U18川崎ブレイブサンダース – 信州ブレイブウォリアーズU18 / B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2024 1回戦


11月29日、U18世代のBリーグユースチームの王座をかけたB.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2024が開幕しました。今年の舞台は群馬県高崎市 高崎アリーナ。U18川崎ブレイブサンダースは昨年のベスト8を越えるべく、信州ブレイブウォリアーズU18との初戦に臨みました。

B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2024 1回戦
U18川崎ブレイブサンダース – 信州ブレイブウォリアーズU18
2024/11/29(金) 9:30 高崎アリーナ Bコート

川崎のスターティング5は4 安彦海音、6 小野崇、7 西田瑛久、11 佐久間翔三、13 豊田陽大。高校バスケでの活躍を終えて、川崎へ戻ってきた19 石川大成はベンチからのスタート、また、U15川崎ブレイブサンダース所属の8 高橋秀成、20 栗山泰青もメンバーに名を連ねました。
対する信州は1 宮尾禅、21 橋本創、24 大塚昊輝、30 ジェイデン・ウッドベリー、63 北村夢咲がスターティング5となりました。

両チームの家族や関係者が見守る中、定刻通りににティップオフ。
先手を取ったのは川崎。トスアップに勝った6 小野崇から7 西田瑛久とつないで、3ptを放ちますが、これは決まらず。しかしセカンドチャンスの流れから11 佐久間翔三が3ptを決め先制。幸先よくスタートします。
信州は30 ジェイデン・ウッドベリーの粘りからゴール下でのシュートで初得点。
9:07には川崎。ドライブを仕掛けたところでファウルを受けた4 安彦海音が得たフリースローを確実に決めてスコアを伸ばすと、立て続けに小野のスティールから安彦がトランジションで3ptを決め8-2。テンポよくスコアを伸ばしていきます。
川崎が安彦のミドルジャンパー、フリースローで加点すれば、信州は21 橋本創のゴール下、1 宮尾禅のフローターで加点し11-6。
7:38、川崎は西田の3ptが外れたところを小野がオフェンスリバウンドでセカンドチャンスにつなげ、再び西田へ。西田は落ち着いて3ptを決め、14-6。徐々に信州を引き離していきます。
信州が申請した、この試合最初のタイムアウト明け、信州は24 大塚昊輝がエンドラインドライブからタフショットをねじ込みスコアを伸ばすと、6:00には63 北村夢咲がフリースローを2本決め、追いすがります。
しかしすぐに川崎は、小野のペイントアタックからのキックアウトでコーナーで待つ13 豊田陽大へ。豊田は得意の位置から難なくゴールネットを居抜き、17-10。更に川崎は佐久間のいい守備からマイボールにすると、途中交代で入った直後の16 竹下聖治がミドルジャンパーを決め加点。立て続けに4:11、19 石川大成がスティールから独走してファストブレイクを決め、21-10。一気に信州を突き放しにかかります。
信州は北村、10 伊藤渚の得点で加点するものの、川崎は佐久間のステップバック3ptやドライブからのレイアップ、8 高橋秀成のスティールからテクニカルなパスを受けた9 槙孜龍のミドルジャンパー、西田のフリースローなどで更に点差を広げ、29-14で1qを終えました。

2q、川崎は安彦、5 尾張蒼汰郎、西田、高橋、石川というメンバーでスタート。
まずは信州がウッドベリーの力強いドライブで得点すると、対する川崎は、尾張が競り勝ったリバウンドを石川につなげ、ファストブレイク。更に石川は自身のスティールからのファストブレイクでファウルを受けながらもシュートを決めきり、バスケットカウント。ボーナススローも決めて得点を伸ばします。
信州はウッドベリーのゴール下、宮尾と橋本の合わせからのゴールなどで加点するものの、なかなか点差は縮まりません。
5:40、川崎はこれまで見せてきた小野からのキックアウトとは逆に、コーナーの豊田からインサイドでバックドアを決めた小野へ。イージーバスケットで加点。
しかしここから信州が粘りを見せます。
トランジションから橋本がレイアップを決めると、立て続けに橋本がゴール下からのシュートでバスケットカウントを獲得。ボーナスも確実に決め点差を縮めると、7 鎌田成眞の3pt、11 鎌田陽斗のフリースローで得点差は1桁に。
なかなか信州の勢いを止められなかった川崎は1:47、佐久間のフローターが決まると、ここから再び得点を重ねていきます。西田のミドルジャンパー、安彦のミドルドライブからのフローターで加点したところで、2qが終了。
一時は1桁差まで信州に迫られたものの、終盤に巻き返し、2桁点差を保ったまま前半を終えました。

後半、両チームはメンバーをスターティング5に戻してスタート。
まず流れを掴んだのは川崎。安彦のフリースローで幸先よく得点すると、続いて佐久間のスティール。このファストブレイクは決めきれませんが、立て続けに14 角田永夢のファストブレイク。この流れのセカンドチャンスから安彦がプルアップで3ptを決めて信州を突き放します。
対する信州は、北村のセカンドチャンスからのゴール下で対抗すると、こちらも宮尾が3ptを決めてすぐさまやり返します。
6:35、信州はウッドベリーから北村へのハイローの合わせで詰め寄るも、川崎は小野の3ptで対抗します。
4:47には川崎。石川のスティールからのファストブレイクに逆サイドから走り込んだ佐久間が合わせ得点。続けて角田のブロックショットからのポゼッション奪取など、いい流れは続きます。
信州は2:55、ウッドベリーのスティールからのワンマン速攻で一矢報いるも、ここからは川崎の時間。
佐久間のフリースローで加点すると、西田からゴール下で尾張へのアシスト。シュートを決めることはできませんが、フリースローを決めて60-45。
前半の流れをそのままに、3qを締めます。

最終の4q、ここも両チーム、スターティング5でのスタートとなります。
まずは信州。宮尾のレイアップでスコアを動かすと、川崎は小野からのキックアウトを受けた佐久間のレイアップ。これは決まりませんが、ファウルを受けてフリースローを獲得。このフリースローを2本確実に決め、対抗。すると信州はまたもやウッドベリーから北村への鋭いパスからのイージーバスケット。対して川崎は安彦のフリースローで返します。
7:42、川崎は相手のターンオーバーからボールを持った豊田が前線に走る佐久間へパス。ファストブレイクを成功させます。対して信州は宮尾のスティールから橋本への合わせで66-51。一進一退の攻防が繰り広げられます。
そしてここからは信州の時間帯。宮尾がウイングからキャッチアンドシュートで3ptを決めると、立て続けに宮尾が3ptシュートファウルを受け、フリースローを獲得。このフリースローをすべて決め、点差を一気に縮めます。
川崎は安彦のフリースロー、角田のファストブレイク、9 槙孜龍のミドルドライブからのフローターで加点すると、3:56には左コーナーから石川の3ptが決まり、縮められた点差を再び広げます。更に川崎は高橋も3ptを決め、82-59。
信州は73 花輪篤哉のフローター、宮尾のフリースローで加点しますが、川崎は高橋から西田の合わせ、10 山崎悠多のフローター、そして最後には20 栗山泰青のスティールから山崎とのワンツーを受けて栗山がタップシュートを決め、88-62。
試合終了となりました。

序盤にリードを作りつつも、ところどころで点差を縮められる展開となったものの、出場選手の大半が15分〜25分というプレータイムでうまくタイムシェアしながら、最終的には再び大きなリードを奪っての初戦勝利。高校バスケでの経験を携えてチームに戻ってきた石川大成、U15川崎ブレイブサンダースからの抜擢でメンバー入りを果たした高橋秀成・栗山泰青、そして忘れてならないのは、夏の終わりの怪我の影響で、今大会にエントリーできずとも、ベンチからチームを支えた上原一芦の想いも乗せた快勝でした。
昨年成し遂げたU18川崎ブレイブサンダースとしての全国大会初勝利の大きな経験を礎に、今大会もいいスタートを切ることができました。更なる高みを目指し、翌日は昨年の2回戦と同一カード、滋賀レイクスU18との対戦が待ち受けます。

川崎-信州
1q 29-14
2q 19-21
3q 12-10
4q 28-19
合計 88-64

写真はなつこさんからいただきました。ありがとうございます!

 

安彦海音選手

竹下聖治選手
小野崇選手
佐久間翔三選手
高橋秀成選手
石川大成選手
佐久間翔三選手

高橋秀成選手
角田永夢選手

石川大成選手
西田瑛久選手
竹下聖治選手

角田永夢選手

角田永夢選手
安彦海音選手
豊田陽大選手

高橋秀成選手

上原一芦選手
佐久間翔三選手
西田瑛久選手

高橋秀成選手
高橋秀成選手
栗山泰青選手
佐久間翔三選手
尾張蒼汰郎選手
尾張蒼汰郎選手

栗山泰青選手

 

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

コメントを残す