6月20日プレミアリーグEASTは第10節を迎え、川崎フロンターレU-18は鹿島アントラーズユースと対戦。
先発メンバーのうち3年生はキャプテンのMF10木下勝正、DF3藤田明日翔、FW11廣瀬寧生の3人。
それに加え、6月14日に行われたJユースカップ準々決勝、鹿島アントラーズユース戦(○2-1)に出場した1、2年生8人が先発。そのうちGK33青木馨、DF31渡部泰地、DF32渡邉拓眞と3人の1年生はプレミアリーグ初出場、初先発となりました。
試合は前半7分にMF17木村風斗の左クロスからFW11廣瀬寧生がヘディングシュートを決め、フロンターレが先制。
その後の鹿島の攻勢に対してもGK33青木馨が好セーブを見せるなど、好守でしのぎ前半は1-0でタイムアップ。
しかし、後半19分に鹿島がMF10平島大悟のゴールで追いつくと1分後には、こぼれ球を拾ったMF16福岡勇和のミドルシュートが決まり、1-2に。後半35分にはFW9土井空芽がゴール。1-3という結果に終わりました。
試合後に森勇介監督、右SBとしてプレーしたDF31渡部泰地、左SBを務めたDF32渡邉拓眞、ゴールを決めたFW11廣瀬寧生に話を聞きました。
試合の詳細については後日掲載します。
「Jユース組がいい流れを持ってきてくれたので。
そこに乗っかって、今日は勝ちきりたかったなっていうのあったんですけど。
このプレミアのなかでもある程度できるところは見せてくれたので。来週勝てるようにまた準備していけたらなと思います」
森勇介監督

○試合を振り返ってみての感想などをお願いします。
途中までは思った通りっていうか、前半も別にそんなに危ないシーンはなかったし。
相手のやり方はわかっていたから。一応そこのところを封鎖しながらっていうところで。
自分がやっぱり次の、二の手をもうちょっとうまく伝えて、やれていたら、自分たちの握る時間もうまく伝えて、やれていたら、もうちょっと違う展開になったかなって思うような試合でした。
○最初の入りとか、組織としてだいぶ良く戦えていたのかなという感じがしたんですけど、どう見ていましたか?
守備のところのやり方を少し変えたので。どうなんですかね、わかんないですけど、うまく1点は取れたし。
本当に後半の戦い方が少し悔やまれるかなっていう印象です。
○1点取られたあとに、すぐに取られてしまったことがちょっと良くなかった?
そうですね、そこはずっと言っているんですけど。言っているだけじゃそこも解消されないので。
もう1回映像を見直して。
本当に今日の試合の一番の後悔はそこかなって思います。
○ポジティブになれる部分も多かった試合ではありますか?
そうですね、1年生とか、堂々とプレーしてくれたし。Jユース組がすごく頑張ってくれたので。先にはつながるかなと思います。
○キーパーの青木君(青木馨)がだいぶ止めてくれていましたし、渡部泰地君とか、渡邉拓眞君も結構頑張っていたのかなと思うんですけど。どう受け止めていますか?
彼らも別に守備で良さを発揮するタイプじゃないんですけど。でもきっちり、こっちの求めている最低限の守備のところはやってくれていますし。
クロス対応のところ、戻すところ、プレスに行くところ。それプラス、やっぱり彼らの特長である攻撃的なところをもうちょっと引き出してあげられればなと思ったんですけど。
外から見ていると「意外とやれる。大丈夫かな」と思ったんですけど。やっぱり中だと結構、圧を感じてたのかなっていうところで、うまくボールを動かせなかったのかなっていうのも思いました。やっぱりそこが出てくるともうちょっと彼らも良くなってくるかなと思います。
○Jユースで試合を重ねることによって、今まであまり出ていなかった選手がちょっとずつ自信をつかんできた部分もあったりしますか?
練習や、練習試合とかJユースを見て、やっぱり「よくやってくれている選手を使おう」っていうのは決めているので。
それがそのまましっかり、強い相手にも出せたかなっていうところなので。本当にやってくれる選手をしっかり見て、こっちが見極めてやっていければなと思います。
○中断期間中もブレずにやってきたことが、ちょっとずつ出てきている部分もありますか?
なかなかチームとして合わせる時はなかったんですけど。分かれて行動をしたので。でもその中で、特にJユース組なんかがいい流れを持ってきてくれたので。
やっぱりそこに乗っかって、今日は勝ちきりたかったなっていうのあったんですけど。
このプレミアのなかでもしっかりある程度できるところは見せてくれたので、来週しっかり勝てるようにまた準備していけたらなと思います。
○来週は首位の流通経済大柏ということで、前からかなり来るチームなのかなと思うんですけど、それに向けてどういったことをやっていきますか?
守備のところ、どこで時間をつくるかっていうところ、どこから入っていくかっていうところはもう1回共有して。
相手の映像を見てっていうところと。
ある程度戦えるところは見せてくれたので、今度はもう1個うまさの部分を見せられるように、来週はしっかり練習で組み立てていけたらなと。
それがないと、「たぶん守るだけだと勝ちきれないかな」っていう感じのメンバーなので。そんなに肉体的に強い選手がそろっているわけじゃないので。
そこのバランスのところはしっかり整えてやっていきたいなと思います。
○やっぱり、もっともっとチャンスもつくりたいということですね。
そうですね。本当にあわてなければ、全然できるかなと思うんですけど、やっぱり中でやってるのと外で見てるのはやっぱり全然体感が違うと思うので。
そこの体感を、スタッフと選手でちょっとすり合わせていけたらなと思います。
○フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。
いつも応援ありがとうございます。本当に勝てなくて申し訳ないですけど、徐々に選手も伸びていると思うので。
また次に向けて頑張っていきますので、また応援よろしくお願いします。
「相手の強度が高くて全然自分が攻撃参加ができなくて。
自分が守備に徹する時間が多かったから後半はちょっと後ろ気味になっちゃった部分もあると思うので。
もう少し自分の長所とかを出していけたらなって思いました」
DF31 渡部泰地

○今日の試合を振り返ってみて、率直な感想などお願いします。
前半1点取れて、流れも全然自分たちにもあって。結構いい流れで前半終えられたのにもかかわらず、後半もったいない形で失点してしまって。
そこから崩れてしまったのはもったいないなって。勝てた試合だったと思います。
○プレミアリーグのメンバーに入るのも初めてで、初スタメンだったと思うんですけど、スタメンって聞いたのはいつでしたか?
「スタメンかな」って思ったのは昨日で、完全に決まったのは試合前です。
○どう感じました?
最近Jユースとかでスタメンで出させてもらって。結構いろんなところと試合をしてきて。
ユースの強度にちょっとずつ慣れてきて、少し自信がついた時にこうやってスタメンで出させてもらえるっていう形になったので。
うれしい気持ちと緊張している気持ちが混ざっていました。
○実際やってみて、自分のプレーはどうでした?
自分の長所は攻撃参加だったり、オーバーラップの部分で攻撃にかかわることなんですけど。
相手の強度が高くて全然自分が攻撃参加ができなくて。自分が守備に徹する時間が多かったから後半はちょっと後ろ気味になっちゃった部分もあると思うので。
もう少し自分の長所とかを出していけたらなって思いました。
○Jユースで試合に出ることによって、自信も出てきた部分もあるんじゃないですか?
そうですね。やっぱり自信はつきました。
○プレミアとJユースでは違いもありました?
全然Aチームに絡めなかったので。練習試合とJユースはまず、そもそもの強度が、球際の部分だったりパススピードだったり、今まで感じていたものと全然違って。
そこでまずJユースで「こんなにすごいんだ」って思っていて。その上にプレミアがあったので。
最初はちょっと焦ったというか、自分のプレーに入るのに少し時間がかかったんですけど、だんだん立て直せてよかったと思います。
○今日の試合を踏まえて、どういうことをやっていこうと思いますか?
自分の長所とか出しきれなかったので。もっと練習をしてAチームに絡んで、アントラーズとか流経とかいろんな強いチームにも、自分が出たら勝たせられる選手になりたいです。
○やっぱり長所は攻撃のところですか?
そうですね。今日は全然攻撃をできなかったので、そこはちょっと悔しいです。
○フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。
まだ1年生で全然未熟っていうか、プレーの強度だったり低くて、とても迷惑をかけちゃったんですけど。
もっと練習して強くなって、チームを勝たせられる選手になれるように頑張るので、応援お願いします。
「自分でチャンスをつくったり、目立つ左サイドバックになるように、
一つ一つの練習からこだわって、1回のプレーを丁寧に。
今日は何回かずれちゃったんですけど、そこを丁寧にして完璧に近づけたいです」
DF32 渡邉拓眞

○まず試合を振り返ってみて、率直な感想などお願いします。
前半の方は自分たちでボールを握れる時間があったんですけど、後半は相手のペースになっちゃって、自分たちの時間ができずにそのまま押し込まれちゃって。
前半みたいに自分たちでボールを下で回せればチャンスもできるし。やっぱり決めきるところを決めきらないと今日みたいな相手には勝てないと思うので。
あと自分はデビュー戦でいろんなことを経験させてもらって。実感して、足りないところとかがいっぱい見つかったなって感じです。
○スタメンって聞いたのはいつだったんですか?
昨日です。
○どう感じました?
Jユースのメンバーがいっぱいいて、泰地(渡部泰地)も馨(青木馨)もいたので。そんなに緊張とかはなかったんですけど。
相手はアントラーズですし、前回Jユースで勝っているので、「いい流れのままいけたらな」って昨日から思っていました。
○自分のプレーについては今日はどうでしたか?
前半1回だけ突破してクロスを上げたシーンがあったんですけど。やっぱりああいうシーンを増やすのと、自分は足元とかでパンパンって連係とかで抜け出すシーンとかが好きで、得意にしたいプレーでもあるので、そのプレーをどんどん増やしていきたいです。
○プレミアとJユースで違いは感じました?
今日も始まった瞬間からどっちの応援もすごくて「これがプレミアか」って思って。
すごくワクワクしたし、やっていて楽しかったし。でも結果がああなったので。来週流経なので個人的にも楽しみですし、試合にまた出たいですし。
そこはまた(悪い流れに)つながらないように今日ちょっともったいないことをしたので。点にも絡んでチャンスもつくって。今回よりいいプレーをしたいです。
○緊張はあまりなくて、逆に楽しめるくらいな感じでしたか?
入場までは全然緊張していなかったんですけど、アンセムが鳴ってからちょっと緊張し始めて。
やっぱり自分はどこかで多分緊張していて。最近(足を)つらなかったんですけど、やっぱりそういうところもあったのかなって思いました。
○自分の持ち味はどういうところにあると思いますか?
自分では短所しかないと思うんですけど、ロングボールの質とかはちょっと自信はありますし。うまく剝がしたりするっていうのはまだまだですけど。
前より良くなってるなって感じはします。
○ユースに入って今取り組んでることはありますか?
今年からサイドバックになったので、サッカーを楽しめていますし。でも守備のところが全然足りないので。
今日も何回かクロスを上げられちゃって、そこでピンチをつくっちゃったんですけど。
そこは藤本トレーナー(藤本晃央アカデミーフィジカルコーチ)といつも練習後に守備のトレーニングをしてるので。
それでだんだん良くなってるなっていうのは自分で感じています。
○この先もまたプレミアに出るチャンスがあると思うんですけど、その時にはこういうことをやりたいというのはありますか?
やっぱり自分でチャンスをつくったり、目立つ左サイドバックになるように、一つ一つの練習からこだわって、1回のプレーを丁寧に。今日は何回かずれちゃったんですけど、そこを丁寧にして完璧に近づけたいです。
○サポーターから応援されるってどうでした?
いや最高ですね。相手の太鼓もすごかったですし、「プロになったのかな」って感じがしました。本当にすごかったです。
○そういったサポーターの方にメッセージをお願いします。
今日茨城まで、とても遠いところまで来てくれて。あんな声援で。相手の声もすごかったですけど、フロンターレの声の方もすごくて。
それでのまれずに前半耐えられるところもあったし。それで頑張れたところもあったので。引き続き応援よろしくお願いします。
「守備のところでやっぱり全員が戦うところだったり、つなげる部分を蹴ったりしちゃったところもあったので。
そういう技術面も高めていかないといけないと思います」
FW11 廣瀬寧生

○試合を振り返ってみて、率直な感想などお願いします。
久しぶりのプレミアということで、難しいところもあったんですけど。
やっぱり勝ちきれないっていうところが悔しいですね。
○ゴールシーンについてはどうでしたか?
風斗(木村風斗)が結構いい感じのふんわりしたボールを上げてくれたので、後ろから入り込んでヘディングするだけでした。
○だいぶ余裕を持って合わせられたような感じがしたんですけど、どうでしたか?
結構高めだったので、相手より打点を高くヘディングできたから良かったかなって思います。
○中断期間中、個人的にはどういうことに取り組んできてましたか?
シュートの部分とか、あとは体幹とか、そういう部分に力を入れてました。
○今日はだいぶJユースで出ていた選手たちが多かったですけど、彼らのプレーについてはどうでしたか?
みんな前半までは結構戦っていて良かったんですけど、後半やっぱり気が抜けちゃったりして。あと1失点してから2失点目まで早かったので。
そこはやっぱり改善しないといけないかなって思います。
○1失点目はともかくとして、すぐに2失点目をしてしまったのがやっぱり良くなかったところですか?
そうですね。そこが一番悪かったかなって思います。
○中断前に比べると、チームとして前に進んでいるなと思うようなところはありますか?
Jユースでみんな勝ってくれてベスト4まで行って、やっぱり「その流れに乗ろう」っていうところだったんですけど。
自分たち3年生が引っ張りきれなくて、こういう結果になってしまったんで、次の試合は勝てるように頑張りたいと思います。
○次は流通経済大柏ということで、個があって、後ろも強い選手がいてというチームだと思うんですけど、それに向けてどういうことをやっていきますか?
自分自身、やっぱり代表のメンディー(メンディーサイモン友)とか。いっぱいいると思うんですけど。「そこに負けない」っていうのと。
やっぱり点ですね。点を取りたいです。
○1週間また準備期間がありますけど、そこでどういうことをやっていこうと思いますか?
守備のところでやっぱり全員が戦うところだったり、つなげる部分を蹴ったりしちゃったところもあったので。
そういう技術面も高めていかないといけないと思います。
○フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。
今回はこういう結果になってしまって申し訳ないんですけど、次節は絶対勝てるように1週間全力で準備しますので、引き続き応援よろしくお願いします。
◇
同点とされ、すぐに勝ち越しを許してしまったのは今季なかなか解消されていない課題。
それでも、Jユースカップで経験を積んで初出場となった選手たちがプレミアの基準というものを体感。
求められていることをある程度できたこともこれからに必ずつながるはずです。
次節は前半戦最後の試合。相手は首位に立つ流通経済大柏。
この結果を踏まえて、また1週間準備をして、どんな試合を見せるのか。
とても楽しみにしています。
次節:プレミアリーグEAST第11節 vs 流通経済大柏
6月27日(土) 午後5時キックオフ Anker フロンタウン生田 Anker Field
(文中敬称略)
This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.