プレミアリーグEASTは第10節7月2日、川崎フロンターレU-18は日立柏総合グラウンドで、柏レイソルU-18とのアウェーゲームに臨みました。
【川崎フロンターレU-18 プレミアリーグEAST第10節 vs 柏レイソルU-18】
7月2日(日)午後4時キックオフ 日立柏総合グラウンド(人工芝) 晴れ 200人
前節横浜F・マリノスユースに4-0で勝利。5勝3分け1敗のフロンターレ。
先発は、GKキャプテンの1濱﨑知康、最終ラインは右から2江原叡志、20山中大輝、30林駿佑、4元木湊大、ボランチは25矢越幹都、10尾川丈、右MF22加治佐海、左MF7志村海里、前線には28香取武、9岡崎寅太郎。
マリノス戦からは、GKが16菊池悠斗から濱﨑に。
前節流通経済大柏に2-4のレイソルは、2勝4分け3敗。
先発は、GK1ハーパー タイガ オリバー、最終ラインは右から11大木海世、キャプテンの4別府慧、20猪狩鉄太、ボランチは7青木空斗、8池端翔夢、右に10関富貫太、左に25黒沢偲道、2シャドーに15戸田晶斗、19吉原楓人、前線には9近野伸大。
昨年のプレミアリーグEASTでは、等々力陸上競技場で行われた第6節では5-1、日立柏総合グラウンドで行われた第15節でも5-1と、フロンターレから見て2勝という戦績。
朝から厳しい日差しがそそいだこの日。いくぶんか和らいだものの、まだ暑さの残る夕方の日立柏総合グラウンド。ネット越しの木立の下には、選手の家族らに加え、レイソルのサポーター、前日豊田スタジアムでトップチームに声援を送った人々も含め、多くのフロンターレサポーターが集い、ともにチャントで選手たちへ声援を送る。互いの想いがつくりあげる、とてもいい雰囲気の中、キックオフの時を迎えました。
フロンターレボールでのキックオフとなった前半。先に前に出てきたのはレイソル。右サイドに展開し、関富が高い位置へ。しかし、志村が粘り強く体を入れ、前には行かせず。尾川も下がって対応し、しのいでいきます。
しかし、レイソルが最終ラインの大木や別府が多くボールに触れ、ボールを動かしていくと、3分には猪狩がボールを持ち上がり、エリア外左のスペースを突くパス。
これに抜け出した近野が、左足でシュートを打つと、ゴールネットが揺れ、0-1。先制点はレイソルへ入ります。
さらにレイソルが、大木、別府、猪狩が多く触れ、ピッチの幅を使いながら、ボールを回す時間が続き、4分には、フロンターレにファールがあり、エリア外右でのレイソルのフリーキックに。
キッカーは、池端。左足でボールを入れると、遠いサイドに精度の高いボールが入りますが、これは左にそれていきます。
レイソルは、池端や別府、大木が多く触れ、前線の近野へ浮き球を入れていきますが、山中がしっかり競り、セカンドボールは矢越が回収。
間を突くレイソルのパスに対しては、矢越がすばやく寄せるなどし、次第にボールを自分たちのものにする時間を増やしていきます。
加治佐も中央に寄り、元木の縦パスに、尾川が高い位置へ動き出すなどし、林や山中、元木、江原が多く触れながら、動かしていくフロンターレ。
10分には正面で岡崎、尾川とつながり、左サイド、元木へ。
元木は正面へ斜めのパス。これに香取が抜け出しますが、レイソルの守備に遭い、シュートまでは行けず。
11分には、左に開いた志村が岡崎とのパス交換からエリア左へ。ここでもレイソルの守備が阻んで、シュートまでは行けませんでしたが、エリア近くでのプレーを増やしていきます。
レイソルがボールを奪う場面では、香取のプレスバックから取り返し、そこから林や元木、間で尾川も受け、テンポよく動かしていくフロンターレ。下がり目で受けた岡崎の縦パスに、志村が高い位置へ動き出すなどしていきます。
13分には、江原のフィードに、香取がエリア内へ。しかし、ここでもレイソルの守備が阻止。
14分にはレイソルも、黒沢がカット。そのパスに、戸田がエリア外左へ。エリア左へ仕掛けていきますが、フロンターレはブロック。
さらにレイソルが、間で受けた青木が縫うように持ち上がり、池端もセカンドボールを回収。再びボールを保持。
16分には、右サイド、関富からオーバーラップした、大木へ。大木は右クロスを入れていきますが、林がエリア内で対応。
セカンドボールを拾った池端が、エリア外左からシュートを打ちますが、エリア内でクリアしていきます。
さらに人をかけて迫るレイソルに対し、コンパクトに、対応していくフロンターレ。17分には中盤で矢越がマイボールに。矢越から受けた加治佐が中央を持ち上がり、正面の岡崎へ速いパスをつけると、岡崎はターンからシュート。ハーパーのセーブに遭い、得点とはなりませんでしたが、チャンスをつくっていきます。
エリア前にレイソルが浮き球を入れてくる場面では、山中が競り、セカンドボールは尾川が回収。再びボールを保持し、動かしていくフロンターレ。
19分には、左サイドで元木、尾川、矢越もかかわり、志村が高い位置でクロス。
レイソルがクリアしたところ、セカンドボールをものにし、今度は右サイドへ。江原から受けた加治佐が右クロスを入れると、こぼれ球を正面で拾った尾川がミドルシュート。レイソルのブロックに遭ったところ、さらに矢越がエリア外から右足を振り抜きますが、枠はとらえられず。
レイソルも、直後には右サイドからの攻めに。パス交換から関富が高い位置へ抜け出しそうになりますが、元木がカバー。関富のファールとなり、関富にはイエローカードが提示されます。
飲水タイムをはさんで、22分にはフロンターレ、山中から右サイド、江原へ。江原から間で受けた矢越はエリア外右への浮き球のパス。これに抜け出した岡崎が正面へ持ち込み、シュート。これは左に。
レイソルも、左サイドから黒沢が斜めにエリアへ向かっての仕掛け。しかし、フロンターレはコンパクトに、粘り強く守っていきます。
山中、林が開いて、間に矢越が下り、江原も加わって、後ろからフロンターレがボールを動かし、前線では加治佐が左サイドへの動き出しを見せ、前に出ていこうとしていきます。
レイソルは25分、そこまでいいプレーを続けていた、青木に代わり2伊達歩由登。
26分には、フロンターレ、右サイドでのスローインの流れから加治佐が正面へ。シュートを打つも、レイソルはブロック。
こぼれ球を拾ったレイソルは、前線の近野につなげていきますが、フロンターレは人をかけて囲い込むようにして対応。起点をつくらせず、再び自分たちでボールを動かしていきます。
すると27分、フロンターレは、エリア前で矢越が香取に預けると、うまくターンで、正面を向いた香取はエリア内へパス。これに抜け出したのは矢越。シュートを打つと、これが決まり、1-1。
前節のマリノス戦では前半のみでの交代となった矢越はプレミアリーグ初ゴール。「今日は自分も点を取ろうという気持ちでいた」という矢越の思いと、日ごろの練習から培ってきた香取との連係から生まれたゴールで、フロンターレが追いつきます。
追いつかれたレイソルは、ラインを高め、右サイド、関富、戸田の連係から前に出ていきますが、フロンターレはこれをしのいで、元木の縦パスに、尾川がエリア左へ。
これに対しては、レイソルも粘り強く守り、シュートには至らなかったものの、守備から攻めへつながる場面をつくっていきます。
レイソルは、さらにエリア前で近野がボールをおさめ、キープ。しかし、フロンターレは山中が体をしっかり当て、守備に戻った岡崎がマイボールに。岡崎は一気にエリア正面やや右へ持ちむも、レイソルの守備に遭い、右コーナーキックに。
右コーナーキック、フロンターレは加治佐がマイナスにグラウンダーのボールを入れますが、レイソルはこれをカット。左サイド、吉原が抜け出しそうになりますが、江原がカバー。
攻守が入れ替わる展開のなか、しっかりカバーしていきます。
32分には、フロンターレにファール。山中にはイエローカード。エリア外左でのレイソルのフリーキックとなり、池端が左足でボールを入れると、セカンドボールを拾ったレイソルは、猪狩が右サイドに展開していきますが、元木がカバー。林につなげ、再びフロンターレが保持する時間に。
33分には、江原のフィードを香取が競り、岡崎が正面へ抜け出しそうになりますが、レイソルはクリア。
右サイドでのスローインとなり、香取がエリア内へ抜け出していきますが、レイソルの別府が対応、ゴールキックとなります。
レイソルも、35分には、別府のパスを、間で黒沢が受け、そのパスに、吉原がエリア左へ抜け出し、シュート。しかし、濱﨑がセーブ。
左コーナーキックとなり、関富が右足でボールを入れると、近野がヘディングシュート。ボールはポストに。レイソルもゴールをおびやかしていきます。
レイソルはさらに、黒沢が左サイドからエリア左へ仕掛ける動き。しかし、フロンターレは矢越、さらに林がカバーしていきます。
39分には中央の尾川のスルーパスに、香取がエリア右へ。シュートを打ちますが、ハーパーがセーブ。
41分には、林から山中、山中から江原へ。江原は右サイド、開いた加治佐へ。加治佐はエリア正面へ持ち込んでいくと、ボールは岡崎へ。いったんはレイソルがボールを奪うも、粘った矢越が奪い返し、左サイドの志村へ。志村がクロスを上げるも、レイソルはクリア。
42分には、レイソル、黒沢が左サイドから正面へ持ち込み、ボールは正面の近野へ。近野はボールをキープ。エリア内へスルーパスを入れますが、山中がカバー。
林のフィードに、加治佐が中央から左サイドへ動き出すなど、長いボールも交えていくフロンターレ。レイソルがボールを中央に入れていく場面では、香取や岡崎も時に、下がりながら厳しく寄せ、ボールをものにしていきます。
43分には、香取がボールをカット。そのパスに、加治佐がエリア右へ。加治佐は折り返しますが、レイソルの守備が阻み、右コーナーキックに。
右コーナーキック、加治佐がボールを入れると、エリア内、山中が競り、ゴール正面、香取が迫りますが、レイソルの守備に遭い、最後は香取のファールとなります。
レイソルも、45分には、猪狩が前に持ち出し、左サイドの黒沢へ。黒沢は縦に仕掛けようとしますが、江原・加治佐が厳しく追い込み、前には行かせず。
アディショナルタイムに入り、48分には、伊達のスルーパスに、戸田がエリア右へ抜け出しますが、尾川が粘り強く足を伸ばし、ボールをきれいに奪い取る素晴らしいプレー。
前半は1-1でタイムアップとなります。
フロンターレのサポーターがチャントを歌い、レイソルも、わずかながらも女性のサポーターたちがそれに負けない声で、選手たちの背中を押すなか、始まった後半。
立ち上がり、レイソル、伊達がカット。吉原につながり、吉原の縦パスに、近野がエリア内へ。しかし、オフサイド。
再び濱﨑や山中、林が多く触れながらボールを動かしていくフロンターレ。3分には、右サイド、下がり目の矢越が浮き球のパス。エリア内へ、岡崎が飛び出しますが、オフサイド。
4分にはレイソルも、近野がボールをキープ。正面で伊達が粘り、伊達から受けた池端がエリア外正面で、左足のシュート。しかし、濱﨑がセーブしていきます。
フロンターレも、6分には、中央に寄った加治佐がカット。左サイド、元木につながり、元木のパスに志村が高い位置へ。
志村のクロスは右サイドに流れ、レイソルはファール。フロンターレのフリーキックに。
キッカーの加治佐がゴール前に浮き球を入れると、エリア内で混戦となりますが、レイソルは粘り強い守り。
しのいだレイソルはカウンターに持ち込み、右サイドから戸田がエリア正面へ持ち込んでいきますが、志村がカバー。切り替えの速さを見せ、しのいでいきます。
レイソルも、エリア前に、浮き球のパスを入れ、揺さぶりを図りますが、山中が対応。林がボールを拾い、起点をつくらせず。
7分には、林から左サイド、元木につながり、低い位置から元木はフィード。エリア正面、香取が抜け出しますが、別府がカバー。いい動き出しでしたが、レイソルの守備も集中した対応を見せていきます。
最終ラインから、パスを入れ、志村も間で受けながら、前に出ていくフロンターレ。10分には、右サイド、高位置へ加治佐が抜け出し、クロス。これにエリア内、志村が飛び込みますが、惜しくもさわることはできず。
ボールを拾ったレイソルは、右サイドからの速攻に。しかし、山中・林がここでもうまく連係して対応。いい守りを続けていきます。
左サイドに岡崎が開く一方で、志村が中央に顔を出し、間で尾川が受けるなどしながら、ボールを動かしていくフロンターレ。
レイソルも、12分には、左サイドでフリーキックを得ますが、池端がエリア内へボールを入れたところ、香取がマイボールに、左サイド、元木、志村とつながり、再びフロンターレがボールを持つ展開に。
13分には、元木が傷み、外へ。担架も準備され、いったんは3髙橋悠斗が出場することが決まりましたが、元木はプレーを続行。ピッチに戻り、再び攻守にチームを支えていきます。
15分には左サイドでスローインを得たフロンターレ。元木がエリア内へボールを入れると、岡崎がターンからシュートに持ち込もうとしますが、大木が粘り強く体を入れる好守。
16分には、再び左サイドでのスローインから、岡崎が反転から、エリア左から折り返し。正面で加治佐がシュートを打ちますが、右に。うまく関わり合いながら、チャンスをつくっていきます。
17分にはレイソルも、吉原が左サイドからエリア内への仕掛け。しかし、林が粘り、ゴールキックにしていきます。
レイソルは18分、戸田に代わり18ワッド モハメッド サディキ。
フロンターレはさらに、元木の縦パスに、志村が高い位置へ仕掛けるなど、左サイドからの攻めに。レイソルが近野にボールを入れていく場面では、林がしっかり対応していきます。
23分にはフロンターレ、林から左へ展開。人をかけ、エリア外左、エリア正面でボールを動かしていくと、左サイドから尾川が折り返したボールは、レイソルの守備に遭うも、拾った志村は浮き球。レイソルのクリアに遭ったところ、香取が頭で競り、こぼれたボールはエリア外正面やや右、矢越へ。矢越がおさめ、左足でシュートを打つと、ゴールネットが揺れます。2-1。勝ち越しのゴールはフロンターレへ。
沸くフロンターレのサポーター。そして、フロンターレの選手たち。
フロンターレはここで加治佐に代わり14岡田泰輝。
追いかけるレイソル。下がり目に岡崎も下りながら、コンパクトに対応。そこから前に出ていこうとするフロンターレ。
25分には、ボールを奪ったレイソル、縦パスがワッドに入りますが、尾川が寄せて、前には行かせず。
レイソルは、関富に代わり13市村健が入り、左に。黒沢が右に。
26分にはフロンターレ。右サイドで岡田がボールを奪い、前へ持ち出し、正面の岡崎へ。岡崎は右に展開。抜け出した矢越はクロスを入れようとしますが、レイソルはブロック。
林や山中が間にボールをつけながら、前に出る時間をつくっていくフロンターレ。レイソルがワッドにボールを付けてくる場面では元木が粘り強く寄せ、ハンドを誘うなど、守備でもいい対応を続けていきます。
27分には、元木の縦パスに、岡崎がエリア正面へ抜け出し、シュート。しかし、ハーパーがセーブ。
28分にはレイソル、ワッドのサイドチェンジに、吉原が左サイドの高い位置へ。吉原は振り切って、エリア内への折り返し。しかし、矢越がエリア内をカバーしていきます。
林のフィードに、岡崎が左サイド、高い位置へ抜け出し、正面へ持ち込むとするなど、追加点を狙いにいくフロンターレ。中央に志村も寄り、セカンドボールは尾川が回収。矢越や林、元木がかかわって左サイドでボールを動かすなどしていきます。
30分には香取に代わり18八田秀斗。
レイソルは、黒沢が再び左、市村が右と位置を入れ替えていきます。
レイソルは、32分には、右サイド、大木が高い位置で粘り、ボールは市村へ。市村はクロスを入れていきますが、ここでも元木が対応。シュートにはつながらず。
33分には、間でうまく受けた八田が前に持ち上がり、いったんはレイソルにボールが行ったところ、岡崎が奪い返し、右サイド、江原へ展開。
江原はクロスを入れますが、レイソルはブロック。
右コーナーキックとなり、志村が右足でボールを入れると、これをしのいだレイソルはカウンターに。しかし、林がカバー。
さらにエリア左、市村が抜け出し、前に出た濱﨑をかわし、シュートを打ちますが、江原がブロック。好守を見せて左コーナーキックに。
左コーナーキック、フロンターレは正面で江原がマイボールに。前に持ち出し、江原のパスに、正面やや左、志村が抜け出しますが、シュートは上にそれていきます。
38分にはレイソル、フロンターレにファールがあり、エリア外左でのフリーキックに。
ここでフロンターレは元木に代わり3髙橋悠斗、岡崎に代わり13髙橋宗杜、志村に代わり8名賀海月。
フリーキック。レイソルのキッカーは大木。右足でボールを入れると、エリア正面、近野がヘディングシュート。ボールはゴールへ決まり、2-2。レイソルが追いつきます。
追いつかれたフロンターレは、直後には山中のフィードに、髙橋宗杜が正面へ。しかし、ハーパーがセーブ、
レイソルは、吉原に代わり28澤井烈士。昨年の関東ユース(U-15)サッカーリーグの第6節や第15節ではフロンターレからゴールを決めた1年生がピッチに入ります。
山中のフィードに、髙橋宗杜が動き出し、レイソルが後ろから組み立てようとする場面では、髙橋宗杜、八田が前からプレス。ゴールを目指していくフロンターレ。
レイソルも、44分には正面やや左で近野がボールをキープ。そのパスに、澤井がエリア左へ抜け出しますが、オフサイド。
さらに澤井から右へ展開。市村がクロスを入れますが、オフサイド。
直後にはフロンターレ。髙橋宗杜が浮き球を競り、おさめた名賀のパスに、髙橋悠斗が、エリア外左から折り返し。これに高橋宗杜、八田、岡田が飛び込みますが、惜しくもさわることはできず。
交代で入った選手たちがかかわった迫力のある攻めで、決定的な場面をつくっていきます。
アディショナルタイムは5分。
レイソル、別府のフィードに対しては、濱﨑が対応。濱﨑がすばやくリスタートしたボールを、八田がおさめ、右に展開するなどしていくフロンターレ。
46分には、左サイド名賀のパスに、正面へ尾川が迫りますが、レイソルはカット。レイソルは澤井から右サイド、高い位置へ抜け出した伊達につなげ、伊達はクロスを入れようとするも、それはならず。
髙橋宗杜を前線へ走らせ、レイソルが前に出てくる場面では、林や髙橋悠斗がしっかり対応していくフロンターレ。
50分には、右サイド、江原、岡田の連係からエリア近くで時間をつくりますが、決定機にはつながらず。試合はタイムアップとなり、2-2。
勝ち点1を分け合うことになりました。
前半1-1 後半1-1 計2-2
得点:矢越幹都2(フロンターレ) 近野伸大2(レイソル)
フロンターレの先発:1濱﨑知康(c) 2江原叡志 20山中大輝 30林駿佑 4元木湊大 25矢越幹都 10尾川丈 22加治佐海 7志村海里 28香取武 9岡崎寅太郎
交代:加治佐→14岡田泰輝 香取→18八田秀斗 志村→8名賀海月 岡崎→13髙橋宗杜
控え:16菊池悠斗 26齊名優太
レイソルの先発:1ハーパー タイガ オリバー 11大木海世 4別府慧(c) 20猪狩鉄太 7青木空斗 8池端翔夢 10関富貫太 25黒沢偲道 15戸田晶斗 19吉原楓人 9近野伸大
交代:青木→2伊達歩由登 戸田→18ワッド モハメッド サディキ 関富→13市村健 吉原→28澤井烈士
控え:16田中亜里 3根引翔大 5田村心太郎
◇試合後、林駿佑、矢越幹都、山中大輝、長橋康弘監督に話を聞きました。
「背の高い相手にも競り勝てるような工夫っていうのはしていかなきゃいけない」
DF30 林駿佑
〇中3の去年も見ていて、今年はプレミアの最高峰の舞台に来て、見ていて「やれているな」という印象があるんですけど、ご自身はどうですか?
中3のときから、強度というのはすごい上がっていますし、そのなかでも、今日の試合でもそうでしたけど、フィジカルの部分で負けない、というのもそうですし、プレスが速い部分、技術の面でも、できているところもあったんですけど、まだ自分でもできていないな、と感じているところもあったので、そこはもっと突き詰めてやらないといけないと感じています。
〇CBでも、サイズが大きくはないというなかで、今日はカバーリングのところでもやれていたな、と感じたのですが、それはどうですか?
相手のFWがでかかったっていうところもあって、競り合いで勝てたら一番いいですけど、やっぱりどうしても勝てないっていうところがある中で、 もう一人の大輝君(山中大輝)と、SB含めカバーっていうところは意識してましたし、声かけを常に怠ることなく、 まあやれたかなとは思うんですけど、結果的に失点、2失点っていうところはちょっと悔いが残るところです。
〇今年結構一個前もやったりしてやってて、どうですか。ボランチになって。景色も変わるし、プレッシャーも変わるから難しいとこもあるかなと思うんですが。
CBはずっとやっていたポジションなので、いつやってもできるようにしないとなっていうところありますし、ボランチも途中から入ることが多いですけど、より高いレベルでやって、 どちらでも出てスタメンを取れるところっていうところまでやっぱり成長していかないと、自分自身、試合出れないなっていうところがあるので。まだまだ、CB、ボランチ、両方、もっと精度上げていかなきゃなっていうのはあります。
〇去年の中3の時から、ビルドアップのところは強みなのかな、と思いますけど。そこはやれてるって感じ、あります?
できてるところもあるんですけど、やっぱり判断が遅くて、結果的に次の人がはまってしまったり、プレッシャー受けたりっていうところもありますし。
あとは背後の伸ばしてるところっていうのはまだまだあるので、これ全体の視野を広く持ちながら、 速い判断でパスをつけていければ、もっともっとよくボールが回るんじゃないかな。自分のところからでもリズムつくれるCBになりたいと思います。
〇今この舞台で、1年から出て得られてるものがあると思って、すごいいいスタートを切れていると思うんですけど。
やっぱりプレミアっていう最高峰のリーグでの緊張感っていうのはありますし、やっぱりそこを早めから体験できているっていうのもそうですし、 あと強度のところだったり、スピードだったり、フィジカル面もそうですけど、やっぱりすべてのレベルは高いので、より自分の刺激にもなってますし、毎試合毎試合、その改善できたところ、改善点っていうところは振り返りながら、自分の成長にもつながっていると思います。
〇高1と髙3で2年学年が違うと強度の違いもあると思って。そこで打ちひしがれるみたいなことってあったりするんですか。意外とやれているな、という感じもするんですが。
最初入った時はやっぱりスピードも違かったですし、強度のところでも弾き飛ばされるところもあったんですけど、監督からも食べること、筋トレっていうのをしっかりやっていかないと、特に1年生はフィジカルっていうのはまだ甘いところがあるんで、そこをしっかり意識してやっていって、少しずつ体も大きくなっていますし、 あとは目のところもだんだん慣れてきていると思うので。
そこまで苦にしてはいないですけど、やっぱりまだまだCBとしても、もっと体を大きくしていきたいところではあるので。 そこはやっていかないと、もっと強い相手、速い相手が出てくると思うので。そこで負けないように、もっと高められたら、と思います。
〇やっぱりCBで勝負したいというのはあるんですか?
いや、特にどっちかっていうことは思ってないんですけど、 両方できるっていうのは、強みになると思うので、両方高いレベルでっていうところを持ちながら、
チームというか、チームの状況というか、自分のより精度の高い方っていうところでは出たいですし、それがどちらであっても、いいプレーできないとスタメンっていうところにはいけないと思うので、どっちかっていうところは、あんまり気にしてはいないです。
〇クラブユース、前にまた残り1試合ありますけど、それに向けて何か改善したいこととかってありますか?
今日の試合もそうでしたけど、でかい相手に競らされるところがあったり、身長っていう部分があるのはあると思うんですけど。先飛んだりとか体当てたりっていうところで、背の高い相手にも競り勝てるような工夫っていうのはしていかなきゃいけないし、 あそこの落下地点、その空間認知のところはやっぱりもう少し、もう一段階上げていかないと、勝てないかな、と思います。
〇次はFC東京が相手ですけど、フロンターレのアカデミーの選手としては意識する相手でもあるのかな、と思うんですけど。それはどうですか?
近場でやってる相手っていうのでもそうですし、マリノスだったりFC東京だったりっていう関東のチームは、 関東でも、その近い神奈川、東京のチームはやっぱり特別感っていうのありますし。
まあ、でも、それを何か特別に思って緊張しても無駄なので、あんまり何も思いすぎず、まだ緊張しすぎず、落ち着いて、いつも通りやろうかなと思います。
〇最後にサポーターに向けて、コメントをいただけますか?
今日も、アウェイでしたけど、たくさんのサポーターが大きな声で声援してくれて、サポーターの方々の声援っていうのは力になりますし、まあ、また自分がもっといいプレーをして、楽しませられるような試合っていうのができたらと思うので。これからもよろしくお願いします。
「マリノス戦でふがいないプレーをしてしまったので。今日は自分も点を取ろうという気持ちでいた」
MF25 矢越幹都
〇前半、立ち上がりに失点してしまって、追う展開になったと思うんですけど、改めて振り返って、いかがですか?
立ち上がりの入りが悪くて。そこは最近は結構良くて、いい感じだったんですけど、今回、ちょっと漏れが出てしまって。追う形になってしまって。前半追いついて、(勝ち越して) 逃げ切りたかったです。
〇前半、あの追いついたゴール、改めて振り返って、いかがでした?
武(香取武)とのコンビネーションは練習から出ているので。武だったら出してくれるっていうのは分かっていたので。ワンツーで 自分で切り込んでいって、うまく引き付けることができた、と思います。
〇前半は追いついて、取り返せたのはすごく良かったと思うんですけど、後半に向けてはどういった修正をしたんですか?
立ち上がり、前半悪かったんで、そこは後半ももう一回しっかりやろうっていう話があって。最初の方、後半の立ち上がりは、 自分たちの時間が多くて。そこでもっと点取れたら、違った結果になったのかな、と思います。
〇後半2点目、今日の2点目。かなりゴラッソなゴールだったと思うんですが、改めて振り返ってみてどうですか?
あれは、ま、とりあえず打ってみようっていう感じで、はい。昨日左足のシュートを練習していたので。振り向きざまに打ったら、相手に当たって。
〇そこで逆転できただけに、最後ね、追いつかれたのがすごい悔しい思いあると思いますが、そのあたりのゲーム運びとかはどうですか?
課題になってくると思うので、次、土曜日試合があるので。そこで同じことが起きないように、チームとして1週間やっていきたいと思います。
〇改めて、今日チームとしての課題、収穫、修正点があったと思うんですが。
課題は、立ち上がりのところ、もっと引き締めて、全員でやるっていうこと。収穫っていうところは、まあ、自分たちのパスサッカーっていうところを披露できたのかなとは思います。
〇個人のプレーの方は、あの、自分のそういったところが強みっていうも含めて、今日のプレー、振り返ってどうですか?
今日は、けっこう自分も気合が入っていて。前節のマリノス戦でふがいないプレーをしてしまったので。今日は自分も点を取ろうという気持ちでいたので。そこは良かったと思います。
〇これからのリーグ戦に向けて。
今、青森山田が首位を走っていますけど、追い越すために、1試合1試合大事にして、全部勝つ勢いで、やっていきたいと思います。
〇1試合終わって、クラブユースですけど、それに向けては?
次、F東(FC東京)戦が終わって、クラブユースなんですけど、まずはF東戦勝って、いいかたちでクラブユースに行って、優勝したいと思います。
〇やっぱりFC東京ということで、結構意識するところってありますか?
そうですね、多摩川クラシコっていうところでやっぱり意識はします。
〇今日もサポーターの人、たくさん来てましたけど、またあのサポーターの人にコメントなどいただけますか?
本当に今日も応援がすごく聞こえて、背中押してくれて、本当に自分も最後まで、サポーターのおかげで走れたと思うので。次節もお願いします。
〇かなり高い位置で、相手がプレッシャー来てるところで前を向けるっていう技術が際立ったかなと思うんですけども、改めてそういうところをどういうところ意識してあれができてるのかとか、ご自身の強みとか教えてもらっていいですか。
相手の嫌なポジションとか見て、自分がそんなフィジカル強いっていう選手じゃないので。そういうテンポだったり、相手が来たら、いなしてっていうのが得意としているので。そういうところはらしさかな、と思います。
〇去年、佐原さん(佐原秀樹コーチ)が矢越選手は「前につながれることができるけど、あと、やっぱりゴールだ」っていうのをずっと言ってて、求められたところかなと思いますけど、そこはご自身どう考えました?
本当にゴールはプレミアも1回も取れてなかったんで、今日取れて、ちょっとほっとしてます。
「注意していたのもかかわらず、ファールしてしまったので、ちょっと悔いが残ります」
DF20 山中大輝
〇前半、立ち上がりに点を取られてしまって追う展開になってしまったんですけど、改めて振り返ってどうですか?
青森山田戦ぐらいから、自分たち、入りが良くなってきて、 自信もついてきて、今日も入っていこうっていう感じだったんですけど。自分の背後を取られて、そこで失点してしまい。
ちょっと暑かったとか、そういうのもあったかもしれないんですけど。U-17に行っている土屋選手(土屋櫂大)とか柴田選手(柴田翔太郎)とかいない中で、勝たなきゃいけないっていう気持ちがあったので。
同点にして逆転になったことは良かったんですけど、最終的に追いつかれてしまって、悔しい引き分けとなってしまったので。そこは反省かな、と思います。
〇前半1-1で折り返して、後半、逆転できて、勝てた試合だったかなと思ったら、その後のゲーム運びとかは、いかがですか?
そうですね、後半の2失点目、自分のファールでフリーキックを与えてしまって。引っかけてしまったときに、自分の対応が悪かったっていうか、相手にちょっと押し負けてしまった感じがあったので、 まあ、そこも反省すべきところですし、ま、やっぱ、その後のゲーム運びは、まあ、前にどんどん行こうって感じで、最後の最後、悠斗君(髙橋悠斗)が、いいクロスがあって。さわれなかったのもあったんで。決めきれるという部分で、決め切れなかったのが良くなかったかなと思いますし、自分もファールの部分では、注意していたのもかかわらず、ファールしてしまったので、ちょっと悔いが残ります。
〇そんな中でも、今日、空中戦で競り勝っていたと思いますし、フィードのところでも何度もチャレンジをしていましたが。ご自身の強みも含めて、今日のプレーを振り返っていかがですか?
今日は、自分の失点に絡む場面が多くなってしまった試合だったので。 ロングフィードとか競り合いの部分はできていたんですけど、ちょっと失点絡んでしまうことが多かったんで。反省ですし。土屋とかがいない中で勝てなかったのが悔しいんですけど、次回のF東(FC東京)に向けて、もっと練習して、頑張っていきたいと思います。
〇クラブユースもありますが、改めて意気込みをお願いします。
クラブユースは、全国優勝を目指して頑張っているので、頑張っていって。このプレミアリーグもファイナルで負けてしまったので。ファイナル優勝という目標を掲げてるので。その目標を達成できるように頑張っていきたいと思います。
〇今日も柏で、ホームじゃないかっていうくらいサポーターの声援がありましたけど、最後もあいさつのときに、サポーターの掛け声がありましたけど、改めてサポーターの声援はどうでしたか?
今日はアウェーにもかかわらず、始まる前から声援とかいろいろ聞こえていて、勝たなきゃいけないなって自分でも思ってましたし。最後のあいさつする時も励ましの声をいただいたので。切り替えて、次も 応援してくださると思うので、必ず勝って、恩返しをしていきたいです。
〇相手の9番の選手(近野伸大)に隙を突かれて2失点したと思うんですけども、ただ、オフのプレーの面の中では、林選手とよく、チャレンジ・アンド・カバーーもできていて、守れて。手応えあるんじゃないかなと思うんですけど、どうですか。
まあ、そうですね。結果、2失点してしまったので、悔しかったんですけど。駿佑(林駿佑)と試合前から、チャレンジ・アンド・カバーを意識して。相手がでかいことも試合前から知っていたんで、チャレンジカバーを意識して。できていたので。失点してしまったのはちょっと悔しいですけど、いい収穫にはなったとは思っています。
〇結構、レイソルもつなぎながら、前線の選手もサイドも仕掛けてきて、パワーもあった中で、ご自身どういうところ意識して守ろうっていうふうに考えてました?
そうですね、レイソルはシャドーが2枚いる感じで、中盤との連係も、試合前から矢越選手や尾川選手が声かけながら、「意識して守っていこう」って話していたので、自分の中では、守備対応は、そこそこなんですけど。
全体的に、声かけながら、ちょっと守れたと思うんで、そこは良かったのではないかなと思います。
〇プレミア10試合終わって、唯一フルタイム出場してると思うんですけど、開幕から試合重ねて、自分に成長してるなって、どういうところに感じますか?
そうですね、去年松長根選手とか、高井選手とか、プレミア、実際見てて。「すごいな」って思っていたし。開幕戦はちょっと緊張していて。余裕っていうのがちょっとなかったんですけど。ここ5試合、山田戦ぐらいから自分たちのサッカーができるようになってきて。今は自分の中でいいプレーができてると思ってるので。これを継続できるように頑張っていきたいです。
「彼らなら、3点目、4点目。5点目、取れるチームだと思ってます」
長橋康弘監督
〇今日の試合を振り返って。お願いします。
最近の試合で、選手たちに必ず言っていることは、前半からしっかりと、入れるようにすること。それも開幕からもそうですし。勝ってはいるものの、やっぱりエンジンのかかりが遅い。
そういったところから、できつつあったなっていう感じはしたんですけれども。思い返すと、もったいない失点だったかなっていう。あとはセットプレーですね。やはり自分たちが積み上げなければならないこと、改善しなければいけないところで2点失っているので。そこはやっぱり、ここからしっかりとやっていかなければならないなっていうふうに思ってます。
2点取りましたけれども、彼らなら3点目、4点目。5点目、取れるチームだと思ってます。なのでチームとしては、まずは圧倒できるチーム、得点を取れるチーム、そこをまた目標に1週間、頑張っていきたいと思います。
〇今日は先に点を取られる中で、前節は前半のみの出場だった矢越君が、ああいったいいかたちでゴールを決めたと思うんですけど、ゴールの場面を見て、どう思いました?
まず、前節のマリノス戦で、前半で交代させられたっていう悔しさが、絶対にあったと思います。1週間、そういうような悔しさっていうのも当然見受けられましたし、その悔しさっていうのは、あの、1点目のゴールへ向かうその動きだったり、あの、相当疲れた状態だと思うんですけど、 後半もああやって、もう、あのゴール狙うところっていうのは、本当にあの、悔しい気持ちっていうのは出てて。
しっかりと結果残してくれたなっていうふうに思っています。
〇フロンターレらしい、 いい連係からのゴールだったと思うんですけど、では、やっぱりこう、練習からの成果が出たものがありますか?
結構今、選手たちが、 ああいったアタッキングサードで連係だったり、ビルドアップの自分たちの、得意な距離感で前進しようっていうようなところはしゃべりながらやっているんですよね。
ああいったところっていうのは、 もう本人たちがすごく興味のある部分なので、引き続き、やってってほしいんですけど。
トレーニングで特に何かをしたっていうことではないんですけど、ただ、彼らの特徴のひとつであるんで。そういった要素は含まれたトレーニングは少し多めにはやってますけど、それが出たかどうかっていうよりかは、彼らが自分たちでやったのかなっていうふうに思っています。
〇じゃあ、普段練習でアイデアを出しながらやってるのが、ああいったかたちで出た、とかそういう感じでしょうか?
そうですね、はい。やっぱりくさびが入った時の、相手より、その動きの速さっていうよりは、目と頭の速さ。縦パスにつながってボックスに入っていくっていうのは動きとかっていうよりは、目と頭の速さで。
相手がついていけない状況っていうのは、ま、選手たちが、私が教えたわけじゃなくて、本当にこう強みであるのかなっていうふうに思っているんで。さらに精度を上げていけば、さらに得点機っていうのは増えるんじゃないかなっていうふうに思います。
〇次はFC東京が相手ということで、選手もそうですし、支えている家族とか、サポーターの方も力が入る試合だと思うんですけど、それはいかがですか?
マリノスさんの時もそうだったんですけれども、彼らが、マリノスさんだったりとか、F東さん、思うところっていうのはかなりあって。
選手たちは、当然意識するところだと思います。
あの、勝っても負けても、そういった試合が成長の、成長曲線を上げてくれるっていうんですかね。結構大きなきっかけになったりするので。私もちょっと以前ね、あの、見ているので。
そういった意味でも、選手たち、期待したいなっていうふうに思ってます。
〇今日もたくさんのサポーターの人が、本当にここ柏なのかなって思うぐらい来ていたと思うんですけど、それはどうですか?
はい。あの、びっくりしてます。もう、ほんとにありがとうございます。選手たちもなんかもう、 ほんとにこう、感謝の気持ちは絶対忘れちゃいけないですし、
多分、戦っている選手たちも、本当に2-1のところで勝って、あのサポーターに応えたかったっていう気持ちも伝わってきたんですけどね。
私の交代させるタイミングだったり、いろんな部分でちょっと引き分けになってしまいました。
申し訳なかったです。また、選手たちも、サポーターのために戦いたいと思いますので、また引き続き応援よろしくお願いいたします。
0-1から逆転しながらも、セットプレーから追いつかれることになったフロンターレ。勝ち点2をどちらかといえば、失うことになってしまった。そういった試合に。
試合を通してみれば、いいプレーを続けていた林や山中からも、「悔いが残る」という言葉があったのが印象的でした。
しかし、この日ゴールを決めた矢越が、前節での悔しさを糧に試合に臨み、活躍したように、この試合での悔いも必ず大きな成長につながっていくのだと思います。
U-17日本代表に選出されたDF土屋櫂大、DF柴田翔太郎が不在で臨んだマリノス戦とレイソル戦は1勝1分けという戦績。
2人がいないなかでも、それを感じさせることはない。フロンターレは、フロンターレらしく、自信をもってサッカーをできる。そんな2試合であったと思います。
ゴールとはなりませんでしたが、終盤、髙橋悠斗、八田秀斗、岡田泰輝、髙橋宗杜がかかわって、決定的な場面をつくったように、途中出場の選手たちも確実に力をつけている。必ず、3点目、4点目、5点目を取れるチームになる、と思わされるものもあります。
次節は、7月8日、保土ケ谷公園サッカー場にて、午後3時キックオフ。フロンターレは、日本クラブユース選手権前最後の試合となるFC東京U-18戦に臨みます。
多摩川をはさんで競い合うライバルを相手に、どういった試合を見せるのか。とても楽しみにしています。
(文中敬称略)
写真はかんちさんからもいただきました。ありがとうございます。
◇かんちさん撮影
◇だいち撮影
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