2
1回戦では横浜市立大に4-3で勝利、代表決定戦では、横浜国立大に1-2で敗れた横浜商科大。
福田はいずれの試合にも先発フル出場しました。
4月6日、7日には関東大学サッカーリーグ、東海学生サッカーリーグ、北信越大学サッカーリーグ、関西学生サッカーリーグ、関東大学サッカー東京神奈川が開幕し、多くのフロンターレアカデミー出身の選手たちが試合に臨みます。
今季も川崎そだちでは、時に会場に足を運びながら、選手たちそれぞれのことを伝えていきたい、と思います。
(文中敬称略)
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