フロンターレU18 – グランパスU18 / JYPSL 2015


【川崎フロンターレU-18 ジャパンユースプーマスーパーリーグDグループvs名古屋グランパス U-18】

2015年3月25日(水)18時10分キックオフ
しんよこフットボールパーク

前半0−1 後半2−2 合計2−3
得点者
川崎: 渡邉 啓太郎(42分)三笘 薫(63分)
名古屋:杉本 崇太朗(22分、65分、75分)

3勝2分2敗で迎えた第8戦。相手はDグループ首位を走る強豪 名古屋グランパスU-18。
日も暮れかけた18時10分にしんよこフットボールパークでキックオフ。

川崎フロンターレU-18のメンバーは、GK 新居(40分 名良橋)、守備陣は、左から 島崎、伊従、武田、粕川。
中盤は、ボランチに村田、田中、左右のサイドに猪狩(40分 原島)、柴原(40分 渡邉)。前線は三笘、宮代(62分 下野)。4−4−2とも、4−2−3−1とも言える布陣。

序盤はお互いに慎重な立ち上がり。フロンターレは後ろからつないでいくものの、グランパスは全体をコンパクトにして、中盤で激しいプレスを敢行。そのため、中盤から前になかなかボールが進まない展開。ただ、フロンターレもボールを失っても、すぐに切り替えて、プレッシャーをかけるため、グランパスにも決定的なチャンスを与えない。

試合が動いたのは、22分。グランパスが左サイドでインターセプトをすると、最後は杉本が決めて、グランパス先制。フロンターレは徐々にペースを握りつつあった時間帯だったため、少し痛い失点。

その後、後ろから丁寧に繋いでいくフロンターレに対して、グランパスは、少しラインを下げ、中盤〜DFラインの間で激しい守備。フロンターレは、バイタル付近まではボールを運べるものの、そこから先で引っかかって、シュートまでいけない。名古屋ユースは奪ったボールを素早く前に預けてカウンターで対抗するものの、追加点を奪えず、前半終了。0−1。

後半は、開始早々からフロンターレペース。後半2分に左サイドで相手のボールを三笘がカットし、そのままドリブルで前進し、シュート。相手GKがはじいたところに右サイドから走り込んできた渡邉が蹴り込んで、ゴール!同点。渡邉は後半から交代で入って、早々に得点。

同点後は、パスのみならず、左右の裏のスペースを有効に使いつつ、ドリブルも交えて、グランパスを一方的に押し込む展開。
その流れから、後半23分に左サイドを後半から出場の原島がドリブルで突破。中央で三笘が冷静に決めて、フロンターレが逆転!

しかし、グランパスは失点後のキックオフの流れから、杉本が直に決めて再び試合を振り出しに戻す。

その後はオープンな展開で一進一退。フロンターレも2度ほど渡邉がGKと1対1になるチャンスがあったものの、相手GKの好守もあって、決めきれず。

決着がついたのは残り5分頃。フロンターレのチャンスから、一転してカウンターを浴びせて得たコーナーキック。
一度は跳ね返したものの、こぼれたボールを杉本が三たび決めて、名古屋が逆転。杉本はハットトリック達成。

フロンターレは最後の反撃を試みるものの、試合はそのまま終了。

一度は逆転したものの、その直後の失点と2度の決定機を決めきれなかったのが痛かった。

しかし、名古屋のプレスは相当なものでしたが、そこを慌てずにパスをつないでいたのは、感心しました。
卒業による選手の入れ替わりや何人かのレギュラーを欠きながら、一定のクオリティを保てているのは、
ここ数年のアカデミーの成果だなぁ、と実感した試合でした。

vs

 

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

コメントを残す