新型コロナウイルス感染拡大防止のため、茨城県内で行われている関東大学サッカーリーグ。8月8日は2部の5試合、9日は1部の5試合が行われました。
ここまで出場を見合わせていた日本体育大が初戦を迎えた一方で、1部の立正大、2部の神奈川大において、新型コロナウイルスへの陽性の疑いがある選手がいたとの報告があったため、立正大 vs 法政大、東京国際大 vs 神奈川大の2試合が延期に。
神奈川大の選手はその後、陰性とわかった一方で、立正大は陽性との結果が出たため、第7節の立正大 vs 専修大も延期となることになりました。
あらためて、難しい状況でのリーグ戦の運営であることを感じさせられます。
【関東大学サッカーリーグ2部第6節 流通経済大 vs 日本体育大】
8月8日(土)午後3時キックオフ RKUフットボールフィールドA面
前半3-0 後半3-0 計6-0
※日本体育大※
MF11大曽根広汰 (3年) フロンターレU-18 先発出場
この試合が初戦となった日本体育大は、フロンターレU-18出身の大曽根が先発出場。流通経済大が押し気味に試合を進めるなか、自陣のエリア近くで相手の仕掛けに対し、対応するなどしていき、マイボールになると果敢な仕掛けや、FW10飛鷹啓介への惜しいスルーパスを出す場面もありました。
チームとしては厳しいスタートとはなりましたが、ここからどう巻き返していくのか、ようやく3年目のシーズンが始まった大曽根がどんな選手になっていくのか、楽しみにしています。
【関東大学サッカーリーグ2部第6節 東洋大 vs 関東学院大】
8月8日(土)午後3時キックオフ RKUフットボールフィールドB面
前半1-0 後半0-1 計1-1
※関東学院大※
MF30西牧蓮 (2年) フロンターレU-12→横浜FC鶴見ジュニアユース→桐光学園 途中出場
ともに2連勝と好スタートを切った東洋大 vs 関東学院大の試合では、フロンターレU-12に在籍していた西牧蓮が、65分から出場しています。
【関東大学サッカーリーグ2部第6節 青山学院大 vs 明治学院大】
8月8日(土)午後3時キックオフ 流通経済大サッカー場
前半1-1 後半1-1 計2-2
※明治学院大※
FW19上野綜太 (2年) フロンターレU-18 途中出場
この日が2戦目となった明治学院大は、フロンターレU-18出身の上野綜太が、初めてのベンチ入り。2-2の89分に交代でピッチに立ち、関東大学サッカーリーグでのデビューをすることに。5分ほどと短い時間のなかで前からプレスをかけたり、マイボールの時間帯では動き出しを繰り返すなどして、勝ち越しのゴールを狙っていきました。
【関東大学サッカーリーグ2部第6節 拓殖大 vs 産業能率大】
8月8日(土)午後5時半キックオフ RKUフットボールフィールドB面
前半0-0 後半1-0 計1-0
※拓殖大※
MF28浅倉廉 (1年) フロンターレU-15→静岡学園 途中出場
拓殖大 vs 産業能率大の一戦では、開幕から前節まで先発出場が続いていた拓殖大の浅倉廉は初めてのベンチスタート。後半からピッチに立つと、エリア内に進入しヒールパスからチャンスメークをつくったり、自陣から一気に相手陣内へ持ち運び、守から攻へつなげるようなプレーを見せていきました。
【関東大学サッカーリーグ1部第6節 桐蔭横浜大 vs 筑波大】
8月9日(日)午後3時キックオフ 流通経済大サッカー場
前半3-0 後半0-1 計3-1
※桐蔭横浜大※
GK1早坂勇希 (3年) フロンターレU-18 先発出場
FW26山田新 (2年) フロンターレU-18 途中出場
MF29山内日向汰 (1年) フロンターレU-18 控え
※筑波大※
MF15池谷祐輔 (3年) フロンターレU-18 途中出場
前節、山田新の決勝ゴールで連敗を脱出した桐蔭横浜大と、2戦目で初勝利を挙げた筑波大の一戦。桐蔭横浜大は早坂が先発出場。前半は桐蔭横浜がラインを高く保ち、次々にゴール前に飛び出すなどするなか、エリア外にも出て多くボールに触れることに。ロングフィードでチャンスメークを担う場面も。後半は一転して筑波が押し込む時間帯をつくるなか、しっかりとゴールを守っていきました。
また、山田は69分からの出場。筑波の守備に遭いながらも気を見て縦への突破を図り、得点を狙いにいくことに。池谷は87分からピッチに立ち、2試合ぶりに出場しています。
なお、桐蔭横浜大は、3点目のゴールをフロンターレ加入内定のMF6橘田健人が決めています。
【関東大学サッカーリーグ第6節 中央大 vs 早稲田大】
8月9日(日)午後5時半キックオフ RKUフットボールフィールドA面
前半0-2 後半0-1 計0-3
※中央大※
MF7髙岸憲伸 (3年) フロンターレU-15→星稜 先発出場
中央大 vs 早稲田大では、フロンターレU-15出身の髙岸憲伸が開幕戦以来の先発出場。早々に早稲田が先制し、追いかける展開で下がり目や、時にはパス交換から高い位置へ飛び出そうとするなどしていきましたが、66分で交代となっています。
関東大学サッカーリーグは、8月12日に延期となっていた1部の筑波大 vs 順天堂大、2部の東洋大 vs 日本大が行われます。
夕方でも暑さが残り、厳しい日程となるチームもあり、大変なことと思いますが、フロンターレアカデミー出身の選手たちがチームメートたちとともにどんなプレーをしていくのか、とても楽しみにしています。
(文中敬称略)
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