5月2度目の週末となった5月11日と12日は、各地で天皇杯の予選や、関東大学サッカー東京・神奈川、インディペンデンスリーグなどがあり、川崎フロンターレアカデミー出身の選手たちもそれぞれの試合に臨みました。
また、5月15日には天皇杯の予選に伴い延期となっていた関西学生サッカーリーグ1部の試合があり、こちらにもフロンターレアカデミー出身の選手たちが出場しています。
この記事では、そういった選手たちのことをつづっていきたいと思います。
【東京都サッカートーナメント決勝】
5月11日(土)
東京都の天皇杯代表を決める東京都サッカートーナメント決勝には、日本大のMF田中慶汰、FW五木田季晋が出場しました。
〇横河武蔵野FC vs 日本大●
前半0-0 後半1-1 延長戦半0-0 延長後半0-0 計1-1 PK5-4
◇日本大
MF14 田中慶汰 (3年) フロンターレU-18 先発
FW9 五木田季晋 (2年) フロンターレU-18 先発
横河武蔵野FCとの決勝に臨んだ日本大。田中慶汰と五木田はともに先発。五木田は70分、田中慶汰は76分まで出場しました。
試合は1-0、横河武蔵野FCのリードで迎えた90+6分國枝蒼空のゴールで日本大が追いつき、延長戦に突入。
延長では決着はつかず、PK戦の末に横河武蔵野FCが優勝。日本大は準優勝で天皇杯出場はならず。
【滋賀県サッカー選手権大会決勝】
5月11日(土)
滋賀県の天皇杯代表を決める滋賀県サッカー選手権大会決勝には、びわこ成蹊スポーツ大のMF矢越俊哉が出場しました。
●レイラック滋賀 vs びわこ成蹊スポーツ大〇
前半1-0 後半0-1 延長前半0-0 延長後半0-1 計1-2
◇びわこ成蹊スポーツ大
MF7 矢越俊哉 (2年) フロンターレU-10→FCパーシモン→FC川崎ジュニアユース→松本国際高 先発 1ゴール
レイラック滋賀FCとの決勝に臨んだびわこ成蹊スポーツ大。矢越は先発。
試合は1-0、レイラック滋賀FCがリードして迎えた50分、矢越が同点ゴールを決め1-1。
試合は延長戦に入り、120+4分、びわこ成蹊スポーツ大が木津周馬のゴールで勝ち越し。
これが決勝点となり、びわこ成蹊スポーツ大が勝利。3年ぶり7回目の天皇杯出場を決めています。
このほか天皇杯予選では、DF元木湊大(1年)=フロンターレU-18=の中京大が愛知県サッカー選手権大会決勝で3-2で勝利し、天皇杯出場権を獲得。5月26日の天皇杯1回戦では、びわこ成蹊スポーツ大と対戦することに。
FW岡崎寅太郎(1年)=フロンターレU-18=の桐蔭横浜大は、神奈川県サッカー選手権大会決勝でSC相模原に0-5、MF小野寺瑠(3年)=フロンターレU-18=の金沢星稜大は、石川県サッカー選手権大会決勝でツエーゲン金沢に1-6。ともに天皇杯出場にはあと一歩及びませんでした。
【関東大学サッカーリーグ東京・神奈川1部第6節】
5月12日(日)
関東大学サッカーリーグ東京・神奈川1部第6節には、日本大文理学部のMF南暖、MF城田優が出場しました。
●日本大文理学部 vs 朝鮮大学校〇
前半3-4 後半2-2 計5-6
◇日本大文理学部
MF4 城田優 (2年) フロンターレU-15→日大藤沢 先発 2ゴール
MF8 南暖 (3年) フロンターレU-15→日大藤沢 途中出場
朝鮮大学校との試合に臨んだ日本大文理学部。城田は先発し90+4分まで出場。南は55分から出場しました。
試合は5-6。朝鮮大学校が勝利。城田は45分と64分にゴールを決めています。
日本大文理学部は、0勝3分け3敗、勝ち点3、得点12、失点24、得失点差-12、11位。
【関東大学サッカーリーグ東京・神奈川2部第6節】
5月12日(日)
関東大学サッカーリーグ東京・神奈川2部第6節には、横浜商科大のGK福田開人、創価大のDF鈴木康平が出場しました。
〇横浜商科大 vs 創価大●
前半0-0 後半2-1 計2-1
◇横浜商科大
GK20 福田開人 (2年) フロンターレU-18 先発
◇創価大
DF5 鈴木康平 (4年) フロンターレU-15→創価高 先発
横浜商科大 vs 創価大。横浜商科大のGK福田開人、創価大の鈴木康平はともに先発フル出場。
試合は2-1で横浜商科大が勝利しています。
横浜商科大は、2勝3敗、勝ち点6、得点5、失点11、得失点差-6、14位。
創価大は、3勝2敗、勝ち点6、得点9、失点5、得失点差+4、8位。
【インディペンデンスリーグ関東】
関東地区のインディペンデンスリーグでは、法政大のFW髙橋宗杜、専修大のGK新渕七輝、慶應義塾大のGK川合我空、國學院大のDF橋本結人、DF髙橋悠斗、中央大のFW金山尚生、産業能率大のMF前野康成、FW岡崎玄、東京国際大のDF溝田大和、東海大のGK菊池悠斗が試合に臨みました。
・1部Aブロック
5月11日(土)
●駒澤大U-22 vs 法政大U-22〇
前半1-3 後半1-3 計2-6
◇法政大U-22
FW13 髙橋宗杜 (1年) フロンターレU-18 先発 2ゴール
駒澤大U-22戦に臨んだ法政大U-22。髙橋宗杜は先発し77分まで出場。
試合は2-6。法政大U-22が勝利。髙橋宗杜は2ゴールを決めました。
●産業能率大U-22B vs 関東学院大U-22〇
前半0-1 後半0-1 計0-2
◇産業能率大U-22C
MF5 前野康成 (1年) フロンターレU-12→三菱養和SC巣鴨ジュニアユース→三菱養和SCユース 途中出場
関東学院大U-22戦に臨んんだ産業能率大U-22B。
前野は85分から出場。試合は0-2。関東学院大U-22が勝利しています。
・1部Bブロック
5月11日(土)
〇専修大U-22 vs 慶應義塾大U-22A●
前半0-0 後半1-0 計1-0
◇専修大U-22
GK1 新渕七輝 (1年) フロンターレU-15→成立学園 SUB
◇慶應義塾大U-22A
GK91 川合我空 (4年) フロンターレU-18 SUB
専修大U-22 vs 慶應義塾大U-22A。専修大U-22は新渕、慶應義塾大U-22Aは川合が控えに入りました。
試合は1-0。専修大U-22が勝利しています。
〇拓殖大U-22E vs 國學院大U-22A●
前半3-0 後半0-0 計3-0
◇國學院大U-22A
DF78 橋本結人 (4年) フロンターレU-15→市立船橋 先発
DF30 髙橋悠斗 (1年) フロンターレU-18 先発
拓殖大U-22Eとの試合に臨んだ國學院大U-22A。橋本はキャプテンとして先発しフル出場。髙橋悠斗も先発フル出場しました。
試合は3-0。拓殖大U-22Eが勝利しています。
5月12日(日)
〇国士館大U-22A vs 中央大U-22B●
前半1-0 後半1-0 計2-0
◇中央大U-22B
FW19 金山尚生 (2年) フロンターレU-15→國學院久我山 途中出場
国士館大U-22A戦に臨んだ中央大U-22B。金山は64分から出場。
試合は、2-0。国士館大U-22Aが勝利しています。
・1部Cブロック
5月11日(土)
●産業能率大U-22A vs 中央大U-22A〇
前半2-2 後半1-2 計3-4
◇産業能率大U-22A
FW8 岡崎玄 (4年) フロンターレU-18 先発
中央大U-22Aとの試合に臨んだ産業能率大U-22A。
岡崎玄は先発し84分まで出場。試合は3-4。中央大U-22Aが勝利しています。
・1部Dブロック
5月11日(土)
〇東京国際大U-22A vs 国士館大U-22D●
前半1-0 後半5-1 計6-1
◇東京国際大U-22A
DF26 溝田大和 (2年) フロンターレU-18 途中出場
国士館大U-22D戦に臨んだ東京国際大U-22A。溝田は後半途中から出場。
試合は、6-1。東京国際大U-22Aが勝利しています。
・2部Bブロック
5月12日(日)
〇東海大U-22C vs 慶應義塾大U-22B●
前半2-0 後半5-0 計7-0
◇東海大U-22C
GK34 菊池悠斗 (1年) フロンターレU-18 SUB
慶應義塾大U-22B戦に臨んだ東海大U-22C。菊池は控えに入りました。
試合は7-0。東海大U-22Cが勝利しています。
【インディペンデンスリーグ関西】
5月11日(土)
関西地区のインディペンデンスリーグでは、同志社大のDF吹田航晟が試合に臨みました。
Division1 Bブロック
〇甲南大B vs 同志社大Ⅰ●
前半1-0 後半2-0 計3-0
◇同志社大Ⅰ
DF 吹田航晟 (1年) フロンターレU-18→東急SレイエスFC SUB
甲南大B戦に臨んだ同志社大1。吹田は控え。試合は3-0。甲南大Bが勝利しています。
【全国社会人サッカー選手権大会新潟県決勝大会準々決勝】
5月12日(日)
全国社会人サッカー選手権大会新潟県決勝大会準々決勝には、新潟医療福祉大の中原章雅が島見FCの選手として出場しました。
〇島見FC vs ASジャミネイロ●
前半1-0 後半1-0 計2-0
◇島見FC
中原章雅 (1年) フロンターレU-18 途中出場 1ゴール
ASジャミネイロ戦に臨んだ島見FC。中原はチーム2点目のゴールを後半に記録。
島見FCは2-0で勝利しています。
【関西学生サッカーリーグ1部第5節】
5月15日(水)
関西学生サッカーリーグ1部第5節には、立命館大のMF戸水利紀、MF秋葉拡人、びわこ成蹊スポーツ大のMF矢越俊哉が出場しました。
〇関西大 vs 立命館大●
前半2-0 後半2-1
◇立命館大
MF14 戸水利紀 (4年) フロンターレU-18 先発
MF47 秋葉拡人 (3年) フロンターレU-18 先発
関西大戦に臨んだ立命館大。戸水はキャプテンとして先発フル出場。
今季初出場初先発となった秋葉は、66分まで出場しました。
試合は4-1。関西大が勝利。
立命館大は、2分け3敗、勝ち点2、得点4、失点13、得失点差-9。11位。
△京都産業大 vs びわこ成蹊スポーツ大△
前半1-0 後半1-2 計2-2
◇びわこ成蹊スポーツ大
MF7 矢越俊哉 (2年) フロンターレU-10→FCパーシモン→FC川崎チャンプジュニアユース→松本国際高 先発
京都産業大戦に臨んだびわこ成蹊スポーツ大。矢越は先発し81分まで出場。
試合は、2-2。引き分けに終わっています。
びわこ成蹊スポーツ大は、1分け4敗、勝ち点1、得点3、失点16、得失点差-13、12位。
このほか、5月11日の関東大学サッカーリーグ新人戦では、日本体育大戦(●1-5)で東京農業大のDF栁沼俊太(1年)=フロンターレU-15→日大藤沢=が先発、MF伊藤颯飛(1年)=フロンターレU-15→日大藤沢=は、70分から出場。
桐蔭横浜大のDF信澤孝亮(2年)=フロンターレU-18=と、FW岡崎寅太郎(1年)=フロンターレU-18=は、新人戦の東洋大戦(〇4-2)に先発。
信澤は1ゴール、岡崎は2ゴールを決めています。
今週末も、全国各地で行われる大学サッカー。川崎そだちでは、時に会場に足を運びながら、それぞれのことを伝えていきたいと思います。
(文中敬称略)
This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.