12月28日は鴨池補助競技場へ。
全日本U-12サッカー選手権大会は準々決勝を迎え、川崎フロンターレU-12は埼玉県代表のレジスタFCとの試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-12 全日本U-12サッカー選手権大会準々決勝 vs レジスタFC】
12月28日(日) 午前10時45分キックオフ 鴨池補助競技場ピッチ1 150人 晴れ 20分ハーフ 8人制
リバースFCとのラウンド16を、1-1、PK6-5で制したフロンターレ。
◇フロンターレU12 – リバースFC / 全日本U12サッカー選手権大会ラウンド16
先発は、GK1チケ立野オケチュク、最終ラインは右から26成瀬文哉、3山村兜馬、キャプテンの5下地勇人、中央に13戸部心暖、10新堀葵、前線には11桑原大河、18崔雲沧。
レジスタFCは新潟県のジョガボーラ柏崎FCとのラウンド16を10-0、ここまで無失点。
先発は、GK1清水政利、最終ラインはキャプテンの3熊井一粋、6中村碧、中央に10村上眞大空、9松澤旭秀、右に8坂本空歩、左に11中沢翼、前線には18鈴木陽太。
青空が広がり、かすかに噴煙を上げる桜島が見える鴨池補助競技場。
選手の家族らに加え、フロンターレのサポーターも集まり、多くの幕を掲出。フロンターレの家族やサポーター、レジスタFCの家族らもそれぞれがチャントを歌い、選手たちの名前を呼ぶ。
素晴らしい雰囲気の中、キックオフの時を迎えました。
立ち上がり、フロンターレは成瀬から右サイドへ展開。そこからレジスタFCのエリア前に斜めに速いボールを入れていきますが、レジスタ、熊井がクリア。
1分には、戸部から受けた下地が少し前に持ち上がり、縦パス。正面へ抜け出した新堀がシュート。しかし、レジスタFCはブロック。
攻撃に転じたレジスタFCは、鈴木がエリア左へ持ち込んでいきますが、フロンターレは粘り強い寄せ。
最後は鈴木のハンドがあり、しのいでいきます。
2分には、レジスタFC、右サイドで坂本がカット。中央へ持ち込み、左サイドへ展開すると、中沢がニアを狙いシュート。しかしチケがセーブ。
さらにレジスタFCはうまく間で受けた松澤が前に持ち込み、左サイド、高い位置へ。しかし、折り返しに対しては戸部がカバー。
3分には、サイドチェンジを受けた坂本がエリア外右へ。シュートを打つも下地がブロック。
レジスタFCがフロンターレ陣内でプレーする時間は続き、4分には松澤がエリア左へ持ち込もうとしていきますが、フロンターレは粘り強くコンパクトに対応。
最後はチケがセーブ。しのいでいきます。
なかなか前に出る時間がつくれないフロンターレも5分には、桑原が正面へ。しかし、レジスタFCはブロック。
セカンドボールを拾い、攻撃に転じたレジスタFCは、鈴木が右サイド、高い位置へ。しかし下地が粘り強く対応。最後は鈴木のファールに。
6分には、レジスタFC、Gkの清水が右サイドへ正確なボールを入れると、抜け出した坂本がクロス。しかし、チケがセーブ。
7分には、再びレジスタFC、右サイド、坂本のクロスに鈴木が正面へ飛び込みますが、まあたもチケがセーブ。
直後には、高い位置でカットしたレジスタFC、村上がエリア外正面でシュート。ここでもチケがセーブ。しのいでいきます。
サイドに展開し、フロンターレの陣内でさらにプレーする時間をつくるレジスタFC。
しかし、坂本がエリア右へ持ち込んできたところ、新堀がブロック。
フロンターレはコンパクトに。戸部も自陣のエリア外左へ戻りカバーするなど、粘り強い対応を続けていきます。
10分にはフロンターレにファールがあり、フリーキックを得たレジスタFC。キッカーの村上は右足で直接狙いますが、これは枠外。
フロンターレはここで戸部に代わり4山本暖大が入り、右に。桑原が左に。
すると11分には、フロンターレ、成瀬が持ち上がり、中央左、下地へ。下地は持ち上がりミドルシュート。しかし、うまくミートしきれず。
さらに12分には、下地から中央につながり、左サイド、桑原を経由して、受けた新堀はエリア左へ。
新堀が折り返すと、最後はエリア外正面で成瀬がミドルシュート。ここはレジスタFCのGK清水がセーブ。
得点とはなりませんでしたが、多くの選手がかかわり、チャンスをつくっていきます。
レジスタFCも、熊井が少し前に持ち上がり、左サイドへ展開。中沢が仕掛けていきますが、山本が対応。
スローインを得たレジスタFCはその流れから、エリア左へ持ち込んだ鈴木が角度のあまりないところでシュート。しかし、枠はとらえられず。
さらにレジスタFCは、右サイド、高い位置へ仕掛けた坂本がうまく入れ替わり、エリア外正面で受けた村上はうまくターン。そこから右サイドへつなげることはできませんでしたが、再びフロンターレの陣内でプレーする時間をつくっていきます。
すると15分にはレジスタFC、坂本がエリア右へしかけていくとフロンターレにファールがあり、PKに。
キッカーは鈴木。シュートは、チケが反応するも止めることはできず。0-1。先制点はレジスタFCに入ります。
フロンターレも直後には、新堀がうまく間で受けて正面へ持ち込もうとしていきますが、レジスタFCは人数をかけ、厳しい寄せ。
それでも、そこから前に持ち込んでくるレジスタFCに対し、フロンターレは新堀も自陣のエリア前に戻るなど、粘り強く対応していきます。
18分フロンターレは桑原に代わり6岡西春樹。
レジスタFCは下がり目に下りた鈴木がキープ。そのパスに松澤が左サイド、高い位置へ仕掛けるなど、さらに前に出ていきますが、フロンターレは山本が体を張り、ブロック。粘り強い対応を続けていきます。
フロンターレも、成瀬が前に持ち出し山本へ。中央で新堀がうまく受けてレジスタFCの陣内でプレーする時間をつくり、19分には、新堀がエリア外右でファールを受け、フロンターレのフリーキックに。
キッカーは新堀。右足で入れると、頭で合わせたのは山本。ボールはゴールの中へ。1-1。フロンターレが同点。
サポーターたち、家族は“バスケットケース”。そして、大きな「ヒナタ」のコール。ゴールの喜びを分かち合います。
直後にはレジスタFC、清水の正確なボールに、中沢が左サイド、高い位置へ。しかし、山本がカバー。
さらにまたも坂本がエリア外右へ仕掛けていきますが、岡西がブロック。
レジスタFCの右コーナーキックとなりますが、それをしのいだフロンターレは、新堀がエリア外右へ。
シュートは左にそれ、枠はとらえることができませんでしたが、守備から攻撃へしっかりつなげていきます。
前半は1-1。ハーフタイムへ。
後半レジスタFCは村上に代わり7松元新太。
立ち上がりには、フロンターレ、成瀬のパスを間で新堀が受け、そのパスに崔が動き出していきますが、レジスタFCはしっかり対応。
さらに下地が前に持ち上がり、縦パスに崔が動き出していきますが、レジスタFCはカット。それでもそこから左サイド、高い位置へ展開。鈴木がおさめたところ、成瀬が粘り強く寄せて最後は鈴木のファールに。しのいでいきます。
再びサイドから攻勢を強めるレジスタFC。3分には、右サイド、抜け出した坂本が折り返し。
しかし、山村がブロック。セカンドボールを拾ったレジスタFCはエリア外左、中沢がシュート。しかし、チケがセーブ。
さらにレジスタFCは中央間で松澤がうまく受け、最終ラインの中村が持ち上がり、左サイドへ展開。
再び中沢が仕掛けていきますが、成瀬がカバーしていきます。
3分には、さらに中村が持ち上がり、右サイド、松元へ。松元はエリア外右へ仕掛けていきますが、下地が粘り強く体を入れていきます。
レジスタFCの右コーナーキックとなりますが、チケがパンチング。
セカンドボールを拾ったレジスタFCは、松澤がエリア左へ仕掛けていきますが、山本がカバー。
5分には、鈴木が左サイドからエリア左へ持ち込もうとしていきますが、成瀬が粘り強く対応。山本も寄せていきゴールキックにしていきます。
6分には、レジスタFCにファールがあり、右サイドでフリーキックを得たフロンターレ。
新堀が入れていきますが、清水がセーブ。
すばやくリスタートしたレジスタFC、清水の正確なキックに、鈴木が右サイド、高い位置へ。しかし、新堀がカット。
新堀はエリア外正面へ仕掛けていきますが、レジスタFC、中村がカバーしていきます。
フロンターレは、岡西に代わり再び桑原。
レジスタFCも7分松元に代わり再び村上。
それぞれ選手を代えていきます。
中沢、坂本の両サイドが仕掛け、中央間で村上が受け、鈴木がエリア外正面へ。
再びフロンターレの陣内でプレーする時間をつくっていくレジスタFC。
9分には、熊井の縦パスを受けた鈴木が正面左へ持ち込み折り返すと、正面で村上がシュート。しかし、チケがセーブ。
さらに右サイド、仕掛けた坂本がエリア内へ持ち込んでいくも新堀がカバー。
直後には、松澤が右サイド、高い位置へ。しかし、新堀が寄せ、最後は松澤のファールに。
12分には、スローインの流れから鈴木が仕掛けていきますが、成瀬がブロック。
左コーナーキックとなり、中沢が入れたボール、熊井が合わせるもオフサイド。
レジスタFCがエリア近くでプレーする中、フロンターレは粘り強く守っていきます。
フロンターレも、14分には、下地が左サイドで寄せてマイボールに。いったんはレジスタFCがカットするも、奪い返した新堀が仕掛けてエリア外正面へ。ミドルシュートを打ちますが、清水がセーブ。
さらに桑原の左クロスに山本が飛び込むも惜しくも合わせることはできず。
15分には山村がカット。持ち上がり、受けた新堀が仕掛けていくもレジスタFCも粘り強く対応。
再び左サイドへ展開。松澤や中沢が仕掛ける場面をつくるレジスタFC。しかし、フロンターレは成瀬や山本がカバー。
16分には、レジスタFC、中沢の左クロスに、鈴木が正面で合わせますが、右に。
中央でうまく持ち出し、右サイドへ展開。坂本がまたも仕掛けていくレジスタFC。しかし、フロンターレは桑原が粘り強く対応。しのいでいきます。
フロンターレも下地から受けた桑原が左サイド、高い位置へ持ち込んでいきますが、レジスタFCは厳しく寄せて簡単に前には行かせず。
19分には、新堀が自陣でカット。一気に正面へ持ち込んでいきますが、レジスタFCは体を張りブロック。
すると再びレジスタFCは、左サイドで中沢や松澤がかかわり、フロンターレの陣内へ。しかし、成瀬や山本が対応。
しのいでいきます。
後半はタイムアップとなり、1-1。
試合は、準決勝進出を決めるPK戦へ。
先攻フロンターレ、後攻レジスタFCで行われたPK戦。
フロンターレは新堀、下地と1人目、2人目が成功。レジスタも1人目、2人目が成功。
フロンターレの3人目は山村。しかし、決めることはできず。
それでも、これが決まれば、レジスタFCの準決勝進出が決まるPKはチケがストップ。
フロンターレの4人目、桑原が決めるとレジスタFCは4人目が決めることはできず。
3-2。最後まで粘り強く戦ったフロンターレ。準決勝への進出を決めました。
前半1-1 後半0-0 計1-1 PK3-2
得点：山本暖大(フロンターレ) 鈴木陽太(レジスタFC)
フロンターレの先発：1チケ立野オケチュク 26成瀬文哉 3山村兜馬 5下地勇人(ｃ) 13戸部心暖 10新堀葵 11ｌ桑原大河 18崔雲沧
交代：桑原→6岡西春樹 戸部→4山本暖大 岡西→桑原
控え：16本野良一 2大野隆ノ介 7佐藤雄吾 8浅井玲央 9久保田創大 15芳賀廣人
(文中敬称略)
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