1 ショット日記 「それぞれの折り返し」


渡邉啓太郎選手
新居俊介選手
金子俊志選手
柿沼亮祐選手

4月に始まった大学サッカーは、対戦が一巡するなどし、折り返し地点を迎えました。

【インディペンデンスリーグ1部Bブロック 慶應義塾大U-22A vs 日本体育大U-22B】

6月30日午後5時キックオフ 慶應義塾大下田グラウンド 晴れ

6月30日慶應義塾大下田グラウンドで行われたインディペンデンスリーグ1部Bブロックの前半戦の最終戦では、慶應義塾大U-22Aと日本体育大U-22Bが対戦。フロンターレのアカデミーで育った選手たちも試合に臨みました。

慶應義塾大はDF24渡邉啓太郎選手とGK72新居俊介が先発フル出場。フロンターレU-18のころは右MFとして攻撃を担った渡邉選手は、左SBに。フロンターレU-18との練習試合や以前のインディペンデンスリーグに比べれば、スムーズに攻め上がり、攻撃に絡むような働きを見せていたことが印象的。

新居選手は日本体育大の前からのプレスに苦しみながらも組み立てにも参加。あわや失点というピンチの場面では、素晴らしい反応を見せるなど、奮闘。

また、フロンターレU-15出身のMF10柿沼亮祐選手も0-2と日本体育大がリードした後半途中に出場すると、90石原大暉選手の右クロスから追撃のゴールを決める活躍を見せました。

慶應の対戦相手、日本体育大はフロンターレU-18出身のMF25金子俊志選手がゲームキャプテンとして先発。攻撃的なポジションを務め、1-0でリードした前半40分にはエリア前でボールを奪い、1得点。パスやドリブルでチャンスメークを見せ、後半31分までプレー。結果的に金子選手のゴールが決勝点となり、日本体育大が2-1で慶應義塾大に勝利することに。

勝者と敗者、分かれることにはなりましたがそれぞれの活躍がうれしくなる試合となりました。

前半0-2 後半1-0 計1-2

得点:柿沼亮祐(慶應義塾大) 山本剛嗣、金子俊志(日本体育大)

 

三笘薫選手

【関東大学サッカーリーグ1部第11節 筑波大 vs 順天堂大】

7月1日(日)午後2時キックオフ 味の素フィールド西が丘 晴れ

7月1日味の素フィールド西が丘で行われた関東大学サッカーリーグ1部第11節では、筑波大と順天堂大が対戦。フロンターレU-18出身の選手では、MF7三笘薫選手が先発フル出場。MF32池谷祐輔選手は後半16分までプレー。

三笘選手は、0-2でリードを許す展開のなか、順天堂大の選手たちの激しいマークに遭いながらも、何度もエリア内に進入。決定的なシュートを放つなど、最後までゴールをおびやかすプレーを見せ続けました。

前半0-0 後半0-2 計0-2

得点:浮田健誠、旗手怜央(順天堂大)

 

関東大学サッカーリーグは中断となり、7月14日には、夏の大学サッカー日本一を決める総理大臣杯出場を懸けた、「アミノバイタル」カップが始まります。三笘選手はもちろん、この日味の素フィールド西が丘に着いたときには、交代後でプレーを目にすることがかなわなかった池谷選手や、怪我のため、スタンドからチームメートたちを応援することになった順天堂大のMF25小川真輝選手らが、どんなインパクトを残していくのか。期待が高まります。

 

これらの選手たちに加え、そのほかの多くのフロンターレのアカデミーで育った選手たちそれぞれの活躍を楽しみにしています。

 

 

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