フロンターレU15生田 – FC LAVIDA / 関東ユース第16節(監督・選手インタビュー)


 

9月21日Anker フロンタウン生田で行われた関東ユース(U-15)サッカーリーグ1部第16節、FC LAVIDA戦を2-3で終えた川崎フロンターレU-15生田。

試合後に先制点を決めた戸澤蓮太、久野智昭監督に話を聞きました。

 

試合の記事は◇フロンターレU15生田 – FC LAVIDA / 関東ユース第16節

 

「点取れたのはうれしいんですけど。いつも練習しているロングシュートが全然打てなかったので。

ちょっと悔しいです」

MF26 戸澤蓮太

 

戸澤蓮太選手




〇まずは今日は優勝に向けて大事な試合だったと思うけど、落としてしまった。どんな反省点がありますか?

後半のところで守備が全体的に緩くなっていて。
ボールホルダーに行けなくなってしまって。
縦パスを入れられて失点してしまいました。


〇先制点を決めましたけど、それについて。

右の川上選手(川上翔)がいい感じにボールを入れてくれて。あとは流し込むだけでした。


〇相手がLAVIDAということでどんな意識でピッチに入りましたか?

絶対に負けたくない相手だったので。

絶対に勝つっていう強い気持ちで試合に入るっていう意識でした。


〇戸澤君としては、どんなことに気を付けてプレーしようとしていた?

けっこう、パスがずれちゃたりしているので一個一個のところをこだわって練習してきました。


〇後半は相手のペースになって。どんなことをみんなで話して改善しようとしました?

みんなでは、もう1回守備のところを一からやろうっていうところだったんですけど。

だんだん疲れてきてしまって。守備でどんどんいけなくなって。失点してしまったので。悔しいです。


〇あと残り2試合、どう立て直していきたいですか?

ふたつとも勝って。優勝目指して頑張りたいです。


〇戸澤君自身はまだ2年生ということで、この学年の間、どう成長をしていきたい?

大きい相手にも体で負けずに、点を取れる選手になりたいです。


〇戸澤君の持ち味はどんなところ?


守備範囲が広くて、ロングキックがうまいです。


〇今年は関東リーグ(関東ユース⦅U-15⦆サッカーリーグ)でもクラブユースでもかなり出場を重ねていると思うんですけど、そういったなかで今日の試合だけじゃなく、自分のこういうところが成長したと思うところは?

ゴールに対する強い意識。積極的になれるところが成長したと思います。


〇今日のゴールはすごい、取りたかったかたちのゴールなんじゃないか、と思うんですけど、どうですか?

点取れたのはうれしいんですけど。いつも練習しているロングシュートが全然打てなかったので。

ちょっと悔しいです。


〇打てなかったのは相手のチェックが速かった?

はい。

〇お手本にしている選手は?

山本悠樹選手とか意識しています。

〇ああいう小さい体でもボールを取れるところとか、ですかね。

はい。


〇これからまだ今シーズンは、高円宮杯もありますけど、個人としてはどういったプレーをしたいですか?

たくさん点を取れてチームを勝たせるようにしたいです。


〇フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。

高円に向けて、全試合全力で取り組むので応援よろしくお願いします。


「あと2試合しかないけど。『ゲームに出て成長してほしい』と言っているので。

試合前に行ったんですけど、『この舞台、優勝争いできているのは、自分たちの力で来た』

『この試合を楽しんで優勝しよう』という話はしました」

久野智昭監督

 

久野智昭監督



〇優勝に向けて負けられない試合だったと思うんですけど。残念ながら落としたということでどんな反省点がありますか?

序盤の入りというのは良かったんですけど。

そこから。失点したところから。ちょっと相手のペースになってボールを持てなかったという展開だったんですけど。


そのなかでつなげる、つなげないの判断と。マイボールか、マイボールじゃないかの判断を。

基準がこう、こっちから見たらマイボールなのかもしれないけど。

試合に出ている選手たちは、自分たちは外から見ているので。

それをマイボール、フリーと思えるような技術が。やっぱりボールを持てなくて、敗戦につながったと思います。



〇序盤は厚みのある攻撃が出来ていたと思う。何がきっかけになってそれが変わった?

失点を機に。別に落ちたわけじゃないんですけど。

失点したことによって、相手に勢いをつけさせてしまったのかな、と。

選手たちも複数得点というのは意識をしながらも、声をかけてつないでいこうという話をしていたので。

やっぱり相手に、失点したことによって展開が変わったのかなと思います。



〇中野君(中野大虎)のけがでプランが狂ったところもあったんじゃないですか?

そうですね。そこはもちろんそうですね。代わりに出た川上が点にかかわってくれたのは良かったと思います。


〇今年は複数得点にこだわっているということで。前節はスコアレスドローだったということで、どう修正をしてきました?

クロスのところのトレーニング。ボランチが関わるということ。

今週だけじゃなくて、クロスのところは、入っていく人数だったり。選手たちには話をしたところではあります。


〇優勝するためには残り2試合勝つことが必要だと思う。どう臨みますか?

来週は関東リーグがないので。

2週間準備ができるということで、負けちゃったものは切り替えて。

次につなげられればいいと思います。


〇LAVIDAは何回もやっている相手で、お互い手の内がわかっているなかで、今日の勝敗のポイントはどんなところだったと思いますか?

ボール、持てる、持てないというのがあったんですけど。

やっぱり、ゴール前の得点を決めきるというところ。決められないというか、決められる選手が相手のパワーになっていたというところ。


〇相手のシュートがすごかったところもありましたね。

はい。そうですね。

まあ、あきらめずに戦ってくれたところは良かったかなと思います。


〇残り2試合、今日の敗戦を糧にして、もっと成長できる機会なのかなと思うんですけど、いかがですか?

選手たち、あと2試合しかないけど。「ゲームに出て成長してほしい」と言っているので。

試合前に行ったんですけど、「この舞台、優勝争いできているのは、自分たちの力で来た」

「この試合を楽しんで優勝しよう」という話はしました。


〇守備のところもあと一歩寄せればというところですね。

そうですね。

相手はボールを持てるので、飛び込みたくないっていうのはあるんですけど。

そこで行かなきゃ、けっきょく行かれちゃうので。そこの基準を上げていきたいと思います。


〇フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。

今日、サポーターの方が来てくれた中。選手たちは勇気づけられて。

残念ながら負けてしまいましたけど。

そのパワーを力に変えてくれたと思うので。

まだまだ残り試合の中で成長できると思うので。

引き続き、応援してもらえればと思います。





この日はいい入り方をし、先制しながらも、次第に相手に流れを引き戻され敗戦することになったフロンターレ生田。
それでも、いい流れにある時のそのプレーぶりは、選手それぞれの成長を感じさせられるものがありました。

ボランチを務める戸澤蓮太が先制点を取ったことも、これまでの取り組みが実を結んだのでは。そう思わされるものがあります。

リーグ戦は残り2試合。しっかり戦い抜いて、選手全員がそれぞれの成長へつなげていきますように。


それが目標とするものへ、つながっていくことを願っています。

 


(文中敬称略)

 

 

 

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

コメントを残す