フロンターレU12 – バオムFC川崎 / 斎藤旗予選兼U-12サッカーリーグ


4月15日、川崎フロンターレがユアテックスタジアム仙台でベガルタ仙台とのアウェーゲームに挑むのを前に、等々力第二サッカー場へ。川崎市のジュニア年代のチームによって競われる斎藤旗争奪春季少年サッカー大会が始まっており、川崎フロンターレU-12はこの日は予選リーグの2試合に臨みました。

 

なお、斎藤旗の予選リーグは、年間を通じて行われるリーグ戦、U-12サッカーリーグ(通称FAリーグ)も兼ねています。

【川崎フロンターレU-12 川崎斎藤旗争奪第40回川崎市春季少年サッカー大会予選リーグ兼FAリーグ vs バオムFC川崎】
4月14日(土)午前9時36分キックオフ 等々力第二サッカー場 曇り 15分ハーフ  8人制

出場69チームが、7ブロックに分けられ、フロンターレは予選リーグではAブロックに。4月7、8日まで行われた予選リーグを3勝とし、この日を迎えました。

先発は、GK1太田陽彩、最終ラインは右から3山中大輝、4徳永倖大、7荒井颯太、中盤に5田所莉旺、右にキャプテンの10齊名優太、左に8山下耀翔、前線には11香取武。

曇り空の間からは時折、太陽が顔を出し、日差しも照らすなか、始まった試合。

フロンターレは立ち上がりからゴールへ迫ると2分にはエリア右へ抜け出した香取がシュート。これがゴールネットを揺らして1-0に。

さらに荒井が高い位置へ上がり、左へ流れた香取がつくったスペースを使い、エリア前へ迫り、リターンを受けた齊名のミドルシュートにつなげるなどしていきます。

3分には右コーナーキック、徳永が右足でボールを入れると、山中が競り、田所が触ったボールがゴールへ入りそうになりますが、バオムFCの選手がクリアでしのぐ好守を見せゴールとはならず。それでもさらに畳み掛けていくと、5分には田所とのパス交換からエリア左へ仕掛けた荒井が折り返し、エリア正面で香取が放ったシュートがゴール左に決まり、2-0。

フロンターレは切り替えよく、齊名が高い位置でボールをカットし、コーナーキックへつなげ、セカンドボールをものにして香取や齊名、山下らが、かかわってゴールへ向かっていきます。

8分には田所の縦パスを受けた山下が齊名とのパス交換からエリア右へ。バオムFCの守備も粘り強く阻まれたものの、人をかけた攻めでゴールをおびやかしていきます。

ラインを上げ、荒井が左から積極的に攻め上がり、徳永もミドルシュートを打ち、山下が中盤まで下がる一方で田所が左サイドの高い位置へ上がるなど、揺さぶっていくフロンターレ。10分には荒井がエリア外の左へ。ミドルシュートを打つと、ゴール右へ決まり、3-0。さらにエリア外右でうまく前を向いた香取のミドルシュートがゴール左を揺らして4-0。

直後にはバオムFCも自陣の右サイドで3が送ったボールがエリア外右へ。39が抜け出しますが、太田が飛び出しシュートは打たせず。

しのいだフロンターレはそこから攻撃へとつなげ、エリア正面の香取へ。ここでもうまく前を向いた香取。シュートを打つと、ボールはゴールの中へ。5-0。さらに13分にはセンターラインやや前、左寄りから田所が、GK1がやや前へ出ていたところを見て打ったミドルシュートが決まり、6-0。

14分には山下が中盤に下り、田所が左へ流れてスペースをつくると、荒井がエリア正面へ。ミドルシュートを打つとバーを叩きながらゴールの中へ決まり、7-0。前半は7-0でタイムアップとなります。

後半のフロンターレは最終ラインは右から齊名、徳永、田所、中盤に山中、右に山下、左に香取、前線には荒井に代わって入った6五十嵐将。

1分には山中がエリア前でボールをキープし、リターンを受けた齊名のミドルシュートにつなげ、バオムFCのゴールに迫っての立ち上がりに。太田がエリア外に出て、田所や山下とかかわって後ろから組み立てを試みていき、徳永が五十嵐へ縦パスを入れるなど、中盤も時には飛ばしながらゴールへ向かっていき、五十嵐が右へ流れて、空いたスペースに山中が顔を出すなどしていきます。

5分には五十嵐がエリア外右からエリア前へ斜めに仕掛け、シュート。ゴール左へ山中が詰めますが、バオムFCの守備に阻まれ、左コーナーキックに。左から齊名が右足でボールを入れると、ファーで山中が折り返したボールを、ゴール左で田所が押し込んで、8-0。

徳永がボールを持ち上がり、エリア前に動き出す五十嵐を狙ってスルーパスを送るなど、前を向いてのプレーを続けていくと、分には田所のスルーパスにエリア前へ五十嵐が抜け、最後はエリア内にうまく顔を出した香取が放ったシュートが決まり、9-0。香取のこの日5ゴール目でさらにリードを広げます。

直後には齊名の右からの折り返しをエリア正面で受けた五十嵐のリターンに山下が反応。ミドルシュートを打つも左へ。11分には山下が高い位置でボールをカットしゴールの前に。五十嵐がダイレクトで放ったシュートが決まり、10-0。攻守の切り替えのよさが実った形に。

直後にも高い位置で五十嵐がボールをカットし、エリア左の山下へ。バオムFCの体を張った守備に阻まれましたが、さらに追加点を狙いに。

13分にはパス交換からエリア外左で前を向いた田所がミドルシュート。ゴール右へ決まり、11-0。田所も香取に続いてハットトリックに。

五十嵐が自陣まで戻りボールを奪い返すなど、流れをバオムFCに渡さず、試合はタイムアップ。11-0で勝利することになりました。

前半7-0 後半4-0 計11-0
得点:香取武5、荒井颯太2、田所莉旺3、五十嵐将

メンバー:1太田陽彩、3山中大輝、4徳永倖大、7荒井颯太、5田所莉旺、10齊名優太(c)、8山下耀翔、11香取武
交代:荒井→6五十嵐将

(文中敬称略)

 

円陣を組むフロンターレの選手たち
山下耀翔選手

山中大輝選手
徳永倖大選手
田所莉旺選手
左からの攻勢
香取武選手がゴールを決める
香取武選手
齊名優太選手
山下耀翔選手
荒井颯太選手
太田陽彩選手
香取武選手
徳永倖大選手
齊名優太選手
ハーフタイムへ
田所莉旺選手
山中大輝選手
五十嵐将選手
齊名優太選手
山中大輝選手が触る
最後は田所莉旺選手が押し込む

太田陽彩選手

五十嵐将選手

五十嵐将選手
田所莉旺選手もゴールを重ねた
五十嵐将選手
11-0で勝利した

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