2月に入り、各地では新たなシーズンへ向けて、各大学が始動しています。
2月22日から23日にかけては、神奈川県の天皇杯予選につながる「第64回神奈川県知事杯争奪戦」や、東京都の天皇杯予選につながる「東京都社会人サッカーチャンピオンシップ(東京カップ)」の1次戦があり、川崎フロンターレアカデミー出身の選手たちがそれぞれの試合に臨みました。
この記事ではそうした選手たちのことをつづっていきたいと思います。
【第64回神奈川県知事杯争奪戦代表決定戦】
神奈川県の天皇杯予選に出場する大学を決める神奈川県知事杯争奪戦。勝者が天皇杯予選の出場権を得る代表決定戦が、2月22日と23日に行われ、川崎フロンターレアカデミー出身の選手では、桐蔭横浜大のDF信澤孝亮、FW岡崎寅太郎、東海大のGK菊池悠斗、関東学院大のDF佐々木輝大、MF川口達也、専修大のFW久保田大吉、GK新渕七輝が試合に臨みました。
2月22日(土)
〇桐蔭横浜大 vs 神奈川工科大●
前半3-0 後半7-0 計10-0
◇桐蔭横浜大


DF 信澤孝亮 (3年) フロンターレU-18 SUB
FW9 岡崎寅太郎 (2年) フロンターレU-18 先発、71分まで出場 3ゴール
神奈川工科大との試合に臨んだ桐蔭横浜大。信澤は控え。岡崎は先発し71分まで出場。
試合は、10-0。桐蔭横浜大は勝利。岡崎はハットトリックの活躍を見せました。
2月23日(日・祝)
〇東海大 vs 横浜市立大●
14-0
◇東海大

GK 菊池悠斗 (2年) フロンターレU-18 SUB
横浜市立大との試合に臨んだ東海大。菊池は控え。
試合は、14-0。東海大が勝利しています。
〇関東学院大 vs 専修大●
前半5-1 後半1-1 計6-2
◇関東学院大


DF3 佐々木輝大 (4年) フロンターレU-15→鹿島学園高 先発 62分まで出場
MF25 川口達也 (3年) フロンターレU-18 先発 62分まで出場 1ゴール
◇専修大


FW23 久保田大吉 (4年) フロンターレU-18 先発 60分まで出場
GK1 新渕七輝 (2年) フロンターレU-15→成立学園高 先発フル出場
関東学院大 vs 専修大では、関東学院大は佐々木、川口が先発しともに62分まで出場。専修大は、久保田が先発し60分まで出場。新渕は先発フル出場。
試合は、6-2。関東学院大が勝利。川口も1ゴールを決めています。
また、川崎そだちでは、関東学院大の川口達也、メンバー外だった岡田泰輝、専修大の久保田大吉に試合後に話を聞かせてもらいました。
◇「スタメンでずっと出続けたい。その中で点も取ってチームを勝たせられる絶対的な存在になりたいと思っています」 / MF川口達也
◇「結果ということにこだわっていきたくて。 得点とアシスト数を増やしていきたいというふうに思っているので。そこの結果を出したいです」 / FW岡田泰輝
◇「圧倒的な強さで優勝するっていうところが目標なので。 そこに向けて、自分自身も恩返しできるような、活躍できるような選手になっていきたい」 / FW久保田大吉
神奈川県の天皇杯予選、「第30回神奈川県サッカー選手権大会 兼 天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会神奈川県代表決定戦」は3月1日と2日に1回戦が行われます。フロンターレアカデミー出身の選手たちが出場する可能性がある試合は次の通り。
3月1日(土) かもめパーク
午前9時45分
東海大 vs 厚木はやぶさFC
3月2日(日) かもめパーク
午前9時45分
桐蔭横浜大 vs ONODERA FC
午後0時半
関東学院大 vs エスペランサSC
【東京都社会人サッカーチャンピオンシップ(東京カップ)1次戦決勝】
東京都の天皇杯予選につながる東京都社会人サッカーチャンピオンシップ(東京カップ)1次戦決勝では、早稲田大学のGK宮地健輔が、早稲田大学ア式蹴球部FCの選手として、試合に臨みました。
2月23日(日)
●東京蹴球団 vs 早稲田大学ア式蹴球部FC〇
前半0-1 後半1-0 計1-1 PK4-5
◇早稲田大学ア式蹴球部FC

GK16 宮地健輔 (3年) フロンターレU-18 先発フル出場
勝者が東京都社会人サッカーチャンピオンシップ2次戦に進出する1次戦決勝に臨んだ早稲田大学ア式蹴球部。
宮地は先発フル出場。
試合は、1-1、PK4-5。早稲田大学ア式蹴球部FCが2次戦出場を決めています。
早稲田大学ア式蹴球部FCは、3月9日の2次戦1回戦(午前11時、清瀬内山運動公園サッカー場A面)で、川崎フロンターレU-18→日本大のDF栗田悠巨が所属する東京23FCと対戦します。
このほかにも全国各地でさまざまな大学が始動。練習や練習試合を積みながら、新たなシーズンへ向けて準備を進めています。
川崎そだちでは、今年も時に会場に足を運びながら、フロンターレアカデミー出身の選手たちの今を伝えていきたいと思います。
(文中敬称略)
This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.