2025年4月27日、ニッパツ三ツ沢球技場にて、神奈川県サッカー選手権大会 兼 天皇杯神奈川県代表決定戦 準決勝がおこなわれました。
対戦カードは、昨季J3リーグから降格し、今季はJFLの所属となったYSCC横浜と、桐蔭横浜大学、関東学院大学という、関東大学サッカーリーグ1・2部に所属する強豪校を破って勝ち上がってきた神奈川県社会人サッカーリーグ1部所属のONODERA FCとなりました。
降格という大きな節目を迎えるなかで、多くの選手やスタッフが入れ替わったYSCC。その中に、川崎フロンターレでアカデミー時代を過ごし、順天堂大学を卒業後はテゲバジャーロ宮崎(J3)、FC岐阜(J3)とプロでの経験を積んできた、小川真輝の名前がありました。
早坂勇希(川崎フロンターレ->いわきFCへレンタル)、大曽根広汰(藤枝MYFC)をはじめ、いまもJFLや社会人リーグで活躍する選手が多くいる世代の中で、両サイドバックをこなし、精確なロングフィードやプレースキックでいくつものチャンスを作りだしてきた姿は筆者の脳裏にいまも焼き付いています
この試合では左サイドバックで先発フル出場。相変わらずのキック技術はもとより、プロ選手としての経験を活かした周囲への声がけでチームを鼓舞。豊富な運動量で大物食いを狙ってきたONODERA FCを、1-0で退ける結果に大きく貢献しました。
天皇杯への出場権をかけた最後の戦いとなる決勝戦は、2025年5月11日(日)この日と同じくニッパツ三ツ沢球技場にて、13:00キックオフ。J3 SC相模原と相対します。
地元横浜のクラブで、再びJリーグ入りを目指す小川選手。入場無料の試合となっています。ご興味ある方は、ぜひ三ツ沢球技場へ足を運んでみてください。
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