フロンターレU18 – 流通経済大柏 / プレミアリーグEAST第16節(監督・選手インタビュー)


9月29日、Anker フロンタウン生田で行われたプレミアリーグEAST第16節、流通経済大柏に3-2に勝利。後半戦初めての白星をあげた川崎フロンターレU-18。

試合後に長橋康弘監督、楠田遥希、児玉昌太郎、矢越幹都の3選手に話を聞きました。

 

試合の記事は◇フロンターレU18 – 流通経済大柏 / プレミアリーグEAST第16節

 

 

「最後のところは気持ちで、体を張ったりしていた。今日は成長が見られた試合でした」

長橋康弘監督

 

長橋康弘監督

 

〇今日の試合の総括をお願いします。

前半立ち上がりから非常にいい入りをしてくれて。ただ、前半の途中から流経の勢いというか、流経さんの強みの部分で自分たちの時間を奪われたというか、後半に入っても苦しい時間帯があったんですけど。

前半からゴール前でかなり体を張ったり、最後のところで粘り強い守備をしてくれていた。あの苦しい時間帯を耐えたことで、自分たちのチャンスをつくれたのかなというふうに思っています。

前節、選手たちと話はしたんですけど、やっぱり最後のところは気持ちが体を動かすというんですかね。そのへんのところがまだちょっと足りないということで。

今日の試合はそのへんのところがよく出た試合だと思いました。


〇前回悔しい負け方をした相手でしたけど。どんな展開をイメージしていました?

流経さんの特徴はですね、セカンド、出足の速さだったり球際だったり。強いし速いし。そこの部分、そこの場面をたくさんつくられて勝てなくなると、必ず流経の時間になってきますので。

そのへんのところは選手たちと話をしながら。絶対やってくるところはそこの勝負だと思いますので。

そのへんのところは負けていた部分がまだまだあったんですけど。

最後のところは気持ちで、体を張ったりしていた。今日は成長が見られた試合でした。

 

〇前半最後のほう、流経の時間帯になってそのあとハーフタイム、監督からは指示などはあったんですか?

前半苦しくなったその時間帯というのは、なぜその時間帯になったのかというのを選手たちと整理したんですけど。

私が言う前に、選手たちが勝手にしゃべっていたので。そういったところで苦しい時間帯をつくっているのであれば、負けないということを確認して入ったんですけど。

かなりギアを上げたような印象があって、ですね。流経さん、さすがだなという印象は後半、ありました。


〇9月はけっこう厳しい期間が長かったですけど、その間監督からはどのようなアドバイスなどをされていたんですか?

やっぱり勝てない原因というのが必ずあって。そのへんのところを、選手たちと前向いてやるしかないということと。

やっぱりもう一回クラブユース終わって、ここからリーグ戦が再開して、「優勝に向けてやるんだ」というその気持ち。

そこの部分が何か、足りないという感覚が私の中であってですね。そこの部分は選手たちに強く求めました。


やはり、その気持ちが出ていたと思います。


〇クラブユースが終わって、9月の1カ月間、どんな成長が見られましたか?

成長というかですね、勝ち点がついてこないことで、かなり自信を無くしていることが見受けられて。

どちらかというと成長しなければいけなかったんですけど。結果を出さないと、この空気は変わらないというようなところがあって。

ただ、それで彼らは成長しないといけないので。

一人一人が成長することが、どんな成長より、フロンターレがこだわってやってきたというんですかね。

一人一人がそういう苦しい期間も、うまくなること、強くなること、そこで強くなっていこうということで、選手たちには厳しいトレーニングを課していたんですけど。


〇来月、再来月負けられない試合が続きますけど、意気込みをお願いします。

今日のようなゲームを絶対に忘れず、これを基準というか、ここから下には絶対にいけないというかですね。

優勝の可能性がある限り、これをベースでやっていかないと、積めるものがなくなってしまうと思うので。

まずはここを大事にしていきたいと思います。

 

〇児玉選手なんですけど、今日は35番の子(石井友啓)に抑えられていて。厳しい前半だったかなと思ったんですけど、2点目のイエローカードをもらって、フリーキックを得たところとか、3点目決めてくれたところとか、彼が試合の中で成長したような感じがしたんですけど、彼のプレーぶりはいかがでしたか?

まさしく後半になってから。彼に求めているのは、練習のところから相手に怖がられるようなことをやってくれ、と。

彼はボールを持った時に、縦への推進力というのはすばらしいものがあるので。やっぱりそのへんのところを、勇気をもって、どんどん仕掛けてほしい、ということを求めて。

後半は見事、それが出ていたのかなと。もう前半から思い切りやってほしいとも思いますね。やってくれると思います。


〇ルカ選手(ステンパールカ大翔)、今日は途中出場でしたけど、彼の良さってどんなところですか?

スピードはすばらしいものがあって。トレーニングの成果か、体も強くなってきてですね。

ボールを守れるし、チャンスがあったら前に送り出せるしということで、ドリブルの魅力もある選手なので。

そのへんの成長があったので、自信をもって、送り出せました。


〇けがをしている選手が多いと思うんですけど、だからこそ、「俺がやってやる」とか選手の突き上げも感じますか?

はい。やっぱりけがをしている選手がけっこういるんですけど。

何か今年の選手たちはそのぶん、自分たちが空いてしまったその部分というのを埋めようというような話をしながら、やっていますので。

そこもひとつ今日のゲームでも出たと思うんですよ。

けがしている本人たちも声を出していたり。逆に周りの選手も、そういった部分を、足りなくなった分、周りがサポートしようというところで、今日はそういう部分でも勝てたのかなというふうに思いました。


〇次の横浜FC戦が優勝争いに残っていく上でかなり大事になるのかなと思うんですけど、それについてはいかがでしょうか?

まさに私たち、チームがそこを食い止めないといけないというふうに思っています。

選手たちも相手が横浜FCということで、かなり意識すると思うんですよ。順位なんかみても、私たちはとにかくチャレンジするしかない、というところで。

思い切りやってほしいと思います。

〇8分間か9分間で3点って相手の心を折るようなことだと思うんですけど、すごいですね、爆発力というか反発力というか。

選手たちも得点後と失点後、開始5分、あとは終わりの5分。とにかく5分っていうところで、選手たちはグラウンドの中で声を出していて。

やっぱり点が入ったときにたたみかけるというところは、すごく目が合っていたのかなと思いますし。

点が取れているつもりで最初からやってほしいと思うところもあります。


〇クラブユースの時のようなひとつゴールを取ったらという良さも出たと思うんですけど、それについてはどうでしょう?

本当に点を取ったあとの彼らは、見ているこっちも、すごくこう、なんて言うんでしょう、選手たちが躍動しているのが見えてですね。

ああいう姿をずっと見たいんですけどね。ああいうことができるからこそ、ゼロゼロのときにはできないのかなと、常に思っているところではあるんですけどね。

はい。


〇最後山川選手が出ましたけど、彼に期待しているところってどんなところですか?

非常にこう頭を使ったプレーが得意な選手で、賢いので。

彼、どのポジションをやっても普通にやれるんですよね。

そのへんのところを生かしながら、自分の成長する部分というのを整理して、彼は時間をかけてトレーニングをしています。


明らかにトレーニングで実力をつけてきたという印象があったので。彼にとってもチャンスだと思いますし、これからもっともっと出てくるんじゃないかというふうに思っています。


〇また、サポーターの方にメッセージをいただいてもいいでしょうか?

なかなか勝てない時期も応援していただいて。ありがとうございます。

今日はですね、やっぱりサポーターさんに、何かこう気持ちを届けたい、と。とにかく勝負は二の次というか、とにかく気持ちを見せてほしいというところで。

選手も、そういう気持ちがあったんだと思います。


これを本当に継続していきたいと思いますし。優勝目指して、また頑張っていきますので、応援のほうをお願いします。

 

「チームが勝てていない状況でものすごく大変だったんですけど、

みんなで力を合わせて勝てたのは大きかったと思います」

MF23 楠田遥希

 

楠田遥希選手


〇ゴールを振り返って、どうでした?

柴田君からいいフリーキックのボールが来たので合わせるだけでした。

〇前回負けた相手でしたけど、どんなことをイメージして試合に入りました?

チームが勝てていない状況でものすごく大変だったんですけど、みんなで力を合わせて勝てたのは大きかったと思います。

〇個人的にはこういうプレーをしようとか、どんなイメージで入りました?

相手が蹴ってくる、FWの選手にどんどんボールが来るというのは知っていたので、そういうボールを拾うことを意識して試合に入りました。


〇得点も意識していたんですか?

そんなに意識していないです。

〇かなり強度が高くて、手こずったんじゃないかなと思ったんだけど、どんな感じでした?

今まで戦ってきたチームの中でもプレスが速くて、なかなかボールがうまく回らないときもありましたけど、最終的には勝てたので良かったと思います。

〇前半立ち上がりにはチャンスがあって、でも決められなくて流れを持ってかれたじゃないですか。中ではどんな話をしていました?

苦しい時間はみんなで守ろうという話は、いつもしていたので。攻められているときは、ゴールを割らせないことを意識していました。

〇そういう意味では、後半の先制点は大きかった?

だいぶ、大きかったと思います。

〇楽になった感じですかね?

そうですね、楽になりました。

〇相手に球際やスピードで勝ったイメージはありました?

負けている部分もありましたけど、勝った部分もあったかなと思います。


〇立て続けに三つのゴールが決まりましたけど、矢越君のゴールが決まってからはノリノリで。自分が決めてやろうという気持ちはありました?

自分が行こうとは思っていなかったですけど、そこで相手に調子に乗らせないように、たたみかけるということは意識していました。


〇なかなか勝てない間、チームの明るさとか雰囲気はどうでした?

負けたときは、チームの状況は大変でしたけど、みんなで声をかけながら、いい雰囲気で練習をすることを意識していました。

〇これからに向けての意気込みをお願いします。

ここで勝てたということで波に乗って、連勝して優勝目指して頑張りたいと思います。

〇ここまでクラブユースとプレミア、ほとんど試合に出ていますけど、自分でこういうところが成長したなって感じる部分ってありますか?

ボランチを初めてやったときは、体力が持たなくて、後半になると足が止まっちゃったりするシーンが多かったんですけど、最近はちょっとずつ走れるようになってきたかなと思います。

〇CBでも出ることがあって。前節はCBだったと思うんですけど、CBでのプレーがボランチにつながっているものってあります?

CBは特に守備がメインだと思うんですけど、球際というところはボランチに生きているのかなと思います。


〇こういうボランチになりたいとかそういったものってあります?

個人的には守田選手(守田英正)が好きなので。そこは目指そうかなと思います。

〇守備もできてあわよくば点も取れてというような感じですかね?

そういう感じを目指しています。

〇じゃあこれから流れの中でも点を取れるようになりたいですよね。

そうですね。なるべく点を取って、チームを楽にできるようにしていきたいです。

〇久々のホームだったと思うんですけど、みんなでどういう気持ちで臨もうって試合に入りました?

「ここで絶対落とせない」っていうことはみんな言っていましたし、絶対に勝って優勝に望みをかけるっていうところはみんなで今週頭からずっと話していました。


〇終盤に点を取られ始めて、最後どうでした?

前節もアディショナルタイムに決められてしまったので。「大丈夫、大丈夫」と言いながら、最後に自分たちでしっかり守り切るということを意識して最後までやりました。

〇さっき守田選手の名前が出ましたけど、どういったところをまねしたいと思います?

ボールを奪えるところだったり、落ち着いてプレーして、視野が広かったり、いろんな、すべての面ですごく参考にしています。

〇これからに向けては?

この勝利を機に連勝を重ねていって、プレミア優勝できるように頑張りたいと思います。

〇ゴールを決めたときに喜び合ったりしましたけど、あれは自然に出たような感じですか?

そうですね。うれしさがすごくあって。サポーターが応援してくれたから、この勝利もあったと思うので、ものすごく、喜びを分かち合えてよかったかなと思います。

 

「今日はいつも以上に走れていて。全体的に球際も行けていたので。これを基準にして上を目指していきたいと思います」

MF11 児玉昌太郎

 

児玉昌太郎選手

 

〇まず、3点目振り返ってください。

知久が僕にパスをくれて。知久が僕のほう見てくれていたので。自分がボールを受けたときに得意なかたちだったので、左足で持っていって、振ってやろうっていう感じで振りました。

〇前回負けた相手でしたけど、2度と負けないとかそういう話はありました?

そうですね、前節(第7節)流経に、全然自分たちの内容にできなくて。悔しい思いをしたので、次ホームでやれるということで、絶対に流経には。

自分たちも苦しい状況であったので、ここで勝ち点3を取ろうという話はしていました。


〇守備の強度が高い相手でしたけど、どんな崩しのイメージをして、入りました?

ボールを持った人に対して、流経はガツガツ来るので、逆にその背後というのを意識していたので。

そこは前半からうまく使えていたかな、と思います。


〇ハーフタイムにはどんな話をしていました?

立ち上がりもけして悪くはなくて。でも、だんだん流経の時間帯になってきたというところで、ゴール前のところはしっかり体を張るということ。

最後点を取るということは自分たちで話し合って、意識していました。


〇これを機に、変わってきそうな雰囲気がありますけど、意気込みをお願いします。

次節も首位の横浜FCですし。優勝を目標に掲げているので、絶対に負けられないと思うので、次節もしっかり勝って、優勝に、していきたいと思います。


〇前半から35番の子(石井友啓)に抑えられていた印象があったんですけど、難しい相手でした?

前節やったときは35番の子じゃなかったんですけど、それこそ事前に自分たちのミーティングでどういうふうに流経が来るかというのはある程度予想はしていたんですけど。

そこでいきなり35番がスタメンに入ってきたということで、絶対にスプリントとか対人能力が高いだろうなということは思っていたので。

前半、けっこう足速いなっていう印象があって。後半自分が得意な形で結果を出せたので、良かったと思います。

〇2点目の入れ替わりは狙い通り?

相手が後ろ向きだったので、こぼれてタッチが大きくなってしまったので、そこはしっかり振り切ってやろうという意識で。


〇2点目が大きくて、すごく大事なフリーキックになったと思うんですけど、あれで楽になった感じですかね?

1点目入った直後で、立て続けに2点目をとれたということで、大きかったと思います。


〇自身の得点の蹴る直前のずらしがうまかったと思うんですけど、あれは得意なかたちですか?

そうですね。相手との距離感というか、1回止めて、テンポをずらすみたいなのはけっこう得意なので。

左足も自分の特長だと思っているので。そこで左足に持って行って、振れたのはよかったかなと思います。


〇試合の中で挽回したというかリカバーしたというかそういった感じがしたんですけど、そういった思いもあったんですか?

そうですね。ここ最近チームとしても苦しくて。自分としても結果が出せなくて。苦しい中だったんですけど。

今日の試合、チームとしても個人としても「やってやろう」という気持ちで、やりました。


〇9分間で3得点、すごく爆発力があるよね。

そうですね、クラブユースの時のサガン鳥栖戦も最後のほうに、点がどんどん入ったみたいな感じだったんですけど。

今日も何か1点入ったときに、「どんどん行こう」みたいな、気持ち的なものがあったと思います。


〇そのあとの2失点はちょっともったいなかったね。相手の執念が出たのかなと思うんだけど、どうかな?

流経含めて、最後の最後までわからないっていうチームが多くて。それこそ前節、市船にも最後の最後にやられて。

勝ち点3持っていけるところが1になったり。そういうこともあったので、本当にそこは課題だなって、チームとしての。そこは思います。


〇球際とかの手ごたえはどうでした?

今日はいつも以上に走れていて。全体的に球際も行けていたので。これを基準にして上を目指していきたいと思います。


〇久しぶりの生田でのゲームでしたけど、それはどうでした?

サポーターさんの距離感が、とても近くて。声は出しづらい環境ではあると思うんですけど。

距離が近くて、応援してくれている感じが、ものすごく感じられますし。

後半は特にサポーターのほうに向かって、攻められるというのが個人的にも気持ちが入るというか、すごいいい環境だなって思います。


〇1点目と2点目はサポーターのほうに向かっていきましたけど、あれは自然と出た感じですか?

そうですね、点が入ると、後半とかは(サポーターが)喜んでいる姿が視野に入ると思うので。みんなで駆け寄ったという感じです

〇次節に向けての意気込みを教えてもらってもいいでしょうか?

相手は首位ですけど、自分たちのサッカーをすれば、今日みたいな試合をすれば、けして負けるような相手ではないと思うので。

次節、しっかり今節の良かったところと、最後やられてしまったところはしっかり反省して。

絶対勝ちに持っていきたいと思います。

〇最後にサポーターにメッセージをいただいてもいいでしょうか?

苦しい試合が続いたなかでも、アウェイでも駆けつけてくださって。本当に勝利を届けたかった試合だったので。

勝利を届けることができて、ほっとしています。

次節も、アウェイですけど、ぜひ応援よろしくお願いします。

 

きょう勝つことができて、流れに乗るためにも大事な試合になるので。

絶対勝ちたいと思います」

MF10 矢越幹都

 

矢越幹都選手

 


〇先制点振り返ってどうですか?

セカンドボールを拾って、最初柴田に直接出そうと思ったんですけど、相手が柴田側を狙っていたので、知久がうまく間に入ってきてくれて。

知久が柴田に出そうとしてくれているときに、その裏が空くのは大体わかっていたので、走り込めばいいボールが来ると思ったので、走り込んで。

実際にいいボールが来て、最初ダイレクトでシュート打とうと思ったんですけど。

「まだ時間あるな」と思ったので、トラップして、最後落ち着いて決めることができました。


〇試合開始からチャンスがある中で、点が入らない状況でしたけど、どんなことを考えていました?

立ち上がりにけっこうチャンスがあったんですけど、決められない中で、下向いていたら絶対点が入らないので。

どんどんチャンスをつくって、いつか点が入ると思っていたので、続けるだけだと思っていました。


〇チーム全体ではどう崩そうとしていました?

自分たちがワンタッチツータッチで、中央崩すのが得意なので。そこは崩しの場面では、少ないタッチで相手を崩すことを意識していたんですけど。


クロスはサイドバックの2人ともうまいので。サイドから行けるというのもありました。


〇苦しい時間帯が続いていて、そんななかで先制点が取れて気持ち的に楽になった部分もあったと思うんですけど、そのあたりはどうでした?

後半立ち上がり、正直相手のほうが攻める時間が長くて。

「1回相手陣地でやる」っていうのはみんなで話していて。そこでいいかたちで1点目決めることができて。

2点目、3点目とチームでのることができたのはよかったと思います。

 

〇ボランチが2人とも点を取ったというのはどうですか?

遥希(楠田遥希)もセットプレーの練習でファーということはけっこう言われていたので。そこを詰めてくれたことはよかったし、自分も決めることができてよかったと思います。


〇練習してきたことが出たということ?

そうですね。はい。


〇土屋君がけがをして、1年生(藤田明日翔)が入って自分たちが頑張らないとという思いもあったりしました?

ありますけど、明日翔も櫂大(土屋櫂大)と同じくらいにいいプレーをしてくれていて。そこの安心感はあります。


〇やっていて1対1になる部分もありましたけど、球際やスピードなどについては?

流経さんはドリブルで前に運べる選手がいるので、そこは言われていたので。粘り強く。

シュート打たれちゃう場面もありましたけど。最後体を張ってやることができたかなと思います。


〇春先より厚くなっているようなイメージがあるんですけど、どうですか?

最初よりは。ごはんもいっぱい食べて。

〇体重も増えている?

ちょっとずつ、はい。


〇1点返されて、交代直前に1点差になって、ひやひやした?

しました。

〇じゃあ、あとは託すしかないと?

そうですね。

〇勝った瞬間に(ピッチに)入ってきた?

そうですね。

〇あれは気持ちが抑えられずに?

はい。入っていました。


〇矢越君が点を取ってから3点入りましたけど、チームでのっていけるようなそんな雰囲気がありました?


そうですね、流れがあんまりよくなかったので、点を取ることができてそこはよかったかなと思います。

〇これを機に変わりそうなものってあります? 今後の試合に向けての意気込みを聞かせてもらえますか?

勝利できたことはうれしいんですけど、慢心したらだめだと思うので。

1試合1試合、いい準備して、戦いたいと思います


〇ゴール取ったときにサポーターのところに向かっていきましたけど、あれは自然に出たような感じですか?

今日も拍手とかで背中を押してくれたので。喜びを分かち合いたかったです。


〇U-18の残りの期間、どう成長したいとか教えてもらってもいいですか?

個人としては、もっと得点だったりアシストだったり、結果を残せるボランチになりたいと思います。

〇次はとても大事な横浜FC戦になると思うんですけど、それに向けて思いとか語ってもらってもいいですか?

首位横浜FCですけど、きょう勝つことができて、流れに乗るためにも大事な試合になるので。

絶対勝ちたいと思います。


〇楠田君が目標にしている選手に守田英正をあげていたんですけど、そういうのはあるんですか?

フロンターレだと、脇坂選手や大島選手ですね。

〇2人のどんなところが好きですか?

2人とも「ザ・フロンターレ」みたいな選手で。非常にうまいですし。はい。


〇フロンターレじゃなかったら?

フロンターレじゃなかったら…。海外だと、今は全盛期はすぎちゃったんですけど、モドリッチとか。好きですね。


〇また、サポーターの方にメッセージをいただいてもいいでしょうか?


今日も熱い声援、ありがとうございました。

苦しい時期が続いていたんですけど、サポーターはずっと応援してきてくれていたので。

今日、結果で少しは恩返しすることができたので。

今後も応援よろしくお願いします。

 

 

次節は首位に立つ横浜FCユースが相手。とてもとても大切な試合となります。

ここまで積み重ねたものを発揮することができれば、必ずほしいものを手にすることができるはず。

自信をもって自分たちのサッカーを、自分たちの力を表現する選手たちを、フロンターレU-18を見られますように。ピッチで見せる姿をとても楽しみにしています。

 

次節:プレミアリーグEAST第17節 vs 横浜FCユース

10月6日(日) 午後0時キックオフ 横浜FC・LEOCトレーニングセンター

 

 

(文中敬称略)

 

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