慶應義塾大 – 明治大 / 関東大学サッカーリーグ新人戦


6月1日、慶應義塾大下田グラウンドでは関東大学サッカーリーグ新人戦、慶應義塾大 vs 明治大が行われ、慶應義塾大はフロンターレU-15→國學院久我山のMF村瀬悠馬、明治大はフロンターレU-18出身のGK濱﨑知康、DF柴田翔太郎が試合に臨みました。

この日は川崎フロンターレU-15生田の関東ユース(U-15)サッカーリーグや、川崎フロンターレU-18の日本クラブユース選手権関東予選2回戦、ヴァンフォーレ甲府U-18戦があったため、見られたのは前半のみですが、その模様を伝えたいと思います。

 

【関東大学サッカーリーグ新人戦 慶應義塾大 vs 明治大】
6月1日(日) 午前10時キックオフ 慶應義塾大下田グラウンド 晴れ

慶應義塾大の先発は、GK1計盛昂洋、最終ラインは右から2霜田晟那、3吉垣陽翔、4秋元心太、5齋藤大和、ボランチは6小野翔大、その前に7洪潤紀、8山本凉、右にキャプテンの10三浦大其、左に22梅野真生、前線には9阿部雄大。

MF14村瀬悠馬はベンチスタート。また、フロンターレU-18出身、GK山本健翔はメンバー外。

明治大の先発は、GKキャプテンの1濱﨑知康、最終ラインは右から12柴田翔太郎、3小泉佳絃、4八巻涼真、2内山開翔、ボランチは6大田湊真、14石井陽、右MF17半場朔人、左MF7熊谷空大、トップ下15山座拓達、前線には20加藤隆成。

濱﨑・柴田はともに先発。

 

右SBとして先発の柴田翔太郎選手
濱﨑知康選手

 

ピッチ脇に多くの両チームの選手の家族らが集まり、見守る中、始まった試合。
慶應義塾大はGKの計盛がセンターライン付近まで上がり、ラインを高め、組み立てていくと1分には、エリア外右、三浦がシュート。
枠をとらえますが、濱﨑が好セーブ。

コーナーキックを得た慶應義塾大は、三浦が左足で入れると遠いサイドで折り返し。正面で阿部がシュート。これもまた枠をとらえますが、またも濱﨑がセーブ。

 

好守を見せる濱﨑知康選手

 

セカンドボールを拾った慶應義塾大は、エリア外正面から浮き球を入れていきますが、明治大はしのいでいきます。

明治大も3分には、右サイド、流れて受けた半場がキープ。そのパスに柴田がエリア外右へ抜け出しクロス。ここは慶應義塾大が体を張りブロック。
右コーナーキックを得た明治大は、熊谷が左足で入れると、セカンドボールを拾った柴田がエリア外正面でフィード。しかし、これはシュートにはつながらず。

さらに明治大は左コーナーキックを得て、柴田が右足でボールを入れていきますが、計盛が対応していきます。

 

コーナーキックのキッカーを務めた柴田翔太郎選手

 

明治大は、濱﨑が正確なボールを供給。中央で大田や石井、左SBの内山もかかわってボールを動かしていくと、7分には小泉がフィード。
セカンドボールをエリア外正面で拾った山座がミドルシュート。しかし、これは上に。

さらにうまく間にパスを差し込み、9分には、エリア外右抜け出した加藤が折り返し。熊谷がエリア内へ飛び込みますが、計盛がセーブ。
明治大がゴールへ迫る場面をつくっていきます。

明治大の攻勢をしのいだ慶應義塾大は、再び後ろから組み立てる姿勢を見せ、GKの計盛が左サイドに正確なボールを供給。
おさめた梅野が高い位置へ持ち込んでいきますが、柴田が粘り強く対応。最後は梅野のファールに。

 

10分にはさらに慶應義塾大、右サイド、開いた三浦がエリア外正面へ持ち込む動きを見せ、左サイドに展開。梅野がエリア左へ持ち込んでいきますが、柴田がブロック。

慶應義塾大の左コーナーキックとなり、それをしのいだ明治大は半場が高い位置へ持ち込んでいきますが、慶應義塾大の戻りも速く、決定的な場面にはつながらず。

慶應義塾大はさらに左サイド、流れた梅野のパスをうまく間で山本が受け、それに対して明治大がファール。エリア近くでフリーキックを得るなど攻勢を続けていきます。

明治大はそれに対して、17分には、濱﨑から左サイド、内山へつなげると高い位置へ抜け出した熊谷は左クロス。ニアに飛び込んだ加藤が合わせますが、これは右に。

さらに慶應義塾大の組み立てを狙い、エリア外正面で半場がカット。ミドルシュートを打ちますが、枠はとらえられず。

すると再びボールを動かしていくのは慶應義塾大。吉垣、秋元、齋藤もかかわって組み立て、うまく開いて受けた三浦はエリア右へ持ち込む動き。
21分には、右サイド、三浦がクロスを入れるとエリア内、梅野が飛び込みますが、柴田がカバー。
さらに慶應義塾大は、ラインを高め、計盛がセンターサークル付近へ。
吉垣へつなげるとその浮き球のパスに、山本がエリア正面左へ。ここは柴田、小泉が寄せてシュートは打たせずにしのいでいきます。

飲水タイムを挟んで明治大は、小泉から右サイド、開いた半場へ。柴田がエリア内へ向かい、動き出しを見せていきますが、慶應義塾大は齋藤がカバー。

すると28分には慶應義塾大。スルーパスに阿部がエリア内へ。決定的な場面でしたが、これはオフサイド。阿部のシュートに対しても、濱﨑がしっかり反応を見せていきます。

明治大も、右サイド、高い位置へ加藤が流れて受けて、慶應義塾大の陣内でプレーする時間をつくっていきますが、慶應義塾大は齋藤が対応。
32分には慶應義塾大、右サイド、霜田から三浦とつながり、三浦はクロス。遠いサイド、飛び込んだ梅野がヘディングシュート。しかし、濱﨑がセーブ。

 

 

しかし、直後にも慶應義塾大、明治大がエリア前でつなごうとしたところ、梅野がカット。そのパスに三浦がエリア右へ。
三浦がシュートを打つとこれが決まり、0-1。先制点は慶應義塾大に入ります。

 

先制点は慶應義塾大に入る

 

追いかける展開となった明治大は、34分、大田の縦パスに熊谷がエリア外正面へ。ミドルシュートを打ちますが、これは上に。
さらにパス交換から加藤が正面へ抜け出すも、吉垣がブロック。

37分には、右サイド、開いて受けた半場から山座とつながり、山座から左サイド、内山へ。内山は折り返すもこれはシュートにはつながらず。

慶應義塾大も、洪や山本がうまく間で受けて左サイド、梅野へ。梅野はクロスを入れていきますが、遠いサイドに流れたボールに対しては、濱﨑が対応。
さらにうまく右サイド、流れて受けた阿部が前に持ち込み、折り返し。しかし、小泉がクリア。

さらに慶應義塾大は、明治大の組み立てを狙って、高い位置で三浦がカット。エリア外右、洪がシュートを打ちますが、枠外。

すると42分には明治大、右サイド、半場から柴田へつながり、柴田は折り返し。正面で加藤が放ったシュートは枠をとらえるも計盛がセーブ。

 

柴田翔太郎選手が折り返し
加藤隆成選手がシュート

さらに43分には、再び右サイドから攻勢に出た明治大。クロスを正面でおさめた石井が枠をとらえたシュート。ここでもまた計盛がセーブ。

45分には明治大、中央、石井が浮き球のパス。半場がエリア右へ抜け出しますが、計盛が対応。
さらに石井のパスから明治大がゴールへ迫る場面をつくりますが、慶應義塾大もそれにしっかり対応していきます。

前半は0-1でタイムアップ。

後半、明治大は6分に途中出場の庄司啓太郎がPKを決め追いつくも、8分に慶應義塾大は山本がゴールを決め、再びリード。40分には途中出場の池田太久人が決めて3-1に。
明治大はアディショナルタイムに途中出場の小嵐理翔がゴールを決めるも追いつくことはできず。

勝利したのは慶應義塾大となりました。

 

見られたのは45分のみとはなりましたが、その中でも何度も好守を見せた濱﨑、高い位置へ積極的に上がり、折り返しでチャンスメーク、守備でもよく体を張った柴田、それぞれのプレーを見られたのはとてもうれしいものがありました。

この日は出場機会のなかった村瀬や、山本も含めて、大学でどんなプレーを見せていくのか。

とても楽しみにしています。

 

前半1-0 後半2-2 計3-2

得点:三浦大其、山本凉、池田太久人(明治大) 庄司啓太郎=PK、小嵐理翔(明治大)

 

 

(文中敬称略)

 

この日はメンバー外だった川崎フロンターレU-18出身、慶應義塾大のGK山本健翔選手

濱﨑知康選手はキャプテンとして先発
右SBとして先発の柴田翔太郎選手
濱﨑知康選手

柴田翔太郎選手が折り返し

柴田翔太郎選手

柴田翔太郎選手
濱﨑知康選手

柴田翔太郎選手

濱﨑知康選手
柴田翔太郎選手

 

 

濱﨑知康選手

柴田翔太郎選手

濱﨑知康選手

柴田翔太郎選手

柴田翔太郎選手
濱﨑知康選手

ベンチスタートの村瀬悠馬選手はこの日は出場の機会はなかった

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