9月15日、関東大学サッカーリーグが再開となり、川崎フロンターレU-18出身の選手たちもそれぞれのシーズン後半戦を迎えました。
味の素フィールド西が丘では、前期を首位で終えた早稲田大と、総理大臣杯を制し、夏の大学サッカー日本一となった明治大が対戦。この節屈指の好カードは、前半10分に村田航一選手のゴールで先制した明治が、その後も早稲田を上回り38分までに3点差をつける展開に。
ベンチスタートとなったフロンターレU-18出身の岡田優希選手は、0-3となった直後の前半39分にピッチへ。後半7分に相馬勇紀選手からパスを受け、エリア外正面からミドルシュートを決め、今季の得点数をランキング単独トップとなる9としたものの、長年コーチや監督としてチームを指導し、10日に亡くなった井澤千秋さんを悼み、喪章をつけてこの日の試合に臨んだ明治が、ボールへの反応でも上回る場面が多く、3ゴールを追加。1-6でタイムアップとなりました。
思わぬ大差がついた試合とはなりましたが、それでも攻守にさまざまな場面に顔を出し、逆境にも最後までゴールを目指し続けた岡田選手の姿は心に残るものがありました。FC町田ゼルビアへの加入が内定し、前期は29だった背番号も10に変更となった岡田選手。多くの注目も集めるなか、大学サッカーファンの心に残るようなプレーを見せ、シーズンの最後にはキャプテンとしてトロフィーを掲げ、冬の大学日本一を決める全日本大学サッカー大会へ向かっていくことを願っています。
【関東大学サッカーリーグ1部第12節 早稲田大vs明治大】
9月15日午後2時キックオフ 味の素フィールド西が丘 くもり
前半0-3 後半1-3 計1-6
得点:岡田優希(早稲田) 村田航一2、狩土名禅、小野雅史、小柏剛、佐藤凌我(明治)
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