12月27日の鹿児島ふれあいスポーツランド。
1次ラウンドの第3戦、青森FCに9-0で勝利。2位の上位4チームに入り決勝ラウンドに進んだ川崎フロンターレU-12。
ラウンド16は、愛媛県のリバースFCとの試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-12 全日本U-12サッカー選手権大会ラウンド16 vs リバースFCjr】
12月27日(土) 午後3時15分キックオフ 鹿児島ふれあいスポーツランド ピッチ6 晴れ 100人 20分ハーフ 8人制
フロンターレの先発は、GK1チケ立野オケチュク、最終ラインは右から26成瀬文哉、3山村兜馬、キャプテンの5下地勇人、中央に10新堀葵、右に11桑原大河、左に6岡西春樹、前線には崔雲沧。
1次ラウンドを2勝1敗、勝ち点6、得点11、失点2、得失点差+9、首位で終えたリバースFC。
先発は、GK1向居喜澄、最終ラインは右から11鴨川己進、6大谷栄善、キャプテンの8高市理仁、中央に4木山聡佑、7河崎裕真、前線には5岩崎橙真、10福井颯空。
青空の広がった鹿児島ふれあいスポーツランド。午後になって、新幹線などで駆け付けたフロンターレサポーターが幕を出し、太鼓をたたいて選手の家族らと応援をすれば、リバースFCも、メンバー外の選手たちが家族らとともににぎやかにチャントを歌い、声援を送る。
熱のこもった素晴らしい雰囲気の中、キックオフの時を迎えました。





立ち上がりはリバースFC。木山が前に持ち上がり、仕掛けていきますが、成瀬がブロック。さらに右サイドでのスローインの流れから持ち込んでくるリバースFC。
しかし、下地が体をうまく入れ、ゴールキックにしていきます。
2分には、下地から間で受けた新堀から左サイド、岡西へ。それに対し、リバースFCはカット。
しかし、奪い返した山村から中央、新堀へ。新堀のパスに抜け出した桑原はエリア外右でシュート。しかここは向居がセーブ。

直後には、中央でカットした新堀。ミドルシュートは枠をとらえられませんでしたが、積極的にシュートを打ち、さらにフロンターレはゴールを狙っていきます。

3分には、新堀のスルーパスに、崔がエリア右へ。シュートはリバースFCがブロック。
こぼれ球を拾った岡西がシュート。得点とはなりませんでしたが、こぼれ球への反応の良さを見せていきます。


リバースFCも、Gkの向居に最終ライン、大谷や鴨川、木山も下がり目で受けながら組み立てを図り、4分には、木山から右サイド、鴨川へ。
鴨川の横パスに、岩崎が正面へ。しかし、成瀬が体を張りブロック。こぼれ球を拾ったリバースFCは、木山がエリア右へ。シュートを打ちますが、チケがセーブ。
リバースFCの右コーナーキックとなり、高市がい折れると正面で木山が合わせるもフロンターレはブロック。
リバースFCの左コーナーキックとなりますが、高市が入れてきたボールはチケがセーブ。
チケはすばやくリスタート。桑原につながり、新堀が桑原とのパス交換からエリア正面へ。しかし、シュートは河崎がブロック。
左コーナーキックを得たフロンターレ、新堀はショートコーナーを選択。
岡西に預け、受け直した新堀はクロス。最後はエリア外正面で桑原がミドルシュート。しかし、リバースFCはブロック。
こぼれ球を拾ったフロンターレは、左サイドへ展開。新堀が折り返すもオフサイドに。
すると直後には、リバースFC、中央を持ち上がった木山は左サイドへ展開。高市がクロスを入れるもチケがセーブ。

9分には、エリア外左で木山がミドルシュート。クロスバーをたたきゴールとはなりませんでしたが、リバースFCもチャンスをつくっていきます。
10分井はさらにリバースFC。フロンターレの組み立てを狙い、カットした木山が正面でシュート。しかし、チケがセーブ。
さらにうまく間にパスを差し入れ、右サイドへ展開したリバースFC。福井がエリア右へ仕掛けていきますが、下地が対応。
フロンターレも直後には、持ち上がった成瀬のパスに桑原が右サイド、高い位置へ。しかし、リバースFCもそれに対しカット。木山がエリア左へ持ち込んでいきますが、山村がカバー。
すると攻撃に転じたフロンターレは、新堀がエリア外正面右へ。ミドルシュートを打つとこれが決まり、1-0。
先制点はフロンターレへ。サポーター、そして選手の家族が“バスケットケース”を歌う中、選手たちがゴールの喜びを分かち合います。



直後には、リバースFC、木山が高い位置へ持ち込んでいくも成瀬が対応。
リバースFCは自陣からしっかりつないでいき、フロンターレの陣内でプレーする時間をつくり、14分には、エリア外正面で高市がミドルシュート。
しかし、チケがセーブ。
これで得たリバースFCの右コーナーキックをしのいだフロンターレ。
新堀がうまく間を持ち上がり、そのパスに岡西が左サイド、高い位置へ。奪われても新堀が取り返し、右サイド、成瀬へ。
成瀬の縦パスに、右サイド、高い位置へ持ち込んだ桑原が相手の寄せに遭いながらも、前に持ち込んでいきますが、リバースFC、高市が粘り強く対応していきます。
再び前に持ち込んでくるリバースFC、右サイド、福井のパスに木山がエリア外正面へ。しかし、フロンターレはブロック。
右コーナーキックを得たリバースFCは、高市が入れると、遠いサイドで木山が合わせるも岡西がクリア。
さらに右サイドから高市がクロスを入れていきますが、新堀がクリア。そのボールに反応した崔が高い位置へ持ち込もうとしていきますが、リバースFCは厳しく寄せてカット。
高市のパスを間で中矢が受け、大谷や鴨川もかかわって組み立てを図っていくと、右サイド、高い位置へ抜け出した大谷は折り返し。
飛び出した木山はうまく合わせることはできなかったものの、決定的な場面をつくっていきます。
フロンターレは崔に代わり15芳賀廣人が入り右に。桑原が前線へ。
19分には、リバースFC、鴨川から福井とうまく間でつながり、福井のパスに正面右、木山がシュートを打つとこれが決まり、1-1。
リバースFCが追いつきます。

直後にはフロンターレ、新堀から桑原、桑原から芳賀へつながり、芳賀はエリア外右でミドルシュート。
しかし、向居がセーブ。

さらにうまく正面へ入り込んだ桑原がシュート。しかし、上に。
アディショナルタイム、21分にはフロンターレ、成瀬が新堀との連係から正面右へ。シュートを打つもリバースFCはブロック。
こぼれ球を拾った桑原がエリア右へ。シュートを打つもリバースFCは高市が体を張り、ブロック。最後は向居がセーブ。
前半は1-1でタイムアップとなります。





後半フロンターレは下地に代わり4山本暖大が入り、最終ラインの左に。
立ち上がりは、リバースFC、自陣から組み立て。それに対しフロンターレは高い位置からプレス。
それをかいくぐったリバースFCは、木山が正面へ持ち込んでいきますが、成瀬が対応。

成瀬から受けた桑原が右サイド、仕掛けていくとリバースFCにファールがあり、フリーキックに。
リスタートから最後はエリア外左、山本がミドルシュート。しかし、右にそれていきます。
さらに2分には、右サイド、芳賀のパスを新堀が間で受け、そのパスに桑原が正面左へ。シュートを打つも向居がセーブ。
攻撃に転じたリバースFCは、木山が高い位置へ持ち込んでいきますが、芳賀が粘り強く対応。ゴールキックに。
3分には正面右でカットしたリバースFC、福井がシュートを打ちますがこれは上に。
チケや山村、成瀬がかかわり、組み立てていくフロンターレ。
4分には、芳賀が右サイドでカット。間で受けた桑原のパスに、新堀がエリア外左へ。ここでリバースFCはファール。
フリーキックを得たフロンターレ、新堀が右足で直接狙いますが、これは上に。
直後には、リバースFC、福井の縦パスに木山が正面へ。しかし、カバーしボールを再びものにしたフロンターレは、新堀が間を持ち上がり、そのパスに芳賀が右サイド、高い位置へ。芳賀は折り返すも向居がセーブ。

組み立てを図るフロンターレに対し、前から奪い、そこから持ち込んでくるリバースFC。しかし、山村がブロック。
成瀬もボールを奪うなど、最終ラインの選手たちが集中したいい対応を続けていきます。
7分には、リバースFC、エリア外正面で木山がミドルシュート。しかし、チケがセーブ。
すると8分にはフロンターレ、新堀が正面左へ持ち込み、シュート。しかし、ワンタッチあり、左コーナーキックに。
新堀が遠いサイドに入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレは、山本が右サイド、高い位置へ持ち込み、右コーナーキックに。
フロンターレはショートコーナーを選択。岡西から受け直した新堀はエリア右へ。シュートを打つも、向居がセーブ。
向居はすばやくリスタート。エリア左、木山が抜け出しますが、芳賀がブロック。
左サイドでのスローインを得たリバースFCがさらにフロンターレの陣内でプレーする時間をつくっていきますが、フロンターレは粘り強く対応していきます。
10分フロンターレは、桑原に代わり再び崔。

11分は、リバースFC、スルーパスに福井が正面左へ。しかし、成瀬がブロック。
さらに木山が正面へ持ち込んでいきますが、山村が対応していきます。
スルーパスに抜け出した高市に対しては、山本が対応。そこから右へ流れた崔へ。守備から攻撃へつなげる姿勢を見せていくフロンターレ。
13分には、新堀が中央でカット。そのパスに、崔が右サイドから仕掛けていくも、リバースFCは体を張りブロック。
セカンドボールを拾ったフロンターレは、岡西のパスに山本がエリア外左へ。ミドルシュートは上にそれ得点とはなりませんでしたが、チャンスをつくっていきます。
14分はさらにフロンターレ。山村がカット。右へ流れた崔に預け、受け直した山村のパスに、岡西がエリア左へ。しかし、リバースFC、高市がカバー。
15分には、芳賀が崔とのパス交換から右サイドへ。崔のパスに新堀が正面へ。ここはリバースFC、木山がカバー。
フロンターレの右コーナーキックとなりますが、エリア内でファールがあり、シュートにはつながらず。
するとすばやくリスタートしたリバースFCは、右サイド、抜け出した福井の折り返しに、木山がニアへ。しかし、新堀がカバー。
攻撃に転じたフロンターレは新堀のパスに崔がエリア左へ。リバースFCの対応にあったところ、正面で成瀬がシュートを打ちますが、向居がセーブ。

18分には、右サイド、芳賀がクロス。セーブした向居はフロンターレの陣内で正確なボールを送っていきますが、新堀がカバー。

リバースFCの左コーナーキックとなりますが、それをしのいだフロンターレ。
崔から新堀、新堀から岡西とつながり、岡西は間にパスを入れていきますが、カットしたリバースFC、木山のパスに福井がエリア内へ。しかし、成瀬が対応。
最後はチケがセーブ。
すると直後には、リバースFCにファールがあり、フロンターレのエリア外右でのフリーキックに。
ここでフロンターレは、芳賀に代わり再び桑原。
キッカーは新堀。正面で成瀬が放ったヘディングシュートは向居がセーブ。しかし、詰めた崔がシュートを打つとこれが決まり、2-1。
勝ち越しのゴールはフロンターレへ。声援を送り続けていた家族やサポーターのもとへ駆けていく選手たち。
再び喜びを全員で分かち合います。


アディショナルタイム、“アバンテ”のなか、逃げ切りを図るフロンターレ。
しかし、リバースFCが両サイドを使いながら、フロンターレの陣内でプレーする時間をつくっていきます。
すると21分にはリバースFC、エリア外正面で地を這うようなミドルシュートを打ったのは高市。これが決まり、2-2。

追い付かれたフロンターレは、勝ち越しのゴールを狙い、左サイドから持ち込もうとしていきますが、チャンスをつくることはできず。
決着はPK戦に。

先攻、フロンターレ、後攻リバースFCで行われたPK戦。
フロンターレは1人目新堀、2人目山村、3人目桑原が成功。
それに対し、リバースFCも最初の3人が成功。
フロンターレ、4人目は山本。しかし、枠をとらえることはできず。
それでも、直後リバースFCもクロスバーを叩き、決めることはできず。
フロンターレの5人目岡西、6人目成瀬、リバースFCも5人目、6人目がいずれも決め、7人目に。
フロンターレ、崔が決めるとリバースFCの7人目が蹴ったシュートをチケがストップ。
大田和直哉監督のもとへ駆けていくチケ。そして喜びをあらわにするフロンターレの選手たち。
最後まで目が離せない好ゲームを制して、フロンターレが準々決勝への進出を決めました。




前半1-1 後半1-1 計2-2 PK6-5
得点:新堀葵 崔雲沧(フロンターレ) 木山聡佑 高市理仁(リバースFC)
フロンターレの先発:1チケ立野オケチュク 26成瀬文哉 3山村兜馬 5下地勇人(c) 10新堀葵 11桑原大河 6岡西春樹 18崔雲沧
交代:崔→15芳賀廣人 下地→4山本暖大 桑原→崔 芳賀→桑原
控え:16本野良一 2大野隆ノ介 7佐藤雄吾 8浅井玲央 9久保田創大 13戸部心暖
(文中敬称略)



























































































































































































































































































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