5月27日、横河電機グラウンドでは、川崎フロンターレU-12の五年生たちが横河武蔵野ジュニアを9-0で下したLEGA FUTUROに続いて、六年生たちも横河武蔵野ジュニアとの試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-12 LEGA FUTURO vs 横河武蔵野FCジュニア】
5月27日(日)午後6時48分キックオフ 横河電機グラウンド 晴れ 25分ハーフ 11人制
フロンターレの先発は、GK1太田陽彩、DFは右から15関徳晴、3山中大輝、5田所莉旺、7荒井颯太、ボランチは6五十嵐将、キャプテンの10齊名優太、右MF9加治佐海、左MF8山下耀翔、FW11香取武、13新堀翔。先程の試合にも出場していた新堀、関がこの試合でもスタメンに名前をつらねました。
試合を終えた五年生たちがチャントを歌い、後押しをするなかで始まった試合。立ち上がりには横河武蔵野がサイドを突いて攻勢に。右クロスをエリア外で拾った33がミドルシュートを打つもクロスバーを叩いて決まらず。
フロンターレは齊名が最終ラインに下りて、後ろから組み立てを図り、2分には齊名のスルーパスにエリア右へ香取が抜け出しますが、横河武蔵野の選手に寄せられ、シュートは打てず。
しのいだ横河武蔵野は、右サイドを42が駆け上がりクロス。こぼれ球を拾ってエリア外からミドルシュートを打つも太田がキャッチ。5分には43がエリア右へ仕掛け、折り返すと39がシュートを打ちますが、フロンターレは体を張って防ぎ、しのいでいきます。
山下が中盤に寄って五十嵐や齊名と関わってボールを持つ時間を長くしていこうとするフロンターレ。しかし、6分ボールを奪ったところから横河武蔵野の35が高い位置へ。折り返したボールがエリア左へ流れたところで40がシュートを打つと、ゴール右へ決まり、0-1。立ち上がりから、遠くから積極的にシュートを打ってきたことが実る形で、先制点は横河武蔵野に入ります。
しかし、直後にはフロンターレ。荒井がセンターライン付近からエリア外左へドリブルで持ち上がり、強烈なミドルシュートを打つと、ボールはゴールの右へ。1-1。見ていた人々がどよめく、すばらしいゴールが決まり、試合は振り出しに戻ります。
フロンターレは香取が中盤まで下り、前を向いて新堀へ縦パスを入れるなどしていき、ボールを高い位置でカットしエリア前に迫ってくる36に対しては関が寄せるなどしていきます。
横河武蔵野はさらにサイドを突いていきますが、齊名が戻ってボールをカット。高い位置で山下が五十嵐のフォローも受けつつ前に出ていきます。12分にはエリア正面で五十嵐が縦パスを入れ、エリア内に。最後はエリア右から香取がシュートを決めて、2-1。フロンターレは勝ち越します。
横河武蔵野も直後には高い位置へ展開しますが、山中がうまく体を入れ、エリア内には近づかせず。
14分には田所から左サイドに展開し、荒井の左クロスがエリア右へ流れ、加治佐がシュートを打ちますが、GK41がセーブ。さらに五十嵐がパス交換からエリア右へ抜け出してシュート。しかし、ボールはサイドネットへ。直後には齊名がルーズボールを競ると、エリア前にこぼれたボールに、新堀が抜け出るもオフサイドに。シュートにはつながりませんでしたが、切り替えよく攻撃へつなげていきます。
齊名の縦パスを、中盤まで下りた香取が受け、山下も中に寄って荒井が上がるスペースを空けるなどしていき、21分には田所のパスを起点に、山下がエリア外左へ。エリア内にパスを送ると香取が抜け出すも、GK41が前に出てシュートは打てず。直後には横河武蔵野、中盤で競り勝ったところから42がエリア前に抜け出るも、田所と太田が対応。23分にはフロンターレの最終ラインでのパスをカットした横河武蔵野がエリア外からシュートに持ち込みますが、右へ。
フロンターレは、齊名を経由してボールを動かしピッチを広く使いながら、山中がフィードを入れるなど、変化もつけて、さらにゴールを狙いますが、前半はタイムアップ。2-1でハーフタイムへ。
後半立ち上がりは横河武蔵野が最終ラインを高く保ち、コンパクトにしてフロンターレのゴール前に迫りに。1分には43から左へ展開し、39がエリア左から折り返しますが太田がボールをキャッチ。さらにエリア外左でボールを拾った36がミドルシュートを打つも上へ。
フロンターレは、田所、山中が開いて、間に五十嵐や齊名が下り、サイドを押し上げながら高い位置へ。4分には左サイドの高い位置へ、香取が抜け出していくと、リターンを受けた山下がエリア外左からゴール右へミドルシュートを決め、3-1。
フロンターレはさらに横河武蔵野の中盤に対して、香取が前から戻ってプレッシャーをかけるなどして、ボールをものにし、そこから後ろに戻して、パスを回しながらさらに得点を狙いにいきます。
9分には横河武蔵野が高い位置でボールをカットし、エリア外右からミドルシュートを打ちますが、ボールはエリアの左へ流れ、最後は山中がカバー。
11分にはフロンターレ。中盤でボールを回し、山中のフィードを新堀が中央でおさめ、右へ展開すると、エリア右へ抜け出した加治佐がシュート。こぼれたボールを香取が押し込み、4-1。
横河武蔵野は長いボールを使い、30をエリア左へ走らせていきますが山中がカバーし、マイボールに。ラインを上げ、左サイドの高い位置へ荒井が仕掛けていくなどしていきます。
16分には横河武蔵野、エリア外右へ36が抜け出して、最後は30がニアをとらえたシュートを打ちますが、太田が反応し、ボールは右へ。コーナーキックのセカンドボールを拾い、横河武蔵野の32がエリア外からミドルシュートを打つも上へ。
18分フロンターレは関に代わり17楠田遥希が右SBに。セカンドボールを齊名が拾い、そこからサイドへ広げ、加治佐を楠田が追い越すなどして、さらに前へ上がっていきます。
20分には荒井のリターンを受けた齊名がエリア外からミドルシュートを打ちますが、GK21がボールをキャッチ。22分には田所がボールを持ち上がり、加治佐に渡ると、加治佐のスルーパスにエリア右へ抜け出した香取のシュートが決まり、5-1。
ここでフロンターレは新堀に代わり、18佐々木雄基が右サイドに。加治佐はFWへ。
なおもフロンターレは山中のフィードを香取がおさめ、右へ展開し、佐々木がドリブルで仕掛けるなどしていき、横河武蔵野の反撃に対しても山中がうまくボールを奪い取り、そこから縦へボールを入れるなど、切り替えよくプレーを重ねていき、試合はタイムアップ。5-1。
先制点こそ、許したものの、たくましさとゴールへの意欲を感じさせられるかたちでフロンターレは勝利しました。
前半2-1 後半3-0 計5-1
得点:荒井颯太、香取武3、山下耀翔
フロンターレの先発:1太田陽彩、15関徳晴、3山中大輝、5田所莉旺、7荒井颯太、6五十嵐将、10齊名優太(c)、9加治佐海、8山下耀翔、11香取武、13新堀翔
交代:関→17楠田遥希 新堀→18佐々木雄基
(文中敬称略)
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