11月23日は綾瀬スポーツ公園へ。全日本U -12サッカー選手権大会神奈川県大会が11月10日から始まっており、この日は5回戦と準々決勝。1回戦と2回戦をシードされた川崎フロンターレU -12は17日に3回戦のFC504戦を12-0、4回戦のしらとり台戦を17-0で勝利し、5回戦はJFC FUTUROと対戦しました。
【川崎フロンターレU -12 全日本U -12サッカー選手権大会神奈川県大会5回戦 vs JFC FUTURO】
11月23日(土)午前11時4分キックオフ 綾瀬スポーツ公園 雨 20分ハーフ 8人制
フロンターレの先発は、GK16斎藤准也、最終ラインは右から7柏村涼太、3林駿佑、4陶山響、中盤は5関徳晴、10平塚隼人、前線には9佐々木雄基、キャプテンの13新堀翔。
前日からの冷たい雨が振り続ける綾瀬スポーツ公園。雨粒はさほど大きくはないものの、やや強い風が吹きつけるあいにくのコンディション。それでも多くの選手の家族らが見守るなか、試合は始まりました。
立ち上がり、右サイドの裏を突くパスを出し前に出てくるFUTURO。フロンターレは柏村がこれに対応し攻めにつなげさせず。左サイドのスローインを受けた新堀がうまく前を向き、陶山の左クロスにつなげるなど、次第に前に出られるようになっていきます。
相手にボールが渡っても新堀や佐々木が前からプレスをかけにいき、マイボールにしていくフロンターレ。ピッチにたまった水を避けるように浮き球を交えていき、3分には柏村が前の新堀を走らせるような浮き球を入れ、正面で拾った平塚から右へ展開。新堀が折り返しますが、FUTUROはこれをブロック。
さらに新堀がおさめ、左へ。佐々木が仕掛けていき、左コーナーキックに。新堀が右足でボールを入れると、正面で平塚がシュート。これが阻まれたところ、エリア左、関がシュートを打つとこれが決まり、1-0。先制点はフロンターレへ。
直後には左からFUTURO、13が仕掛けていくも、柏村がブロック。フロンターレはそこから攻めに転じて、左から佐々木が仕掛け、正面で受けた平塚がシュートを打ちますが、GK1がセーブ。FUTUROも13が前に25を走らせていきますが、フロンターレは林がカバーしていきます。
平塚が最終ラインの間に下り、後ろからつなげながら、前に浮き球を入れるなどしていくフロンターレ。8分には関から佐々木へ。佐々木が左から仕掛けていき、折り返しますが、GK1がセーブ。
直後にはFUTURO、25がおさめ、14が右サイド高い位置へ。しかし、フロンターレは陶山が寄せ、エリア内へは近づかせず。
平塚から柏村とつないで、柏村が中へ切れ込み、左の陶山へ展開し、ピッチの幅を使いながら前に出ていくフロンターレ。10分にはエリア外正面、柏村がミドルシュート、これはGK1に当たり得点とはなりませんでしたが、いいかたちをつくっていきます。
FUTUROは続いてのコーナーキックをしのいでカウンターに持ち込もうとしていきますが、陶山がカバーし、それをさせず。
再びマイボールにしたフロンターレは、11分には陶山、中央の関、関から佐々木とつないで、佐々木が陶山とのパス交換からエリア外左へ。シュートはサイドネットへ当たりましたが、多くの選手がかかわっていきます。
13分にはFUTURO、13が左サイド高い位置へ。折り返しますが、フロンターレはエリア内で関や平塚がカバー。そこから平塚が新堀へつけて、新堀がおさめたボールを受けた関から右へ展開。柏村がシュートに持ち込みますが、FUTUROも体を張り、しのいでいきます。
14分、フロンターレは右サイドのスローインから佐々木がエリア内へ向かい仕掛けていき、右コーナーキックに。このコーナーキック、新堀がボールを入れると、林が決めて、2-0。フロンターレは突き放します。
さらに佐々木がおさめ、左から陶山が仕掛け、新堀もかかわり、エリア近くでプレーを重ねていくフロンターレ。ボールを失っても平塚が高い位置でカバーし、そこから攻めにつなげていき、FUTUROのエリア前へのボールに対しても、柏村が新堀につながるようなかたちで対応していきます。
すると16分、フロンターレはうまくボールを動かした関の縦パスに、エリア左で佐々木がシュート。これがゴール右へ決まり、3-0。
FUTUROは25が右へ流れボールをおさめますが、陶山に加えて平塚もカバーにいき、関や柏村、林がボールを動かし、後ろから組み立てを図っていきます。18分にはさらにFUTURO、25がおさめ、右へ展開しますが、陶山がカバー。
直後には関の右サイドを突くパスに、柏村が高い位置へ。クロスを入れるとGK1が阻んで右コーナーキックに。新堀はショートコーナーを選択。右サイドから平塚がクロスを入れると、柏村が合わせますが、これは柏村のファールに。
さらに林がエリア前に新堀を走らせる浮き球を入れ、佐々木が拾い、エリア右の新堀へ。新堀はシュートを打つもGK1が対応。
直後にはFUTURO、左からクロスを入れるも、林が新堀へつなげるようにして対応。前半は3-0でタイムアップとなります。
後半フロンターレは佐々木に代わり11ステンパールカ大翔が前線に。
立ち上がりから25にボールを入れてくるFUTUROに対して、林が対応し、攻めを許さずにいくと、2分には左から陶山が仕掛け、いったんステンパーに預け、左サイド高い位置へ。陶山がエリア左へ入れたボール、新堀がおさめ、最後はエリア正面で関がシュート。これはGK1がセーブし、左コーナーキックに。
さらにセカンドボールをものにして相手陣内での時間を重ねていくフロンターレ。3分には平塚のパスに、佐々木がエリア左へ。シュートはFUTUROの体を張った守備が阻むも、フロンターレは右からの攻めに。柏村が高い位置からマイナスに折り返し、正面で新堀がシュート。FUTUROが阻むも、さらにこぼれたボール、関がシュートを打つとこれが決まり、4-0。たて続けの攻撃でフロンターレは突き放します。
直後にはさらに平塚が新堀を前に走らせ、右から柏村が中へ切れ込み、シュート。これはワンタッチあり、決まらず。フロンターレはここで平塚に代わり14奥田悠真、柏村に代わり2榎本司。
フロンターレはさらにボールをおさめたステンパーが縦に仕掛け、ラインを高く保ち、前に。林の浮き球のパスを新堀がおさめ、右の榎本へつなげ、榎本から受けた関が、ステンパーに縦パスを送り、ステンパーから左サイドの高い位置、陶山へ。幅を使いながら攻めの機会をうかがいに。
9分には、こぼれたボールを拾った奥田が正面でシュート。これはブロックされるも、拾った関がさらにシュート。これが決まり、5-0。関のハットトリックでフロンターレはリードを広げます。
フロンターレは10分、林に代わり6楠田遥希。さらに楠田から左の陶山へつなげ、陶山のパスをうまく受けたステンパーが一気にエリア左へ仕掛けるなどしていきます。
12分には右サイドのスローインから、ステンパーがエリア左へ。シュートがブロックされたところを陶山が拾い左クロスを上げると、ステンパーが頭で合わせますが上に。
直後には陶山が仕掛け、さらに迫るフロンターレ。エリア外右でステンパーがファールを受けてフリーキックを得ます。
ここでフロンターレは斎藤に代わり1井澤明己、関に代わり8吉田志生。
フリーキック、新堀が入れたボール、榎本が合わせるもこれは上に。一方のFUTUROも、直後にはエリア外右でフリーキックを得ると、15が遠いサイドにボールを入れていきますが、これをしのいだフロンターレは新堀がおさめ、右サイドで吉田が粘り強く寄せにいき、マイボールのスローインにしていきます。
楠田がときには前に持ち上がり、陶山へつなげ、陶山から井澤に戻し、後ろからボールを動かしていくフロンターレ。16分には陶山が高い位置へ上がり、折り返し、右コーナーキックに。新堀が入れたボール、ニアでステンパーがシュートを打ちますが右へ。
FUTUROはここから左へ展開していきますが、榎本がカバー。18分には榎本、新堀、楠田が後ろでボールを回し、楠田から受けた奥田が、縦へ仕掛け、ミドルシュート。枠をとらえますが、GK1が好セーブ。右コーナーキックとなり、しのいだFUTUROはGK1か前線へ正確なフィードを入れ、攻めにつなげようとしますが、フロンターレはここでも榎本がカバーしていきます。
19分には楠田から右へ流れたステンパーへ。奥田、吉田を経由してエリア左へ抜け出した陶山がシュートを打つも上に。直後にはFUTURO、右クロスのこぼれたボール、正面で14がシュートを打ちますが、井澤がセーブ。
そしてロスタイムに入り、フロンターレは吉田のパスに、正面へうまくステンパーが抜け出し、1対1に。これをステンパーが決めて、6-0。試合はまもなくタイムアップとなり、6-0。
フロンターレは準々決勝進出を決めました。
前半3-0 後半3-0 計6-0
得点:関徳晴3、林駿佑、佐々木雄基、ステンパールカ大翔
フロンターレの先発:16斎藤准也、7柏村涼太、3林駿佑、4陶山響、5関徳晴、10平塚隼人、9佐々木雄基、13新堀翔(c)
交代:佐々木→11ステンパールカ大翔 柏村→2榎本司 平塚→14奥田悠真 斎藤→1井澤明己 関→8吉田志生
(文中敬称略)



































































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