GO FOR 2018 CUPの２日目、立正大淞南戦に続いての対戦相手は大宮アルディージャユース。今年はクラブユース予選、日本クラブユース選手権、さらには練習試合を含めてもすべて敗れている手強い相手。

【川崎フロンターレU-18 GO FOR 2018 CUP vs大宮アルディージャユース】
12月26日(土)午後3時35分キックオフ　堀崎公園グラウンド　晴れ　35分ハーフ

フロンターレの先発はGK21早坂勇希、DFは右から20横山尚貴、26伊従啓太郎、29新井秀明、24川崎晶弘、ボランチ18田中碧、30桝谷岳良、右MF23藤井柾人、左MF36大曽根広汰、トップ下25栗脇拓人、FW38宮代大聖

大宮の先発はGK20加治屋歩夢、DFは右から25大室慶将、29大塚力也、27小林朋史、28 篁樹生、中盤の底に4山田陸、二列目に35曽根惇史、30植松亮、14長谷川元希、18谷村大和、FW24奥抜侃志

立ち上がりからボールを保持しつつもフロンターレの最終ラインとの駆け引きで裏へ抜けてこようとする大宮。フロンターレは6分中盤のパス回しから左へ展開。川崎の折り返しを受けた田中が正面からミドルシュートを放ちますが、ここはワンタッチあり、決まらず。

大宮は長谷川の左コーナーキックに谷村がファーで合わすもこれは上へ。

20分にはフロンターレ、パスカットから右へつなぐとエリア右から大曽根がシュートを打ちますが上へ。26分プレスをかけてボールを奪った田中がエリア右からシュートを打ちますがこれはGK加治屋に。攻勢をかけていきます。

しかし、28分左サイドでボールを失うとエリア右から奥抜に決められてしまい、0-1。先制されてしまいます。

一方のフロンターレもエリア左角度のないところから宮代がシュートを放ちますがこれはGK加治屋に。34分にもセカンドボールを拾ったところから田中がミドルシュートで狙いますが、これは左へ。前半は0-1でタイムアップとなります。

後半は大宮は長谷川が下がり17山本剛嗣が入りFWに。奥抜が二列目へ。

立ち上がりのフロンターレは宮代がエリア前でキープしたところから抜け出した栗脇がGK加治屋と1対1になりますがうまく詰められてしまいシュートは打てず。

一方の大宮は6分に左から崩して山本がエリア左からシュートを打ちますがここは早坂が止めて追加点とはならず。直後にも自陣で失ったところから、曽根から受けた奥抜がエリア右からシュートを打ちますが上へ。8分にもエリア前で奪われたところから奥抜が1対1になりますが、シュートは上へ。助かりました。

セカンドボールを次々に拾い1対1になると不思議とマイボールにしてしまうのが印象的ななか山田陸を中心にボールを保持する大宮でしたが、それをしのぐと20分早坂のキックをうまく宮代が納め、左へボールを出すと抜け出したのは大曽根。GK加治屋と1対1になり、放ったシュートは加治屋の股下を抜けてゴールへ吸い込まれていきます。1-1。フロンターレが同点に。

直後にはさらに宮代がエリア正面からミドルシュートで狙いますが、左へ。

23分大宮は植松に代わり33氏川匡が右MFに。

29分にはフロンターレ。ボールを持ち上がった田中がゴール前へパスを入れ、人数をかけた攻め。宮代や藤井、大曽根らがエリア内に入り混戦となるなか、田中がゴールへ決めて2-1。ついに逆転します。

直後には藤井が傷めて一時10人となったフロンターレに対してボールを保持しつつも大宮がゴールへ迫っていきます。つないで回して最後は奥抜が狙いますが、右へ。

ここでフロンターレは藤井に代わり37奥山璃空が入り左MFが奥山、右MFが大曽根に。

大宮は試合終了間際、右クロスに山本が合わせますがこれは決まらず。

フロンターレ、今年は勝てなかった大宮に対して逆転勝利をおさめてこの大会2勝目をあげました。

大宮はたまぎわが強く、ミスも少なく、三年生が卒団しても変わらず強いチームという印象。この大会はプレシーズンで35分ハーフではありますが、フロンターレにとっては、これからにつながりそうな大きな勝ちになるかもしれません。

前半0-1 後半2-0 計2-1
得点:大曽根広汰、田中碧(川崎フロンターレ)4奥抜侃志(大宮アルディージャ)

フロンターレの先発:21早坂勇希、20横山尚貴、26伊従啓太郎、29新井秀明、24川崎晶弘、18田中碧、30桝谷岳良、23藤井柾人、36大曽根広汰、25栗脇拓人、38宮代大聖
交代:藤井→37奥山璃空

大宮の先発:GK20加治屋歩夢、25大室慶将、29大塚力也、27小林朋史、28 篁樹生、4山田陸、35曽根惇史、30植松亮、14長谷川元希、18谷村大和、FW24奥抜侃志
交代:長谷川→17山本剛嗣　植松→17氏川匡
(文中敬称略)

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