この記事はフロンターレアドベントカレンダーの18日目として書かせていただいたものです。
17日目はとめさんの3つの時間軸で楽しむ大学サッカーでした。
大学サッカー、とっても楽しいです。お時間があれば、ぜひ!
さて、今年は、韓国ではU-20ワールドカップ、インドではU-17ワールドカップが開かれ、フロンターレのアカデミーで育った選手たちも、各国を代表する選手たちとピッチの上で競い合いました。また、両大会以外でも各世代の代表に何人かの選手が選ばれ、海外などで行われる大会などでプレーしました。
代表から帰ってきた選手がどんなプレーをするんだろう?
そんな期待も楽しみも感じた1年でした。
この記事では簡単にですが、そういった川崎そだちの選手たちをまとめてみたいと思います。
【U-20日本代表】
5月に韓国で開かれたU-20ワールドカップに出場したチームには、三好康児、板倉滉の2選手が選ばれました。
日本はグループステージを1勝1分け1敗、得失点差で3位で突破。決勝トーナメントではラウンド16でベネズエラに0-1。三好はほぼすべての試合に先発。板倉は第1戦で負傷し、ラウンド16で復帰することになりました。
また、この世代は2020年の東京五輪を担う世代にあたります。森保一監督就任後初めての大会となった12月のM-150杯(タイ)には2人の1学年下で筑波大のMF三笘薫が選ばれています。
【U-17日本代表】
10月のU-17ワールドカップを戦ったU-17日本代表には、フロンターレU-18のFW宮代大聖。
プリンスリーグ関東で、フロンターレが上位を最後まで競った三菱養和SCユースのエース中村敬斗、その後のJユースカップの準々決勝で対戦することになるセレッソ大阪U-18のFW山田寛人らとともに前線を担いました。
またワールドカップのメンバーには入りませんでしたが、スペイン遠征やアメリカ遠征にはフロンターレU-18の左SBデューク・カルロス、ギニア・UAE遠征、国際サッカーユースサッカー in 新潟大会には、フロンターレU-18のボランチを担った桝谷岳良も選出されています。
【U-18日本代表】
フロンターレU-18が日本クラブユース選手権で3位に入ったあとの9月、代表候補トレーニングキャンプにフロンターレU-18のGK早坂勇希が選出されました。
【U-16日本代表】
4月にフランスで行われたモンテギュー国際大会に参加したU-16日本代表にはFWの宮城天、主に右SBを務める森璃太が選出されました。それぞれゴール、アシストを記録。日本は3位に入賞しました。
【U-15日本代表】
10月から11月にかけてフランスで行われたバル・ド・マルヌ U-16
国際親善トーナメント2017に出場し、優勝したU-15日本代表には、フロンターレU-15のキャプテンであり、ボランチの戸水利紀が選ばれました。
【ユニバーシアード日本代表】
また、大学の代表には、フロンターレU-18出身の2選手。阪南大のMFで来季フロンターレに加入する脇坂泰斗、筑波大のMF三笘薫。台湾で開かれた、世界各国の大学の選手の代表によって競われるユニバーシアードに出場しました。脇坂はチーム最多のゴールを決め、三笘も主に左MFとしてドリブルでチャンスメーク。日本の優勝に貢献しました。
このように川崎でサッカーをしてきた選手が、各世代を代表する選手たちとともに日本のユニホームを着てプレーをした2017年。
私自身は韓国でのU-20ワールドカップや台湾のユニバーシアードを見にいきました。
等々力第一サッカー場やしんよこフットボールパークなど、自転車で行けるような身近な場所で行われているサッカーが、確かに世界につながっているんだな、と思わされました。
来年は1月に中国で行われるU-23選手権を皮切りに2020年の東京五輪へ向けたチームづくりが本格化します。チーム強化の過程で、三好、板倉、三笘が代表のチームメートになるかも-というような期待もあります。
長年フロンターレのプロモーション部の部長として活躍した天野春果さんが、大会の組織委員会のメンバーに加わっている東京五輪。天野さんだけではなく、フロンターレの選手が日本を担うことができたら素敵だなぁ、とも思います。
2018年も、多くの川崎そだちの選手が、代表でも活躍できる年になりますように。
明日はairwings17_2002さんによるMind-1☆for 2018です。
(文中一部敬称略)
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