9月2日から6日にかけて、静岡県御殿場市の時之栖スポーツセンターうさぎ島グラウンドで行われた「サマーユニバーズフェスタ2024 Presented by スポナビ」。

2位となった関東学院大で、主にシャドーとしてプレーをしたのは、川崎フロンターレU-18出身のFW川口達也。

大学2年目の今季は、第10節の桐蔭横浜大戦(●0-1)で関東大学サッカーリーグ1部初出場。アシストを記録するなど、結果も残しつつあります。

 

サマーユニバーズフェスタ 2024 Presented by スポナビ決勝、桐蔭横浜大戦(●0-5)でも先発としてピッチに立ち、ドリブル突破などで存在感を見せました。

 

 

 

 

決勝のあと、川口達也から話を聞きました。

 

 

〇お久しぶりです。

お久しぶりです。

 

〇リーグ戦、前半戦の最後のほうけっこう出番も出てきて、2年目でだいぶ手ごたえとかもつかめている部分があるのかな、と思うんですけど、それについてはどうでしょうか？

けが人が出たりして、自分にチャンスが巡ってきたんですけど。それまで、出れなかったときもぶれずに自分のできることをやって、いろいろやってこれたので。

それがうまくかみ合って、チャンスもらえたかなと思います。

 

〇実際に関東リーグのピッチに立ってみて、手ごたえとかつかめたものがありました？

自分の持ち味は攻撃のところで違いを出すところなので。そこでもっと結果を残したかったなと。

2アシスト。できたのは良かったんですけど、もっともっとボール受けていろんなことできるようにならないといけないなって思いますし。

やっぱり1試合通してタフに戦うっていうのがまだまだ足りないなって思います。

 

〇後半戦に向けて、こういったことをやりたいっていうのは何かありますか？

もっとやっぱりゴールに絡みたい。点取れる、シュート打てるキーパスとか。アシストとか。

点に絡むということが前線の選手は大事だと思うので。そこにもっとこだわって結果残すということを意識してやりたいなって思います。

 

〇この大会少しプレー見ましたけど、ドリブルで仕掛けるとかユースのころと同様にできているのかなって思ったんですけど、それについてはどうでしょう？

もちろん自分の武器なので。そこはもっと磨きつつ。

関東学院に来てオフザボールとか、受けるところの角度とか、すごい細かいところをすごいいろいろと指導してもらって成長しているんですけど。

まだまだ監督の目からしたら足りないと思うので。

突き詰めるところがあると思うので。そこを、もっと細かいところを頑張っていきたいと思います。

 

〇ポジションのところではやっぱりシャドーになる感じですかね。

(DFが)5枚だとシャドーで、4枚だとサイドハーフです。

 

〇なるほど。自分に合ったようなポジションになりそうですか？

そうですね。それぞれのポジションで特長を出すというのが大事なので。頑張りたいと思います。

 

〇また大学4年間通しての目標を改めて教えてもらってもいいですか？

去年1年間はAチームではなくて、Iリーグで出させてもらって。基盤というのはだいぶ出来上がったと思うんですけど。

やっぱり関東リーグ絡んで、その強度上がった中で何ができるか、だと思うので。

2年生のうちに、3、4年生ではできないことを学んで。3、4年では不動のレギュラーぐらいになれるように頑張りたいと思います。

 

〇昨日(9月5日ワールドカップ最終予選、中国戦で)高井君が代表デビューしましたけど、その試合は見ました？

見ました。

 

〇どう感じました？

今まで一緒にやっていた高井が、A代表に入って、遠い存在のA代表が意外に近い存在。でもやっぱりあそこに入るのはそう簡単なことじゃないので。

「高井、すごいな」と思います。

 

〇この夏はユースもジュニアユースも結果を残したりしましたけど(フロンターレU-18がクラブユースで準優勝、フロンターレU-15生田はクラブユースで優勝)それについては思うところってありました？

自分たちはクラブユースでも優勝できなかったので。

勝ってほしかったなっていうのはあるんですけど。でも、それでもいい刺激をもらっているので。引き続き注目していきたいな、って。

頑張ってほしいです。

 

〇またサポーターの人にメッセージをもらってもいいでしょうか？

前、ユースの試合見に行ったときにあいさつさせてもらったんですけど。その時にすごくあたたかく迎えてもらって。

「応援されているな」って。

フロンターレに携わったからには、そういうサポーターの人を、自分が大切にしないといけないし。

関わりをもっとこれからも、続けていきたいなと思うので。

引き続き応援してもらえるような選手になれるように頑張りたいと思います。

 

 

◇

Aチームでの出場の機会がなかった大学1年目から、ぶれずに取り組んできたことが、今につながっているという川口達也。

これから大学で思い描いている道について、そして、フロンターレのアカデミーや、自分自身を応援してくれる人たちへの思いについても語ってくれました。

9月下旬に再開となる関東大学サッカーリーグ。フロンターレのサポーターはもちろんのこと、大学サッカーのファンも引き付けるような活躍を見せますように。

これからもとても楽しみにしています。

 

(文中敬称略)

This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.