12月13日-27日の大学サッカー / フロンターレアカデミー出身の選手たち


 

ASTRO SPORTS presents 2025年度第74回 全日本大学サッカー選手権大会は、12月13日から大学日本一を決める決勝ラウンド、15日から強化ラウンドが開催。

天皇杯の東京予選につながる「第31回東京都サッカートーナメント《天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会 東京都代表決定戦》 学生系の部 予備予選」は2回戦が12月14日、代表決定戦が12月18日に、12月24日、27日にはIBARAKI Next Generation Cupが行われ、フロンターレアカデミー出身の選手たちがそれぞれの試合に臨みました。

この記事では、そうした選手たちのことについて、つづっていきたいと思います。

 

【ASTRO SPORTS presents 2025年度第74回 全日本大学サッカー選手権大会強化ラウンド】
全日本大学サッカー選手権大会の予選ラウンドで敗れた10チームと、東北地区の第2代表富士大、中国地区の第2代表広島経済大が競う全日本大学サッカー選手権大会の強化ラウンドでは、桐蔭横浜大のDF信澤孝亮、FW岡崎寅太郎、中京大のDF元木湊大が試合に出場しました。

・グループステージ 
第1節
12月15日(月)
グループ3
●鹿屋体育大 vs 中京大〇
前半0-0 後半0-1 計0-1

◇中京大
DF21 元木湊大 (2年) フロンターレU-18 先発 フル出場

 

元木湊大選手

 

鹿屋体育大との試合に臨んだ中京大。元木は先発フル出場。
試合は、0-1。中京大が勝利しています。

 

第2節
12月16日(火)
グループ1
△桃山学院大 vs 桐蔭横浜大△
前半1-2 後半1-0 計2-2

◇桐蔭横浜大
DF28 信澤孝亮 (3年) フロンターレU-18 先発 フル出場
FW17 岡崎寅太郎 (2年) フロンターレU-18 先発 フル出場

 

信澤孝亮選手
岡崎寅太郎選手

 

桃山学院大との試合に臨んだ桐蔭横浜大。信澤、岡崎はともに先発、フル出場。
試合は、2-2。

 

グループ3
●札幌大 vs 中京大〇
前半0-1 後半1-1 計1-2

◇中京大
DF21 元木湊大 (2年) フロンターレU-18 先発 フル出場 1ゴール

札幌大との試合に臨んだ中京大。元木は先発、フル出場。
試合は、1-2。中京大が勝利。元木は89分に決勝ゴールとなる得点を決めています。

 

第3節
12月17日(水)
グループ1
〇桐蔭横浜大 vs 広島経済大●
前半0-0 後半2-1 計2-1

◇桐蔭横浜大
DF28 信澤孝亮 (3年) フロンターレU-18 86分から出場
FW17 岡崎寅太郎 (2年) フロンターレU-18 SUB

広島経済大との試合に臨んだ桐蔭横浜大。信澤は86分から出場。岡崎は控え。
試合は、2-1。桐蔭横浜大が勝利。

桐蔭横浜大は、グループステージを2勝1分け、首位で通過。ノックアウトステージに進出しました。

 

グループ3
●中京大 vs 松本大〇
前半0-1 後半0-0 計0-1

◇中京大
DF21 元木湊大 (2年) フロンターレU-18 先発 フル出場

松本大との試合に臨んだ中京大。元木は先発フル出場。
試合は、0-1。松本大が勝利。中京大はグループ3で2位となり、ここでシーズンを終えることになりました。

 

この試合については◇中京大 – 松本大 /全日本大学サッカー選手権大会強化ラウンドグループステージ第3節

試合後に元木湊大に話を聞きました。

「運動量のところは一番課題があって、そこに向き合った結果が、90分間出続けることにもつながったと思いますし。もっと自分のクオリティーのところを突き詰めていく必要があったかなと思います」 / DF元木湊大

 

元木湊大選手

 

 

・ノックアウトステージ
準決勝
12月19日(金)
●京都産業大 vs 桐蔭横浜大〇
前半1-3 後半1-0 計2-3

◇桐蔭横浜大
DF28 信澤孝亮 (3年) フロンターレU-18 先発 68分まで出場
FW17 岡崎寅太郎 (2年) フロンターレU-18 先発 フル出場 1ゴール

京都産業大との試合に臨んだ桐蔭横浜大。信澤は先発、68分まで出場。岡崎は先発フル出場。
試合は、2-3。桐蔭横浜大が勝利。岡崎は8分に先制点を決めています。

 

この試合については◇京都産業大 – 桐蔭横浜大 /全日本大学サッカー選手権大会強化ラウンド準決勝

 

試合後に信澤孝亮、岡崎寅太郎、さらに大会の運営をしていた順天堂大のFW増田陽太(1年)=フロンターレU-18=に話を聞きました。

「プロを目指しているので。それに少しでも近づけるように努力していくだけです」 / DF信澤孝亮

「ゴールもそうですし、アシストもそうですし。突破もそうですし。攻撃では全部脅威になれる選手にならなきゃいけないと思います」 / FW岡崎寅太郎

「同年代でも試合に出ているメンバーがいるので。いい刺激をもらいながら。そこに少しでも追いつく、追い越すようなかたちで頑張っていけたらなと思っています」 / FW増田陽太

 

信澤孝亮選手
岡崎寅太郎選手
増田陽太選手

 

 

決勝
12月20日(土)
〇新潟医療福祉大 vs 桐蔭横浜大●
前半0-0 後半2-1 計2-1

◇桐蔭横浜大
FW17 岡崎寅太郎 (2年) フロンターレU-18 先発 90+2分まで出場 1ゴール

新潟医療福祉大との試合に臨んだ桐蔭横浜大。岡崎は先発、90+2分まで出場。
試合は、2-1。岡崎が56分に先制点を決めるも、逆転で新潟医療福祉大が勝利。桐蔭横浜大は強化ラウンドを準優勝で2025年のシーズンを終えました。

 

【ASTRO SPORTS presents 2025年度第74回 全日本大学サッカー選手権大会決勝ラウンド】
全日本大学サッカー選手権大会決勝ラウンドでは、東海大のGK菊池悠斗、日本大のMF田中慶汰、FW五木田季晋、MF矢越幹都、日本体育大のGK青山海、東洋大のFW香取武、明治大のGK濱﨑知康、DF柴田翔太郎が試合に臨みました。

・グループステージ
第1節 
12月13日(土)
Aグループ
〇阪南大 vs 東海大●
前半0-0 後半2-0 計2-0

◇東海大
GK1 菊池悠斗 (2年) フロンターレU-18 先発 フル出場

阪南大との試合に臨んだ東海大。菊池は先発、フル出場。
試合は、2-0。阪南大が勝利。

菊池悠斗選手

 

Bグループ
△日本大 vs 日本体育大△
前半0-0 後半1-1 計1-1

◇日本大
MF10 田中慶汰 (4年) フロンターレU-18 SUB
FW9 五木田季晋 (3年) フロンターレU-18 先発 フル出場
FW20 矢越幹都 (1年) フロンターレU-18 SUB

 

田中慶汰選手
五木田季晋選手
矢越幹都選手

 

◇日本体育大
GK12 青山海 (4年) フロンターレU-18 SUB

 

青山海選手

 

日本大 vs 日本体育大。田中慶汰は控え、五木田は先発フル出場、矢越はFW登録で控え。青山は控え。
試合は、1-1。

 

Dグループ
●東洋大 vs 東海学園大〇
前半0-1 後半1-1 計1-2

◇東洋大
FW19 香取武 (1年) フロンターレU-18 56分から出場 1アシスト

 

香取武選手

 

東海学園大との試合に臨んだ東洋大。香取は56分から出場。
試合は、1-2。東海学園大が勝利。香取は73分に髙橋輝のゴールをアシストしました。

 

〇明治大 vs 九州産業大●
前半0-0 後半4-0 計4-0

◇明治大

GK30 濱﨑知康 (2年) フロンターレU-18 SUB
DF32 柴田翔太郎 (1年) フロンターレU-18  87分から出場

 

濱﨑知康選手
柴田翔太郎選手

 

九州産業大との試合に臨んだ明治大。濱﨑は控え。柴田は87分から出場。大学のトップチームの公式戦デビューに。
試合は、4-0。明治大が勝利しています。

 

・第2節
12月15日(月)
Aグループ
〇筑波大 vs 東海大●
前半1-0 後半3-0 計4-0

◇東海大
GK1 菊池悠斗 (2年) フロンターレU-18 先発 フル出場

筑波大との試合に臨んだ東海大。菊池は先発フル出場。
試合は、4-0。筑波大が勝利。

 

Bグループ
〇日本大 vs 福岡大●
前半2-0 後半2-0 計4-0

◇日本体育大
FW10 田中慶汰 (4年) フロンターレU-18 先発 64分まで出場
FW9 五木田季晋 (3年) フロンターレU-18 先発 85分まで出場 1ゴール
FW20 矢越幹都 (1年) フロンターレU-18 SUB

福岡大との試合に臨んだ日本大。田中慶汰はFW登録で先発し64分まで出場。五木田は先発、85分まで出場。矢越はFW登録で控え。
試合は、4-0。日本大が勝利。五木田は3-0の75分にチーム4点目となるゴールを決めています。

●国士舘大 vs 日本体育大〇
前半0-1 後半0-0 計0-1

◇日本体育大
GK12 青山海 (4年) フロンターレU-18 SUB

国士舘大戦に臨んだ日本体育大。青山は控え。
試合は、0-1。日本体育大が勝利しています。

 

Dグループ
〇明治大 vs 東海学園大●
前半2-0 後半0-0 計2-0

◇明治大
GK30 濱﨑知康 (2年) フロンターレU-18 SUB
DF32 柴田翔太郎 (1年) フロンターレU-18 SUB

東海学園大との試合に臨んだ明治大。濱﨑、柴田は控え。
試合は、2-0。明治大が勝利しました。

 

第3節
12月17日(木)
Bグループ
〇日本体育大 vs 福岡大●
前半1-0 後半1-0 計2-0

◇日本体育大
GK12 青山海 (4年) フロンターレU-18 SUB

福岡大との試合に臨んだ日本体育大。青山は控え。
試合は、2-0。日本体育大が勝利。2勝1分け、首位でノックアウトステージ進出を決めました。

〇国士舘大 vs 日本大●
前半3-0 後半0-1 計3-1

◇日本大
MF10 田中慶汰 (4年) フロンターレU-18 41分から出場
FW9  五木田季晋 (3年) フロンターレU-18 先発 72分まで出場
FW20 矢越幹都 (1年) フロンターレU-18 46分から出場

国士舘大との試合に臨んだ日本大。田中慶汰は41分から出場。五木田は先発、72分まで出場。矢越はFW登録で、46分から出場。
試合は、3-1。国士舘大が勝利。日本大は、1勝1分け1敗、3位となり、2025年のシーズンをここで終えることになりました。

 

Dグループ
●東洋大 vs 明治大〇
前半1-0 後半0-2 計1-2

◇明治大
GK30 濱﨑知康 (2年) フロンターレU-18 SUB
DF32 柴田翔太郎 (1年) フロンターレU-18 65分から出場

東洋大 vs 明治大。香取は第2節に続いてメンバー外。濱﨑は控え。柴田は65分から出場。
試合は、1-2。明治大が勝利。

明治大は3勝、首位でノックアウトステージ進出。連覇と、総理大臣杯との2冠を目指した東洋大は1勝2敗となりDグループを3位で2025年のシーズンを終えました。

 

また東海大の菊池悠斗は第3節常葉大戦(〇1-0)はメンバー外。東海大は1勝2敗、Aグループを3位でシーズンを終えています。

 

 

・ノックアウトステージ
準々決勝
12月21日(日)
●明治大 vs 関西学院大〇
前半0-1 後半1-0 延長前半0-0 延長後半0-0 計1-1 PK3-4

◇明治大
GK30 濱﨑知康 (2年) フロンターレU-18 SUB
DF32 柴田翔太郎 (1年) フロンターレU-18 46分から出場

関西学院大との準々決勝に臨んだ明治大。濱﨑は控え。柴田は46分から出場。
試合は、1-1、PK3-4。90+6分にGK1藤井陽登のゴールで明治大が追いつくも、延長戦戦では決着がつかず、PK戦を制した関西学院大が準決勝に進出。明治大の2025年シーズンはここで終わりました。

 

〇日本体育大 vs 東海学園大●
前半4-0 後半1-1 計5-1

◇日本体育大
GK12 青山海 (4年) フロンターレU-18 SUB

東海学園大との準々決勝に臨んだ日本体育大。青山は控え。
試合は、5-1。日本体育大が準決勝に進出しました。

 

準決勝
12月24日(水)
●日本体育大 vs 筑波大〇
前半0-1 後半0-2 計0-3

◇日本体育大
GK12 青山海 (4年) フロンターレU-18 SUB

筑波大との準決勝に臨んだ日本体育大。青山は控え。
試合は、0-3。筑波大が決勝に進出。日本体育大の2025年シーズンはここで終わりました。

 

【第31回東京都サッカートーナメント《天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会 東京都代表決定戦》 学生系の部 予備予選】

第31回東京都サッカートーナメント《天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会 東京都代表決定戦》 学生系の部 予備予選では、早稲田大のGK宮地健輔、法政大のFW髙橋宗杜が試合に臨んでいます。

・2回戦
12月14日(日)
●早稲田大 vs 青山学院大〇
前半1-0 後半0-2 計1-2

◇早稲田大
GK16 宮地健輔 (3年) フロンターレU-18 SUB

 

 

宮地健輔選手

 

青山学院大との2回戦に臨んだ早稲田大。宮地は控え。
試合は、1-2。青山学院大が勝利しました。

 

・代表決定戦
12月18日(水)
●慶應義塾大 vs 法政大〇
前半0-1 後半0-2 計0-3

◇法政大
FW13 髙橋宗杜 (2年) フロンターレU-18 90+1分から出場

 

髙橋宗杜選手

 

慶應義塾大との代表決定戦に臨んだ法政大。髙橋宗杜は、90+1分から出場。
試合は、0-3。法政大が勝利。

試合後に髙橋宗杜に話を聞きました。

 

「今の3年生がいい選手ばかりなので。プロに決まっているような選手がいっぱいいて競争があるので。いろんなことを盗みながらやっていきたいです」 / FW髙橋宗杜

 

髙橋宗杜選手

 

【IBARAKI Next Generation Cup2025】
U-22日本代表、U-21関東大学選抜、U-21ALL IBARAKI、U-21東北大学選抜が競うIBARAKI Next Generation Cup2025には、明治大のGK濱﨑知康がU-22日本代表として、桐蔭横浜大のFW岡崎寅太郎がU-21関東大学選抜として、試合に臨みました。

1回戦
12月24日(水)
〇U-22日本代表 vs U-21関東大学選抜●
前半1-1 後半4-0 計5-1

◇U-22日本代表
GK1 濱﨑知康 (2年) フロンターレU-18 SUB

 

濱﨑知康選手

 

◇U-21関東大学選抜
FW7 岡崎寅太郎 (2年) フロンターレU-18 先発 79分まで出場

 

岡崎寅太郎選手

U-22日本代表 vs U-21関東大学選抜。追加召集の濱﨑は控え。岡崎は先発し79分まで出場。
試合は、5-1。U-22日本代表が勝利。なお、U-22日本代表は川崎フロンターレのMF14大関友翔がキャプテンとして、DF21土屋櫂大が先発しました。

 

12月27日(土)

・3位決定戦

●U-21東北大学選抜 vs U-21関東大学選抜〇

前半0-3 後半0-2 計0-5

 

◇U-21関東大学選抜

FW7 岡崎寅太郎 (2年) フロンターレU-18 先発 62分まで出場 2ゴール

U-21東北大学選抜との3位決定戦に臨んだU-21関東大学選抜。先発した岡崎は62分まで出場。

試合は、0-5。U-21関東大学選抜が勝利。岡崎は2ゴールを決めています。

 

・決勝

●U-21 ALL  IBARAKI vs U-22日本代表〇

前半0-3 後半1-3 計1-6

 

◇U-22日本代表

GK1 濱﨑知康 (2年) SUB

 

U-21 ALL IBARAKIとの決勝戦に臨んだU-22日本代表。濱﨑は控え。

試合は、1-6。U-22日本代表が勝利。フロンターレのMF14大関友翔は、キャプテンとして先発し前半のみ出場。

DF21土屋櫂大は62分から出場しています。

 

また、12月28日には、AFC U23 アジアカップ サウジアラビア2026に臨むU-23日本代表が発表され、濱﨑が大関、土屋とともにメンバーに選出されました。

 

 

2026年も川崎そだちでは、時に会場に足を運びながら、大学サッカーでのフロンターレアカデミー出身の選手たちについて、伝えていきたいと思います。

 

 

(文中敬称略)

 

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