7月24日、壬生町総合運動公園ではメトロポリタンリーグに続いて、川崎フロンターレU-15が栃木SCジュニアユースと対戦しました。関東ユース(U-15)サッカーリーグ2部、4月の対戦では3-5、勝者は栃木SCとなっています。
【川崎フロンターレU-15 関東ユース(U-15)サッカーリーグ2部第17節vs栃木SCジュニアユース】
7月24日(日)午後2時34分キックオフ 壬生町総合運動公園 晴れのちくもり 40分ハーフ
フロンターレは前節三菱養和調布に3-1で勝ち、7勝4分け5敗、5位。先発はGK21川合我空、DFは右から5森璃太、9ディアウ勇守歩、20澤田泰大、15栗田悠巨、ボランチは14山内日向汰、18佐藤聖真、右MF6黒川海翔、左MF7中島大成、トップ下13安田捷人、FWキャプテン10宮城天。このうち、川合は二年生。
栃木SCは9勝4分け3敗の首位。12チームがホーム&アウェーで対戦するリーグ戦は残り6試合となっており、フロンターレとしては1部への昇格圏の2位以内に入るために勝っておきたいところ。
キャプテンの宮城が一人一人にタッチをして、ピッチへ入ったフロンターレの選手たち。
4分には栃木SC、コーナーキックから4番がエリア左、ニアにシュートを打ちますがこれには川合が対応。さらにエリア外から10番が狙いますが、しっかりと川合がキャッチ。
フロンターレも8分には安田、山内、佐藤がパス交換をしてエリア内へ迫りますが、GK1番の好守に阻まれてシュートには至らず。次第にパスが回るようになり、12分にはエリア右、山内が進入するもここはブロック。さらにディアウのフィードをエリア前で宮城がおさめますが、DFに体を寄せられシュートは打つことはできず。しかし、ゴール前での場面が増え、また、前からうまくプレスをかけていきます。
15分には高い位置でボールを奪ったディアウが持ち上がり、エリア外右からミドルシュートを放つも右へ。18分には山内の縦パスを受けた安田が左へはたいて、中島がクロスを入れますがこれには誰もさわれず。栃木SCも22分には右から左へと展開し、最後は10番がシュートを打つもここはブロック。
給水タイムをはさんだあともボールを保持しつつ、いい距離感のフロンターレ、26分には栗田のドリブルから最後はエリア内左、宮城がゴールへ迫りますが、これは栃木SCの選手がクリア。さらに山内のパスからエリア内左、栗田がシュートを打つもこれはGK1番が対応。
栃木SCもしっかりした守備を見せますが、先制点はフロンターレに。31分右サイド、高い位置で黒川がボールを奪い、エリア前へボールを送るとこれを受けた安田が放ったシュートはゴールネットを揺らします。1-0。
その後も山内のパスや中島、栗田の左サイドの連係からゴールをおびやかす時間が続きましたが、1-0。フロンターレがリードして前半は終了となります。
後半からメトロポリタンリーグを終えたフロンターレと栃木SCの選手たちがスタンドから声援を送るように、3分には栃木SCがエリア外右でフリーキックを得ると10番がファーで合わせますが左へ。4分にはフロンターレ、山内がドリブルで持ち上がり、エリア外正面からシュートを打つも上へ。
9分には栃木SC、左サイドからカウンターでゴールに迫りますが、佐藤がうまく寄せてラインを割らせる好守。14分には右クロスにニアで合わせた13番のシュート。しかし、これは右へ。17分にはフリーキックをしのいだ栃木SCのカウンター、左から展開しエリア右5番がシュートを打つも右へ。次第に栃木SCの攻撃の場面が増えていきます。
フロンターレも20分には宮城が黒川のパスに抜け出しますが、ここは、GK1番が飛び出してシュートは打てず。さらに山内からボールを受けた安田のスルーパスにエリア内、宮城が抜け出てGKと1対1に。追加点の最大のチャンスとなりましたが、宮城のシュートはわずかにさわられ、好守の前にコーナーキックに逃れられて、決めることはできず。
ここでフロンターレは中島に代わって11有田恵人が入り右MF、黒川が左MFに。
宮城のシュートで得たコーナーキック、山内のボールに栗田が合わせますが、これは上へ。
追加点を狙いつつも栃木SCの反撃を抑えてきたフロンターレ。しかし、31分のコーナーキック、4番のボールに7番が頭で合わせるとこれがネットを揺らして1-1。追い付かれてしまいます。
34分にはエリア外正面でフロンターレが得たフリーキック、山内が直接狙いますが、わずかに上へ。
栃木SCも勝ち越しを狙い、35分には右クロスからエリア内10番のシュート。枠をとらえられますが、ここは佐藤がカバーする好守。リードは許さず。
終盤にかけてはオープンな展開となって互いにゴールへ迫る場面が増していきますが、シュートにつなげていけたのはフロンターレ。37分には、有田が右サイドから仕掛けて、宮城がエリア前、シュートを打ちますがこれは右へ。さらに山内のパスを受けた宮城がシュートに持ち込みますが、これも右へ。ロスタイムには黒川に代えて2山崎健翔を入れたフロンターレでしたが、試合は1-1で終了。互いに勝ち点1を分け合うことになりました。
引き分けとなりましたが、首位相手にがっぷり四つといった印象の好ゲーム、見ごたえがありました。リーグ戦は9月まで中断となり、フロンターレは8月15日から日本クラブユース選手権に臨むことになります。全国の舞台でもまれて、さらに力をつけたチームの姿を楽しみにしています。
前半1-0 後半0-1 計1-1
得点:安田捷人(川崎フロンターレ)
フロンターレの先発:21川合我空、5森璃太、9ディアウ勇守歩、20澤田泰大、15栗田悠巨、14山内日向汰、18佐藤聖真、6黒川海翔、7中島大成、13安田捷人、FW10宮城天=cap
交代:中島→11有田恵人 黒川→2山崎健翔
控え:19黒澤凌平 3有山佑汰 4道間雄生 8小澤星夜
(文中敬称略)
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U18のクラブユースも開催されている中、レポ有難うございます。
この栃木SC戦、獲らなきゃいけない試合だったと思います。
先制するまでは、確かに良かったかと、しかしその後、少し「緩んだ」気がします。
結局、後半も何となくそんな空気感の中で試合が進み、追いつかれてしまう。
選手たちの中では、「緩んでる」気持ちは無く試合に入っているとは思いますが、
「リードしてる、暑さ、疲労」という中、全員少し「緩んで」る様に見えました。
追いつかれてからようやく「ギアを一段上げた」という感じ。
前節の養和戦は、3点リードだったので負けこそしなかったものの、、、
後半は0-1、やはりリードしてる時の闘い方はまだまだだなと。
クラブユースで勝って少し「自信」が付いたとは思います、試合してる選手の雰囲気が前節から変わった気もしますので、ただそれが「緩み」にも見えなくもないという所が、何とも歯がゆいw
ここから予想ですw
今、伊丹へ遠征してますが、セレッソ、ガンバ、グランパスと強力チームと試合してきます。
私の予想では、「ガツンとやられて、フルボッコ状態」で帰ってくるかと思いますので、その後、クラブユースまでに「緩みに見えちゃうところ」が改善出来てくれればと思っていますw。
あと、、、弾幕、有難うございます。
もっと自分達の時間帯に畳み掛けられるようになるといいですね!
追浜に練習試合で歯が立たなかったり、湘南に逆転敗けをしたり、挫折のたびに少しずつ強くなっていってるという印象があるので、遠征から帰ってきてどうなるのか、楽しみにしています(笑)
幕は発案者は私ではないのですが、少しでも力になっているのなら幸いです。
弾幕発案者は,ユース応援隊の声のでかいおっちゃんです!
今度見かけたら声を掛けて上げると,応援の士気も上がるかも知れません(笑)