4月1日は駒沢オリンピック公園へ。U-12年代の世界へと続く大会、ダノンネーションズカップ2018 in JAPANが始まり、川崎フロンターレU-12も予選リーグに臨みました。今年は男子の部に32チーム、新たに設けられた女子の部に16チームの計48チームが出場。男子の部は初日は8つのグループに分かれ、4チームによる予選リーグを実施。上位2チームが決勝トーナメントへ進むことができます。
2015年には5回目の優勝を果たし、昨年は準優勝のフロンターレは、栃木SCジュニア、FC多摩ジュニア、シルフィードフットボールクラブと同じグループBに入りました。
【川崎フロンターレU-12 ダノンネーションズカップ予選リーグ vs 栃木SCジュニア】
4月1日(日)午前9時33分キックオフ 晴れ 駒沢第二球技場 20分 8人制
予選リーグから決勝トーナメントの準決勝まではハーフタイムなしの20分によって行われる試合。
フロンターレの初戦の相手は栃木SC。先発はGK1太田陽彩、最終ラインは3山中大輝、5田所莉旺、中盤はキャプテンの10齊名優太、15関徳晴、右サイドに9加治佐海、左サイドに7荒井颯太、前線は11香取武。
好天に恵まれた駒沢第二球技場。上着のいらないような陽気、気温はどんどん上がるなか、試合は始まりました。
立ち上がり、左サイドから攻勢に出る栃木SC。フロンターレは齊名のボールカットからしのいで攻撃へ。1分齊名のスルーパスにエリア右へ抜け出した香取が巧みなターンで相手をかわし、シュート。ゴールネットを揺らして、1-0。先制点はフロンターレに入ります。
栃木SCは前から連動してプレスをかけていきますが、それをうまくしのいでいくフロンターレ。2分には荒井が左サイドからドリブルで仕掛け、齊名とのパス交換からエリア外左へ。荒井のクロスのこぼれ球を拾い、エリア右で関がシュートを打つも右へ。
畳み掛けていくフロンターレ。3分には左サイドのスローインを受けた香取が左からエリア正面へ仕掛けていき、前を向きミドルシュート。これもゴールネットを揺らして、2-0。さらに直後には加治佐が右サイドからドリブルで仕掛け、折り返し。エリア正面で齊名が放ったミドルシュートが決まり、3-0。立て続けに追加点を奪い突き放します。
栃木SCも前線の左に25が流れて起点をつくろうとしますが、山中や齊名が囲い込むようにして対応。齊名が多くボールに触り、加治佐、荒井の両サイドが前へ積極的に出て、さらにゴールを狙いにいきます。6分には齊名から左へ展開。荒井が高い位置へ仕掛けて、折り返し、右サイドへ流れたボールを加治佐が拾いエリア右へ。シュートにはつながりませんでしたが、人をかけてゴールに迫っていきます。
6分には栃木SCもエリア外左で28がボールをキープし、エリア右の30へパスを出しますが、山中がカット。シュートにはつながらせず。さらに8分には栃木SC、左コーナーキックを得ると28が直接狙っていきますが、太田が弾き出し、得点とはならず。さらにエリア外正面やや左からのフリーキック、30が左足で直接狙いますが、壁に当たり枠はとらえられず。
フロンターレは、太田や田所、関や齊名がかかわり後ろで回しつつサイドへ展開し、前に。栃木SCの選手が前でボールをもっても田所がカバーするなどし、齊名がかかわり、守備から攻撃へとすばやく切り替えていきます。
10分には齊名から左へ。荒井が仕掛けて、エリア正面の香取へ。香取が巧みにターンをしてミドルシュートを打ちますが、枠はとらえられず。さらに齊名の前からのプレスからマイボールにして、左へ。荒井から右へ展開し、加治佐がエリア外の右へ。加治佐がファールを受けて、得たフリーキック、齊名が入れたボールに田所が頭で合わせますがうまくミートしきれず上に。
しかし、13分自陣の右サイドで加治佐がボールをカットし縦へパス。香取にボールが渡りカウンターへ。香取の折り返しにエリア正面で齊名がダイレクトでシュートを打つとこれが決まり、4-0。突き放します。
フロンターレはここで関に代わり、4徳永倖大がピッチへ。
徳永が田所と山中の間に下りて、後ろでボールを回し、組み立てに。14分には田所の縦パスを受けた荒井が左サイドからエリア前へ斜めに仕掛けてシュート。ワンタッチあり、得た右コーナーキック、徳永が右足でボールを入れると、山中がエリア内で頭で合わせ、ボールはゴールの中へ。5-0。
栃木SCも下を向くことなく、前へ人をかけて攻めに出ていきますが、フロンターレもエリア前でしっかり対応。そこから荒井が左サイドから仕掛けて、エリアの前に。右へ展開すると加治佐が切れ込んでシュートを打つも左へ。
フロンターレはここで加治佐に代わり、18佐々木雄基が入り、左サイドへ。荒井が前線、香取が右サイドと入れ替わります。
17分には栃木SCもエリア外右で得たフリーキック、28が直接狙いますが、太田がしっかりキャッチ。直後には後ろからボールを回したところから左へ展開すると、佐々木がドリブルで前に。コーナーキックを得たところで山中に代わり、8山下耀翔がピッチへ。
コーナーキックのセカンドボールを拾ったところから荒井がエリア正面で放ったシュートが決まり、6-0。
フロンターレは中盤に山下、最終ラインに齊名が移り、最後まで切り替えのよさを出して試合はタイムアップ。6-0。初戦を見事に勝利で飾りました。
6-0
得点:香取武2、齊名優太2、山中大輝、荒井颯太
フロンターレの先発:1太田陽彩、3山中大輝、5田所莉旺、10齊名優太(c)、15関徳晴、9加治佐海、7荒井颯太、11香取武
交代:関→4徳永倖大 加治佐→18佐々木雄基 山中→8山下耀翔
(文中敬称略)
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