仲の良い選手におすすめのお店…… 五十嵐太陽のオフの顔に迫る【3/3】


 

U‐12,15,18と川崎フロンターレアカデミーで育ち、U‐18最後の年には、プリンスリーグ関東得点王としてチームをプレミアリーグ昇格に導いた五十嵐太陽。2022年のトップチーム昇格から1年をフロンターレで過ごし、育成型期限付き移籍として、レノファ山口FC(J2リーグ)で1年半を過ごしています。
山口での2年目を過ごす五十嵐選手に、アカデミーのこと、山口でのプレーや生活のこと、今後のサッカー人生のことなどについて、たっぷりとお伺いしました。
3本目、最後となる本記事では、山口での私生活や神奈川に帰ったときの話など、少しフランクな話題をお届けします。ピッチ内での姿とは打って変わり、年相応の五十嵐選手が見られるかも!?最後の最後までしっかりとお楽しみください。

 

「なにかポーズを」と難しいお願いをしたら、迷いながらもこのポーズに。思わず周りも笑顔になりました。

 

「最近ゴルフを始めて……」山口での交友関係とお気に入り

 

――先日、山本(駿亮)選手や河野(孝汰)選手とお出かけされていたとお聞きしました。山口での交友関係について教えていただけますか。

それこそ(河野)孝汰と駿くん(山本駿亮)が仲良くしてくれていますね。後は、この春ぐらいからゴルフを始めるようになって、(野寄)和哉くん、駿くん、孝汰、(石川)啓人くん、(若月)大和くんあたりのメンバーと回ることが多くなりました。

 

左から野寄選手、五十嵐選手、石川選手

 

――ヘナン選手と過ごされる時間も多いイメージがあります。

そうですね。去年からいろいろなところに行っています。通訳の(斎藤)レアンドロ(悠輔)さんを連れていくこともありますし、ヘナンは日本語をかなり喋れるので二人でも困らないです。

――そうなんですね(笑) ちなみに、気に入っているお店や食べ物はありますか。

いっぱいありますけど、ご飯屋さんだと、『ボーノ』(おのだサンパーク内)と『一二三』(山陽小野田市)の2つはかなりの頻度で行きますね。お気に入りです。

――観光地やスタジアムなど、山口県内のお気に入りの場所はありますか。

それこそ僕は家から近いので、きらら浜が好きですね。気晴らしに音楽を聞きに行ったり、波の音を聞いたりして散歩してます。

 

きらら浜に隣接している富士商ドーム。写真は昨年のファン感謝祭です。

 

地元に帰ると必ず行くお店と、「集まると幼いんですよね僕ら(笑)。プレー面では刺激になってます。」と語る相手とは

 

――逆に地元で気に入っているお店、神奈川に帰ると必ず行くというお店はありますか。

チェリーズ(CHERRY’S)っていう相模原の橋本周辺にあるお店なんですけど、ハンバーグとお肉がセットになってるメニューがあって、そこがお気に入りです。

――じゃあもう、フロサポさんはもちろん、レノファのサポーターの方も近くに来ることがあればぜひと。

そうですね(笑) めっちゃ美味しいのでおすすめです。

――神奈川に帰ると必ず会う人や選手はいますか。

決まった人がいるってわけではないんですけど、昨年末に(永長)鷹虎と高井(幸大)と遊びに行きましたね。よみうりランドとユニバに行ったんですけど、よみラン行った帰りにボウリング行って、ユニバ行った時も、大阪まで行ったのに次の日にボーリングとダーツ行ったんですよ、おもしろいですよね(笑) ゆるくて楽しかったです。

――楽しそうですね(笑) それこそ高井選手とは二種登録のタイミングも同時だったと思うんですが、パリオリンピックでの日本代表としてのプレーや、フロンターレでスタメンとして出場を重ねている部分などの活躍を見ていてどう思いますか。

刺激でしかないですね。オリンピックの時も、レノファのクラブハウスでみんなが高井良かったよって言ってるのも聞いて、誇らしかったと同時に負けられないなと思いましたし、本当に刺激でしかないです。

 

サポーターの皆さんへ向けて

 

――最後に、レノファ、そしてフロンターレのサポーターの皆さんに、一言ずつコメントをお願いします。

 

 

[レノファ山口FCサポーターへ] 

シーズン残り半分になりましたが、チームとしても今いい位置にいるので、このままプレーオフ出場を目指して、まずはチームとして設定している勝ち点55に届くようにチーム全員で頑張っていきます。(志垣)監督も言っていましたが、その先に、プレーオフだったり昇格だったりが見えてくると思うので、自分も目標達成に向けて力になれるように日々やっていきたいと思います。

 

 

[川崎フロンターレサポーターへ]

ここ1年半チームを離れていますが、インスタだったりSNSで応援してくれている人っていうのは、僕にも届いてますしとても力になっています。そういった人たちのために恩返しできるよう今頑張っているので、引き続き応援よろしくお願いします。

 

公開練習後の取材でしたが、「暑い中お待たせしてすみません。大丈夫ですか?」と筆者をいたわる一言を自然にかけてくださるなど、普段の活動も含めた言動の随所に配慮や感謝の姿勢が見て取れる五十嵐選手。レノファ山口で過ごす時間は、彼にとって大きな経験となり、彼のプレーに対する情熱と、サポーターへの感謝の気持ちは、必ずこれからの活躍に繋がると確信しています。五十嵐選手の未来がますます輝かしいものとなることを期待し、今後の彼の挑戦を心から応援していきたいと、取材を通して改めて感じました。
(完)

 

(文中一部敬称略)

文・写真 / イナ(19)

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