11月3日、北見方サッカー場で行なわれたかわしん杯ジュニアサッカー大会の決勝トーナメント。百合丘SCRとの1回戦を8-0で勝利した川崎フロンターレU-10は、犬蔵オレンジとの2回戦に臨みました。
この記事は、1回戦と同様にマスクを着けて距離を保ったうえで写真やメモをとり、書かせていただいています。
【川崎フロンターレU-10 かわしん杯ジュニアサッカー大会2回戦 vs 犬蔵オレンジ】
11月3日(火)午後0時40分キックオフ 北見方サッカー場 くもり 15分ハーフ 8人制
フロンターレの先発は、GK1小村風人、最終ラインは右から6狩野十和、4庄司瑛人、8土肥瑠星、中盤は10中野大虎、右に7川田朔太郎、左に5望月楓矢、前線には9安達一平。
1回戦と同様に、くもり空の下、始まった試合。フロンターレは立ち上がり、中野から左へ展開。望月が高い位置からクロスを入れると、安達が迫りますが、GK1がセーブ。さらに左サイドでのスローインから、土肥、中野、望月とテンポよく高い位置へ動かしていきますが、犬蔵の守りも集中しており、ゴールキックとなっていきます。
フロンターレはさらに狩野の浮き球のパスを、巧みに川田がおさめ、前に仕掛けたり、土肥のパスを胸でおさめた望月がエリア左へ仕掛けるなど、攻勢を続けていきます。
3分には、左サイドでのスローインから、前に持ち出した中野から正面やや左、安達へ。安達はシュートを打ちますが、GK1がセーブ。さらに狩野のスルーパスに、正面へ抜け出した川田が縦に仕掛けて、右コーナーキックを得ますが、中野が左足で入れたボールはサイドネットへ。5分には、正面やや右で川田がボールをカット、川田のパスに中野がエリア右へ抜け出し、シュートを打ちますが上に。
6分には右サイドでのスローイン、おさめた安達から右サイドを突くパス。川田が仕掛けていき、折り返すと安達がエリア内へ迫りますが、犬蔵の守備が阻んでいきます。
一方の犬蔵も、浮き球に正面へ6が抜け出しそうになりますが、庄司が粘り強く対応。さらに8が左サイドを仕掛けようとしていきますが、川田がうまく体を入れマイボールに。9分には、9が右サイドを縦に仕掛けていきますが、土肥や望月がはさみこむようにして前に行かせず。守備でも好プレーを見せて、再びフロンターレがボールを動かす場面をつくっていきます。
川田が縦に仕掛け、右サイドへ安達が流れたり、中央を切り返し、前に持ち出した中野から左の土肥へつなげたり、ピッチを広く使い、ボールを回していくフロンターレ。10分には、正面へ安達が仕掛け、犬蔵の守備が阻んだところ、こぼれ球を拾った中野がシュートを打ちますが、GK1がセーブ。
さらに川田が右サイドからエリア右へ仕掛け、右コーナーキックを得て、望月が右足でボールを入れると、こぼれ球をエリア左で拾った土肥がシュートを打ちますが、GK1がセーブ。
11分には、カウンターに持ち込んだフロンターレ、川田が縦に仕掛け、エリア左、望月へ。望月はシュートを打ちますが、ここでもGK1がセーブしていきます。
12分には、左に流れた安達から正面の中野へ。中野のパスにエリア内へ抜け出した川田のシュートは、ゴールネットを揺らしますがオフサイドに。ゴールに迫りながら、なかやか決めることはできないフロンターレでしたが、犬蔵がゴールに迫る場面では、中野がカバーしたり、右からの折り返しにエリア右へ迫る7に対して、庄司が体を入れ、ゴールキックにしたりするなど、じれずに対応していきます。
14分には、フロンターレ、川田が仕掛け、そのパスに中野がエリア右へ。犬蔵はこれに対してブロック。右コーナーキックに。このコーナーキック、望月が右足でボールを入れると、頭で合わせたのは庄司。ついにゴールネットを揺らし、1-0。犬蔵の堅い守りを最後には破って、フロンターレがリードしてハーフタイムとなります。
後半フロンターレは、GK小村、最終ラインは右から狩野、庄司、土肥、中盤は中野、右に望月、左に安達、前線には川田。
立ち上がりには中野の縦パスに、正面へ抜け出した川田が仕掛けると、犬蔵のブロックに遭い左コーナーキックに。安達が右足でボールを入れると、庄司が合わせますが、ゴールを襲うようなシュートとはならず。
さらに犬蔵に対して、土肥の厳しい寄せから左サイドでのスローインにすると、川田がおさめ、右の狩野へつなぎ、狩野のパスに高い位置へ望月が抜け出しそうになりますが、犬蔵はこれをカット。
3分には、中央で前を向いた安達のパスに、抜け出した川田がエリア内へ持ち込みシュートを打ちますが、GK1がセーブ。
4分には、犬蔵、中央で7がカット。しかし、中野が奪い返し、左サイドへ運びスローインに。そのスローイン、正面へボールが入ると、うまくターンをした川田はミドルシュート。これがゴールへ決まり、2-0。フロンターレが突き放します。
フロンターレはさらに中央の安達のパスにエリア外正面、望月がシュートを打ちますが、GK1が弾きながらも防いで左コーナーキックに。安達が右足で入れると、中野が頭で合わせますが右へ。
さらに小村の縦パスを川田がおさめ、右サイドの高い位置へ望月を走らせたり、中野のエリア左を突くパスに、安達が抜け出しシュートを打つなど、相手陣内でプレーを重ねていくフロンターレ。ゴールを狙い続けていきます。
フロンターレは6分、望月に代わり14笠倉蓮央、安達に代わり3笠原宏仁、狩野に代わり13新堀隼。
7分には、中野のスルーパスに正面へ土肥が抜け出し、シュート。こぼれ球に詰めた笠原がシュートを打ちますが、枠の外。
続けて、庄司の縦パスを川田がおさめ、川田がエリア右を突くパスを出すと、笠原がシュートを打ちますが、犬蔵はブロックしていきます。フロンターレは土肥に代わり11上野煌士郎。
中野のパスに、笠原が正面へ抜け出し、ゴール前での場面をつくり、犬蔵がゴールへ迫る場面では、庄司が右サイドから仕掛けてくる9に対して、粘り強くカバーにいくなど、攻守にプレーを続けていきます。
10分には、中央から右へ展開。新堀が縦に仕掛けて、右コーナーキックに。新堀が右足でボールを入れると、セカンドボールを拾った中野は再び右へ展開。犬蔵がボールをカットしようとしたところ、川田が倒れ込みながらも足を伸ばし、ボールをキープするなど、最後のところであとひとつ力を出して、相手陣内で時間をつくっていきます。
11分には、笠原の縦パスを、左サイドで受けた上野から、正面の新堀へ。新堀はミドルシュートを打ちますが右へ。
さらに右に庄司が開く一方で、上野が中央へ入り、位置を入れ替えながら前につけていくフロンターレ。犬蔵も機を見て、14が正面へ動き出しますが、小村が前に出て、シュートは許さず。笠倉を走らせるようなボールを入れ、攻めにつなげていきます。
14分には右サイドから中央へ笠原が運び、左へ展開。上野が折り返すと、川田が正面でシュートを打ちますが、上に。さらに低い位置で、庄司が新堀へつなげ、そこから攻めを試みるなどしていくフロンターレ。試合はタイムアップ。2-0。
犬蔵の好守も光るなか、それに向き合っていったフロンターレ。準々決勝へ進むことになりました。
前半1-0 後半1-0 計2-0
得点:庄司瑛人、川田朔太郎
フロンターレの先発:1小村風人、6狩野十和、4庄司瑛人、8土肥瑠星、10中野大虎、7川田朔太郎、5望月楓矢、9安達一平
交代:望月→14笠倉蓮央 安達→3笠原宏仁 狩野→13新堀隼 土肥→11上野煌士郎
(文中敬称略)
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