9月15日等々力第二サッカー場で行われた川崎市の秋季大会松村杯の予選リーグ。野川キッカーズ戦を4-0で勝利した川崎フロンターレU -12は、川中島SCとの試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-12 松村杯PUMAカップ争奪秋季少年少女サッカー大会少年の部兼JFA U-12サッカーリーグvs 野川キッカーズ】
9月15日(日)午前10時58分キックオフ 等々力第二サッカー場 晴れ 15分ハーフ 8人制
フロンターレの先発は、GK16斎藤准也、最終ラインは右から11ステンパールカ大翔、7柏村涼太、4陶山響、中盤は6楠田遥希、右に10平塚隼人、左に2榎本司、前線には9佐々木雄基。
好天の等々力。野川キッカーズ戦が行われたころに比べると暑さが増し、汗ばむような陽気のなか、試合は始まりました。
立ち上がり、4のフィードに7が前へ動き出し、ゴールを目指す川中島SC。フロンターレは柏村、ステンパーが粘り強くカバー。
しのいだフロンターレは1分、中央の楠田の右サイドを突くパスに、ステンパーが高い位置へ。ステンパーの折り返しにエリア内へ榎本が抜け出し、川中島SCの選手の寄せに遭いながらも粘った榎本は、エリア左、佐々木へパス、佐々木が押し込み、1-0。フロンターレは先制します。
直後にも、さらにフロンターレは高い位置でボールをものにするとエリア左、佐々木がシュートを決めて、2-0。
さらに右サイドで、川中島SCからボールを奪った佐々木が、うまくエリア外正面やや右まで持ち込み、ミドルシュート。枠はとらえられませんでしたが、積極的に狙いにいきます。
右へ開いた佐々木がエリア左を突くパスを出し、オフサイドとはなりましたが榎本が抜け出す場面をつくるなどしていくフロンターレ。ところが4分、自陣でボールを失うと川中島SCの7が1対1に。これを7が決めて、2-1。
それでもフロンターレは、最終ラインの柏村が左サイドの高い位置、榎本へ正確にボールを通し、中央へ寄った平塚に。平塚が切れ込んでミドルシュートを打つなど、突き放そうと前へ向かっていきます。
5分には平塚に代わり5関徳晴。直後には関の縦パスに、榎本が正面へ。シュートはGK21が阻んで、右コーナーキックに。ステンパーが右足でボールを入れると、エリア外で拾った陶山の縦パスに、関がエリア外正面へ。ゴール右へ決めて、3-1。
直後には榎本や関が中央へ寄り、右へ展開。ステンパーがエリア内へ仕掛けていきますが、ここは川中島SCも人をかけて粘りシュートは打てず。それでもさらに縦に積極的に入れ、攻めにつなげていくフロンターレ。8分には、関の縦パスに、佐々木がエリア外正面やや右へ。シュートを打つとこれが決まり、4-1。佐々木のハットトリックとなるゴールでさらに突き放します。
給水タイムをはさんで、10分には中央に顔を出した榎本と柏村がパスを回し、柏村のパスにステンパーが正面へ。ステンパーのスルーパスに、佐々木が正面へ。しかし、シュートはブロック。
川中島SCの浮き球を楠田が陶山につなげ、マイボールの時間を続けていくフロンターレ。川中島SCにボールを奪われても柏村が取り返し、そこから関に縦パスを入れ、攻めにつなげていきます。
14分にはスローインを受けた佐々木がエリア右へ。折り返したボールは左へ流れ、陶山が正面へ送ったボール、榎本がシュートを打つも左へ。
直後にもフロンターレ、楠田の縦パスを受けた佐々木からエリア左へ。榎本がシュートを放つとこれが決まり、5-1。前半は5-1でタイムアップとなります。
後半フロンターレは柏村に代わり13新堀翔が入り、最終ラインは右からステンパー、関、佐々木、中盤に楠田、右に陶山、左に榎本、前線には新堀。
立ち上がりには中央で榎本が持ち出し、楠田に渡り、楠田のパスにエリア外右、陶山がシュートを打つも右へ。得点とはなりませんでしたが、位置を入れ替えてもゴールへ向かう場面をつくっていきます。
ボールを失っても新堀が自陣まで戻り、そこから右の陶山につなげ切り替えよくプレーしていくフロンターレ。2分には、陶山が中央を持ち上がり、右にパスを出すと、高い位置で新堀が正面へボールを送り、榎本が押し込み、6-1。
川中島は直後には12が右サイドを仕掛けていきますが、佐々木、榎本が厳しく寄せ、エリア内へは近づかせず。
マイボールの時間を続けていくフロンターレ。4分には、エリア左で佐々木が折り返し、新堀がさわり、こぼれ球にエリア左で佐々木がシュート。しかし、GK21がセーブ。
さらに楠田がボールをカット、エリア外左、佐々木がニアを狙いシュートを打つもGK21がセーブ。5分には斎藤が前にボールを送ると、陶山がエリア右へ。シュートを放つとこれが決まり、7-1。
陶山や榎本が中央、右サイド高い位置にステンパーが顔を出すなど、相手陣内でプレーを重ねていくフロンターレ。7分には榎本が頭で競ると、新堀が正面へ。しかし、シュートはGK21が好セーブ。左コーナーキックとなり、新堀が右足でボールを入れると、関が合わせますが右へ。
7分には佐々木が中央に持ち出し、楠田とのパス交換から正面へ。左へパスを通すと受けた榎本は中央へ切れ込みシュート。左へそれましたが、いい連係を見せていきます。
給水タイムをはさんで、9分には関から右サイドステンパーへ。ステンパーの縦パスに新堀がエリア右へ。折り返したボール、榎本が決めて、8-1。榎本もハットトリックに。
さらに11分には関のフィードを右サイド高い位置でおさめたステンパーが川中島SCの選手を切り返して振り切り、エリアに向かっていくと正面で新堀がシュート。9-1。
川中島SCの左からの攻めにもステンパーがボールをカットし、そのまま前に持ち上がり、再び攻めにつなげていくフロンターレ。13分には関から左の榎本へ。榎本のリターンをエリア外正面やや左で受けた関がミドルシュート。GK21は反応するもはじき出しきれず、10-1。
さらに楠田から左へ展開。折り返しに、エリア外右、ステンパーがシュートを打つもGK21がセーブ。中へ寄った榎本から右の陶山へ展開し、陶山のスルーパスに榎本が抜け出すなど、最後まで攻める姿勢を見せ続けたフロンターレ。試合はタイムアップとなり、10-1。フロンターレは予選リーグを5勝1分けとしました。
前半5-1 後半5-0 計10-1
得点:佐々木雄基3、関徳晴2、榎本司3、陶山響、新堀翔
フロンターレの先発:16斎藤准也、11ステンパールカ大翔、7柏村涼太、4陶山響、6楠田遥希、10平塚隼人、2榎本司、9佐々木雄基
交代:平塚→5関徳晴 柏村→13新堀翔
(文中敬称略)
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