5月23日Anker フロンタウン生田で行われたプレミアリーグEAST第9節FC東京U-18戦を2-5で終えた川崎フロンターレU-18。
試合後に森勇介監督、ゴールを決めたMF10木下勝正、MF8小川尋斗、約1年ぶりのプレミアリーグ出場となったDF15菊池京に話を聞きました。
試合については◇フロンターレU18 – FC東京U18 / プレミアリーグEAST第9節
「もう1回、際の部分とか、細かい守備のところをやらせて。ハードワークをさせて。
まずはそこで負けないようなチームづくり。
準備時間はそんなにないですけど、意識のところは植えつけさせていきたいなと思っています」
森勇介監督

○相手3位のFC東京ってことで、フロンターレがやりたかったこと、あと気をつけてたこと、どんなことをイメージして試合に入りました?
最初は「失点、早めにしない」ってところだったので。
「少し相手のコートにいきましょう」っていうところはやっていて。選手はその通りやってくれたし。チャンスも結構あったので。
その中で点取りきれない時は「そういう時は危ないからね」っていう声かけは一応していたんですけど。ワンチャンスで入ってしまって。
少しプランが狂ったというか。1点ならまだ大丈夫だったんですけど。そこからサイドのところで「ここで圧出そう」っていうところで、やっぱり簡単に剝がされてしまったところから少し歯車が狂ってきたかなっていう感じで。少し相手に少し動かされる時間もつくられてしまったので。
でも最初の入りというか。狙いのところはできていたかなとは思いますけど。
○廣瀬君(廣瀬寧生)の惜しいシュートがあったりとか。崩しているシーンも多かったかなと思うんですけど、前半はどう見ていました?
チャンスがあっても入らなかったら、相手もワンチャンスをものにできる力はあるのはわかっていたので。
東京さんは個人個人のところはすごくレベルが高いので。さっき言ったように、外からは「そこだけ気をつけろ」とは言っていたんですけど。
ちょっとしたところですかね。クリアが小さくなってしまうところだったり、1点目のところ。あれをもっと一山越せるボールを蹴れてたらあれもなかっただろうし。
そのあとのシュートも「しっかり準備していたら取れるんじゃないかな」っていうところもあったので。そこらへんの細かいところがまだまだ浸透しきれてないかなっていう感じですね。
○後半は、らしい攻撃も出てきたかなと思うんですけど、後半いかがでしたか?
前半も、2点目取られるまでは「そんなに悪くないかな」と思っていたんですけど。
これだけ、みんなハードワークをして気持ちが入っていたので。やっぱり「もうちょっと持っていってあげたかったな」っていうのがあったので。
それは本当に自分自身も悔しいし。やっぱり今季一番ハードワークしてくれていたし、「こんなに失点する内容じゃないのにな」っていう感じでは見ていたんですけど。
でもその分、個人のところが、やっぱり守備能力がすごく浮き彫りになったなっていうのは感じました。
○相手との差は感じる。感じないのか、点差相当の差があるのか、どうですか?
スカウティングしている中で、想像を超えてきたチームは今のところないし。
もうこれだけ点取られちゃっているので、相手の方が個人のところは、グループというよりかは、もう個人のところがうちより上だったので。
そこを、個人で抑えられるのが一番ですけど。その中でやっぱり「グループで」っていう話はしていたんですけど。
やっぱりしっかりそこのところを、「持っていってあげれなかったな」っていう感じです。
○最後までやりきれるかどうかってところで差が出た?
そうですね。やっぱり相手は強引にでもシュートを打ったり、コーナーを取ったりとか。
うちは簡単にペナルティーエリアまで入るのに、ペナルティーエリアから出ちゃったりとか。
相手はコーナー取れるのに、うちはゴールキックになっちゃったり、ファールになっちゃったりとか。
そういう、試合の際っていうか、決まりそうなところの勝負勘っていうところがまだまだ、自分も含めてやっていかなきゃ。したたかにっていうところはやっていかなきゃなと思いました。
○平均身長、体重、相手の方が上回っていたんですけど、フィジカルの差って感じますか?(フロンターレは平均身長175.8センチ、平均体重69.3キログラム、FC東京は平均身長180.7センチ、平均体重73.2キログラム)
別に、大きさはしっかりマークをしていれば、「別にそうは自由にさせない」とは思ったので。
高さのところは少し警戒しましたけど。そうは言っても別に大きい選手はいないので。その中で「何ができるか」っていうところはもっともっと突き詰められたかなと思いました。
○失点の量、気になると思うんですけど。去年途中から、「失点してもいいから点を取れ」っていう方針でやっていたと思うんですけど、今年はどうですか?
それは別に変わらずですね。「失点するな」って言ってしまうと失点してしまった時のメンタル的な落ちがすごいので。
「失点してもいい、下向かないでもう1点取り返せばいい」っていう方に持っていった方が、「今のチームはいいのかな」っていう感じでやっています。
○次が2位の鹿島(鹿島アントラーズユース)で、その次が1位の流経(流通経済大柏)って続きますけど、正念場かなと思うんですけど、どう戦っていきますか?
2週間空くので、しっかりもう1回、際の部分とか、細かい守備のところをもう1回やらせて。その中でやっぱりとにかく練習とか、少しハードワークのところをさせて。
ついてきてくれる、やってくれそうな選手をなんとか。それがないと多分鹿島さんだったり流経さんにはコテンパンにやられてしまうので。
そこのところは求めていきたいなっていうところ。まずはそこで負けないようなチームづくりというか。
準備時間はそんなにないですけど、意識のところは植えつけさせていきたいなと思っています。
○「失点してもいいから、得点を」っていう中で、失点を前節も今節も重ねてしまっている。最初の段階で「失点するな、安い失点するな」ってことをおっしゃっていたんですけども、なかなか止まらない。これから育っていく選手たちに、どういうふうに呼びかけたり。どういうふうにマネジメントをしますか? メンタルの部分なのか、戦術の中での部分なのか?
引いて守るとかは別に教えたことないですし。今日も、あそこのサイドのところに持っていかせるまでは、そこはもう狙いどころなので。
「あそこの距離でどれだけ奪えるか」っていうところを、こちらとしては、そこまでこさせているのはもう前も誘導をかけているので。そんなに変えるつもりはあんまりないですね。
もう本当やっぱり、そこのところで奪えなかったら今後サイドバックではやっていけないと思うし。逆に「センターバックはそこで耐えてほしいな」っていう思いもあったので。
外から見ていたら「もっとやり方があるんじゃないか」と思うかもしれないですけど。そこらへんはもう、そこの個が伸びていって、もうそこで「なんとか抑えられるようになるのがいいかな」って思っているので。
多少の修正はあるかもしれないですけど。どういうアプローチって言ったら、「その場所でもしっかり奪い切る、やられない」っていうところを練習で、そういう場面を想定した練習をもっともっと増やしてくしかないかなと思っています。
○失点してもいいからもっと前にっていうあの姿勢をもっと早く出したい、ですかね?
そうですね。やっぱりどうしても負けている時、前がかりになって、センターバックとセンターフォワード、2対2の形。同数の形でなる場面はどうしても。やっぱり0-0(の状況)から、全部がそれだと、もう行ったり来たりが激しくなっちゃうので。
難しいですけど。
やっぱり、それでも勇気を持って、後ろが「おまえら2対2でもいいよ、守りきれるから」っていう場面のところも、練習でもうちょっと広範囲のところを守れたりすれば。もっともっと最初からエンジンをかけて人数をかけてっていうところは、いけるかなっていうところだと思います。
○複数得点、2試合連続で取れてますけれども、もっと欲しいのか、それともこの複数得点を大事にしていくのか。さっきの話とかぶるかもしれないですけども、いかがですか?
今年「できれば3点」っていうのは言っているので。毎試合3点取って、それ以上点取られるんだったら、もうディフェンスのせいだし。
3点取れなかったら攻撃がしっかりできてないっていうところなので。今日はどっちもダメだったので、2(得点)だし、5(失点)だし。
なんとか選手のモチベーションだけを落とさないようにやっていくっていうところをしっかり。まずはそこのところを、メンタリティーのところはうまくもっていけるようにしたいなと思っています。
○プレミアリーグはちょっと中断して、来週Jユースカップっていう違う大会を挟むっていうのは、どうプラスに捉えるというか、どういうふうに消化していきたいとかいうのはありますか?
なかなかプレミア以外の公式戦がない中で、準公式戦かもしれないですけど。
やっぱり練習試合では味わえないような。
「練習試合でできていることが公式戦だとできなくなる」っていうのが今年も改めて、思っているので。
やっぱりその中で公式戦のヒリついた中で、どれぐらい技術を発揮できたり、際の部分だったり出せるかっていうのがすごく大事なので。
普段出ていない選手だったり、「少しここから伸びていってほしいな」っていう選手をどんどん使っていければなと思っています。
○後半から菊池君(菊池京)が入りましたけど。しばらく怪我で出れなかったのだと思うんですけど、彼に今日期待したことは何ですか?
怪我をしていて。本当に練習もそんなに良くなかったし。練習試合見てても全然良くなかったから、入れようか迷っていたんですけど。
でもやっぱり勝てていない時は3年生の力がすごく大事かなと思って。
やっぱり一体感を大事にしたかったので、少し、菊池をメンバーに入れて、本人のモチベーションを上げてもらって。
「よくやってくれたな」って思います。ほとんどやられてないですし。もっともっと攻撃のところの良さを出してあげれればよかったですけど。
「まず守備から」っていうところは多分彼もわかっていたので。その中で、今年一番の。練習試合とか練習見ていても「一番良かったかな」と思いました。
○本番だからこそ力を発揮できたところがありますか?
彼はすごく真面目なので。普段のトレーニングからしっかりやっていますし。
だから真面目すぎるがゆえに変な方向に行っちゃう時もあるので。追い込んで自分のことを追い詰めたり。でも今日、少し吹っ切れて。
どんどん、どんどん試合に絡んできてくれたらうれしいかなと思いました。
○サポーターの方にメッセージをお願いします。
本当もう何回も言っているんですけど。本当に不甲斐ないので。なんとかしっかり次節勝てるように、もう1回練習。準備期間のところで選手のこと上げていけるように頑張りますので。またすいませんが、応援よろしくお願いします。
「個の力がまだまだ足りないところだと思うので。
そこはやっぱり練習から一個一個こだわってやっていかなきゃいけないところだなと思います」
MF10 木下勝正

○今日は悔しい結果になりましたけど、どう受け止めていますか?
本当に、今の自分たちの現状っていうのが今日の試合で分かったと思うので。
中断期間に入るので、その間に自分たち全員が個の力とか、チーム全体の力っていうのをもっと上げていかなきゃいけないなと思いました。
○後半木下選手が決めて2点目を取って、まだあきらめていない姿が伝わってきたんですけど、どんなことを考えてプレーしていましたか?
自分が2点目を取ってからまだまだ時間もあるってことだったので。逆転も狙っていましたし、まずは1点、1点っていうところを考えてやっていました。
○どんなゴールか振り返ってもらっていいですか?
亘佑(長崎亘佑)がボールを奪って、運んできてくれて。いいボールが来たんですけど、トラップして相手の前に入ろうとしたんですけど。
「トラップするより流して相手の前に入った方がいいな」と思って、流して。シュートはいいコースに飛んで入ってくれました。
○相手のFC東京で多摩川クラシコということでしたけど、何か他のチームと違う思いみたいなのありましたか?
本当にFC東京さんには絶対に負けられないと思ってましたし、こういう結果になりましたけど、前節よりかは気持ちが見せられた試合かなと思います。
○相手もフィジカルが強くて、ハードワークしてくるチームで、どんなことを考えてピッチに入りましたか?
本当に球際だったり、そういうところは「絶対に負けちゃいけない」って思っていましたし。
でもやっぱり、まだまだ自分たちの自信のなさだったり、個の力っていうのがまだまだ足りないところだと思うので。
そこはやっぱり練習から一個一個こだわってやっていかなきゃいけないところだなと思います。
○前半で3点ビハインドで、キャプテンとしてどんな声かけして後半に臨んだんですか?
本当に1回全員に活を入れて。「1回リセットして、余計な気持ちっていうのを忘れて、自分たちがやるべきことをやろう」っていう話をしました。
○後半の崩しっていうのは次に向けてポジティブかなと思うんですけど、そこの手応えはどうですか?
本当に今、(FC東京は)上位で戦っていて。そういう上位のチームにも自分たちのパスサッカーっていうのが、少しはできたかなと思うので。
それはやっぱり、「もっともっと最後まで究めていかなきゃいけない」と思うので、そういうところは練習からこだわってやっていきたいです。
○次は2位の鹿島、その次1位の流経って続きますけど、「正念場かな」と思うんですが、どう戦っていきますか?
正直楽しみでしかないですし、上のチームとできるっていうことで、「自分がどれだけできるのか」っていうのが分かる場所だと思うので。
やっぱりそこは全員が楽しんで自信を持ってやれるように、この中断期間でもっと全員が総力として上げていければなと思います。
○今回も後半から一気にパワーを出せる部分があって「すごくいいな」と思ったんですけど、どうしても失点した後に全員が下を向いてしまう。どうやって前を向こうっていうのはありますか?
本当に失点したらやっぱり、チーム全員、下を向いてしまって、自分のミスだったりっていうのを反省すると思うんですけど。
失点したものはもう戻らないと思うので、それはやっぱり全員が得点に向けて、その気持ちを前に上げられるような声掛けをしているんですけど。
まだまだ、チーム全体が下向く場面がまだまだ多いので。それはやっぱり練習からもっと全員が声かけてやっていかなきゃいけないところだなと思います。
○前節も崩しのところから2点取って、今回も追いつけなかったけど2点取ってて、点を取る力はあるっていうところは、自信にはなると思うんですけど、どうですかね?
でも本当に今年は「3点以上」っていうのが目標なので、2点っていう数字はまだ足りないですけど、でも「自分たちがまだ点を取れる」っていうのは自信に変わってきてるところでもあるんで、それはやっぱりもっと自信を持ってやっていきたいなと思います。
○外から見ててチャンスの数自体はそんな変わらない印象で。点差ほどの力の差を感じないのか、それとも差はあるなって感じたのか、印象はどうですか?
僕個人としては「そこまで差はない」と思っていたんですけど、やっぱりシュートの質だったり、決めきるところだったり、守りきるところが、FC東京さんよりもまだ足りないところだなと思いました。
○怪我から復帰して、結果にはつながらなかったですけど、ご自身好調というか、点を取っていますが、怪我している間に考えたこととか、何かプラスになったなと思うことはありますか?
本当に怪我している時でも応援しに行った時に声をかけてもらって、それがプレミアリーグでもモチベーションにもなりましたし。
やっぱりそれが「点取ってやろう、誰かのために」っていう思いでシュートを打てるので。それはやっぱりモチベーションになっているかなと思います。
○フェースガード付けながらってやりづらかったりはしないですか?
そうですね、ちょっと下が見づらかったり。ちょっと暑さがっていうのはありますけど。前回外してちょっと怒られちゃったので。
今日はしっかり守ってって感じです。
○もうちょっとしたら外せそう?
たぶん次のプレミアリーグには外せていると思います。
○次の試合までに間が空くことが、それがチームがいい方向に行くきっかけになることもあるのかなと思うんですけど、どうやっていこうと思いますか?
今本当に苦しい状況で勝ちがない中で、こうやって中断期間っていうのをもらって、本当にチーム全体が一体となれるチャンスでもあると思いますし。
逆に悪い方向に向かうところでもあると思うんですけど。やっぱりそれはやっぱ全員が自覚を持って、一体感のあるチームにしていくために、やっぱりもっと声かけだったりこだわっていくところはもっともっとあるかなと思います。
○サポーターの方にメッセージなどお願いします。
本当に今苦しい状況ですけど、本当にサポーターの方々の声だったり気持ちっていうのはもう届いてるので。
それはやっぱり僕たちが結果でしか返せないと思っているので。次からも応援よろしくお願いします。
「攻撃ではアシストだったり点だったり数字にこだわっていきながらも、
守備では刈り取る。最後体張って守るっていうところはもっと高めていかないとなって思います」
MF8 小川尋斗

○悔しい結果になりましたけど、どう受け止めてますか?
もう、失うものはないと思ってるんで、「やっていくしかないな」っていう気持ちです。
○後半1点返して、まだあきらめてないなって気持ちが伝わってきたんですけど、どんなことを考えてプレーしましたか?
もう「まずは1点」っていうところで、自分が流れを変えたかったんですけど、2点っていう結果で終わってしまったことは残念かなと思います。
○ゴールを振り返ってもらっていいですか?
失点多い中だったので前に行くしかないっていうところで、自分が1個ラインを上げて、わざとボランチに出させて自分が取ってっていうところ、イメージ通りの形だったので良かったかなと思います。
○相手3位のFC東京ということで、どんなイメージして試合に入ったのか、それがどうしてうまくいかなかったのか、どうでしたか?
自陣からキーパーをうまく使って、うまくはまらないシーンも多かったんですけど、前からは行くっていうのは今年のコンセプトでもあるので、もっともっと全員が、1人1人がつながって、前からかけてボールを取れれば良かったかなって思います。
○フロンターレも入りも良かったしチャンスも多かったと思うんですけど、相手とそんなにチャンスの数、変わらなかったかなって印象だったんですけど、やってみてどうでしたか?
最後決めきれる力っていうのは相手チームの方が多かったと思うので。だからこそ、3点、前半で相手が取れたっていうのはあったので。
自分たちもその最後の質っていうのはもっとこだわっていかないとなと思います。
○最近失点がちょっと多くなってきてるんですけど、チームとしてある程度失点を覚悟しながら、もっと点を取るっていう意識なのか。やっぱりもっとディフェンスもやっていかないとっていう意識なのか、どう考えてますか?
両方だと思いますね。まずは失点を減らしていかないと、今日なんか5失点してしまったので、まずは失点をなくすっていうことと、今年の目標である「1試合で3得点」っていうのはマストで取っていかないといけないので。得点力っていうのももっと上げていかないとなって思います。
○次が2位の鹿島、その次が1位の流経で「正念場かな」と思うんですけど、どう戦っていきますか?
1位2位に食らいつくしかないと思うので、もうここ勝って。全員が自信を1人1人持って戦えたら勝てると思うので。勝ちたいなと思います。
○2週間ぐらい空きますけど、どんなことに取り組んでいきますか?
今日5失点っていうところで、「失点を減らしていく」っていうのとあとは「得点力を上げていく」っていうのは、もう1人1人が意識を変えていけば、(失点は)減っていくと思うので、そこはここで気持ちを切り替えてやっていこうと思います。
○その意識っていうのはもう一歩足出せればとかそういうところからですか?
そうですね、失点シーンはクロスが多い中とか。もう本当に最後の一歩っていうのを出していかないとなって思います。
○得点場面で、前にも似た形があって決められずに動揺してもおかしくないかなって場面で、振り切って決めたのはちょっと頼もしいなと思ったんですけど、その辺どうでしたか?
いやもう思い切って、1本目はチャンスだったので決めたかったんですけど、2本目チャンス来たんで「ここは決めるしかない」っていう感じで、落ち着いて打てたんで良かったかなと思います。
○相手のキーパーからのビルドアップっていうのは狙いのひとつだったと思うんですけど、前半からもっとうまく使いたかったのか、どんなこと考えながらプレーしてましたか?守備でも攻撃でも。
守備ではキーパーがうまいので、「どうはめていくか」っていうのを今日試合始まる前に話はしていたんですけど。
うまくいかない中で、後半森さんから「こういうはめ方をしろ」っていう指示があったので、後半はうまくはめて得点につながったシーンもありましたし。
後半は守備も良かったかなと思うんですけど。自分たちもキーパーをうまく使いながらもっと攻撃をやっていければ、自陣からビルドアップができるんじゃないかなと思います。
○森監督が今季一番のハードワークだったっておっしゃってたんですけど、やっている選手としてはどんな感じでしたか? フィジカルだったりメンタルだったり頭の疲れだったり。結構大変だったのかなと思うんですけど。
ピッチを駆け巡る、自分の特長がハードワークだと思っているので、そこはやりつつ、攻撃面では数字にこだわるっていうところと、守備ではブロックするっていうのは自分の長所でもあるんで、そこは出せていけたかなと思います。
○そのハードワークプラス、ちょっと広げるだったり、そういう作業もかなり効果的だったと思うんですけど、意識したことありますか?
もう「やってやるしかない」っていう気持ちだったので、自分がボールにかかわって自分がゲームをつくるっていう気持ちでやっていたので良かったかなと思います。
○今季3得点。そういう結果を残していることに関してはどう受け止めてますか?
「もっともっと得点を決めていかないとな」っていうのは自分自身思っていますし。
去年は1点で終わってしまって悔しい気持ちがあったので、もっと決めたいですね。
○チームが3点を目指している中でも、全然満足できる数字ではない?
そうですね、自分の中では「毎試合1点は絶対取っていきたい」っていう気持ちはあるので、もっともっとそこにはこだわっていきたいなと思います。
○やっぱり攻守に自分の力を見せたい?
そうですね。攻撃ではアシストだったり点だったりっていう数字にこだわっていきながらも、守備では刈り取る。最後体張って守るっていうところはもっと高めていかないとなって思います。
○サポーターの方にメッセージなどお願いしてもいいでしょうか?
ここ最近勝てていなくて申し訳ないです。でもサポーターが熱い応援してくれるから自分たちも下向かずに前向けていると思うので。
次こそは。ちょっと中断期間に入るので、そこで自分たちも、もっと強度高く練習して、次こそは勝てるように。
また熱い応援お願いします。
「目の前の試合に自分の最高のパフォーマンスを出せるようにしないと
僕は試合には出られないと思うので、とにかく1日1日を大切にして準備していきたいなと思います」
DF15 菊池京

○試合を振り返っていかがですか?
去年の6月15日の横浜FC戦がたぶん僕の最後(の出場)だったんですけど、そこからずっと(メンバーに)入れなくて。
同じ代の3年生が活躍していたり、1個下の2年生、1年生が活躍しているのを見てて、正直悔しい思いをしていたんですけど。
今日の試合で、負けていたので、「自分が入って流れを変えたい」「なんとか逆転したい」と思って入ったんですけど、何もできなくて。本当に悔しいです。
○前半はFC東京が左サイドから攻めてくる場面が多くて、後半はある程度抑えられた印象があったんですけど、どう受け止めていますか?
マッチアップしていた7番の選手(中野寛基)がすごい速くてうまくて。止めている場面も何個かあったんですけど。
でも自分のところが軽くて縦に行かれたりしていたので、正直もっとやっていかないと試合には出られないかなと思います。
○今年は別メニューだった期間が長かったと思うんですけど、けがなどをしていたんですか?
そうですね、2月の末ぐらいから、足首をケガしてしまって。そこから1カ月半ぐらいサッカーができなくて。
復帰したんですけどなかなか体が動かなくて。「Aチームにやっと戻れた」と思った時にまた足を痛めてしまって。
もう本当に繰り返し、繰り返しでけがが、歯止めが効かなくて、悔しい時期が続いていたっていう感じです。
○約1年ぶりにこうして試合のピッチに立てたことは、大きなプラスになると思うんですけど、これから個人的にどういうことに取り組んでいこうと考えていますか?
今日本当に何もできなかったことが悔しくて。
フロンターレってうまい選手が集まるチームだと思うんですけど、僕は正直下手ですし、やれることがみんなみたいに多くないので。
とにかく自分の良さと言ったら、アグレッシブに走ることと、前に出ていく姿勢みたいなこと。気持ちの部分、「やってやるぞ」という気持ちの部分だけは絶対に忘れちゃいけないと思います。
○今のチームにはそういうハードワークできる選手がすごく必要なのかなと感じます。それはチャンスになるんじゃないですか?
そうですね。チャンスになると思いますね。
みんなもやっていると思うんですけど、自分は本当にそれしかないので。そこは誰にも負けない気持ちで、走るだけでも目立つと思うので。
とにかく迫力を出してやるしかないなと思います。
○さきほど森監督が菊池くんについて、ほめてましたよ。
本当ですか?
○「今まで真面目に練習もやってきて、今日も持ち味を出してくれた」と。ご自身は「今日は何もできなかった」とおっしゃっていましたが、爪痕を残せたのではないですか?
いつもよりは落ち着いてプレーできたと思いますし。
とにかく、ずっと悔しくて1年間みんなの活躍を見るだけで。やっとの思いでピッチに立てたので。
「何かやってやろう」と思ってピッチに入ったんですけど。その1年間、悔しい思いをしてずっとBチームでもがいていた中で。
その今までしてきた悔しい経験から考えると、もう「本当何もできなかったな」っていうのが悔しくて。
森さんはそう言ってくれていますけど。まだまだ力が僕にはないし。本当にできることを増やしていかないと。
本当にできることが限られているので。とにかくやる。戦うっていうことですね。量を出して、自分にしかできないことは正直あんまりないと思うんですけど。
とにかく、走って戦ってっていうことだけは負けないようにやっていきたいと思います。
○休んでいる間に、動画を見てイマジネーションを膨らませたり、本を読んだりなど、何か取り組んだことはありますか?
最近ケガをしていた時は、イングランドのプレミアリーグを見たりしていたのと。
自分はメンタルが強くなくて、試合に出られない時は悔しくて結構落ち込んだりしていたんですけど。
その時に両親だったり、友達だったり、親戚の人だったり、すごく応援してくれて。
もう本当に何回も「やめよう」と思ったんですけど、そういう人たちが応援してくれたおかげで何とかここまで来れて。そこに対する感謝はすごくあって、っていう感じです。
○プレミアリーグもまだまだ中盤です。これからチャンスもたくさん巡ってくると思います。どう見せていきますか?
今日自分がした悔しい経験を生かして。
1回中断期間に入るので、自分ができることをしっかりやって準備して。とにかく目の前の試合に自分の最高のパフォーマンスを出せるようにしないと、僕は試合には出られないと思うので、とにかく1日1日を大切にして準備していきたいなと思います。
○サポーターの方へメッセージをお願いします。
久しぶりの出場にはなったんですけど。
試合に出られていない期間でもサポーターさんはあたたかく笑って声をかけてくれるのがすごくうれしくて。
「その声に応えたいな」とずっと思っていたんですけど、なかなか試合に出られなくて。今日やっとの思いで出られたので。
「そのサポーターの声に応えたい」と思って、「なんとかやってやろう」と思っていたんですけど。
その声に応えられなかったのが本当に申し訳ないですし。でも、だからこそ、ここから1試合1試合、本当に戦って走って。
自分のやれることをやって、サポーターさんに少しでも恩返しできればいいなと思います。
○さきほど「プレミアリーグを見ていた」とおっしゃっていましたが、日本の選手や海外の選手で憧れの選手、こういうふうになりたいという選手はいますか?
好きな選手っていうのはあまりいないんですけど。ディフェンスだったら、日本代表だったら冨安(健洋)選手。
海外だと、ポジションは全く関係ないんですけど、エバートンにいるエンディアイエ(セネガル代表、FW、MF)っていう選手がすごい好きです。
○どんなところが好きですか?
プレーを真似しようとかじゃないんですけど、初めてプレミアリーグを見た時にその選手がうまくて。ただ単純にその理由だけで「うわ、かっこいいな」と思って、そこからファンじゃないですけど。好きな選手になってます。最近はまってます。
○フロンターレの選手だと誰かいますか?
僕も守備の選手なので、佐々木旭選手。すごくうまいなと思います。
○どういうところが?
やっぱり守備もそうですし、トップの練習にたまに参加した時に。
一緒にやったことはないんですけど。でもやっぱり試合を見ていてもすごくうまいですし、守備の要というか。
佐々木選手が入ってから守備が少し良くなっているなと思っているので。
トップの選手はみんなうまいので、お手本にしたいですね。
(自分は)あまりうまい系じゃないんでお手本にできるか分からないですけど。
○謙遜しすぎですよ。
力不足です。
○これから自信を持って。
はい、頑張ります!
◇
中断期間を経て臨むプレミアリーグEASTの前半戦残りの2試合は、2位の鹿島アントラーズユース、首位に立つ流通経済大柏が相手。選手それぞれが、できる力を尽くして、いい準備をすることができれば、必ず乗り越えられるはずです。個の力とグループの力をどれだけ高めて、どんな試合をするのか。
とても楽しみにしています。
(文中敬称略)
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