12月1日は、等々力補助競技場へ。
川崎市のU-12年代の秋季大会「第43回松村杯秋季少年少女サッカー大会<少年の部>」は11月17日から決勝トーナメントが行われており、この日は3回戦と4回戦を開催。川崎フロンターレU-12の5年生たちは、3回戦で平間FC Rと対戦しました。
【川崎フロンターレU-12 第43回松村杯秋季少年少女サッカー大会<少年の部>3回戦 vs 平間FC R】
12月1日(日) 午後9時39分キックオフ 等々力補助競技場B 晴れ 15分ハーフ 8人制
前日プルチーニFCとの2回戦は、6年生で臨み穂積樹のゴールで1-0で勝利したフロンターレ。
先発は、GKゲームキャプテンの19チケ立野オケチュク、最終ラインは20戸部心暖、26山村兜馬、24大野隆ノ介、中央に23山本暖大、右に17佐藤雄吾、左に25浅井玲央、前線に27久保田創大。
雲一つ見当たらない青空の等々力補助競技場。木々は赤や黄色に色づき、季節は冬に向かっているということを思わせる雰囲気に。
多くの選手の家族らが見守るなか、キックオフの時を迎えました。
立ち上がりは、平間FC。右サイド、5が高い位置へ。10が中央でうまく運びながらキープ。フロンターレの陣内でプレーする時間をつくっていきます。
それでも、フロンターレはコンパクトに。10が左サイドに展開するところで、佐藤が粘り強くカバー。
フロンターレも山村やチケがかかわって、うまく右サイドを突くパス。平間FCの対応には遭いましたが、自分たちでボールをつなぐ姿勢を見せていきます。
3分には、平間FCが左サイドから持ち込んできたところで、戸部がカット。戸部のパスに佐藤が高い位置へ持ち出し、佐藤は左サイドを突くパス。
浅井には惜しくもつながりませんでしたが、ピッチの幅を使いながら、チャンスをつくろうとしていきます。
一方の平間FCも、4分には、10がうまく間を持ち上がり、一気にエリア正面へ。10はシュート。しかし、チケがセーブ。
佐藤や戸部がかかわり、戸部が右サイドから正面へ持ち込む動きを見せるなど、平間FCのエリア前での時間を増やしていくフロンターレ。
平間FCも10が中央でキープ。そこからうまく左サイドにつなげようとしていきますが、フロンターレは戸部に加え、佐藤も低い位置まで戻りカバーしていきます。
中央、うまく間で山本が受け、左サイド、浅井、大野が連係。右サイドでは佐藤が仕掛ける動きを見せるなどしていくフロンターレ。
9分には、GKのチケから、右サイド、戸部へ。戸部のエリア外右、スペースを突くパスに佐藤が飛び出しますが、惜しくもシュートにはつながらず。
すると直後には平間FC、10のパスに5がエリア外右へ。5はシュートを打とうとしますが、山村が体を張りブロック。
右コーナーキックとなり、8が左足で入れると、セカンドボールを拾った平間FCは、エリア外正面で5がシュート。これはワンタッチあり、エリア外正面、こぼれ球を拾った10がミドルシュート。これはやや上に。平間FCもフロンターレのゴールに迫っていきます。
ボールを奪い、そこから左サイドに展開。11が高い位置へ抜け出そうとする平間FC。フロンターレはそれに対して、戸部がカバー。すぐさま佐藤につなげ、守備から攻撃へ転じようとしていきます。
高い位置で久保田がうまくキープ。浅井、大野と左サイドでつながり、中央に戸部が顔を出しながら、ボールをつないでいくフロンターレ。
平間FCも、中央で10が体をうまく入れ、カット。そのパスに5が高い位置への動き出し、これはうまくおさめることはできませんでしたが、平間FCもつながりをもってプレーをしていきます。
13分には、フロンターレ、山本がうまく中央で受け、右サイドに展開。エリア外右、抜け出した戸部がミドルシュート。しかし、GK1がセーブ。
14分には、チケの縦パスを受けた大野が左サイドからエリア左へ持ち込んでいきますが、5が粘り強くカバー。
一方の平間FCも、15分には10が高い位置でカット。エリア外左へ持ち込んでいきますが、山村が粘り強く寄せ、折り返しはチケがセーブ。
チケはすぐさまリスタート。
右サイド、高い位置へ持ち込んだ戸部に対しては、平間FCも切り替えの良さを見せ、チャンスにはつながらず。
前半は0-0でタイムアップとなります。
後半フロンターレは、GK19チケ立野オケチュク、最終ラインはキャプテンの15下地勇人、26山村兜馬、28岡西春樹、中央に18新堀葵、右に17佐藤雄吾、左に23山本暖大、前線には27久保田創大。
立ち上がりにはフロンターレ。エリア右を突くパスにうまく抜け出したのは久保田。シュートを打つとこれが決まり、1-0。
うまい動き出しから、フロンターレがついに先制点をものにします。
平間FCも直後にはセンターサークルからミドルシュート。しかし、チケがセーブ。
すると、2分、フロンターレは中央、少し前に持ち出した岡西がスルーパス。これに抜け出したのは久保田。エリア内、シュートを打つとこれが決まり、2-0。
好パスから、フロンターレが突き放します。
3分には、山本が左サイドでキープ。下がり目で受けた岡西から中央、間で新堀が受け、そのパスに佐藤がエリア右へ。佐藤はカットインから左足でのシュート。
しかし、GK1がセーブ。
一方の平間FCも、中央、8の浮き球のパスに9がエリア正面への動き出し。しかし、チケがカバーしていきます。
久保田が右サイド、流れて受け、佐藤、中央の新堀につながり、平間FCの陣内でプレーする時間をつくっていくフロンターレ。
3分には、佐藤から久保田と右サイドでつながり、久保田がクロス。正面で山本がシュートを打つも、GK1が好セーブ。
4分には、新堀がいったん山本に預け、エリア左へ進入。シュートはGK1がセーブしましたが、チャンスをつくっていきます。
平間FCも5分には、6がうまく間で受け、そのパスに10がエリア内への動き出し。しかし、下地がカット。
さらに10が中央でうまくキープ。平間FCが左右を使いながら、フロンターレの陣内でプレーする時間をつくっていきますが、フロンターレはコンパクトに粘り強く対応。
すると6分には、フロンターレ、下地がスルーパス。それに右サイド、高い位置へ抜け出した久保田が折り返すと、正面へ入り込んだ山本がシュート。
これが決まり、3-0。好連係からフロンターレが突き放します。
7分にはさらにフロンターレ、佐藤から新堀、新堀から左サイド、山本へつながり、追い越した岡西がクロス。しかし、GK1がセーブ。
下がり目で佐藤がキープ。下地が少し前に顔を出し、その縦パスに久保田が動き出すなどしていくフロンターレ。
山村から受けた佐藤がキレのある動きを見せ、エリア内へ持ち込む動き。平間FCがカットし、左サイドにつなげようとしても、下地がカバーしていきます。
8分、フロンターレは、久保田に代わり戸部、佐藤に代わり浅井、山村に代わり大野。最終ラインは下地、岡西、大野に。
9分にはフロンターレ、左サイドでスローインを得ると、その流れから新堀が狭いところを持ち運んで、エリア正面へ。これに対しては、平間FCは人数をかけ、粘り強い守り。最後はGK1がセーブ。
直後には中央でボールを奪った新堀のパスに、浅井がエリア外右へ。浅井はシュート。しかし、GK1がセーブ。
10分には平間FC、10が右サイド、高い位置へ。正面右へ10は持ち込み、折り返すとゴール前左、11が飛び出しますが、チケがセーブ。
山本が中央に顔を出し、下地につながり、下地の縦パスに高い位置へ抜け出した浅井が折り返すなど、追加点を狙っていくフロンターレ。
12分には平間FC、10のスルーパスに11がエリア正面へ。うまく動き出し、ゴールへ迫っていきますが、岡西がカバーー。最後はチケがセーブ。
平間FCも厳しく寄せボールをものに。前に出ようとしていきますが、フロンターレは粘り強く足を延ばして簡単には行かせず。
13分には、平間FC、高い位置でカットすると10がエリア左へ。10のシュートはニアをとらえますが、山本がカバーしていきます。
さらに平間FCは、10がうまく間で受け、右サイドに展開。5が高い位置へ。しかし、新堀がカバー。新堀のパスに高い位置へ抜け出そうとした戸部に対しては、平間FCもしっかり対応し、チャンスには結びつきませんでしたが、ここでも守りから攻撃へつなげようとしていきます。
試合はタイムアップとなり、3-0。勝利したのはフロンターレとなりました。
平間FCもチャンスをつくったなか、守備でも粘り強く体を張り、後半には素晴らしい連係もあり、三つのゴールを決めて、勝利したフロンターレ。
しかし、準々決勝ではFC中原ブルーに0-2。ベスト8で大会を終えることになりました。
それでも、1年と少し、U-12でのシーズンは続いていきます。練習や試合を重ねて、どう成長していくのか。とても楽しみにしています。
前半0-0 後半3-0 計3-0
得点:久保田創大2、山本暖大
フロンターレの先発:19チケ立野オケチュク(c) 20戸部心暖 26山村兜馬 24大野隆ノ介 23山本暖大 17佐藤雄吾 25浅井玲央 27久保田創大後半のメンバー:19チケ立野オケチュク 15下地勇人(c) 26山村兜馬 28岡西春樹 18新堀葵 17佐藤雄吾 23山本暖大 27久保田創大
交代:久保田→20戸部心暖 佐藤→25浅井玲央 山村→24大野隆ノ介
(文中敬称略)
This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.