4月15、16日も各地で大学サッカーリーグが行われ、川崎フロンターレアカデミー出身の選手たちが、それぞれの試合に臨みました。
この記事では、そうした選手たちのことをつづっていきたい、と思います。
<<関東大学サッカーリーグ>>
・1部第3節
関東大学サッカーリーグ1部第3節では、拓殖大のMF浅倉廉、MF田鎖勇作、桐蔭横浜大のMF山内日向汰、中央大のFW田中幹大、日本大のDF栗田悠巨、MF田中慶汰、FW五木田季晋の7選手が
試合に出場しました。
〇明治大 vs 拓殖大●
◇拓殖大
MF8 浅倉廉 (4年) フロンターレU-15→静岡学園 先発
MF23 田鎖勇作 (2年) フロンターレU-18 先発
2分けの明治大と、1勝1分けの拓殖大の一戦。
拓殖大は、浅倉が3試合続けて、キャプテンとして先発し、85分まで出場。
また、開幕から先発出場を続ける田鎖は、この日も先発し、フル出場しました。
試合は、40分中村草太のゴールで明治大が先制。後半、51分には島野怜、88分には太田龍之介が決め、3-0。
明治大が今季初勝利を挙げています。
●東洋大 vs 桐蔭横浜大〇
前半1-1 後半1-2 計2-3
◇桐蔭横浜大
MF8 山内日向汰 (4年) フロンターレU-18 先発
1勝1敗の東洋大と、1分け1敗の桐蔭横浜大の一戦。
桐蔭横浜大は、山内日向汰がキャプテンとして、3試合続けての先発。フル出場しました。
試合は、4分山之内佑成のゴールで東洋大が先制。それに対し、桐蔭横浜大は、22分オウンゴールで追いつき、1-1。
後半、東洋大は57分に増田鈴太郎のゴールで勝ち越し、2-1。
しかし、71分桐蔭横浜大は笠井佳祐のゴールで追いつくと、80分にもふたたび笠井が決め、2-3。
桐蔭横浜大が今季初勝利をおさめました。
●中央大 vs 日本大〇
前半1-1 後半0-1 計1-2
◇中央大
FW11 田中幹大 (2年) フロンターレU-18 先発
◇日本大
DF4 栗田悠巨 (4年) フロンターレU-18 先発
MF15 田中慶汰 (2年) フロンターレU-18 先発
FW24 五木田季晋 (1年) フロンターレU-18 先発 1アシスト
2敗の中央大と、1分け1敗の日本大の昇格組同士の一戦。
中央大は、田中幹大が先発。日本大は、栗田、田中慶汰、五木田が先発。
田中幹大・田中慶汰とフロンターレU-18での同期、そして、ともにフロンターレU-18の背番号9を背負った田中幹大・五木田季晋が同時にピッチに立つことになりました。
試合は、前半、28分日本大が五木田のアシストで、大久保帆人が決め、0-1。中央大は33分田邉光平がPKを決め、1-1。
後半、日本大は86分橋田尚希がゴールを決め、1-2。
これが決勝点となり、日本大が初勝利。中央大は3連敗となりました。
田中幹大は、84分まで出場。栗田と、1アシストの五木田はフル出場。田中慶汰は前半のみの出場でした。
・2部第3節
関東大学サッカーリーグ2部第3節では、立教大のMF宮本ディアウ勇守歩、早稲田大のDF森璃太、DF神橋良汰、関東学院大のDF佐々木輝大、日本体育大のGK青山海の5選手が試合に臨みました。
●立教大 vs 駒澤大〇
前半1-1 後半1-4 計2-5
◇立教大
MF17 宮本ディアウ勇守歩 (4年) フロンターレU-18 SUB
1勝1敗の立教大と、1勝1分けの駒澤大の一戦。
立教大は、前節に続き、宮本が控えに入り、出場機会はなし。
試合は、前半、6分に南口周矢のゴールで立教大が先制。26分鈴木心月が決めて、駒澤大が同点に。
1-1で迎えた後半、56分に後藤康介のゴールで勝ち越した駒澤大は、66分に松本ケン チザンガのゴールで突き放し、2-3。
77分に立教大は、南口のこの日2点目となるゴールで、1点差とするも、駒澤大は79分に松本、90分には渡邉幸汰のゴールで2-5。
駒沢大が勝利をおさめました。
△青山学院大 vs 早稲田大△
前半1-1 後半0-0 計1-1
◇早稲田大
DF2 森璃太 (4年) フロンターレU-18 先発
DF27 神橋良汰 (3年) フロンターレU-18 途中出場
ともに開幕から2連勝の青山学院大と早稲田大の一戦。
早稲田大は、森が3試合連続の先発で、フル出場。また、今季初めてメンバーに入った神橋は、78分から出場しました。
試合は、前半、3分に森夲空斗のゴールで青山学院大が先制。早稲田大は、22分安斎颯馬がPKを決め、同点に。
1-1。勝ち点1を分け合うことになりました。
●関東学院大 vs 日本体育大〇
前半0-1 後半1-1 計1-2
◇関東学院大
DF22 佐々木輝大 (2年) フロンターレU-15→鹿島学園 SUB
◇日本体育大
GK12 青山海 (2年) フロンターレU-18 SUB
2敗の関東学院大と、2勝の日本体育大の一戦。
関東学院大は、佐々木が今季初めて控えに入り、日本体育大は開幕からベンチ入りが続く青山が、この日も控えに。
フロンターレU-12からフロンターレU-15までのチームメートだった2人が、それぞれメンバーに入りました。
試合は、前半、28分菅野隆星のゴールで日本体育大が先制。
後半、関東学院大は65分、塩金峻作のゴールで同点とするも、66分日本体育大は篠田大輝のゴールで勝ち越し、1-2。
関東学院大は3連敗、日本体育大は連勝を3にのばしています。
・3部第3節
3部の第3節では、國學院大のDF橋本結人、慶應義塾大のGK川合我空がメンバーに入りました。
〇國學院大 vs 慶應義塾大●
前半1-0 後半1-0 計2-0
◇國學院大
DF22 橋本結人 (3年) フロンターレU-15→市立船橋 途中出場
慶應義塾大
GK12 川合我空 (3年) フロンターレU-18 SUB
2敗の國學院大と2勝の慶應義塾大の一戦。
國學院大橋本、慶應義塾大は川合と、U-15での同期の2選手がいずれも今季初めてメンバーに入りました。
試合は、前半、27分に鷹取聖のゴールで國學院大が先制。77分には、麻生哲平のゴールで2-0。
國學院大が初勝利。
橋本は、90+2分に交代で入り、関東大学サッカーリーグに初めて出場しました。
<<東海学生サッカーリーグ1部第3節>>
東海学生サッカーリーグ1部第3節では、東海学園大のMF常安澪が出場しました。
〇東海学園大 vs 日本福祉大●
前半2-0 後半0-0 計2-0
◇東海学園大
MF13 常安澪 (4年) フロンターレU-18 先発 1アシスト
開幕からスタメンに名前をつらねる常安は、日本福祉大戦にも先発出場。
試合は、前半、4分に常安のアシストで古山楓雅が決めて、東海学園大が先制。
8分には、安保悠輝が決めて、2-0。
試合は、2-0で終わり、東海学園大は2勝1分け。
先制ゴールをアシストした常安は、86分まで出場しています。
<<北信越大学サッカーリーグ1部第1節>>
開幕を迎えた北信越大学サッカーリーグ1部では、新潟経営大のMF入江流星、金沢星稜大のMF小野寺瑠が試合に臨みました。
〇新潟経営大 vs 金沢星稜大●
前半2-0 後半0-1 計2-1
◇新潟経営大
MF16 入江流星 (2年) フロンターレU-18 SUB
◇金沢星稜大
MF22 小野寺瑠 (2年) フロンターレU-18 途中出場
昨年4位の新潟経営大と5位金沢星稜大の一戦。
入江は控え、小野寺は後半、69分から出場しました。
試合は、前半、36分神野愛斗のゴールで新潟経営大が先制。45+1分には白井敬のゴールで2-0。
金沢星稜大は、後半、76分井上佳が決め、1点差とするも試合は2-1でタイムアップ。
新潟経営大が勝利しています。
<<関西学生サッカーリーグ1部第2節>>
関西学生サッカーリーグ1部では、立命館大のMF常安澪、MF秋葉拡人の2選手が試合に臨みました。
●関西大 vs 立命館大〇
前半0-2 後半2-1 計2-3
◇立命館大
MF25 戸水利紀 (3年) フロンターレU-18 先発
MF24 秋葉拡人 (2年) フロンターレU-18 途中出場
開幕戦は阪南大に1-0で勝利した関西大と、同志社大と2-2で引き分けた立命館大の一戦。
立命館大は、戸水が先発フル出場。秋葉は、73分から入り、前節に続いて、途中出場しました。
試合は、前半、10分に工藤大雅のゴールで立命館大が先制。12分には、北野祐己がPKを決め、0-2。
後半、50分には立命館大が小西宏登のゴールで0-3と突き放します。
関西大は、76分に大矢瑞樹のゴールで1点を返すと、87分には髙橋直也のゴールで2-3。
しかし、試合は2-3でタイムアップ。立命館大が初勝利を挙げています。
4月第3週の大学サッカーは、中央大 vs 日本大では、田中幹大・田中慶汰と同期同士が顔を合わせ、また、田中幹大・五木田季晋とU-18の
新旧背番号9が対戦。佐々木・青山、橋本・川合、入江・小野寺とかつてのチームメートたちが、同じピッチで試合に臨み、五木田が初アシストを記録するなど、嬉しい出来事が多いものとなりました。
川崎そだちは、これからも選手それぞれの活躍をとても楽しみにしています。
(文中敬称略)
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