GO FOR 2018 CUPは三日目。前日は立正大淞南戦に1-2で敗れ、大宮アルディージャユース戦に2-1で勝利、2勝2敗となってこの日を迎えました。初戦の対戦相手はコンサドーレ札幌U-18です。
【川崎フロンターレU-18 GO FOR 2018 CUP vsコンサドーレ札幌U-18】
12月27日(日)午前10時35分キックオフ 東洋大朝霞グラウンド 晴れ 35分ハーフ
フロンターレの先発はGK21早坂勇希、DFは右から15小泉靖弥、26伊従啓太郎、29新井秀明、24川崎晶弘、ボランチは18田中碧、30桝谷岳良、右MF36大曽根広汰、左MF37奥山璃空、トップ下25栗脇拓人、FW38宮代大聖。大宮戦で負傷した23藤井柾人、さらに20横山尚貴がメンバー外となりました。
札幌の先発はGK30櫻庭立樹、DFは右から12岩田佑成、28宮崎雄大、13小園悠馬、29佐藤大樹、ボランチ22河野隼平、32井川空、右MF18菅大輝、左MF23岩崎航大、FW19下田友也、17山田優介
立ち上がりから札幌が押しぎみで始まった試合。11分には左からつないぎ最後はエリア左から菅がシュートを放ちますがGK早坂がおさえます。さらにエリア前でボールを奪われたところから決定機を札幌がつくりますが小泉がすばやく体を寄せてクリア。好守を見せます。
20分には河野の右コーナーキックをファーで岩崎が合わせますがこれは枠外。
なかなか札幌ゴールへ迫れなかったフロンターレも26分には桝谷、田中、栗脇、奥山と細かくパスをつないで最後はエリア左を抜け出した川崎がシュートを放ちますがこれは決まらず。ただ、ようやく攻撃の形ができます。
その後もパス回しから札幌ゴールへ迫るフロンターレでしたが、なかなかシュートを打つことはできず。0-0でタイムアップとなります。前日の大宮戦で力が入った影響があったのか、どこか体が重そうに見受けられる前半に。ただ、伊従に加えて新井が攻撃の芽をつみ、前へつなげる場面も多く守備ではいい対応をしているという印象も受けました。
後半の札幌はGK1、DFは右から31加藤蓮、26山本修平、20鈴木理久、小園、27紺野琢也、15高野大、右MF33山川紗京、左MF佐藤、FWは菅と34野上誠。8人を入れかえて臨んできました。
札幌は12分に山川が右サイドを突破して折り返したボールに菅がシュートを打ちますがこれはGK早坂へ。しかし、14分フロンターレが左サイドでボールを失うと、ななめにパスが入りエリア左から佐藤に決められてしまい0-1となります。
さらに攻勢を強めていく札幌、菅が強烈なミドルシュートを打ちますが早坂が横っ飛びで反応。18分には菅を起点に加藤が右クロスを上げると佐藤がニアに飛び込み頭で合わせますがこれは右へ。
19分にはフロンターレに交代、奥山と小泉が下がり、31池谷祐輔と34小川真輝が入り、小川は右SB、桝谷が右MF、池谷がボランチとなります。
25分には池谷の縦パスから栗脇がエリア左を抜け出してシュートを打ちますがこれは惜しくもポスト。
30分にはフロンターレが同点に。池谷の浮きだまのパスをエリア左でうまくコントロールした宮代、シュートに持ち込むとこれが決まって1-1。出し手と受け手の息があい、宮代の巧みさの光るゴールとなりました。
ここから畳み掛けたいところでしたが、33分勝ち越したのは札幌。エリア外左で得たフリーキックを菅がゴール右へ突き刺して1-2。対戦相手ながら思わず「すごい」と声を漏らすゴールを決められてしまいます。
34分には大曽根の左からの折り返しがエリア右へ。詰めた桝谷は触れず、決まりません。
しかし、このままで終わらないフロンターレ。中盤に下がり左へ仕掛けた宮代が右のスペースへボールを出すと抜け出したのは小川。GKとの1対1を制してこれを決めて2-2。そして、タイムアップ。
連戦の疲れも残るなかで最後まで粘りを見せて、今後につながりそうな引き分け。途中出場の池谷や小川がゴールにかかわるプレーを見せたのも印象的でした。
前半0-0 後半2-2 計2-2
得点:宮代大聖、小川真輝(川崎) 佐藤大樹、菅大輝(札幌)
フロンターレの先発:21早坂勇希、15小泉靖弥、26伊従啓太郎、29新井秀明、24川崎晶弘、18田中碧、30桝谷岳良、36大曽根広汰、37奥山璃空、25栗脇拓人、38宮代大聖
交代:小泉→34小川真輝 奥山→31池谷祐輔
札幌の先発:30櫻庭立樹、12岩田佑成、28宮崎雄大、13小園悠馬、29佐藤大樹、22河野隼平、32井川空、18菅大輝、23岩崎航大、19下田友也、17山田優介
交代:櫻庭→1 岩田→31加藤蓮 宮崎→26山本修平 岩崎→20鈴木理久 河野→27紺野琢也 井川→15高野大 下田→33山川紗京 山田→34野上誠
写真はあんざいさんからもいただきました。ありがとうございます!
(文中敬称略)
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