9月16日は等々力第一サッカー場へ。Jリーグのクラブの小学生年代のチームが対戦するLEGA FUTUROが行われ、川崎フロンターレU -12の5年生たちが横浜F・マリノスとの試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-12 LEGA FUTURO U-11 vs 横浜F・マリノスプライマリー】
9月16日(月)午後0時39分キックオフ 等々力第一サッカー場 くもり 9人制 25分ハーフ
フロンターレの先発は、GK19栗原聖央、最終ラインは右から24日暮大陸、15メンディーサイモン友、23橋本乃翔、中盤は22小川尋斗、14奥田悠真、右に20小川翔太、左に25岡大翔、前線には26白倉凜生。
朝方から降った雨は次第にやんでいき、曇り空の等々力。
先頭の奥田が「絶対に勝とう」「先に点取るぞ!」と声をかけながらピッチに足を踏み入れたフロンターレの選手たち。等々力第一サッカー場のそばの木陰などから多くの両チームの選手の家族らが見守るなか、試合は始まりました。
立ち上がり、ゴール前に先に迫っていったのはマリノス。右サイドを18が仕掛けるなどしていくと、1分にはエリア右で26がシュート。しかし、フロンターレはしっかり人数をかけ、ブロック。さらに2分には左サイド高い位置へ抜け出した19が左クロス。フロンターレはGK栗原がしっかりセーブ。
なかなか前へ出られなかったフロンターレは、白倉が自陣まで下りて、ボールをものに。小川翔太を走らせて、そこからラインを上げ、前からプレスをかけつつ、自陣でボールを持つ時間をつくり、マリノスのボールを奪った日暮が縦につけ、小川翔太へ渡すなどし、守備から攻めにつなげていきます。
8分には小川尋斗が右サイド高い位置でボールをものにし、折り返すと正面の白倉からエリア外左、奥田へ。オフサイドとはなりましたが迫っていきます。9分には自陣の右サイドで日暮がエリア外左へ浮き球を入れると、岡が競り、左サイドを奥田が仕掛け、奥田のパスに正面へで小川翔太がシュート。しかし、右へ。
一方のマリノスも10分には縦パスに、22が抜け出しそうになりますがメンディーが粘り強く寄せ、ゴールキックに。さらに11分にはエリア外左でフロンターレにファールがあり、マリノスのフリーキックに。27が右足で直接狙うとボールはポストへ。
たたみかけるマリノス、12分にはコーナーキックを得てセカンドボールを拾い、スルーパスに抜け出した19が栗原もかわして、シュート。これが決まり、0-1。先制点はマリノスへ。
追いかける展開となったフロンターレは時にはメンディーも前に上がりながら人をかけた攻めに。15分には浮き球にエリア右へ奥田がうまく抜け出し、奥田のパスに、エリア正面左で白倉がシュート。しかし、GK16がセーブ。
さらに小川翔太が仕掛け、エリア外右から地を這うようなボールをエリア内へ入れると、岡が飛び込みますがさわることはできず。
栗原も右サイドの小川翔太へ正確にボールをつけ、メンディーや橋本、小川尋斗や日暮がボールに多く触れながら、攻めの機会をうかがうフロンターレ。白倉が中央に降りて、白倉のパスに小川尋斗が前へ飛び出したり、小川尋斗の縦パスを白倉がおさめて、奥田を左へ走らせるようなボールを送ったりしていきます。
しかし、マリノスの守備も堅く、なかなかシュートまではいけず。それでも左から仕掛けてくる19に対して、日暮がうまく体を入れマイボールにするなど、守備でも最後のところでの粘り強く対応していきます。
23分にはマリノス、18が右から仕掛けて、クロスを入れると、正面で26がおさめ、最後は27がミドルシュートを打つも右へ。さらにエリア右で切り返した22がシュートを打つも、上に。前半は0-1でタイムアップとなります。
後半フロンターレは立ち上がりは右に小川翔太、左に奥田、前線には岡、白倉が位置するようなかたちでのスタート。
3分にはマリノス、高い位置でボールを奪った18が正面やや右へ。左足でシュートを打つも左へ。
フロンターレも5分には左サイド高い位置でプレスをかけ、ボールをものにすると正面へ持ち込んだ奥田がシュート。しかし、惜しくもポストに。さらに右サイドでのスローインから切り込んだ小川翔太がシュートを打つも、GK16がセーブ。
一方のマリノスも、18や27が仕掛けて、フロンターレの陣内へ。7分には20がエリア外左、距離のあるところからシュート。しかし、ポストをかすめて決まらず。
さらに22がエリア外右へ。切り返して、シュートを打つとゴール左をとらえるも栗原がセーブ。
前線に白倉、右に小川翔太、左に岡、奥田が中盤というようなかたちに再びなったフロンターレは、9分には岡に代わり、27川端里季。直後にはフロンターレ、右コーナーキックを得ると、奥田が右足で入れたボール、合わせたのはメンディー。1-1。フロンターレが同点に。
たたみかけるフロンターレ、11分には前に出たメンディーのパスに、白倉が正面へ。しかし、GK16がセーブ。
栗原から右の小川翔太へつなぎ、日暮へ戻しラインを高めながら前に出ようとしていくフロンターレ。13分にはフリーキックで入ったボールを栗原がキャッチ。前へ送ると、右へ開いた小川尋斗のスルーパスに小川翔太が抜け出しますが、GK16がクリア。
メンディーが左へ開いて、川端へ縦パスを入れたり、奥田が白倉を走らせるように浮き球を入れたりしていくフロンターレ。小川翔太や橋本も時には中央に寄りボールをものにするなどしていきます。
19分には橋本がエリア外左に持ち込んでシュートを打つも右へ。
一方のマリノスも直後には27がエリア外から枠をとらえたシュートを打つも栗原がセーブ。
20分にはフロンターレ、小川尋斗がセカンドボールを拾い、正面で奥田がうまくボールをおさめ、奥田のパスに、白倉がエリア内へ。しかし、シュートはGK16がセーブ。
さらに橋本が中央に顔を出し、左サイドの川端へ展開するなど、マリノス陣内で時間をつくっていくフロンターレ。22分には左サイドのスローインから川端、橋本とつなぎ、奥田がエリア左へ。しかし、マリノスはブロック。
一方のマリノスは27から左へ展開。18がシュートに持ち込むも、栗原がセーブ。24分にはさらにマリノスは、ファールを受けて、エリア外正面でのフリーキック、27が直接狙いますが上に。
フロンターレは、栗原が前へ送ったボールを、小川尋斗が拾い、ボールはエリア外左、川端へ。川端のシュートはGK16が阻み、左コーナーキックに。奥田がボールを入れるも、フロンターレはシュートまではいけず。試合はここでタイムアップに。1-1。引き分けとなりました。
この先何度も対戦していくであろう両チームの選手たち。U-12、U -15、U -18、やがては等々力陸上競技場や日産スタジアムでトップチームの選手としてサポーターの声援を受けてプレーする未来につながっていきますように。
前半0-1 後半1-0 計1-1
得点:メンディーサイモン友
フロンターレの先発:19栗原聖央、24日暮大陸、15メンディーサイモン友、23橋本乃翔、22小川尋斗、14奥田悠真、20小川翔太、25岡大翔、26白倉凜生
交代:岡→27川端里季
控え:21星颯
(文中敬称略)
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