2月13日は時之栖スポーツセンターうさぎ島グラウンドへ。川崎フロンターレU-18のジャパンユースプーマスーパーリーグは6試合目。フロンターレはここまで3勝2分けとなっています。
【川崎フロンターレU-18 ジャパンユースプーマスーパーリーグvs四日市中央工業】
2月13日(土)午後3時キックオフ 時之栖スポーツセンターうさぎ島グラウン くもりのち雨 40分ハーフ
この日の対戦相手は四日市中央工業。フロンターレの先発はGK16新居俊介、DFは右から20横山尚貴、26伊従啓太郎、29新井秀明、24川崎晶弘、中盤の底に34小川真輝が入り、その前に30桝谷岳良、32村田聖樹、右MFに37奥山璃空、左MF17道本大飛、FW36大曽根広汰。
立ち上がりから最終ラインに中盤がかかわって組み立てていくフロンターレ。7分には左の道本のサイドチェンジを起点に奥山が右から折り返しエリア正面から大曽根がシュートを放ちますが、これは上へ。
一方の四日市中央工業も左クロスに37田中宏弥が飛び込みますがこれは一歩届かず。
17分には中央から右へテンポよく崩してリターンを受けた大曽根がミドルシュートを放ちますが、これは上へ。
ボールを回していくフロンターレに対してラインを押し上げて前線の選手がプレスをかけていく四日市中央工業。19分にはエリア前でFW35亀田哲汰がボールを奪いエリア左に進入しますがここは伊従が体を寄せてシュートを打たせません。
その後もボールを回しつつうかがうフロンターレ、奪ってシンプルに前線の選手の動き出しを生かす四日市中央工業といった展開で試合が進んでいきますが、ともにゴールネットを揺らせないまま前半はタイムアップとなりました。
後半は一人交代した四日市中央工業に対してそのままのメンバーで臨んだフロンターレ。立ち上がりの10分は高くラインを保つ四日市中央工業の前になかなかエリア内へ進入することができず、シュートを打つことができません。逆に中盤でボールを拾われてサイドに展開される場面が続きますが伊従や新井がしっかり対応していきます。
9分には奥山に代えて15小泉靖弥が右MFに。
12分には四日市中央工業、中盤でボールを奪いサイドへ展開すると右SB14大辻隼也のクロスのこぼれ球を拾った17寺尾憲祐がエリア右からミドルシュートを放ちますが、これは上へ。さらに15分にはエリア右から7藤井渉がシュートを放ちますが、わずかに左。フロンターレとしてはひやりとする場面が続きます。
後半に入りなかなかシュートを打てないフロンターレは16分に相手からボールを奪った大曽根がエリア正面からシュート、さらにこぼれ球を拾った道本がエリア左からシュートを放つもこれはサイドネット。しかし、ようやく反撃に出ます。
ここでフロンターレは小川に代えて31池谷祐輔がボランチに。
18分には道本のサイドチェンジを起点に右から小泉が仕掛けるとエリア右からシュートを放ちますが、四日市中央工業のGK12森島佑太に阻まれてゴールネットを揺らすことはできません。
逆に21分には最終ラインのボール回しを狙われてボールを奪われると亀田に押し込まれて0-1とされてしまいます。
フロンターレは伊従啓太郎に代えて27養日幹大がCBに。
23分には右から小泉が仕掛けて中へ折り返し、これを受けた道本がシュートを放ちますが、またも森島に阻まれて追い付くことはできません。
直後には四日市中央工業、中盤の寺尾から右のうらへパスが出て最後は藤井がシュートを放ちますが、ここは新居が対応。
31分にはようやくフロンターレ。中盤からエリア右へボールが出るとこれを四日市中央工業のGK森島は飛び出て対応しようとしますが先に小泉が触り、シュート。これは決まりませんでしたがこぼれたボールを桝谷が拾いシュートを放つとこれが決まって1-1。追い付きます。
ゴールが決まるとすぐさまボールを拾ってセンターサークルへ向かったのは大曽根。勝ち越しを狙ってフロンターレが攻勢に出ていきます。
34分には右の桝谷を起点に左サイドをオーバーラップしてきた川崎がエリア左へ進入。シュートを打ちますがここはGK森島が弾き、さらに道本が拾いシュートを放ちますが、またも森島が対応。さらにこれを拾った新井が持ち上がってシュートを放ちますが、またも森島がセーブ。
一方の四日市中央工業も藤井の右からの仕掛けや10尾崎竜也の折り返しに合わせた亀田のシュートなどでフロンターレのゴールに迫りますがここは新居が対応。
後半もすでに40分、このまま引き分けかと思われたゲームで最後にボールを握ったのはフロンターレ。エリア外左でボールを持ったのは川崎。中には村田、道本、大曽根が待ち構えるなか、ボールを上げるとこれがGK森島の頭上を越えてゴールネットを揺らします。2-1。そして主審の笛が鳴りラストワンプレーで逆転したフロンターレがこの試合をものにしました。
これでフロンターレはこの大会4勝2分け。まだまだ相手の高いラインを打開することに苦しむ時間帯が多いという印象はありますが、最後まで粘り強くあきらめずに戦い、結果は積み上げてきています。きたる新しいシーズンにきっと生きるのではないでしょうか。
14日はジュビロ磐田U-18との対戦となります。
前半0-0 後半2-1 計2-1
得点:桝谷岳良、川崎晶弘(川崎) 亀田哲汰(四日市中央工業)
この試合の公式記録(pdf)
フロンターレの先発:16新居俊介、D20横山尚貴、26伊従啓太郎、29新井秀明、24川崎晶弘、34小川真輝、30桝谷岳良、32村田聖樹、37奥山璃空、17道本大飛、36大曽根広汰
交代:奥山→15小泉靖弥 小川→31池谷祐輔 伊従→27養日幹大
※追記 14日(日)時之栖スポーツセンターうさぎ島グラウンドにて予定されていたジュビロ磐田U-18戦は午前9時51分にキックオフ。フロンターレの先発はGK19浅川将輝、DFは右から28森陽平、26伊従啓太郎、34小川真輝、24川崎晶弘、ボランチに32村田聖樹、30桝谷岳良、右MF15小泉靖弥、左MF35デューク・カルロス、FWに29新井秀明、23藤井柾人というメンバーで臨みました。しかし、試合開始と前後して雨が激しくなり、10分ほどして雷が鳴ったため、中止となりました。
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