12月14日は山口県維新百年記念公園ラグビー・サッカー場へ。
冬のU-15年代日本一を決める高円宮杯JFA第36回全日本U-15サッカー選手権大会が開幕。
川崎フロンターレU-15生田は、神村学園中等部との1回戦に臨みました。
【川崎フロンターレU-15生田 高円宮杯JFA第36回全日本U-15サッカー選手権大会1回戦 vs 神村学園中等部】
12月14日(土) 午前11時キックオフ 山口県維新百年記念公園ラグビー・サッカー場 40分ハーフ 晴れ 200人
日本クラブユース選手権で優勝。関東ユース(U-15)サッカーリーグで4位に入り、FW五十嵐太陽(今季はレノファ山口FCでプレー)らが在籍し、クラブ史上最高となるベスト4に入った2018年以来、6年ぶりの高円宮杯に臨むフロンターレ生田。
先発は、GK1植木琉斗、最終ラインは右から2對馬羽琉、5笹倉拓真、3坂井暉絃、39吉田琉海、ボランチは8小田脩人、6加藤昊、右MF15渡部真己、左MF11木村風斗、トップ下34
中野大虎、前線にはゲームキャプテンの9十河晟央。
キャプテンの10全天海や7武内勇人がメンバー外。また、リーグ戦の後半戦では欠場の続いていた笹倉が、公式戦ではしばらくぶりの先発に入る陣容に。
全国中学校選手権大会の優勝チーム、神村学園。
先発は、GK1神宮司湊瑛、最終ラインはっ右から4愛川隼斗、12小園晟之朗、キャプテンの13米村颯真、15手塚海都、ボランチは10水竹陽紀、8園田健晴、右MF14児玉称、左MF11小澤康太、前線には9橋野崇汰、18前野銀河。
青空の広がった山口県維新百年記念公園ラグビー・サッカー場。フロンターレ生田も神村学園も多くの選手の家族らが集まり、山口県在住のフロンターレのサポーターも数人が来場。多くの人々が見守るなか、キックオフの時を迎えました。
立ち上がりは、神村学園、右サイド、児玉から愛川とつながり、エリア外右、前野へ。前野から左サイドに展開。しかし、フロンターレ生田はコンパクトに対応。
右サイドに展開した神村学園は右クロス。遠いサイドに入れていきますが、對馬が競り、左コーナーキックに。
キッカーは、橋野。右足でニアに速いボールを入れていきますが、フロンターレ生田はしのいでいきます。
フロンターレ生田も、右サイド、渡部から中央を経由して中野が高い位置へ持ち上がっていきますが、神村学園もボールを奪い、小澤が左サイド、高い位置へ。
小澤はクロスを入れていきますが、坂井が競り、シュートは打たせず。エリア内で粘り強く守り、フロンターレ生田はしっかり対応していきます。
最終ライン、坂井や吉田、笹倉もかかわって組み立てを図るフロンターレ生田は、4分には、笹倉が少し前に持ち上がり、左サイドを突くフィード。
おさめた木村は、高い位置へ持ち込み、折り返すと、エリア内、中野がおさめ、中野の横パスに十河が迫りますが、神村学園の対応に遭い、今度は神村学園のカウンターに。
右サイド、児玉が右サイドを突くパス。しかし、フロンターレ生田の帰陣も速く、最後は坂井が対応。
さらに神村学園は、浮き球のパスに、前野がエリア内への動き出し。しかし、笹倉が対応。そこから左サイドに展開していく神村学園。
しかし、フロンターレ生田はコンパクトに、それに対応。クリアに逃げるのではなく、うまくボールをものにしていきます。
木村から受けた小田脩人がうまくボールをキープ。
吉田や坂井、笹倉、中央で中野や加藤昊もかかわりながら、ボールを動かしていくフロンターレ生田。
神村学園は、7分には、右サイドから持ち込むと、最後はうまくエリア右、抜け出した前野がシュートを打ちますが、サイドネット。
さらにエリア正面へうまく持ち込んでいきますが、フロンターレ生田は坂井や笹倉、小田脩人や加藤昊が囲い込むようにして、粘り強く対応。
最後は神村学園のファールとなり、しのいでいきます。
再び前に出ていくフロンターレ生田は、8分吉田の裏を突くパスに、木村が左サイド、抜け出しクロス。エリア内、十河がおさめようとしますが、神村学園の守りも集中しており、シュートには至らず。すると、今度は神村学園、小澤が左サイドを仕掛け、高い位置へ。小澤から受けた前野がエリア左へ迫りますが、笹倉がカバーしていきます。
11分には、うまく間で受けた中野がボールをキープ。そのパスに吉田が左サイド、高い位置へ動き出していきますが、神村学園は、それに対して、小園がうまく対応。そのまま高い位置へ持ち込もうとしていきますが、フロンターレ生田は、吉田が中央、うまくしぼってマイボールに。
そこから中野へつながり、中野のパスに十河がエリア内へ。しかし、神村学園はクリア。
フロンターレ生田の右コーナーキックとなり、小田脩人が右足でボールを入れていきますが、神村学園はしのぎ、左サイドでのスローインに。
その流れから吉田が高い位置へ持ち込もうとしていきますが、神村学園は児玉が粘り強く対応。ゴールキックに。
すると直後には、神村学園、右サイド、高い位置へ持ち込んだ愛川が折り返すと、正面で水竹がシュート。しかし、フロンターレ生田は体を張り、ブロック。
左コーナーキックとなり、橋野がボールを入れると、こぼれ球を拾った神村学園は、エリア外左、手塚のパスに水竹がエリア右へ。しかっし、シュートは中野がブロック。
セカンドボールを拾った神村学園は、左サイドに展開すると、小澤がドリブルで仕掛けていきますが、渡部が粘り強く対応。最後は對馬がクリア。
神村学園の時間帯が続きましたが、フロンターレ生田はそれをしのいでいきます。
フィードに木村が高い位置へ動き出し、神村学園がさらに前に出てきても、木村が体をしっかり寄せるなどしていくフロンターレ生田。
さらに神村学園は、左サイド、小澤が正面へ持ち込もうとしていきますが、小田脩人がうまく体を寄せてマイボールにしていきます。
最終ライン、笹倉や坂井、加藤昊もかかわって組み立てを図るフロンターレ生田。
GKの植木が中央の小田脩人に正確にボールを供給。小田脩人は前に持ち込もうとしていきますが、神村学園は児玉が中央にしぼってカット。
園田につながり、園田は左サイドに展開。しかし、フロンターレ生田も、渡部がこれに対して対応。十河につながり、十河から中央で受けた小田脩人が落ち着かせ、そこから最終ラインに戻し、笹倉から坂井へ。再び組み立てを図り、坂井から中央で再び受けた小田脩人のパスに木村が左サイド、高い位置へ。
木村から間で受けた中野に対しては、神村学園がカット。しかし、加藤昊が奪い返し、右サイド、對馬へ。對馬は正面へ斜めのパス。これをカットした神村学園は縦パスを繰り出していきますが、笹倉が対応していきます。
19分にはフロンターレ生田、中央でうまく受けた中野の縦パスに抜け出した木村がエリア外左でミドルシュート。しかし、GKの神宮司がセーブ。
なかなかシュートを打つことのできなかったフロンターレ生田。しかし、うまく間にパスを差し入れ、前に仕掛ける動きでゴールへ迫っていきます。
直後にはまたも神村学園、右サイドからの攻めに。うまく児玉が正面へ持ち込み、エリア外正面で受けた水竹は右サイドを突くパス。
愛川が高い位置へ。しかし、加藤昊が対応。セカンドボールを拾った神村学園は、エリア外左で小澤がミドルシュート。しかし、上に。
さらに神村学園が、中央へうまく持ち込んだ児玉から右サイドに展開。そこから左サイド、小澤へつながり、小澤はうまくボールを浮かせながら、エリア左へ持ち込もうとしていきますが、フロンターレ生田はコンパクトに、粘り強く対応していきます。
ボールを奪った愛川のパスに、右サイド、高い位置へ前野が動き出すなどしていく神村学園。
22分には背後をうまくとった前野が入れ替わり、エリア内へ持ち込もうとしていきますが、笹倉が対応していきます。
さらに神村学園、24分には、右サイドでのスローインの流れから前野がエリア右へ持ち込もうとしていきますが、フロンターレ生田は粘り強く、囲い込むようにして対応。
最後はゴールキックに。
25分には、フロンターレ生田、十河から左サイド、木村へ。パス交換から左サイド、高い位置へ持ち込んだ木村から渡部へつながり、渡部のパスに加藤昊がエリア正面へ。しかし、神村学園の守りも堅く、コンパクト。シュートにはつながらず。
吉田の間を突くパスに木村がうまく抜け出すなどしていくフロンターレ生田。しかし、神村学園も1対1で粘り強く対応していきます。
26分には、神村学園、小園から右サイド、児玉へ。児玉から間で橋野が受けると、橋野のパスに小澤がエリア外左へ。
しかし、小澤のシュートは上にそれていきます。
フロンターレ生田が中央につけてきたところ、水竹がカット。そこから左サイドに展開していく神村学園。しかし、フロンターレ生田も渡部が粘り強く寄せていき、簡単には前には行かせず。さらに神村学園は、橋野が左サイドへ流れて受けようとしますが、對馬が対応。
29分には、さらに神村学園。左サイド、手塚がクロス。セカンドボールを拾い、正面へ迫りますが、フロンターレ生田は人数をかけ、粘り強い守り。
31分には、神村学園、間で受けた前野のパスに、小澤が左サイド、高い位置へ。しかし、笹倉が対応。
さらにエリア外正面で人数をかけ、迫ってくる神村学園。しかし、フロンターレ生田は木村がボールを奪い、前へ。木村は右サイドに展開。
十河が抜け出そうとしますが、神村学園の守りの対応に遭い、最後は十河のファールに。
しかし、フロンターレ生田も守備から攻撃へつなげる姿勢を見せていきます。
浮き球のパスに、橋野が左サイド、高い位置へ。セカンドボールを中央で園田が拾い、前に出ようとしていく神村学園。
しかし、フロンターレ生田は加藤昊がカット。ボールをものにしていきます。
34分には、右サイド、對馬が斜めのパス。中央、中野につながり、中野の縦パスに木村が抜け出し、左クロス。
エリア内、十河がおさめますが、神村学園の守りも粘り強くこれに対応。
35分には小田脩人から左サイド、木村へ。木村から中央、加藤昊につながると加藤昊の縦パスを正面でおさめた十河は鋭いターンからシュート。
しかし、神宮司がセーブ。
すばやくリスタートした神村学園は、左サイド、小澤がまたも高い位置へ。しかし、小田脩人が体を張り、ブロック。
さらに神村学園は、米村が持ち上がり、クロス。しかし、フロンターレ生田は植木がセーブ。
すばやくリスタートした植木のスローに、木村が左サイド、高い位置へ。これに対しては神村学園が集中して、対応。
右サイドでの神村学園のスローインとなりましたが、ボールを奪ったフロンターレ生田、加藤昊から右サイド、對馬へ。對馬が高い位置へ持ち込み、折り返すとエリア内へ中野が飛び出しますが、神村学園の対応に遭い、シュートにはつながらず。
直後には神村学園が右サイド、児玉が持ち込んできたところ、笹倉がボールを奪い、左サイド、木村へ。木村から高い位置で受けた吉田はクロス。
エリア内、十河は足を粘り強く伸ばし、キープを図りますが、神村学園は厳しい寄せ。最後には十河のファールに。
さらにフロンターレ生田、小田脩人からうまく間で中野が受け、自分たちでボールを動かしていくと、40分には小田脩人の縦パスに、十河がエリア正面へ。
しかし、ここでも神村学園の守りの対応に遭い、シュートには至らず。
前半は0-0でタイムアップとなります。
ともに交代はなく始まった後半。フロンターレ生田は、立ち上がりには坂井がフィード。左サイドをうまく突いていくも、神村学園、愛川がクリア。
左サイドでのスローインを得たフロンターレ生田でしたが、神村学園は前野がプレスバックからマイボールにしていくと、2分には浮き球のパスに小澤がエリア外左へ。そこから正面へ展開すると浮き球のパスにエリア内、抜け出した前野に対し、フロンターレ生田はファール。神村学園がPKを得ます。
キッカーは前野。これを決めて、0-1。先制点は神村学園へ。
追いかける展開となったフロンターレ生田。
4分には、吉田の裏を突くパスに木村がエリア左へ進入。しかし、神村学園は粘り強く守り、シュートは打たせず。
左コーナーキックとなり、小田脩人は遠いサイドに入れていきますが、シュートにはつながらず。
神村学園も、右サイド、高い位置で前野がキープ。そこからエリア内へ仕掛ける姿勢を見せ、浮き球のパスからチャンスをつくろうとしていきますが、坂井がクリアしていきます。
加藤昊、小田脩人に渡部も中央に寄りながら、ボールを動かす時間をつくっていくフロンターレ生田。
7分には、笹倉から右サイド、對馬へ。對馬から渡部、渡部から小田脩人、小田脩人から十河とつながり、いったん小田脩人に預け、エリア外右で受け直した十河のパスに正面へうまく入り込んだ木村がシュート。しかし、左にそれていきます。
GKの植木、笹倉や坂井、吉田、小田脩人が中央、間でうまく受け、前に出ようとしていくフロンターレ生田。笹倉のパスに對馬が高い位置への動き出し。
神村学園の対応に遭い、そこから神村学園が左サイドから持ち込もうとしても、笹倉が対応していきます。
11分には、神村学園、高い位置でカットし、児玉がエリア外左へ。ここでフロンターレ生田にファールがあり、フリーキックを得ると、水竹が左足で直接狙いますが、枠はとらえられず。
再び前に出ていくのはフロンターレ生田。渡部のパスを十河がうまくおさめ、中野もかかわりあいながら、神村学園の陣内へ入り込んでいくと14分には、小田脩人が中央のスペースを持ち上がり、右サイド、對馬へ。對馬のクロスにエリア内、十河が飛び出しますが、神村学園の対応に遭い、こぼれ球を拾った渡部のシュートは右へ。
神村学園も、うまくスペースへ前野が動き出し、パスを引き出していきますが、フロンターレ生田は坂井が対応。
さらに高い位置で前野がうまくキープ。前に持ち込もうとしていきますが、フロンターレ生田は囲い込むように、粘り強く対応していきます。
16分には、フロンターレ生田、笹倉のフィードを高い位置で十河がおさめ、そのパスを受けた中野が前に持ち込むと、中野はシュートを打ちますが、前に出た神宮司がブロック。
こぼれ球を拾った十河がエリア内へ。しかし、手塚がカバー。
セカンドボールを拾ったフロンターレ生田は十河のパスに加藤昊が右サイド、高い位置へ。加藤昊はエリア右へ持ち込もうとしていきますが、神村学園は粘り強い守り。
さらに笹倉や坂井が多く触れ、ボールを動かしていくフロンターレ生田。
17分には、坂井から左サイド、木村へ。木村からうまく中央、間で中野が受け、小田脩人につなげると小田脩人の縦パスに中野がエリア左へ。
しかし、神村学園、小園がカバー。
直後には浮き球のパスに、十河がエリア内へ。しかし、米村が粘り強く寄せ、最後は神宮司がセーブ。
坂井の縦パスをうまく間で中野が受け、吉田や小田脩人もかかわってボールをつなごうとしていくフロンターレ生田。
神村学園もそれに対して、間にボールが入ったところを狙い、カット。簡単には前には入れさせず対応していきます。
それでも、ボールを持つ場面を重ねていくフロンターレ生田。笹倉からうまく右サイド、渡部へつなげ、うまく中央に向きを変えた渡部から加藤昊へ展開。
加藤昊のパスに木村が高い位置をうかがい、對馬も右サイド、高い位置へ顔を出し、クロスを入れるなど、、両サイドからゴールを目指していきます。
23分には、左サイド、木村のパスに吉田がエリア外左へ。ここで神村学園はファール。
フリーキックを得たフロンターレ生田。小田脩人はエリア前に合わさせるようなボールを供給。神村学園の対応に遭ったところ、こぼれ球を拾った對馬がエリア外正面でミドルシュート。これは惜しくもポスト。
24分には上井村学園、左サイド、流れた前野につなげようとしたところ、笹倉がボールを奪うと、笹倉は左サイドを突くパス。これをおさめた木村はエリア外正面右へ持ち込み、ミドルシュート。しかし、神宮司がセーブ。
笹倉、對馬、渡部が右サイドでかかわり、細かくパスをつないで前に出ようとしていくフロンターレ生田。神村学園もそれに対して、コンパクトに、間に入れてきたところを狙うなどしながら対応していきます。
25分フロンターレ生田は、加藤昊に代わり4今廣遥碧。
神村学園は小澤に代わり23髙田海心。
26分にはフロンターレ生田、ルーズボールをエリア外正面で十河が拾い、そのパスに木村がエリア左へ。木村はシュート。しかし、サイドネット。
笹倉から右サイド、對馬へつなぎ、中央で今廣が受け、小田脩人とかかわって動かしていくフロンターレ生田。今廣の縦パスを中央に顔を出した木村が受け、人数をかけ、前に出ようとしていきます。神村学園もそれに対して、カット。縦パスに前野が高い位置へ持ち込もうとしていきますが、笹倉が対応。
前には行かせずに対応していきます。
29分には左サイド、中野から木村とつながり、木村のスルーパスに小田脩人がエリア左へ。しかし、神宮司がセーブ。
さらに30分には、右サイド、對馬から渡部へつながり、渡部のパスにエリア外正面へ中野が動き出すと神村学園はファール。
フリーキックを得たフロンターレ生田。小田脩人の浮き球に、十河がエリア左へ。しかし、神村学園はクリア。
セカンドボールを拾ったフロンターレ生田は、坂井のフードに、笹倉がエリア外正面へ。神村学園がブロックしたところ、こぼれ球を拾ったフロンターレ生田は、左サイドに展開。クロスは神村学園がブロック。フロンターレ生田の左コーナーキックに。
キッカーは小田脩人。右足で入れたボールは直接ゴールへ向かっていきますが、神宮司がはじき出し、惜しくもゴールとはならず。
しかし、フロンターレ生田がチャンスをつくっていきます。
神村学園は33分愛川に代わり16後田隼汰。
フロンターレ生田が前に出る時間は続き、35分には、吉田から間で小田脩人が受け、十河につけると十河から受けた渡部はエリア外正面でミドルシュート。しかし、右にそれていきます。
フロンターレ生田は35分吉田に代わり18西川航雅が入り、前線へ。
間でうまく受けながら、チャンスをつくろうとしていくフロンターレ生田。36分には、今廣から右サイドに展開。
高い位置へ上がった對馬はクロスを入れると、クロスバーを直撃。
さらにフロンターレ生田は、木村から間で受けた今廣が左サイドを突くパスを入れていきますが、神村学園も集中しており、これに対応。
38分には、高い位置へ持ち込んだ木村が左クロス。しかし、神宮司がパンチング。
39分には再び左サイドから持ち込んだフロンターレ生田。木村がクロスを入れると、セカンドボールを拾い、今廣のパスに十河がエリア右へ。
しかし、神村学園、米村がブロックしていきます。
右コーナーキックを得たフロンターレ生田。小田脩人がニアに入れると、坂井が反応。しかし、決定的なものとはならず。
40分神村学園は橋野に代わり3早原聖吏。児玉に代わり24盛陽海。
アディショナルタイムに入り、41分にはフロンターレ生田、木村が左サイド、高い位置で受け、そこから中央へ持ち込み、今廣のパスに對馬が高い位置へ上がっていきますが、神村学園は、早原が粘り強く対応。
さらに右サイド、渡部や十河、小田脩人もかかわってボールを回していくフロンターレ生田。
右サイドでのスローインの流れから對馬がクロスを入れるなどしていくと、42分には、今廣のフィードに、十河がエリア内へ。しかし、神宮司と接触。十河のファールに。
神宮司の治療を経て、再開となった試合。神村学園は高い位置で前野がキープ。
フロンターレ生田はそれに対して、人数をかけ、粘り強く寄せてマイボールに。小田脩人が高い位置へ持ち込んでいきますが、チャンスには結びつけられず。
試合はタイムアップ。0-1。勝利したのは神村学園に。
フロンターレ生田は2024年の公式戦をここで終えることになりました。
前半0-0 後半0-1 計0-1得点:前野銀河=PK(神村学園)
フロンターレ生田の先発:1植木琉斗 2對馬羽琉 5笹倉拓真 3坂井暉絃 39吉田琉海 8小田脩人 6加藤昊 15渡部真己 11木村風斗 34中野大虎 9十河晟央(c)
交代:加藤昊→4今廣遥碧 吉田→18西川航雅
控え:16加藤直介 13田中瑛登 17藤間貴洋 40上野煌士郎 37荒井瑞樹
神村学園の先発:1神宮司湊瑛 4愛川隼斗 12小園晟之朗 13米村颯真(c) 15手塚海都 10水竹陽紀 8園田健晴 14児玉称 11小澤康太 9橋野崇汰 18前野銀河
交代:小澤→23髙田海心 愛川→16後田隼汰 児玉→24盛陽海 橋野→3早原聖吏
控え:25田代晴都 19山﨑蓮大 22永山大陽
日本クラブユース選手権との2冠を目指したフロンターレ生田。その目標はかなうことはありませんでした。それでも、関東ユース(U-15)サッカーリーグでは勝てない時期も経験。そこからチームとしても選手としても大きな成長を遂げて、日本一に輝いたこと。日本一になったことで、他のチームに研究され、また、経験した勝てない時期をチーム一丸となて乗り越え、全国大会の切符をつかみ取ったこと。けがで出られない選手の想いも胸に、再び立った全国の舞台でひたむきに戦ったこと。積み重ねたすべてのことは、良いこともそうでないことも、これからに必ずつながるものになると思います。
フロンターレU-18に昇格する選手はもちろんのこと、フロンターレのアカデミーを離れ、高校などでサッカーを続ける選手たちのこれからも、川崎そだちは応援しています。
(文中敬称略)
This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.