桐蔭横浜大 – 横浜国立大 / 県知事杯準々決勝


2月27日はかもめパークへ。神奈川県サッカー協会に属する大学チームによって競われる神奈川県知事杯争奪戦の準々決勝があり、第1試合では、桐蔭横浜大と横浜国立大が対戦。川崎フロンターレU-18出身、桐蔭横浜のGK早坂勇希とFW山田新の2選手が出場しました。

この大会は天皇杯にもつながっており、県知事杯の準決勝に進んだ4チームには、天皇杯神奈川県予選の出場枠が与えられます。

【神奈川県知事杯争奪戦準々決勝 桐蔭横浜大 vs 横浜国立大】
2月27日(木)午前10時キックオフ かもめパーク 晴れ

桐蔭横浜の先発は、GK41早坂勇希、最終ラインは右から27浅野嵩人、キャプテンの23遠藤凌、72神垣陸、36岩下航、ボランチは26橘田健人、28千葉東泰共、右MF37加々美登生、左MF30鳥海芳樹、前線には、22松本幹太、54篠原友哉。64山田新はベンチスタート。

神奈川県大学サッカーリーグ1部の横浜国立大。先発は、GK21加藤大介、最終ラインは右からキャプテンの4横濱祐雅、76葛西瞭、35大江晶斗、25沖綾、ボランチは19渡部圭、27岸颯太、右MF80藤間柊太郎、左MF10中山凱斗、前線には、9佐野柊、18竹内龍。

青空が広がったものの、強く冷たい風が吹くかもめパーク。それでも桐蔭横浜が大きな幕を出せば、横浜国立大もメンバー外の選手たちがコールやチャントで声援を送る、熱気も感じさせられるなか、試合は始まりました。

立ち上がりは、ともに浮き球を少し多めに入れていき、選手たちが競り合う展開に。そんななか、先にシュートまで持ち込んだのは横浜国立大。エリア外左でファールを受けてフリーキックを得ると、中山が直接右足で狙いますが、早坂がセーブしていきます。

うまく縦パスを入れたり、サイドでうまく連係を見せ、横浜国立大が前に迫る場面をつくり、4分には中央でファールを受け、すばやくリスタート。縦にパスを入れていくと、正面へ佐野が抜け出し、1対1に。好機を迎えますが、早坂が足で止める好セーブ。好守を見せていきます。

桐蔭横浜も、横浜国立大の前からのプレスをうまくかわし、間で篠原が受け、中央の千葉東が縦パスを入れていきますが、横浜国立大はそれをインターセプトし、攻めにはつなげさせず。6分には、正面で竹内がダイレクトでボールをはたくと、右から斜めに藤間が動き出し、エリア内へ迫りますが、これはオフサイド。シュートまではいけませんでしたが、好連係を見せていきます。

6分には、高い位置で横浜国立大がボールをカット。正面やや左で岸がシュートを打ちますが、またも早坂がセーブ。桐蔭横浜も8分には、岩下のフィードに、加々美が正面へ抜け出しますが、オフサイド。

10分には、横浜国立大、岸から左へ展開。中山に渡り、最後は正面左で竹内がシュートを打つも今度も早坂がセーブしていきます。

横浜国立大の攻めをしのいだ桐蔭横浜は、12分には、カウンターに。鳥海が縦に仕掛け、そのパスを右サイドで受けた松本がエリア正面へ切れ込み、シュート。横浜国立大のGK加藤がセーブしていきましたが、決定機をつくっていきます。

次第に高い位置で時間をつくれるようになった桐蔭横浜は、13分には、エリア外右で加々美がファールを受け、フリーキックに。松本が左足で放ったシュートはブロックされるも、セカンドボールを拾い、松本のスルーパスに浅野がエリア右へ。これは横浜国立大がクリアし右コーナーキックとなり、高い位置でセカンドボールを拾い、松本がクロスを上げていきますが、横浜国立大はしっかり守り、最後はGK加藤がセーブしていきます。

桐蔭横浜は、早坂もエリア外に出て、遠藤や神垣、千葉東もボールに多く触れ、神垣がフィードを入れるなど、長いボールも交えて攻めの糸口をつかもうとしていき、ときには松本が下がり目で、ボールを受けたり、エリア左に仕掛けて鋭い切り返しからクロスを入れるなどしていきます。

横浜国立大もマイボールにすると、岸が左サイドの高い位置へ顔を出し、さらに縦にテンポよくボールを入れ、人をかけて迫りますが、桐蔭横浜は橘田がカバーしマイボールにするなど、その攻めに対峙していきます。

26分には、桐蔭横浜、左コーナーキックを得ると、橘田が右足で入れたボール、遠藤が頭で合わせますが、加藤がセーブ。さらに遠藤が正面へ動き出す松本を狙い、フィードを入れると、セカンドボールを篠原が拾い、右へ展開。加々美が折り返しますが、横浜国立大はこれをクリア。さらに千葉東の縦パスを受け、鳥海が鋭い切り返しからエリア左へ。しかし、ここでも折り返したボールを、横浜国立大はクリアしていきます。

直後には横浜国立大、縦パスを竹内がさばいて、エリア内へ中山が抜け出しそうになりますが、早坂がカット。集中力を保ち対応していきます。

桐蔭横浜はここからボールをじっくり回していき、36分には、間で受けた松本の縦パスに、鳥海がエリア右へ。しかし、加藤が足でシュートを止める好セーブ。右コーナーキックとなり、松本が入れたボール、岩下が合わせますが、加藤がセーブ。

さらに41分には、千葉東がパス交換から右サイドへ。折り返しに、篠原が反応しますが、さわることはできず。桐蔭横浜はコーナーキックをたて続けに得るなど、迫りますが、ゴールには至らず。前半は0-0でタイムアップとなります。

後半立ち上がりには、横浜国立大、高い位置でボールをカットした渡部がミドルシュート。しかし、早坂がセーブ。

桐蔭横浜はラインを高め、最終ラインに入った神垣のフィードに加々美が動き出すなど、長いボールも交えていきます。しかし、横浜国立大も下がり目で受けようとする篠原に対して、沖がうまくボールを奪い取るなどしていき、足元に入ったパスをカットするなど、集中力を保った対応を続けていきます。

桐蔭横浜も8分には、中山のフリーキックを早坂がセーブ。すばやいリスタートから篠原へつなげ、篠原がエリア左へ抜け出した鳥海を狙い、パス。鳥海はおさめきれなかったものの、守備から攻めに切り替え良くつなげていきます。

9分には鳥海のパスに松本がエリア左へ。しかし、シュートは加藤がセーブ。さらに篠原から千葉東、中へ寄った鳥海、最終ラインの神垣、神垣から受けた岩下が鳥海とのパス交換から左サイドの高い位置へ、と細かく人をかけ、桐蔭横浜は前に。14分には、早坂のフィードに、篠原がエリア右へ。横浜国立大の守備も粘り強く、シュートにはいけませんでしたが、迫っていきます。横浜国立大も中山や、左に流れた岸を起点に迫りますが、桐蔭横浜も戻りが速く、よく対応していきます。

19分には、桐蔭横浜、正面やや左へ持ち込んだ鳥海がシュートを打ちますが、ワンタッチあり右コーナーキックに。松本が入れたボール、遠いサイドで神垣がシュートを打ちますが、横浜国立大はブロック。さらに続いた桐蔭横浜のコーナーキックをしのいだ横浜国立大はカウンターに。左から仕掛けた中山のパスに、大江がエリア左へ。しかし、浅野がカバー。続いて左サイドでのスローインから藤間がシュートを打ちますが、早坂がセーブしていきます。

さらに23分には、横浜国立大、左サイド、中山のクロスにニアへ渡部が迫りますが、遠藤がクリアする好守。

コーナーキックをしのいだ桐蔭横浜、早坂のスローを橘田が運び、攻めに転じると今度は左コーナーキックを得ます。神垣がボールを入れると、桐蔭横浜、最後は松本のシュートがゴールを認められ、1-0。ついにリードしたのは桐蔭横浜。

桐蔭横浜はここで篠原、松本に代わり66寺沼星文、64山田新。

桐蔭横浜は早坂や最終ラインの遠藤、神垣、中に鳥海も寄り、サイドチェンジに右サイド、加々美が高い位置へ抜け出す姿勢を見せ、機を見て橘田が縦に仕掛けるなど、変化も交えながら前に出ていきます。30分には、横浜国立大、中山に代わり23今瀧巧登。

31分には、桐蔭横浜、前に持ち出した遠藤の浮き球に、寺沼が動き出しますが、さわることはできず。さらに正面で受けた橘田がミドルシュート。枠をとらえますが、加藤がセーブ。33分には、早坂から千葉東、松本とつながり、右へ展開。加々美のパスを中へ寄った浅野が受け、最後はエリア右へ抜け出した鳥海がシュートを打ちますが、横浜国立大の守備に遭い、得点とはならず。それでもうまく位置を入れ替えながら、好機をつくっていきます。

桐蔭横浜はここで加々美に代わり35木村鷹之。横浜国立大は竹内に代わり11小栗凌我。

36分には、桐蔭横浜、浅野のパスを間で受けた山田が運び、左コーナーキックに。橘田が入れたボール、こぼれ球を拾った遠藤がシュートを打ちますが上に。

さらに38分には、早坂のフィードに寺沼がエリア右へ。加藤を引きつけてシュートを打ちますが、枠はとらえられず。さらに千葉東の浮き球に、正面へ寺沼が抜け出しますが、加藤と接触。負傷した加藤に代わり、横浜国立大はGKが1新田聖峻。さらに41分には、渡部に代わり51山口和真。

選手交代を経て、横浜国立大は前に迫る時間をつくり、43分には今瀧の左クロス、ニアで佐野がシュートを打ちますが、早坂がセーブ。さらにエリア近くへ山口が飛び出しますが、ここも早坂が阻んでいきます。

43分には、横浜国立大は岸に代わり72村上功樹。

桐蔭横浜大も山田や寺沼が高い位置でプレスをかけたり、キープを図り、相手陣内で時間をつくり、44分にはエリア外右でフリーキックを得ると、橘田が入れたボール、岩下が合わせますが枠はとらえられず。さらに橘田が縦に持ち出し、そのパスに木村が抜け出しシュートを打ちますが、交代で入った横浜国立大のGK新田もしっかりセーブしていきます。

桐蔭横浜大は、45分には、鳥海に代わり52圓道将良。桐蔭横浜はコーナーキックを得るなど、相手陣内で時間を使い、試合はタイムアップ。1-0。準決勝進出を決めました。

横浜国立大も何度も決定機をつくり、カテゴリーの違いを感じさせない好ゲーム。そんななかでも、好守でピンチを阻み、チームの勝利に大きく貢献した早坂や、前線で体をしっかり張り、チームのためにひたむきにプレーを重ねた山田を見られたことはとてもうれしくなるものがありました。

桐蔭横浜は、昨年はボランチとして全日本大学サッカー選手権でも活躍した神垣を最終ラインに入れるなど、新たなかたちをつくりだそうとしていることも感じさせられました。早坂、山田新はもちろん、高吉正真や、新たにチームの一員となる山内日向汰がどんな活躍を見せるのか、どんな選手になっていくのか、とても楽しみにしています。

前半0-0 後半1-0 計1-0
得点:松本幹太(桐蔭横浜)

桐蔭横浜の先発:41早坂勇希、27浅野嵩人、23遠藤凌(c)、72神垣陸、36岩下航、26橘田健人、28千葉東泰共、37加々美登生、30鳥海芳樹、22松本幹太、54篠原友哉

交代:松本→64山田新 篠原→66寺沼星文 千葉東→35木村鷹之 鳥海→52圓道将良
控え:31古瀬圭佑 43髙橋圭汰 34佐々木大樹

横浜国立大の先発:21加藤大介、4横濱祐雅(c)、76葛西瞭、35大江晶斗、25沖綾、19渡部圭、27岸颯太、80藤間柊太郎、10中山凱斗、9佐野柊、18竹内龍
交代:中山→23今瀧巧登 竹内→11小栗凌我 加藤→1新田聖峻 渡部→51山口和真 岸→72村上功樹
控え:68五味智 14渡邉玲音

(文中敬称略)

 

円陣を組む桐蔭横浜大の選手やスタッフ

好守を見せる早坂勇希選手

最後尾からチームを支えていく

松本幹太選手がシュートを打つ

横浜国立大も粘り強く守っていった

鳥海芳樹選手
早坂勇希選手

前半は0-0
山田新選手はベンチスタート
後半へ
早坂勇希選手
岩下航選手が仕掛けていく

橘田健人選手
遠藤凌選手が好守を見せる

先制点は桐蔭横浜へ
山田新選手がピッチへ

前線からプレスをかけていく
桐蔭横浜の中盤を担った千葉東泰共選手
鳥海芳樹選手

山田新選手

1-0でタイムアップ

 

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