23日、時之栖スポーツセンターうさぎ島グラウンドで行われたジャパンユースプーマスーパーリーグの初戦浜名戦を1-1で引き分けた川崎フロンターレU-18。翌24日はしんよこフットボールパークへ舞台を移し、習志野高校と対戦しました。
【川崎フロンターレU-18 ジャパンユースプーマスーパーリーグvs習志野】
1月24日(日)午後2時6分キックオフ しんよこフットボールパーク 晴れ 40分ハーフ
フロンターレの先発はGK16新居俊介、DFは右から20横山尚貴、27養日幹大、29新井秀明、24川崎晶弘、ボランチは30桝谷岳良、34小川真輝、右MF15小泉靖弥、左MF31池谷祐輔、トップ下36大曽根広汰、FW38宮代大聖。前日に続いてトップチームのキャンプに参加している18田中碧、32村田聖樹は不在。
習志野にはフロンターレU-15出身のMF島田泰輝が在籍していますが、残念ながらこの試合では出場せず。
立ち上がりから小川が最終ラインに下がって後ろから組み立てていくフロンターレ。8分にはエリア外右から抜け出した大曽根がシュートを放ちますがこれは上へ。
一方の習志野は9分に6海田航佑の左コーナーキックにファーで2埴田裕己が合わせますが上へ。
14分にはフロンターレ、池谷が左のスペースへボールを出すと受けた川崎が仕掛けて折り返し、最後はエリア内左、大曽根がシュートを打ちますが、サイドネットに。ゴールへ迫っていきます。
しかし、先制したのは習志野。左サイドでフリーキックを得ると、海田のボールにエリア内右で合わせたのは埴田。いったんは防いだものの埴田が押し込み、0-1とされてしまいます。
17分にはフロンターレ、コーナーキックのこぼれ球を拾ったところからエリア内左、大曽根が迫りますがGK12柳数馬が飛び出しシュートに持ち込めません。
21分には中盤でボールを回して最後は桝谷のパスに抜け出した池谷がシュートを打ちますが、上へ。
次第に、フロンターレは最終ラインとボランチがしっかりブロックをつくる習志野を崩せなくなり、サイドに起点をつくろうとすると人数をかけて追い込まれて奪われる場面が目立つようになります。それでも新井、養日の両CBがしっかり対処。流れのなかではあまり決定的な場面をつくられず前半は進んでいきます。
38分には右サイド、高い位置でボールを受けた横山がエリア内へ。強引に仕掛けると、これを習志野の選手が倒してPKを得ます。キッカーは大曽根。しっかり決めて1-1。なかなか好機をつくれなかったなかで、最後に追い付いて前半はタイムアップとなりました。
後半のフロンターレは宮代に代わり17道本大飛がFWに。
立ち上がりからピッチを広く使えるようになったフロンターレ。後ろからボールを動かして習志野のゴールへ迫っていきます。
6分には左サイド、ボールを持った新井秀明が仕掛けて次々に習志野の選手をかわしてエリア外正面やや左へ上がり、シュートを放つとこれがゴールネットを揺らします。2-1。U-15のころはFWとしてプレーもしていた新井の思い切ったプレーで、勝ち越しはフロンターレ。
16分には桝谷に代わり37奥山璃空が入り左MFに。池谷がボランチに。
17分には習志野も左からのボールにエリア外右で10加藤優弥がダイレクトでシュートを打ちますがこれは新居がキャッチ。
直後にはフロンターレ。大曽根がエリア外正面で習志野の選手をひきつけて左へボールを出すと抜け出した川崎がシュートを打ちますが、習志野のGK18亀山浩太郎の好守に阻まれてしまいます。
ここで横山に代わり28森陽平が右SBに。
さらに21分にも奥山からのボールを受けた川崎がエリア内左角度のあまりないところからシュートを打ちますがまたもGK亀山が防ぎ決めることはできません。
後半はなかなか好機をつくれなかった習志野も20分を過ぎると再び攻勢に。28分には左サイドに開いた加藤からエリア右へボールが渡り、最後には23吉井祐太がエリア右でシュートに持ち込みますが、ここはブロック。しかし、33分ボールを奪われ習志野の選手が前へボールを送るとこれをエリア外右でうまくおさめた加藤が反転してシュート。これがゴールネットを揺らし2-2。対戦相手ながら素晴らしい一撃で同点となってしまいます。
さらに38分には左サイドから斜めに仕掛けた54金木壱成がエリア正面からシュートを放ちますがこれは新居がキャッチ。
フロンターレも両サイドに起点をつくり、パス交換からエリア内へ迫りますが、再びゴールを決めることはできず、試合は終了となりました。
これでフロンターレは2試合連続の引き分けに。いい時間帯には、うまくサイドにスペースをつくって川崎や横山が攻撃の起点になったこと、浜名戦と同様にいい距離感でボールをうまく回してゴールへ迫る場面をつくったことなどが印象的な試合となりました。1月31日には時之栖スポーツセンター裾野グラウンドへ舞台を移し、年末のGO FOR 2018 CUPでは1-2で敗れた立正大淞南との再戦となります。
前半1-1 後半1-1 計2-2
得点:大曽根広汰=PK、新井秀明(川崎) 埴田裕己、加藤優弥(習志野)
フロンターレの先発:16新居俊介、20横山尚貴、27養日幹大、29新井秀明、24川崎晶弘、30桝谷岳良、34小川真輝、15小泉靖弥、31池谷祐輔、36大曽根広汰、38宮代大聖
交代:宮代→17道本大飛 桝谷→37奥山璃空 横山→28森陽平
この試合の公式記録(pdf)
写真はかんちさんのものも使わせていただきました。タペストリー交換のあと、お疲れ様でした!
(文中敬称略)
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