5月28、29日も全国各地で大学サッカーの試合を開催。また、それに先立つ25日にも日程の変更にともなうリーグ戦があり、川崎フロンターレアカデミー出身の選手たちがそれぞれの試合に臨みました。
この記事ではそうした選手たちのことをつづっていきたいと思います。
【関東大学サッカーリーグ第7節】
関東大学サッカーリーグは29日に1部、2部の計12試合を開催。
追加登録選手に、日本体育大のMF44鈴木大登(2年)=フロンターレU-18、中央大のFW41田中幹大(1年)=フロンターレU-18=の2人が名前をつらねました。
・1部
5月29日(日)
△流通経済大 vs 早稲田大△
前半0-0 後半0-0 計0-0
※早稲田大※
MF2 森璃太 (3年) フロンターレU-18 先発
DF27 神橋良汰 (2年) フロンターレU-18 SUB
関東大学サッカーリーグ1部、流通経済大と早稲田大との一戦では、森がMFとして先発し、63分まで出場。また、神橋は控えに。
試合は、ともに得点はなく、スコアレスドロー。勝ち点1を分け合うことになりました。
●国士舘大 vs 桐蔭横浜大〇
前半1-1 後半1-2 計2-3
※桐蔭横浜大※
MF5 高吉正真 (4年) フロンターレU-18 先発
FW9 山田新 (4年) フロンターレU-18 先発 2ゴール
国士舘大と桐蔭横浜大との一戦では、高吉が先発フル出場、同じく先発した山田は77分まで出場。
試合は、36分望月海輝のゴールで国士舘大が先制するも、41分桐蔭横浜大は山田のゴールで同点に。
後半、46分、桐蔭横浜大は山田が決め、勝ち越し。一方の国士舘大は、53分牧山晃政のゴールで追いつき2-2に。
しかし、桐蔭横浜大は74分中野就斗のゴールでふたたびリード。桐蔭横浜大が3-2で勝利をおさめました。
山田は天皇杯1回戦、立正大戦に続いて公式戦2試合連続のゴール。リーグ戦でのゴール数を4に積み上げ、得点ランクのトップタイにつけています。
△順天堂大 vs 拓殖大△
前半0-0 後半0-0 計0-0
※拓殖大※
MF14 浅倉廉 (3年) フロンターレU-15→静岡学園 先発
DF36 高畠捷 (1年) フロンターレU-18 先発
MF37 田鎖勇作 (1年) フロンターレU-18 SUB
順天堂大と拓殖大との一戦では、浅倉が先発フル出場。前節初先発だった高畠も2試合連続でスターティングメンバーに名前を連ね、フル出場。
また、田鎖も控えに入りました。
試合は、ともにゴールには至らず、勝ち点1を分け合っています。
・2部
〇慶應義塾大 vs 日本大●
前半1-2 後半2-0 計3-2
※慶應義塾大※
MF8 小澤星夜 (3年) フロンターレU-15→慶應義塾高校 先発
MF29 茅野優希 (2年) フロンターレU-15→慶應義塾高校 途中出場 1ゴール
慶應義塾大と日本大との一戦では、先発した小澤は前半のみの出場。また、茅野は後半からピッチへ。
試合は、18分熊倉弘達のゴールで日本大が先制するも、27分慶應義塾大が熊澤維吹のゴールで同点に。しかし、28分日本大は熊倉がふたたび決めて、リード。
後半、慶應義塾大は61分、茅野の今季2得点目となるゴールでふたたび同点。63分には廣田尚のゴールで勝ち越し、3-2。逆転で慶應義塾大が勝利をおさめています。
●東京学芸大 vs 中央大〇
前半0-0 後半0-1 計0-1
※中央大※
FW41 田中幹大 (1年) フロンターレU-18 先発
東京学芸大と中央大との一戦では、追加登録されたばかりの田中幹大が、先発しリーグ戦デビュー。83分まで出場しました。
試合は、48分大桃伶音が決めたゴールが決勝点となり、中央大が勝利しています。
〇日本体育大 vs 明治学院大●
前半1-0 後半0-0 計1-0
※日本体育大※
MF44 鈴木大登 (2年) フロンターレU-18 SUB
GK21 青山海 (1年) フロンターレU-18 SUB
日本体育大と明治学院大との一戦では、追加登録された鈴木大登が今季初めてのメンバー入り。また、青山も初めて控えに名前をつらねました。
試合は、前半、23分に宮木優一のゴールで日本体育大が先制。そのゴールが決勝点となり、日本体育大が勝利しています。
●産業能率大 vs 城西大〇
前半0-0 後半0-2 計0-2
※産業能率大※
DF42 松永竜之介 (2年) フロンターレU-18 SUB
FW14 猪狩祐真 (2年) フロンターレU-15→日大藤沢 SUB
産業能率大と城西大との一戦では、前節初めてメンバーに入った松永がこの日も控えに。また、猪狩も控えに入りました。
試合は、16分に産業能率大が退場者を出し、10人に。前半は0-0で折り返すも、後半、62分、吉川元輝のゴールで城西大が先制。76分には佐藤遼のゴールで突き放し、0-2に。
城西大が勝利しています。
【東海学生サッカーリーグ1部第10節】
〇東海学園大 vs 名古屋学院大●
前半1-0 後半3-0 計4-0
※東海学園大※
MF13 常安澪 (3年) フロンターレU-18 先発 1ゴール 1アシスト
東海学生サッカーリーグ1部、東海学園大と名古屋学院大との一戦では、常安が先発。
試合は、前半、12分に古山楓雅のゴールで東海学園大が先制。
1-0で折り返した後半は、74分、常安のアシストで神田志樹が決めて2-0、さらに79分には常安がゴールを決めて、3-0に。
82分には楠本羽翼のゴールでさらに突き放し、4-0で勝利。
1ゴール1アシストで勝利に貢献した常安は87分まで出場しています。
〇静岡産業大 vs 静岡大●
前半1-0 後半3-0 計4-0
※静岡産業大※
FW9 服部功汰 (4年) フロンターレU-12→多摩大目黒中→多摩大目黒高 先発 2ゴール 1アシスト
静岡産業大と静岡大との一戦では、服部が先発。
試合は、前半、17分、庵原篤人のゴールで静岡産業大が先制。
後半、静岡産業大は49分、服部のアシストから加藤政哉が決めて2-0に。
さらに53分と90+1分に、服部がゴールを決めて4-0に。静岡産業大が勝利しています。
2ゴール1アシストの服部は、フル出場しました。
【北信越大学サッカーリーグ1部前期第4節】
5月28日(土)
●新潟経営大 vs 金沢大〇
前半0-0 後半0-1 計0-1
※新潟経営大※
MF25 入江流星 (1年) フロンターレU-18 SUB
北信越大学サッカーリーグ1部、新潟経営大と金沢大との一戦では、入江が控えに。
試合は、75分中野浩一郎が決めて金沢大が先制。そのゴールが決勝点となり、金沢大が勝利をおさめています。
【関西学生サッカーリーグ1部第5節】
5月25日(水)
〇関西大 vs 立命館大●
前半1-1 後半2-1 計3-2
※立命館大※
MF25 戸水利紀 (2年) フロンターレU-18 先発
MF47 秋葉拡人 (1年) フロンターレU-18 途中出場
22日から25日に日程が変更となった関西学生サッカーリーグ、関西大と立命館大との一戦では、戸水が先発し74分まで出場。
また、前節リーグ戦初出場の秋葉は、74分から出場。
試合は、前半、5分に関西大が百田真澄のゴールで先制するも、8分に中野瑠馬が決めて立命館大が同点に。
1-1で迎えた後半は、62分にふたたび中野が決めて、立命館大が勝ち越し。
しかし、関西大は72分に西村真祈のゴールで追いつくと、81分に前田龍大がゴールを決めて、3-2に。関西大が勝利しています。
【関西学生サッカーリーグ1部第6節】
5月28日(土)
〇京都産業大 vs 立命館大●
前半2-0 後半2-0 計4-0
※立命館大※
MF25 戸水利紀 (2年) フロンターレU-18 先発
MF47 秋葉拡人 (1年) フロンターレU-18 先発
京都産業大と立命館大との一戦では、戸水が先発。また、秋葉はリーグ戦初先発。いずれもフル出場しました。
試合は、7分に夏川大和のゴールで先制した京都産業大が、17分には杉田迅のゴールで2-0に。
後半、47分にふたたび夏川が決めて3-0とすると、87分には原田烈志が決めて4-0に。
京都産業大が勝利しました。
【東京都大学サッカーリーグ戦チャレンジリーグ第4節】
5月29日(日)
〇創価大 vs 日本文化大●
前半1-0 後半1-0 計2-0
※創価大※
DF5 鈴木康平 (2年) フロンターレU-15→創価高校 先発
東京都大学サッカーリーグ1部、2部の下に今季から設けられたチャレンジリーグ。創価大と日本文化大との一戦では、鈴木康平が先発しフル出場。
試合は22分に大井手正樹、83分に大貫翔がゴールを決め、創価大が2-0で勝利しています。
【インディペンデンスリーグ関東】
・1部Aブロック
5月29日(日)
〇関東学院大U-22B vs 國學院大U-22A●
前半1-1 後半2-1 計3-2
※國學院大※
DF78 橋本結人 (2年) フロンターレU-15→市立船橋 先発
インディペンデンスリーグ、関東学院大U-22Bと國學院大U-22Aとの一戦では、橋本が先発しフル出場。
試合は3-2で関東学院大が勝利しています。
・1部Cブロック
5月28日(土)
●日本大U-22 vs 日本体育大U-22B〇
前半0-0 後半3-4 計3-4
※日本大※
MF36 田中慶汰 (1年) フロンターレU-18 SUB
日本大U-22と日本体育大U-22Bとの試合では、田中慶汰が控えに。
試合は、点の取り合いとなり3-4。日本体育大が勝利しています。
5月29日(日)
〇立教大U-22 vs 流通経済大U-22C●
前半1-0 後半1-0 計2-0
※立教大※
MF89 宮本ディアウ勇守歩 (3年) フロンターレU-18 先発
DF33 道間雄生 (3年) フロンターレU-18 SUB
立教大U-22Aと流通経済大U-22Cとの一戦では、宮本が先発しフル出場。道間は控えに。
試合は、前半、24分に宮崎慎のゴールで先制した立教大が、後半、84分には桜井秀斗が決めて突き放し、2-0に。
立教大が勝利しています。
・2部Aブロック
5月28日(土)
△慶應義塾大U-22C vs 専修大U-22C△
前半0-0 後半0-0 計0-0
※専修大※
FW33 久保田大吉 (1年) フロンターレU-18 先発
慶應義塾大U-22Cと専修大U-22Cとの一戦では、久保田が先発しフル出場。
試合はともにゴールは取れず、スコアレスドローに終わっています。
・2部Bブロック
△山梨学院大U-22A vs 国士舘大U-22D△
前半0-2 後半4-2 計4-4
※山梨学院大※
MF29 平田流衣 (2年) フロンターレU-18 先発
山梨学院大U-22Aと国士舘大U-22Dとの一戦では、平田が先発しフル出場。
試合は、前半、31分に大村幹汰のゴールで国士舘大が先制すると、33分には篠原龍星が決めて0-2に。
後半、48分、国士舘大は大村がふたたび決めて、0-3。
一方の山梨学院大は、平田のシュートのこぼれ球から、50分松原綾成が決め1-3。しかし、55分国士舘大は大村のハットトリックとなるゴールで1-4とふたたび3点差。
追い掛ける山梨学院大は、60分にふたたび松原、86分には井谷洸一郎が決めて1点差に。
そして、90+4分、山梨学院大は岡澤龍成のゴールで同点に。土壇場で山梨学院大が追いつき、勝ち点1を分け合う結果となりました。
このほか、明治学院大のDF内海太瑚(2年)=フロンターレU-18=が、5月28日のサタデーリーグ、成蹊大戦に先発出場。試合は3-0で明治学院大が勝利しています。
初出場や初めてのメンバー入り、さらには多くのゴールなど、うれしい話題が多かった大学サッカー。
今週末も全国各地でリーグ戦が行われます。川崎そだちでは、これからもそれぞれのことを記していきたい、と思います。
(文中敬称略)
This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.