3月30日、Uvance とどろきスタジアム by Fujitsuで行われた「多摩川クラシコ」。
フロンターレが1-0とリードして迎えた82分から途中出場。トップチームの選手として、等々力でのデビューを迎えたのがMF山内日向汰。
ピッチに立ってから、およそ1分。切れのあるドリブルで、相対する選手を翻弄。ゴールの前にボールを送ると、FW山田新がゴールを決め、アシストを記録。
プロとしての等々力でのはじまりの一歩は、多くのフロンターレを愛する人々に喜びをもたらすものになりました。
振り返れば、フロンターレアカデミーでの最後のシーズンとなった2019年の終盤はけがのため、試合から遠ざかり、12月等々力陸上競技場で行われたプリンスリーグ関東の最終節も欠場。
試合後のあいさつでは
「最後の最後に怪我をしてしまって、みなさんの前でプレーできなかったのがとても後悔が残ります」
「大学で4年間一生懸命練習して、必ずみなさんにすばらしいプレーを届けるような、すばらしい選手に」
そう語っていた山内。
大学での4年間を経て、等々力でその言葉通りのプレーを見せたことは、感慨深いものがあります。
鮮烈な活躍で、再びフロンターレの選手として、歩み始めたその先にどんな景色が待っているのか。とても楽しみにしています。
【J1リーグ第5節 川崎フロンターレ vs FC東京】
3月30日(土) 午後3時3分キックオフ Uvance とどろきスタジアム by Fujitsu 2万2543人
前半1-0 後半2-0 計3-0
得点:脇坂泰斗、山田新、橘田健人 (フロンターレ)
(文中敬称略)
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