1月13日は東急東横線元住吉駅から徒歩5分ほどの東住吉小学校へ。神奈川県内の499のチームによって競われる日産カップ争奪神奈川県少年サッカー選手権(高学年の部)が始まり、川崎フロンターレU-12も初戦を迎えました。フロンターレは第19ブロックに入り、ブロック大会を勝ち抜けば、各ブロックを制した32チームによって行われる中央大会へ進出することになります。
【川崎フロンターレU-12 日産カップ争奪神奈川県少年サッカー選手権(高学年の部)ブロック大会1回戦 vs 鶴見東FC】
1月13日(土)午前9時18分キックオフ 晴れ 東住吉小学校 20分ハーフ 8人制
初戦の対戦相手は横浜市鶴見区の鶴見東FC。
フロンターレの先発はGK33菊池悠斗、最終ラインは3藤野心魂、キャプテンの5由井航太、中盤は8田中陸人、右サイドは9尾川丈、左サイドは7深澤陽太、前線は10名賀海月、13岡野一恭平。
冬らしい寒さがあるものの、青空が広がるなか始まった試合。フロンターレは立ち上がりからラインを上げて攻勢に。1分には藤野のフィードにエリア内左へ深澤が抜け出しますが、シュートは打てず。さらに由井がパス交換から前へ抜け出したり、ボールを失っても名賀が前から奪い返したりするなど流れは渡さず。相手陣内でボールをまわしていきます。3分には尾川が右から仕掛け、エリア内へボールを送ると、ニアに岡野一が抜け出すもシュートには至らず。
鶴見東は4分にはマイボールにすると11が右からドリブルで仕掛けていきますが、由井が素早く戻り、エリア内へは近づかせず。ボールをクリアせずに田中へつなげて、守備から攻撃へ結びつけていきます。
8分には深澤が左サイドの高い位置から低く速いボールをエリア内へ入れると、名賀が抜け出すもGK1が前に出てシュートは打てず。さらに人を前へかけ、ゴールを狙っていきます。9分には尾川が右から仕掛けてエリア正面へパスを出すと田中がシュートを打つもブロック。さらにこぼれ球を拾った深澤がエリア外左からシュートを打ちますが、ここでも鶴見東の体を張った守備でゴールを割ることはできず。
それでも距離感よく試合を進めていくフロンターレ。10分には由井から右サイドへ展開。尾川が仕掛けて折り返すと、エリア正面から名賀がシュートを打つもブロック。11分には藤野から右へ。尾川がクロスを上げるとエリア内左へ深澤が飛び込みますが、シュートは上に。ゴールにはつながらないまでも、両サイドがかかわった攻撃で迫っていきます。
12分には岡野一が左サイドへ流れてボールをキープ。リターンを受けた名賀がシュートを打つも左へ。さらに由井がボールを持ち上がったり、藤野が縦へパスを出すなどしていくフロンターレ。17分、高い位置で藤野がプレスをかけたところから前線へボールが渡ると、エリア内へ抜け出した岡野一が流し込み、ボールはゴールの中へ。1-0。先制点はフロンターレへ。
直後には岡野一からボールを受けた深澤がエリア左へパスを出すと田中がシュートを打つもクリア。さらに畳み掛けていくと、尾川が右から仕掛けて、エリア内へパスを送ると深澤がダイレクトで合わせ、ゴールネットを揺らして2-0。
フロンターレは藤野の縦パスに岡野一が抜け出したり、深澤の右コーナーキックからゴールを狙ったりと、追加点にはつながらないまでも、相手陣内で試合を進め、前半はタイムアップ。2-0でハーフタイムへ。
後半、フロンターレはGKは菊池、最終ラインは2伊藤颯飛、深澤、中盤は6前野康成、11志村海里、右が4相ヶ瀬亮太、左が14永田滉太朗、前線は岡野一と、5人を入れ換えてのスタート。
立ち上がりから伊藤が最終ラインからドリブルで仕掛けるなど、押し込み、前野や志村が幅広く動いてボールを回していくと2分、前野のシュートをGK1が弾いたところへ、志村が詰め、ゴールネットを揺らします。3-0。
さらに最終ラインから縦へボールをつけて、攻撃へつなげていくと、4分左サイドから志村のパスに抜け出した前野がまたもゴールネットを揺らして、4-0。
フロンターレはさらに前野が最終ラインの間に下り、志村や永田が高い位置へ上がり、クロスを上げるなど攻勢に。深澤の縦パスを受けた永田が左サイドから切れ込み、シュートを打つなどエリア外からもゴールを狙いにいきます。鶴見東もフロンターレの最終ラインでのパス回しを狙って前からプレスをかけていきますが、菊池も時にはエリア外に出て、組み立てに加わりうまくかわしていきます。
11分には前野が左からクロスを上げるとこぼれ球をエリア前で拾った永田のシュートが決まり5-0。
フロンターレはここで菊池に代わり1畠山泰輔がGKに。深澤に代わり由井、岡野一に代わり名賀が再び出場。12分には伊藤のフィードから、左サイド高い位置へ永田が抜け出して折り返すと名賀のシュートがゴールネットを揺らして、6-0。
さらに畳み掛けていくフロンターレ。14分には永田のクロスのこぼれ球を、エリア外左で拾った前野がミドルシュートを放つとゴールネットをこれも揺らして、7-0。さらに直後にも前野が左サイドの高い位置から入れたボール、エリア内へ抜け出した志村が相手を一人うまく交わしてシュートをうつと、ボールはゴールの中へ。8-0。
16分には伊藤のパスから相ヶ瀬が右サイドの高い位置へ。クロスを入れると、こぼれ球を名賀が拾いエリア内へ。シュートはまたも決まり9-0。
フロンターレは、コーナーキックをキャッチした畠山が素早く前へボールを送り、左サイドの永田へつなげるなど、手を緩めずゴールを目指していきます。由井がボールを預けて前へ上がったり、高い位置でのカットから名賀のシュートにつなげるなど、攻守の切り替えの良さを最後まで見せ、試合はタイムアップ。9-0。2回戦へ進むことになりました。
前半2-0 後半7-0 計9-0
得点:岡野一恭平、深澤陽太、志村海里2、前野康成、永田滉太朗、名賀海月2
フロンターレの先発:33菊池悠斗、3藤野心魂、5由井航太(c)、8田中陸人、9尾川丈、7深澤陽太、10名賀海月、13岡野一恭平
交代:由井→2伊藤颯飛 田中→6前野康成 尾川→4相ヶ瀬亮太 藤野→14永田滉太朗 名賀→11志村海里 菊池→1畠山泰輔 深澤→由井 岡野一→名賀
(文中敬称略)
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