フロンターレU18 – 湘南ベルマーレU18 / Jユースカップ決勝(コーチ・選手インタビュー)


7月5日、IAIスタジアム日本平で行われた2026Jユースカップ 第32回Jリーグユース選手権大会決勝。

川崎フロンターレU-18は湘南ベルマーレU-18に2-1で勝利し初優勝。フロンターレU-18としては初めての全国大会でのタイトルを獲得しました。

 

試合後に梶田隼渡コーチ、決勝点を決めたMF17木村風斗、先制点を決め今大会のゴール数を7とし得点王となったFW22十河晟央、MVPに選ばれたFW9川村求に話を聞きました。

 

試合については◇フロンターレU18 – 湘南ベルマーレU18 / Jユースカップ決勝

 

「自分としてはゴール、結果を結構出せていたので、そういうところは

プレミアとか今後につながるかなって思います」

MF17 木村風斗

 

木村風斗選手

 

○試合振り返ってみて、率直な感想をお願いします。

本当に難しい試合で。本当に厳しい戦いだったんですけど、やっぱり決めきるところで決められていなかったので、ああいう展開になっちゃったと思うので。

でも最後自分が決めることができて良かったです。

 

○決定的なシュートも止められたりして、焦りはなかったですか?

いや、そういうのは自分たちは結構慣れていたので。みんなで声を掛け合って、ポジティブな声掛けをやっていたら、やっぱりああいう点が生まれたので。

そういう声掛けが大事だなと思いました。

 

○決勝に臨むにあたって、緊張はありましたか?

もうみんな、自信に満ちあふれていて。「絶対に勝ち取ろう」っていう思いが強かったので。緊張とかはなかったです。

 

○昨日宿舎に帰ってから、チームのムードとかどうでしたか?

もう「あと1勝だ」と思っていたので。あと1勝なので、もうみんな気合いが入って、「明日絶対勝つぞ」っていう気持ちでみんな、いました。

 

○大会通して自分のプレーはどうでしたか?

1対1の部分で抜けないシーンとか読まれちゃっているシーンとかもあったんですけど。

この大会は自分としてはゴール、結果を結構出せていたので、(今大会は5得点) そういうところはもうプレミアとか今後につながるかなって思います。

 

○先ほどのインタビュー(表彰式前のインタビュー)でも、1人を抜くんじゃなくて「2人とか3人とか抜くような選手になりたい」みたいなことも言っていましたけど、そうするためにはこれからどうしていきたいですか?

まずは1対1で負けないっていうことと、あとは2人目のディフェンダーまで意識しながらドリブルできたら、自分に2枚引きつけられれば他の選手が空いてくると思うので。

そういうのを意識しながらドリブルしたいです。

 

○ゴールシーンについて振り返ってもらってもいいですか?

笹倉選手(笹倉拓真)がファーで「絶対勝てる」と思っていたので、ボールの来る方向を読んで中に入ったら来たので。落ち着いて蹴り込むだけでした。

 

○プレミアリーグ、あと前半戦の残り1試合がありますけど(7月11日、第11節、流通経済大柏戦) それに向けての意気込みなど教えてください。

やっぱりこの勢いに乗って、2年生がプレミアの主導権を握って、試合を進めていって。後半戦巻き返して絶対いい順位取って終わりたいなと思います。

 

○プレミアに向けて自分のこれからの目標などあれば。

まだ得点が取れてないので。後半戦でゴールにかかわるってところで、アシストでも得点でもしっかりかかわっていきたいです。

 

○最後にサポーターの方にメッセージなどお願いします。

静岡まで応援ありがとうございます。これからもプレミアでしっかり結果を残して、みんなで戦っていくので、応援これからもよろしくお願いします。

 

ちょっとずつ自分が成長している姿を表現しながら、優勝することができたので。

すごい自信につながる、いい結果で終われたかなと思います」

FW22 十河晟央

 

 

十河晟央選手

 

○試合を振り返ってみて、率直な感想などをお願いします。

まずこの試合にかける思いっていうか、ここまで来たら本当に優勝しか考えていないので、そこに向けてチーム全員でしっかり気合いを入れて戦っていたのと。

そういうのが、自分たちが押し込む展開で、なかなかチャンスで決めきることができなくて、1点決めた後に追いつかれるっていう苦しい流れとかあったんですけど。

最後決めて勝ちきれたっていうのは、そういう気持ちが一番強かったからかなって思います。

 

○前半からチャンスをつくっていて、相手キーパーの好セーブがあったりとかして。中でやっていて焦りとかはありましたか?

相手のいいクリアとか好セーブとかあったんですけど、自分たちで声をかけながら、チャンスを外したとしても「落ち着け」「落ち着け」って自分たちの中でしっかり声をかけて。

前半が終わった後のハーフタイムとかも後半に向けていい雰囲気というか、焦るようなことはなくて、しっかりゴールを目指していく、いい雰囲気があったと思います。

 

○得点の場面については、どうですか?

相手のキーパーとディフェンスが交錯してこぼれてきた形だったんですけど、目の前にこぼれてきてラッキーだなって思います。

 

○今大会は7点ですよね。残した結果についてはどう受け止めてますか?

自分はクラブユース  (2024年の日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会、十河は10ゴールを決め得点王となった) の時もそうなんですけど、こういうトーナメントとか、全国の大事なトーナメントになると何か点を取れるので。

要因とかそこまでよくわからないですけど、運でもなんでもこうやってよく点を取れるのはいいことかなって思います。

あとは練習とか練習試合とか、プレミアもそうですけど、大会だけじゃなくてもっと全試合で点を取れるようになりたいです。

 

○昨日も「一つ一つ積み重ねたことでそれが成長につながっている」というようなことも言ってましたけど、やっぱりやってきたことがこうして目に見える結果になったことってすごい自信になったんじゃないですか?

そうですね。なかなかできないところからちょっとずつやっていって。成長して。この大会だけじゃないですけど、ちょっとずつ自分が成長している姿を表現しながら、この大会でいうと優勝することができたので。すごい自信につながる、いい結果で終われたかなと思います。

 

○またプレミアリーグがありますけど、それに向けての意気込みなどあれば。

自分の目標はここじゃないので。もっとプレミアに出て、スタメンで出られるようになって、毎試合点を決められるぐらい成長して頑張りたいと思います。

 

○改めて優勝して、その気持ちはどうですか?

最高です!

 

○サポーターの方にメッセージをお願いします。

本当に昨日に引き続き素晴らしい応援をしてもらって。本当に優勝っていう形で恩返しというか表現することができたので。

またプレミアも来週始まると思いますけど、それも応援お願いします。

 

「後輩たちに目指すべき場所ですとか、目標になるところは選手自身が示したのかなと思います。

なのでタイトルを取ったことで、個人的にさらなる成長をしてほしいのと。あとはクラブのところでひとつ歴史をつくることができたのはすごく選手たちに感謝しています」

梶田隼渡コーチ

 

梶田隼渡コーチ

○おめでとうございます。

ありがとうございます。

 

○感想などをお願いします。

そうですね。もう本当にまずはひと安心したっていうところと、あとは選手たちに本当に感謝しています。

 

○湘南さんとは練習試合でもやっていて、手の内がお互いわかる相手でもあるとは思うんですけど、それを踏まえてどう準備をしてきましたか?

展開的には、狙い通りの展開は、予想はしていて。あとは一発の怖さっていうところは、事前に伝えてはいたんですけど。

やはりなかなか点が入らなかったので、苦しい展開にはなっちゃったかなと思います。

 

○フロンターレらしいサッカーを今日はすごい表現できていた時間が多かったのかなと思うんですけど、いかがですか。

そうですね。でもやっぱり点が、最後のところの詰めの甘さというか精度がやっぱり「まだまだ成長させていかなきゃいけないな」っていうところと。

選手自身も目を向けていかなきゃいけないなっていうところだったので。フィニッシュの形まではいい形を多くつくれたとは思うんですけど。

最後のフィニッシュのところはしっかりとこれから突き詰めていきたいです。

 

○もっと質をどんどんもっと高めていく必要があるような感じですかね。

そうですね、本当にボールがちょっとズレても「自分のボールにできるか」ですとか。体勢が悪くても枠に持っていく技術ですとか、そういったところはどんどん突き詰めていかないと。あくまでトップ昇格が彼らの目標なので。

 

○昨日宿舎に帰ってから選手のムードはいかがでしたか?

緊張っていうよりはやっぱりリラックスして、いい準備をしてくれたかなと思います。

 

○改めてこの大会通して、選手の「こういうところが伸びたな」と思うところを教えてもらってもいいですか?

やっぱりこう耐えるっていうところ、簡単に失点しないっていうところは、すごく彼ら自身で目を向けてやってくれたと思うので。

そこはすごく成長したかなと思います。

 

○コーナーで1失点はしましたけど、体張ってブロックしたりとかすごいいいプレーが多かったなという印象がありました。

そうですね、やっぱりプレミアリーグ前期の課題でもある、ゴール前の守備のところは、彼ら自身も少し目を向けてくれたっていうところと。

やっぱり、これをプレミアリーグにつなげていってもらいたいなと思います。

 

○すぐにプレミアリーグ、前半戦残りの1試合がありますけど、それに向けて皆さんでどう働きかけていこうとか思いますか?

特に大きく変えることはないので。このJユースで経験したことを彼らがプレミアの舞台でどう表現してくれるかっていうのと。

あとは「プレミアとJユースのちょっとした違いのところを乗り越えてくれるか」っていうところは、すごくスタッフとしては本当に期待をしているので。

そこを表現してもらいたいなと思います。

 

○フロンターレのU-18として初めての全国タイトルだと思うんですけど、そういうタイトルを取ったということはどういった意味があるのか。これからにどうつながっていきそうですか?

やっぱり歴史の中で、後輩たちに目指すべき場所ですとか、目標になるっていうところは選手自身が示したのかなと思います。

なのでタイトルを取ったことで、個人的にさらなる成長をしてほしいのと。あとはクラブのところでひとつ歴史をつくることができたのはすごく選手たちに感謝しています。

 

○フロンターレのサポーターの方にメッセージなどをお願いします。

毎試合遠くに駆けつけていただいて本当にありがとうございます。今日もなかなか苦しい展開でしたけど、皆さんの声援がタイトルにつながったと思いますので。

引き続き応援、よろしくお願いいたします。

 

「ゴールっていうところだと準決勝、決勝っていう大事なところで取れなかったところがあるので。

また帰って積み上げて、本当に大舞台で決められる選手になりたいです」

FW9 川村求

 

川村求選手

○試合を振り返ってみて、感想などをお願いします。

本当にタフなゲームだったんですけど、しっかりみんなで勝ちきってよかったです。

 

○全国のタイトルを取ったということで、気持ちはどうですか?

本当にうれしいですね。はい、うれしいです。

 

○緊張は今日はなかったですか?

別にあんまりもともとしないタイプなので。「勝ちたい」って気持ち一心でやりました。

 

○大会を通して、ゴールも5点決めましたけど、自分のプレーについて、振り返ってみてどうですか?

ゴールっていうところだと準決勝、決勝っていう大事なところで取れなかったところがあるので。

また帰って積み上げて、本当に大舞台で決められる選手になりたいです。

 

○MVPに選ばれましたけど、それについてはどうですか?

選ばれるとは思っていなかったので、びっくりしましたけど。うれしいです。

 

○この大会を通して、自分がこういうところが成長したなと思うところがあれば教えてください。

この大会、人生で初めてキャプテンをやったんですけど、それでいつもよりも声出していたかなって思います。

 

○キャプテンとして、どんなことをやろうと思いました?

やっぱり声を出すっていうところですかね。みんなで目をそろえさせるっていうか。言い方は違うかもしれないですけど。

本当に目を合わせてやるっていうのができたかなって思います。

 

○今のフロンターレU-18の「いいな」と思うところが個人的にあれば教えてもらってもいいですか?

やっぱりこのチームは、うまい中でも戦えるところは戦えてっていうところが強いなって思います。

勝負強いですよね。

 

○そういう勝負強さがついてきたところはこれからのプレミアリーグにもすごい生きてくるのかなと思うんですけど、どうですか?

リーグ戦、ちょっと苦しいものがあるので。しっかり2年生も3年生も気持ちを見せて戦えれば。こんな順位(暫定10位)にいていいチームじゃないと思うので。

流経戦と後期があるので、「巻き返せたらいいな」って思います。

 

○シーズンのこれからに向けての意気込みなどをお願いします。

思うようにいった前半戦ではなかったですけど、本当にここから、練習から集中して。勝ち続けたいなと思います。

 

○個人的にこの大会で、もっとこういうことやれたんじゃないかなと思うところとかってありますか?

もっと決めたかったですね。チームは優勝しましたけど、自分の結果には満足していないです。

 

○じゃあ、もっと練習をするということで?

はい。

○フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。

遠くまで応援ありがとうございます。今回いいものが見せられたと思うので、引き続きしっかりいいサッカーしていくのでよろしくお願いします。

 

○U-15の時(日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会)で(横河武蔵野FC U-15の選手として)ベスト4で生田(川崎フロンターレU-15生田)に負けて(決勝に)出られなかったと思うんですけど、それも含めて日本一を渇望していたと思うんですけど。

生田にまず予選(関東予選)で負けているんですよ。

予選で負けてベスト4でも負けてっていうところで。そこで負けたみんなとじゃないですけど。彼らは日本一を取っていましたけど僕は3位だったので。もう力を感じましたね、彼らの。

 

○それでやっと何て言うんですか、日本一を取ったことで並んだというか…。

みんなと、このメンバーで取れて良かったです。

 

 

Jユースカップ優勝という新たな歴史を築いた川崎フロンターレU-18。

大きな結果を残しても、それでもまだやれることがある。もっともっと成長できる。

そういった気持ちを選手たちは持っているように思います。

 

この先さらに成長した姿を、Jユースカップで多く試合に出場した選手はもちろんのこと、メンバーに入ることができなかった選手たちも見せ、それぞれのこれからにつなげることができますように。

 

Jユースカップ優勝という、フロンターレU-18の新たな歴史の1ページが、それぞれにとっての新たな始まりとなることを願っています。

 

 

 

(文中敬称略)

 

 

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